【デスストーカー】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:05:22

概要

DQ3で初登場したパンツマスク姿のモンスター。
【さつじんき】【ごろつき】)、【エリミネーター】の最上位種族。【カンダタ】(1戦目)は、色違いのボス級モンスターとして登場する。あろうことか、【主人公(DQ3)】の父親である【オルテガ】も……。
カンダタ(2戦目)も同一のグラフィックだが、実はカラーリングも含めて全く同じ見た目である。
以降のシリーズでしばしば出てくる「(ストーリーや設定上の関係性のない)名前の異なる雑魚モンスターとボスモンスターがカラーリングも含めて全く同じ見た目」という組合せのパイオニアである(DQ4の【サイモン】【ピサロナイト】のように、ボスモンスター同士で全く同じ見た目という組合せも存在する)。
リメイク版では異なるカラーリングに変更されたが、以降のシリーズのリメイクでも同様に異なるカラーリングとなったり装飾が異なったりすることも多い。
FC版DQ3では身体が真っ青、マスクが赤、手袋と靴が緑というサイケな配色だったが、SFC版DQ3以降では手袋・靴がオレンジ色に、身体の色は深緑と、体色が変更されている。
 
DQ8ではFC版DQ3に準拠した青い肌になっているほか、カンダタは2度目の対決のときにFC版のこいつと全く同じ色で出てくる。
本編では、うっかり低レベルで生息地に迷い込んだプレイヤーのパーティーを滅茶苦茶な能力値で返り討ちにしてくることも。
 
亜種に【メカカンダタ】【メガストーカー】【フルメタルレイダー】がいる。
 
名前の由来はもちろん、付きまとい行為を行う犯罪者「ストーカー」……ではない
そもそもDQ3発売当時は、犯罪行為としてのストーカーという名称はまだ広まっていなかった。
「stalk」という単語の基本的な意味は「(獲物を)密かに追う・付け狙う」であり、本来の「Stalker」は「狩人」「忍び寄る者」程度の意味合いである。
こちらの意味で「ダンジョンズ&ドラゴンズ」には「インビジブル・ストーカー(透明な忍び寄る者)」、「ウィザードリィ」には「ナイトストーカー(夜に忍び寄る者)」というモンスターが登場している。
ただし、名詞としてのStalkerには「狩猟管理人(猟場の運営・案内・狩猟指導などを行う人)」という意味もあり、そこから転じて「案内人」という意味でも使われる。
1981年に日本で公開されたソ連の映画「ストーカー」がきっかけで、「Stalker=案内人」という用法が広まったとされる(こちらの意味での「ストーカー」は漫画「アウターゾーン」やアニメ「機動武闘伝Gガンダム」などが有名)。
DQ3に登場するデスストーカーの場合、前者なら“死の狩人”あるいは“死の追跡者”、後者なら“死への水先案内人”といったニュアンスか。DQ7の【キラーストーカー】も、まさにそのようなニュアンスである。
また、FC版DQ3の【没モンスター】【ストーカー】がいるが、後々この名前に変更されたものの、結局はボツになり、「デスストーカー」という名前はこのモンスターが継ぐことになった。
外見もこいつと同じく刃物を持った不審人物である。
 
我々人間の世界には、こいつの名を冠したサソリ、「Deathstalker」(日本名で「オブトサソリ」)が実在する。そのまま「死の狩人」を意味してもおかしくない。というのは、このサソリは攻撃性も毒性も強く、こいつに刺された場合、死人が出る可能性がある。

DQ3

順当に冒険を進めているのなら、【竜の女王の城】がある北方大陸で出会うことになるだろう。
しかしながら、【カザーブ】の東の川沿いで出くわす場合があるので注意(【エンカウントエリア】を参照)。
出現エリアは川沿いのため特定の形はしていないが、ある位置から南東の、合計十数ブロック分に相当する。
だが、わざわざカザーブの東まで行ったり、北方大陸をうろついたりして、自分から会いに行かない限りは遭遇することはない。
出現エリアが極端に狭く、彼に一度も会わないまま本編をクリアしたプレイヤーもいるかもしれない。
 
