概要 
軽くて強い特殊な金属で作られている、手にすると隼のごときスピードで攻撃することができる剣。DQ5の【公式ガイドブック】では木刀位の軽さだという。
でも素早さが上がらないのはご愛嬌。
公式ガイドブックに描かれた形状は「鍔に隼の意匠が施された細身の直剣」というデザインで一貫している。ただ、DQ2発売時の【ファミコン神拳 奥義大全書】では、なぜか【ロトのつるぎ】の色違いのような見た目となっていた。
DQ2で初登場して以来、「2回攻撃ができる剣」として有名(最強の裏技【はかぶさの剣】の材料としても)。
DQ8以降には強化版として【はやぶさの剣・改】が登場している。
やはり連続攻撃はバランス調整が難しいのか、最強武器だったかと思えば次作ではポンコツ化していたり、さらに次作では返り咲いたりと性能の変化が激しい。
多くの作品で、装備できそうなキャラが装備できなかったり、意外なキャラが装備できたりする。
基本的に攻撃力が低い分、相手の守備力の影響を強く受けるため、【ルカニ】系との相性が良く、相手の守備力の高低によって単純に威力の高い武器と持ち替えることで高い効果を発揮する。
ある種、使いこなすには相手の守備力やルカニ耐性などの知識を問われるため、やり込み専用武器とも言える。
使用したことも無い人も、漫画版などの販促アイテムとして用いられることがあり使い始めた人もいる。
【バイキルト】に対してはFC版DQ3やSFC版・PS2版DQ5では二撃目にも威力倍化効果が乗ったものの、以降の作品やリメイク版では二撃目に倍化補正がかからなくなったため相性が悪い。
ただし、DQ9・DQ11では仕様変更により再び二撃目も強化されるようになった。
なお、以下の条件が成立するときに隼の剣を利用すれば通常攻撃時に最も高いダメージ期待値を得られる。
- 0.75倍補正がかからない作品
A < 2 (B − C + 2H) - 0.75倍補正がかかる作品
A < 2 (B − 2C + 3H) - A:相手の守備力、B:隼の剣装備キャラのちから+装飾品の攻撃力、C:他の武器の攻撃力、H:隼の剣の攻撃力
DQシリーズでは初めて「つるぎ」ではなく「けん」表記が使われているが、その理由は当時キャラやアイテム等の文字数が7文字までであり、収めるために「けん」になったことをファミリーコンピューターマガジンのDQ2Q&Aコーナーにて【中村光一】が回答している(なお、この数字に濁点はカウントされない)。
字数制限の問題が解決された後のシリーズでもネーミングの変更は特にない。
【おうじゃのけん】や【くさなぎのけん】など、同じく字数制限で「けん」表記になったと思わしき剣は他にも多数あるが、字数制限が緩和された後の作品でも【ようせいのけん】のように新規で「けん」「剣」表記の武器が登場している。
近年の作品では非売品であったりカジノの景品であったりと、割と貴重な品であることが多い。
DQHシリーズでは、名前をまんま英訳した【ファルコンソード】なる剣が登場し、はやぶさのけんと共演している。
……もうちょっと別の名前はなかったのか。
余談だが、ファンタジー作品に高い頻度で登場する「ブロードソード」の本来の形に一番近いのが、この「はやぶさの剣」だったりする。
ドラクエを始めとする多くのファンタジー作品群のネタ元である中世ヨーロッパにはブロードソードは存在しておらず、ずっと後の時代かつほぼ同世代に存在するレイピアと比較して、少し刀身の幅が広く、護拳の付いた直剣型サーベルに近い形をした剣が本来のブロードソードであり、主に騎兵によって用いられた。
装備していたのがこの「はやぶさの剣」だったら、戦場でも決闘でも右に出られる者はいなかっただろう。
DQ2 
攻撃力5で登場。【テパ】で25000Gで売っている。
王子2人が装備可能。
その性質上力の低い低レベルでは序盤の武器よりもダメージが低くなることも多く、守備力の高い敵にはダメージが通らないこともあるがレベルが上がるにつれ合計ダメージも上がっていく。
【ひかりのつるぎ】や【いなずまのけん】よりも高いダメージを出すには、力が敵の守備力/2よりもそれぞれ55、70以上上回るときである。
