【女神の果実】

Last-modified: 2020-10-19 (月) 23:53:01

DQ9

DQ9に登場する重要アイテムの一つ。
【天使界】【世界樹】に実る、神秘的な力を秘めると言われている黄金色の果実。
DQ9における最重要アイテムとも言える品で、タイトルロゴにも描かれているリンゴに似た金色の果実がそれ。
この果実が世界樹に結実するところから物語は始まる。
 
【天使】たちにより集められ、【世界樹】に捧げられた【星のオーラ】の力が凝縮されている。
言うなれば「世界樹の実」。
これを実らせることが、天使たちの当面の目的である。
ただし、これが実るまでには至ったものの、天使界を襲った謎の光により、果実は地上に四散してしまう。
以後終盤に到るまで、この果実を回収することを目標に旅を続けることになる。
 
口にした者の願いを(かなり無茶な物でも)叶える力を持つ。
ただし、よほど清らかな心の持ち主でない限り、果実の強大な力に振り回され暴走する場合が多いようだ。
実際、作中で食べた者の半数以上が凶悪な魔物になっている。
作用した結果の表面だけを見た場合、【進化の秘法】【マ素】もびっくりの凶悪アイテムだと言えよう。
また、実際に口にする必要はないらしく、溺死寸前で何かを口に入れる余裕など無かったはずのオリガの父や、食べることはなく願っただけの【マキナ】や、すでに故人であり果実を(物理的な意味で)食べることなど不可能だった【エルシオン卿】さえ果実の力を得ている。
果実の一部だけ食べても効果が発揮されるようで、アノンは切られた一欠片で変化している。
あまりに絶大な力を持つため、案の定、魔帝国ガナンに狙われることになる。
 
作中に登場する果実は全部で9個。
まず物語序盤に7個が結実したものの地上の世界各地へと落ちてしまい、各地域ごとのイベントに関わってくる。
女神の果実の使用者とその経緯は以下の通り。

使用者願い事使用した結果
【ダーマ神官】人々の役に立つための力を願った力に飲まれて【魔神ジャダーマ】に変貌し、逆に人々を支配しようとした
【オリガ】の父死の間際に偶然果実を手にし、咄嗟に娘の今後の生活を案じた気が付いたら【ぬしさま】(1戦目)となって、娘(および【ツォの浜】)に毎日魚をもたらした
【ラボオ】【石の町】をずっと存続させたいと思った本人の意図とは別に【石の番人】が出現する
【マキナ】人形の【マウリヤ】とお話をしたかったマウリヤに命が宿り自立運動や会話をするようになった
【アノン】【ユリシス】に求愛し、彼女を幸せにするため人間になろうとした実際はドラゴン系の大型モンスターになる(会話は可能)
【テンツク】一人ぼっちで怯える自分が嫌で力を欲した【呪幻師シャルマナ】として【カルバドの集落】の支配を画策
【エルシオン卿】【エルシオン学院】の生徒の質を良くしたかった【魔教師エルシオン】となって、教育と言う名の虐待行為に及ぶ

これらはチカラに飲まれて、あるいは感情的に暴走して騒動に至り、マキナ(マウリヤ)以外はそれぞれ各地域のボスとして主人公に立ちはだかる。
それでも石の番人(ラボオ)を除けば改心あるいは願いを叶える事には成功し、結果に満足あるいは騒動が落ち着いたことに安堵して、主人公へのお礼として果実を渡してくれる。
またこれらの使用者の多くは主人公と出会う時点では故人であったりアノンのように言葉を話せない者であり、果実の力によって意思疎通が可能になったために各々の秘めたる思いや最期の遺言を残すことができた。
 
終盤には、これまでの主人公の冒険によって救われた人々の思いからもう1つの果実が生まれ、主人公の運命を変えると同時に【堕天使エルギオス】を倒すための最終手段「天使である主人公を人間にする」という願いのために用いられる。
エンディング後には本物のぬしさまからさらにもう1つの果実を手に入れ、人間になった際に失った天使としての能力を再び取り戻すことができる。
このように主人公が2つも食べることになるのだが、暴走する様子はみられない。
天使に対しては作用の仕方が異なる、という解釈も可能だが、やはり主人公の純真な心ゆえと信じたい。
 
9個目は他の果実とは別物のようで、食べた後にセレシアに会うとその存在を把握していなかったような反応をする。
事実セレシアが世界樹から人間形態に戻った後に結実している。
これに関し、ダーマの宿泊客は星ふぶきの晩に空に上り損ねた光がその正体ではないか、と推察している。
昇天できなかった天使といったら【イザヤール】を置いて他にいない。
しかし彼は後に生き返るので、イザヤールそのものとか魂とかではなく、天使としての力が果実になり、
それが主人公に受け継がれた、と考えるのが自然だろう。
  
なお、女神の果実の力を制御できずに暴走した者達でも、事件解決後には本来の願いが叶っていると解釈できる部分は多い。
エルシオン卿やアノン辺りはその好例と言える。

DQ10

よく似た形状や名前の【創世の果実】が登場。
プレイヤーはこれを食べることで【最大レベル】99の壁を破る。

DQ11(3DS版)・DQ11S

クエスト【消えた女神の果実を追え!】でイザヤールから捜索を依頼される。
スライムが食べてしまい、【終焉竜エンドラゴン】と化すという、DQ9と似たようなパターンであった。

イルルカ

【ドークの館】にDQ9を象徴するアイテムとして登場。
パッケージにも描かれ、最初から最後まで登場し続ける女神の果実は最もふさわしい物だろう。