攻撃力は120と高く、下位種の【さつじんき】(攻撃力68)や【エリミネーター】(攻撃力75)とは比較にならない。この系統ではお馴染みの【痛恨の一撃】も放つ。
最大HPと攻撃力の数値は【ライオンヘッド】と全く同じなのだが、痛恨の一撃を使う分、こちらの方が遥かに危険度が高い。
また、同種の仲間を呼ぶこともある。【判断力】も高く、スペースがないと仲間を呼ばず全力でこちらを殺しにかかる。
【マヌーサ】【ラリホー】が強耐性で効きづらいため、その脅威度は同地域に出現する【グリズリー】より高い。
攻撃呪文は【ザキ】系を含め比較的効きやすいので、呪文で一掃したほうがいい。
 
強い分報酬も多いが、カザーブに到達したばかりのプレイヤーがこいつを相手にするのはリスクが大きすぎる。
 
落とすアイテムは見た目通り【てつのオノ】だが、確率は「1/256」と低い。
カザーブの時点で得られれば実用品として活用できるが、特殊な縛りプレイでもない限り、この時点で狙うには無理がある。

リメイク版

格闘場では【キラーアーマー】【ひょうがまじん】と対決するカードがある。
この中で攻撃力がダントツで高く、キラーアーマーの装甲を貫ける上に痛恨持ちで、更にひょうがまじんの【つめたいいき】に耐性があることや、格闘場では有利な打撃オンリーの特性なので勝ちやすい。
ただ、耐久力はひょうがまじんより低いので袋叩きにされて敗退することもある。
仲間を呼ぶときの【くちぶえ】を吹くアニメーションは、同種モンスターの中でコイツのみの固有の動作となっている。

小説版

【バラモス四天王】の1人である【エビルマージ】の配下。エビルマージはこいつを四天王にしたいと考えていたようである。
【げんじゅつし】とともに【ピラミッド】でパーティを待ち受けていた。【勇者】アレルとの一騎打ちの末に討ち取られエビルマージの計画も失敗に終わる。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】No.039。
公式配信石版【おたから争奪戦!】に登場する。
テンションアップこそないが、攻撃力が348とかなり高く、相変わらず痛恨の一撃も使うかなりの強敵である。
眠らせてから一掃していくのが良いだろう。
データ上は下記のDQ8の再現で、ドロップもDQ8と同じ【キャプテンハット】
 
ちなみにこいつはエリミネーターの親分にあたるらしく、【モンスターパーク】での彼らの台詞からもそれが分かる。

DQ8

クリア後に進入できる裏ダンジョン前半部の【竜神の道】の1F~B2に出現する。どうやら獲物を求めて入り込んだらしい。
攻撃力が348と周囲のモンスターの中でもかなり高い。
特に300ポイント以上のダメージを受ける可能性がある【痛恨の一撃】が脅威。なお、痛恨の一撃を放つ際の挙動はリメイク版DQ3とほとんど同義に近い。
しかもテンションを溜める上に、今回も【なかまをよぶ】場合がある。
守備力無視型の痛恨の一撃が必ず発動する仕様になったので、能力値を考慮してもDQ3以上に危険な存在になっている。
見た目に反して素早さも高いので、HPの回復は余裕をもって行うのも忘れない様にしよう。
多数で出現したら、まずはマヌーサ、【ラリホーマ】【メダパニーマ】で動きを止めるのが賢明。
面倒なら【ザラキーマ】も有効だがかなり効きづらいので【イオ系】【デイン系】の呪文で攻めるのもオススメ。動きを止めたらこちらもテンションを上げて一気に倒したい。
かなりの強敵だが、先には【ベリアル】【ダークナイト】【パンドラボックス】といったさらなる強敵が待ち構えているので、こいつはまだ小手調べに過ぎない。
 
