【セントシュタイン城】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 17:18:16

DQ9

【西セントシュタイン】にある城。
DQ9で最初に主人公が訪れる城である(もっともDQ9には城がダンジョンも含めて4ヶ所しかないのだが)。
セント(Saint)は英語で聖(聖人を意味する)、シュタイン(Stein)はドイツ語で石という意味であり、現実世界や他の創作作品で共に地名に多用される。実際、サンやサントは【サントハイム】【サンマロウ】などで、シュタインと同じく多用されるドイツ語のブルク(Burg)は【ムーンブルク】【ガーデンブルグ】などで古くからDQ世界でも使われてきたが、「シュタイン」はこれが初めてである。
英語版での地名はStoneway。
 
城と城下町から構成され、城下町には一通りの店が揃うほか、パーティ編成や通信・錬金釜などの施設が揃う【リッカの宿屋】があり、初訪問時からクリア後に至るまで拠点として活用できる場所である。
……正直ルーラ選択を【ウォルロ村】とミスしやすく、順番を入れ替えさせてほしいと感じていたプレイヤーも少なくないだろう。

この城のバルコニーには「ボルタス」と「サルエル」という2体の【守護天使像】が祭られている。守護天使も2人いるのだろうか。

シナリオ

【峠の道】に墜落した【天の箱舟】を動かすにはたくさんの星のオーラが必要と考えた【サンディ】の提案によって(半ば強引に)困っている人を求めて訪れることになる。
 
最初に訪れたときは、【ルイーダ】とともに【ウォルロ村】を旅立っていった【リッカ】が到着したところであり、【レナ】たち宿屋の従業員一同が、宿王のトロフィーを目にしてひれ伏すといった一幕が見られる。
これ以降、リッカの宿屋が利用可能になり、ようやく仲間キャラとパーティを組むことができる。
 
城下町にはお触れが出ており、このお触れを読めば城に入れるようになる。
そして【セントシュタイン国王】の頼みにより、王国の王女【フィオーネ】を狙って城に現れた【黒騎士】を退治しに行くことになる。
さらに黒騎士戦後は【ルディアノ王国】に関する手がかりを得るため、フィオーネの依頼で【エラフィタ村】へ向かう。
 
一連の黒騎士関連イベントを終えると東の関所が通れるようになるが、その前に、城下町に溢れた星のオーラを得た主人公たちは再び天の箱舟へ向かう。
またこれ以降は錬金釜が使用可能になる。
 
この後、ここでのメインシナリオイベントは無いが、クリア後には【宝の地図】ブームが起こり、武器屋・防具屋では新たなアイテムを買えるようになる。

クエスト

セントシュタインでは、城内・城下町ともに多くのクエストが受注可能である。
序盤からできるものには教会での【しぐさ】関連のもの、錬金でアイテムを作って来るものなどがある。
ほかに城内で受けられる歴史書や井戸関連のクエストもあり、これらはクリア後のストーリークエストへの伏線となる。
この後もダーマ到達後や船入手後のタイミングで解放されるクエストもあるので、時々戻ってくるようにしよう。
 
クリア後にも多数のクエストが解放される。
【ルディアノ王国】やリッカの宿屋に関わるストーリークエストもあり、城内で【いにしえの魔神】とのボスバトルや、宿王グランプリというイベントも発生する。
この魔神は先述のフーラズーラと何かしらの関係があるのだろうか?

DQ10オンライン

アマラーク王国という国家が同じ地に建国されており、Ver.7に登場する城下町の作りがセントシュタインと殆ど同一である。
城に関しては2階が玉座の間とバルコニーしかなくなっている以外は全く同じ。