【ローレシアの王子】ならそれなりにレベルを上げていれば十分達成できる範囲と言えるが、守備力が高い相手にはかなり分が悪い。
例えば【海底の洞窟】の【キラータイガー】や【メタルハンター】に光の剣以上のダメージを出すには最低でもLv25程度は必要。
【キラーマシーン】や【ベリアル】、【シドー】クラスになると、最高レベルまで上げても稲妻の剣のダメージを上回ることはできない。
もちろん、【ルカナン】と組み合わせれば話は別だが(幸いにもこれらの敵はルカナンがよく効く)。
また意外な欠点として挙げられるのが「【トヘロス】の効果が薄まる」こと。
FC版DQ2のトヘロスは「ローレシアの王子の攻撃力」で有効判定が決まるため、攻撃力が5しかないはやぶさの剣を装備していると大半の敵に効かなくなってしまうのである。
理不尽な強さの敵が多いFC版ではトヘロスで戦闘を避ける必要性が高いので、道中で普段使いするにはこの仕様はかなりきつい。
【サマルトリアの王子】の場合、ライバル武器が【てつのやり】(攻撃力20)なので、これを上回るのは容易。
はやぶさの剣でダメージ1しか与えられないような相手は鉄の槍でもダメージ1なので諦めがつく。
仮に5ダメージ程度与えたところでそれがどうしたという話なので、総じてこちらを装備させた方が強い。
サマルは「重い武器が使えない」という設定で、公式絵でもこれによく似た細身の剣を装備しているので、サマルのためにデザインされた武器なのだろう。
攻撃力そのものは低いが、攻撃呪文が無効化されやすいFC版において複数の敵に攻撃を与える性質上【ローレシアの王子】の一撃だけでは倒せないロンダルキアの敵に追撃でトドメを刺すのにも重宝する。
ただし本作はサマルの死亡は即全滅に直結しやすく、下手に攻撃するより防御や【ちからのたて】で生存率を高めた方が合理的という状況も多い。
この武器に限らず、敵や状況によってサマルの戦術をどう変えていくかがプレイヤーの腕の見せ所となるだろう。
最終的にサマルは素の攻撃力がローレとほぼ同じ値まで成長するので、上限までやり込めば文句なしに最強武器になる。
価格は高いが、終盤に向けてレベルを上げておく必要があるので、そのついでにこれを買う資金も貯まる。むしろこれを買う資金が足りないような低レベルでの攻略は困難を極める。これや力の盾を買い揃えられるぐらいレベルを上げてちょうど【海底の洞窟】攻略の適正レベルに達するだろう。
なおFC版では裏技を厭わなければお金を稼ぐのは容易なので戦力増強のために早めに買っておくのも手。それでも結局レベル上げは必須なので入手がちょっと早いか遅いかの違いでしかないが。
いずれにせよこれよりも力の盾などの防具の購入の方が攻略上の優先順位は高い。
FC版では【はかぶさの剣】の裏技の方法で他に装備できる武器の攻撃力のまま二回攻撃することも可能。これはバグ利用なので使うかどうかはお好みで。
以後の作品とは異なり、相手に止めを刺していなくても同グループの別個体に攻撃する可能性があるので、
感覚的には連撃で高いダメージを与える武器というより、当たる先が安定しないムチに近い。
もちろん、その敵グループが単体だけなら2回とも当てることができ、同グループに複数いるなら一撃目で1匹を倒して残りを攻撃できるので、便利である。
ただし、単にダメージが分散するだけに終わることも多く、力が低いうちからメインとして使うのは危険。
それなら武器を切り替えればいいではないかと思われがちだが、FC版DQ2では戦闘中に武器の変更ができない上、そもそも装備品含めて1人8個しか持てないので武器の複数持ち自体が難しい。
これを装備した状態でキラーマシーンの様な硬い敵に遭遇したら、ルカナンで十分に守備力が下がるまで防御して待つか、逃げるしかない。
上記の通り同じ敵に当たりやすくなったのは次作以降であり、当時はむしろ同じ敵に当たりにくいことを前提に戦略を立てることが少なくなかった。
例えば1ターン掃討を狙って複数相手にダメージを与える呪文・道具を併用する場合は、むしろ分散して当たってくれたほうが都合が良い。