倒すと通常枠で【ビロードマント】(1/64)を、そしてレア枠でなぜかキャプテンハット(1/256)を落とす場合がある。
元の職業は海賊なのだろうか?斧やマントと比較しても凄まじく似合わない。
【ヤンガス】がプレイヤーキャラクターとして存在する観点からも素直に【デスストーカーの斧】を落としても良かった気がするが。
 
3DS版では通常のドロップが【くじゃくのおうぎ】(確率は同じ)に変更された。
どうせなら【はおうのオノ】にしても良かったのではなかろうか。
はおうのオノは【メガトンハンマー】【錬金】してしまうと二度と元に戻せない代物なので、ある程度量産できても良かっただろうに。
何せヤンガスが少年時代に訪れたこのダンジョンにも彼は深層に延々出現していた上に、同ダンジョンでははおうのオノ自体も何本も入手できたので……。

DQ10オンライン

Ver.3.3より登場。マントは【クリムゾンローグ】がいるためか、ワインレッドになっている。
同作のカンダタ同様、【マッスルポーズ】を使う。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

異変後の【シケスビア雪原】【トロデーン城】(3DS・DQ11S)に登場。今回も仲間を呼んだりマッスルポーズを行う。ただし、痛恨の一撃は出さない。
ドロップアイテムは共通で通常枠が【キャプテンハット】。レアが【ビロードマント】。PS2版DQ8とは通常とレアが逆転している。
と言うより今作だとキャプテンハットは売却1600G、ビロードマントは売却4700Gなので、もしビロードマントを通常枠にすると結構な金策手段になってしまうので、この仕様変更は仕方ないか。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【導師の試練】・不屈の迷宮の上層に夜のみ生息。3DS版等では【賢者の試練】・不惑の森に居る。
能力値はエリミネーター・強より一回り高く、痛恨の一撃を繰り出してくる。
【ゾーン】状態に入ることもあるが主人公のレベルが高いと逃げてしまう。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ2から登場。
トルネコ2のPS版でのみ、なぜか名前が「デスストーカ」となっている。
トルネコ2・3では倒した後に【デスストーカの斧】(デスストーカーの斧)を落とすことがある。

トルネコ2

HP180、攻撃500、防御35、経験値3100。
【さつじんき】【エリミネーター】の上位種にあたる。
【試練の館】21F以降にのみ出現し、やはり【痛恨の一撃】を放つ能力を持つ。
攻撃力は【ダースドラゴン】(600)、【じごくのよろい】(520)に次いで全モンスター中第3位。
全モンスター中トップクラスの攻撃力から繰り出される痛恨の一撃は脅威。
2回攻撃してくるが攻撃力が250しかない【メタルハンター】より強い。
こいつ自身も強敵だが、出現場所まで到達すること自体が結構な難事。
【悪魔系】なので【デーモンバスター】が弱点。
倒すとたまにデスストーカの斧を落とす。

トルネコ3

HP150、攻撃45、防御45、経験値1400。
【封印の洞くつ】の86~96Fにのみ出現する。
悪魔系ではなくなった。【剣系】として扱われるため、【水がめ】で攻撃力を下げることができる。
痛恨の一撃に加え、思いっきり斧を振る【強化攻撃】も放つ。どちらも1.5倍ダメージの攻撃なのでどちらを繰り出されても大差ないが、痛恨の一撃は混乱状態でも放ってくる。
2と同じく、倒すとたまに【デスストーカーの斧】を落とす。
 
封印の洞くつではトップクラスの攻撃力の持ち主で、結構危険なモンスター。
どれくらい危険かというと、防御力0のポポロだと一撃で90ポイント超えのダメージを受けて最大HPの2/3近くを持っていかれるくらい危険。
しかし、力押し一辺倒であり、同階層に出現する他のモンスターに比べれば戦いやすい相手。
封印の洞くつ深層まで来られるプレイヤーなら、こいつの攻撃に耐えられる盾(トルネコ)やこいつを倒せる仲間モンスター(ポポロ)は用意できているだろう。
なにより、前作の10分の1以下の攻撃力しかない。ダメージ計算式も変わっているので一概に比較はできないが。
 
