【カデスのろうごく】

Last-modified: 2024-05-08 (水) 08:46:58

DQ9

【ガナン帝国】の所有する巨大な収容所で、【ガナン帝国領】にそびえ立つ。
英語版での地名はGortress。
主人公が初めて来るころは【ゴレオン将軍】が取り仕切っており、配下に【キラーアーマー】もいる。

シナリオ

【闇竜バルボロス】に敗れた【グレイナル】に乗っていた主人公は、ここに連れてこられ、囚人となる。
ここで、終盤以降の重要人物【アギロ】と出会い、彼の案内で牢獄内を回る。
多くの囚人が捕らえられており、日々なんだかわからない機械を回す作業に一日中従事させられ、肉体か精神のどちらかが壊れ使い物にならなくなった囚人は絞首台送りにされる、この世の地獄。
門や見張り塔への道は、魔法の装置による結界が張られて囚人の脱走を封じているが、 【ガナンのもんしょう】を持っていれば素通りでき、ここに来るまでに主人公は必ず紋章を持っている。
このため看守たちは自由に牢獄の中を動くことが可能だったが、主人公が紋章を持っていたことがきっかけで叛乱、そして大脱獄計画が始まることになる。
 
ここを取り仕切るゴレオン将軍は、主人公が紋章を持っていることに気付かない上、装備を外しただけで没収していないので、牢屋の中でも自由に再武装可能。こんなザル警備ではプリズンブレイクされても仕方あるまい。
 
脱獄計画が始まってからは、【セントシュタイン城】【ルーラ】で戻って仲間を連れてこられる。アギロの説明をしっかり聞いておくように。
まずは見張り塔でキラーアーマーを倒し、スイッチを調べてバリアを解除。そして地下でゴレオン将軍とのバトルがある。HPとMPを回復できる場所があり、そこではパーティ内の死者も生き返る。
勝利すると【さいごのカギ】が手に入り、これを使って地下に不思議な繭の中に拘束されている「特別な囚人」と呼ばれる者たちを救出する。
彼らは【女神の果実】を探すために地上へ降り立ち、行方不明となっていた【天使】たち。地上で囚人たちが回していた「なんだかわからない機械」は、この天使の力を吸い上げる装置だった。
 
その後バルボロスの襲撃に遭うが、アギロがゴレオン将軍から奪い返したホイッスルで召喚した【天の箱舟】がバルボロスを撃退。
はぐれていた【サンディ】とも再会を果たし、主人公たちは救出した天使たちを連れて天使界へ戻る。

その後

主人公やアギロとともに反乱に参加したメンバーは【カデスの星】として世界各地に散っていく。
 
魔帝国が滅びてからしばらく経っても、まだ何人かの人が残っている。
中には帝国壊滅後に迷い込んだ行商人が居るが、どうやったらこんな場所に迷い込むのかは不明。
牢獄としての施設はそのまま残っているが、クリア後には1人取り残された雇われの料理人が、レストランを経営している。
カラコタ橋で元宮廷料理人が開いている店と同様、隠れた名店として、一部のグルメの間では評判になっている。
グルメを自負する金持ちが護衛の戦士と一緒に優雅な食事を楽しんでいる場面も見られ、その評判は帝国領の外にまで轟いている模様。
 
なお、ここで受けられるクエストはないが、ストーリークエスト【運転士試験】で訪れる場所の一つとなる。
そのときに聞ける話によると、元々この場所は【ガナサダイ】の妻【サンドネラ】皇妃が自身に逆らう者を次々と捕らえては処刑していった、彼女の暴政の象徴というべき牢獄であったらしい(一応牢獄のイスがゴレオン将軍のサイズと全くあっていないという伏線はある)。

DQ10オンライン

ゴレオン将軍が使用する特技として登場。「カデスの牢獄」表記。
非ターゲットとなる小型の鉄格子を中央に設置し、「獄囚の徴収」で【しのどれい】3体か【デスストーカー】を呼び出すが、後者は反乱を起こしているのか味方としてゴレオン将軍を攻撃する