仲間にしたときのデフォルトネームは「デスタン」で、成長タイプは【攻撃・早熟】
この成長タイプのモンスターの中では全てのステータスが最も高く、余計な特技を持たないため扱いやすい。
イカリ状態にすれば、与ダメージが2倍になった上で痛恨の一撃を繰り出せるため、非常に頼もしい存在になる。
 
……が、こいつを仲間にできるのはエンディング後の持ち込み有りダンジョン、封印の洞くつのみなため、仲間にするにはそれなりの準備が必要になる。
エンディング後は、しあわせのたね何個かで簡単に育ちあがる成長タイプ【攻撃・特殊】のモンスター等、飛び抜けて強力な仲間モンスターが他に存在する。
【ドーピング】前提にするなら、【防御・晩成】タイプのモンスターの方が、防御力が大きく伸びる分強い。
痛恨の一撃や強化攻撃という固有能力に関しても、連続攻撃が可能な【メタルハンター】【ガーゴイル】、痛恨や強化攻撃以外にも有用な特技を持つ【こうてつまじん】【モシャスナイト】の方が強力。
ゆえに、デスストーカーの様な「普通に強い」程度のモンスターにはあまり活躍の機会はない。
 
せめて【異世界の迷宮】に出現していれば、即戦力が歓迎されるこのダンジョンにおいて高ステータス・成長の早いコイツは大いに活躍できていただろうに、実にもったいない…。
下位種のエリミネーターは異世界の迷宮の仲間モンスターとしては人気であり、こいつはエリミネーターの上位互換なのだから、異世界に出ていれば活躍したことは間違いない。
攻撃力が高いと言っても【デスマシーン】に比べれば可愛いものだし、敵としても仲間としても強すぎるということは無かったはずだ。
 
同じく封印の洞くつ深層でしか仲間にできない【バズズ】も、デスストーカーと同じような評価が下されることがある。
下位種(【デビルロード】)は異世界の迷宮で人気、という点も共通している。
しかしバズズは防御・晩成タイプであり、ガーゴイルとは【浮遊系】の有無で差別化できるという救いがある。
封印の洞くつ限定種の他のモンスターと比べても、【どぐう戦士】【マージマタンゴ】【ベロベロ】はいずれも便利な特殊能力を兼ね備えており、人気は雲泥の差である。【たまねぎマン】よりはマシだが。
出現ダンジョンが1つしかなかったり使い所が少なかったりと、敵としても味方としても不遇なモンスターといえる。
 
とは言え、デスストーカーはあくまでも使い所がないというだけで、決して弱くはない。初期能力を見ればそれは明らかである。
攻撃・特殊タイプや防御・晩成タイプと比べると成長は早いし、ドーピングなしでもそこそこ強くなるという利点もある。
【草なげの杖】【草うけの杖】等を未入手でドーピングができないような状況だったり、攻撃・特殊タイプのモンスターをまだ仲間にできていない状況なら、使う価値はあるだろう。
封印の洞くつのモンスター相手なら余裕で渡り合えるくらいの実力はあるし、不思議の宝物庫でも低層なら戦える。
メタルハンター等と違って1回攻撃しかできないものの、フルドープすれば強化攻撃と高確率の痛恨の一撃で他のモンスターに比べて驚異的なダメージを誇るのも魅力である。
Lv1のままでも結構強いので、【モンスター闘技場】の数合わせ要員としても悪くない。
バズズやどぐう戦士等と共に連れて帰る目的で、ポポロで封印の洞くつに挑む人も多いだろう。
 
仲間にした後に【分裂の杖】で分裂させれば、入手が困難なデスストーカーの斧の量産が狙える。
しかし、このデスストーカーの斧もそこまで強力な武器ではないので、コレクションアイテムにしかならないだろう。
やっぱり微妙なモンスターかもしれない。

GBA版

GBA版では【テーマ別モンスターハウス】の実装により、封印の洞くつ全域と不思議の宝物庫前半でパワーハウスを引いた場合出現する可能性がある。
不思議の宝物庫1Fにて【まものの壺】を割ることでたまに出現させられるため、それを利用して早期に仲間にできれば攻撃・特殊タイプが育つまでの繋ぎとして役立つだろう。
 
余談だが、GBA版ではまものの壺を割ることで異世界の迷宮低層でも異常ランクとして低確率で出現する可能性がある。
この異常ランクとはランク5~7のことを指し、異世界の迷宮ではランク5以上のテーマ別モンスターハウスは登場しない。
1F~35F(ランク2)、36F~59F(ランク3)、60F~99F(ランク4)に分けられており、ランクが高いほどより強いモンスターで構成されたテーマ別モンスターハウスが発生する。
そしてそれが登場することになっている階層では、まものの壺を割った場合のみ、設定されたランクを超えて強力なモンスターが出現する。【こうてつまじん】【ゴールドマン】が出現するのもこの影響によるものである。
詳しくは【異常ランク】の項目を参照。

少年ヤンガス

【魔導の宝物庫】の100F以降にのみ出現。覆面とパンツがピンク色になった。
2つのパターンで出現する可能性があるため、こいつを見て出現モンスターを間違えない様に。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「デスタン」、♀が「デスティ」。
レベル10で【しんくうぎり】を習得する。
【配合】で誕生させる場合はエリミネーター×【バーサーカー】【ボストロール】との配合で【トロルキング】になる。
♂はそのまんまゴロツキといった性格なのだが、♀が危険過ぎる【ストーカー】女。
やっぱりヤバいヤツだった。
 
【うんのよさ】の初期値が全モンスター中最高値を誇るが、【みのまもり】【かいひ】は初期値・伸び率ともにかなり低い。
しかも成長がかなり遅いために育て上げるのは一苦労。上述の通りみのまもりがかなり低いので、はぐれて簡単に倒されない様に注意。
そして見た目のためかダンジョンには♂しか出現しないので、♀が欲しい場合は【ぎゃくてんの杖】を持ち歩こう。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

無印では【天上の塔】、もっとではそらのはてに現れる。
イメージ通り攻撃力が高い上、痛恨や射程の長いしんくう斬りを使ってくる難敵。
攻撃手段が物理攻撃のみなので【マヌーサの杖】を使用すればダメージを受けることはない……のだが、嫌らしいことに仲間呼びを使ってくるので、【マヒの杖】【メダパニの杖】で行動を封じてから仕留めよう。

ヒーローズ2

ストーリー後半他、闇の砂漠に出現する。
これまでのこの系統の行動に加え、パンツの中からエネルギー弾を取り出し、相手に投げつけイオラ並の大爆発を起こすというふざけた技を使う。
見た目通りというべきか、攻撃力もかなり高い。
 
やはり注意すべきなのはマッスルポーズだろう。
時期的に相応の攻撃力なのか、マッスルポーズ使用後の一撃は遠距離系キャラなら一撃で致命傷になりかねないほど危険なので、【ロストアタック】を使いたい。
それができないのなら、手早く倒すのが得策だろう。

【モンスターコイン】は下位種同様2枠のアシストタイプ。
 
また、クレティアの牢獄には捕まっているデスストーカーがおり、盗賊のあるクエストでは彼の力を借りることになる。

バトルロード2レジェンド

第二章「怒れる大地」から登場したモンスター。
ステータスはHP:643 ちから:127 かしこさ:21 みのまもり:30 すばやさ:19。
技は「マッスルダンス」と「パワースウィング」。
前者は連続でポージングを決め、自身の力と身の守りをアップさせる。
後者は斧をバットのように構え、敵目掛けて全力で振り抜く。
 
パワータイプだが、時期的にはどの能力も中途半端。おまけに呪文耐性もないので、はっきり言って使いにくい。
また、バトルマスターと組むと、パワースウィングの代わりに当たれば確実に会心の一撃が出るが外れやすい「フルスウィング」が使えるのだが、マッスルダンスとの相性はあまり良くない。
 
エリミネーター、ごろつきとチームを組むことで、【カンダタ】へと合体する。

モンスターパレード

主に夜の大陸に出現する、悪魔系のAランクモンスターとして登場していた。初期とくぎは【魔神斬り】
Aランクでありながら破格の軽さを誇り、パレードにとても組み込みやすい…まではよかったのだが
HPと攻撃力以外のステータスはFランクである【スライム】と同レベルかそれ以下の悲惨な数値。
後に新生転生の闘神化で攻撃面はパワーアップしたものの、悲惨な守備力とすばやさはカバーしきれず結局育成は趣味の域だった。
 
ちなみに、この系統はつまむと頭のマスクの部分をつままれる。
しかし本人はしっかりとマスクが外れない様に手で押さえており結局中身を見ることは叶わず。残念。
スマホ版(どこパレ)では図鑑ではなんとSSランクとされていたものの、サービス終了までこちらが仲間にする手段はないままで敵専用モンスターであった。
Aランクであるが【ごろつき】にも同じことがいえる。

ライバルズ

第3弾カードパック「不死鳥と大地の命動」にて実装。魔剣士専用のスーパーレア。

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自分のターン中味方ユニットがダメージを受けた場合ランダムな敵1体に2ダメージ

第3弾における魔剣士のテーマの一つである「自傷(味方ユニットがダメージを受けた場合)」デッキのキーカード。中でも【ダックカイト】は事前に出しておいてバリア床を設置しても良し、後に出してダックカイトが食らう1ダメージをトリガーにしても良しと好相性。
システムモンスターとしては及第点のスタッツで、ダメージがフェイスにも飛ぶためフィニッシュ力もあり、出したターンであってもバリア床の上に置いたり展開済のモンスターをトレードさせたりすれば即座に仕事できるなど、性能は悪くはない。複数展開したり【グリゴンダンス】などを絡めれば10点20点とばら撒くことも現実的。
しかし、「自傷」というテーマ自体が弱く、それに特化させたデッキも強いとは言い難いなど、全体としては不遇。また、更地に単独で置いても仕事をできず、お互いモンスターを展開して睨み合ってる状況をより得意とするなど、あまり汎用的とは言えない性能なのが足を引っ張り、テーマデッキ以外の採用も難しい。
弱いことを承知で自傷特化デッキを組むか、普通のランプデッキに数枚好みで差すかくらいしか活躍の場はなく、あまり実戦で見る機会はないカードであった。

タクト

2022年7月16日開催の2周年イベント「真・ドラゴンクエストIIIイベント」にて「【賢者】(女)SPスカウト」のAランク枠として登場。
悪魔系Aランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「物理威力+5%」
とくぎは【マヌーサ斬り】「キレキレマッスルポーズ」【ランドインパクト】
覚醒スキル10Pで「いどう力+1」30Pで「まれにちからため」50Pで「物理会心率+5%」等を習得できる。

ロトの紋章

外伝「ここより永遠に…」に登場。
戦士【フルカス】に化けてルイーダの酒場で冒険者達を殺害する予定だったが、武闘家【フォン】に見破られ正体を現す。
さしものフォンも徐々に押されてあわや一刀両断寸前に追い詰められたが、場に居合わせた僧侶時代の【カダル】が放った【バギ】の呪文で斧を折られたことで隙が生まれ、フォンの巻き返しで一気に形勢逆転される。
分の悪さを悟って逃げようとするが、駆け付けた本物のフルカスに倒された。
後の「三人のケンオウ」達にとっての初陣と言える戦いを演出したモンスターと言えよう。