最初に王女がいかづちのつえやイオナズンを決めてくれれば問題なく手負い相手の掃討ができるものの、本作では行動順のランダム要素が大きく、必ずしも王女が先手を取ってくれない。
先手を取った王子が意図せず同じ敵を攻撃してしまい、本来なら1ターンで掃討できるはずの敵を打ち漏らしてしまうことも少なくなかったのである。
FC版は敵が強いことから、こうした呪文の重ねがけや連携攻撃は最大限に活用せねばならず、思い通りの相手に当たらないもどかしさがあった。
リメイク版 
攻撃力は少し上がって7。
- 基本的には同一個体に攻撃
- 攻撃対象が1回目で倒れた場合同グループの別個体に攻撃
- 同グループも居ない場合他グループの敵に攻撃(選択したグループが1撃目の前から居なくて他グループに2体以上いる場合のみ、他グループの敵2体に攻撃)
と非常に柔軟な対応をしてくれる。戦闘中に武器を変えることもでき、歴代でも有数の使い勝手を誇る。
またトヘロスの有効判定がレベルに変わったため、ローレシアの王子が装備するデメリットもなくなった。
…はずが、ローレは稲妻の剣の攻撃力が上がっており、サマルも光の剣が装備できるようになったため、二人ともレベルがかなり上がらないとこれらのダメージを上回れない。
しかもロンダルキアの魔物たちの守備力が軒並み引き上げられているのも向かい風。
ただし、本作ではルカナンがかなり強化され、しかも終盤の敵はだいたい必中になったため、守備力を落としてから殴る前提なら非常に有効。
適正レベルのローレの力があれば、ほとんどの敵は一回のルカナンで稲妻の剣のダメージを十分超えられる。
一撃目で倒すと別の相手に攻撃を行う特性から、疑似的な集団攻撃武器として使えるのもポイント。
鞭やブーメランが存在しないDQ2では、うまく使いこなせば非常に有用。
一方、ルカナン込みでもサマルが光の剣を上回るダメージを出せるようになるのは適正クリアレベルを大きく上回るぐらいのレベル上げが必要。
また、終盤の敵では【ベリアル】と【ハーゴン】がルカナン無効で、カンストレベルのローレですら稲妻の剣のダメージを超えられないので、これらの敵相手では出番がない。
ただし、リメイク版ではドーピングアイテムが存在するため、ドーピングすればこれを上回ることは可能。
また、カンストまでレベルを上げれば終盤のボス5種以外であればローレとサマル双方にとってドーピングやルカナン抜きでも最高のダメージ期待値の武器になる。
ちなみに、リメイク版では通常攻撃でメタル系スライムの守備力を貫くことはできなくなったので、通常武器よりもはやぶさの剣の方がダメージ期待値は上。
ただし、SFC版でメタル系スライムを攻撃した場合、基本的に2回攻撃の内1回しか攻撃が当たらない。
これは、メタル系に対して1ダメージが通るどうかを経過時間の偶奇で決定していることに起因している。
つまり、そもそも2ダメージを与えるという判定が存在していないためである。
そのため、メッセージスピードを手動の8に設定することでこの現象は回避できる。
安定の1ダメージを選ぶか0~2の博打を選ぶかはお好みで。
また、SFC版で【サマルカンスト技】を用いた場合、攻撃力は255でカンストになるため、
常にこれを装備していれば破壊の風を二度起こす鬼のような強さを発揮してくれる。
ゲームブック版(双葉社) 
下巻で購入できるがローレ専用で、しかも(下巻初登場の武器では)最弱。
パーティのレベルを1にする上で必要となる。
DQ3 
攻撃力・価格共にDQ2と同じ。【ラダトーム】と【リムルダール】で売っている。【勇者】・【商人】・【賢者】が装備可能。
FC版ではDQ2と同じ仕様で、グループ内のどの敵に攻撃するかはランダムである。
ただし、この武器に限ったことではないが、あと一撃で倒せるような手負いの敵がいればそちらに当たることが多くなったため、前作よりは同じ敵に当たる機会が増えたと感じるかもしれない。
結果的に、前作の感覚で攻撃呪文を併用して1ターンでグループ内の2匹を倒すつもりでも、攻撃の集中した1匹しか倒せなかったという誤算が起こりやすくなった。
その割に、タフな自動回復持ち相手には攻撃を集中させたくてもなかなか同じ相手に当たってくれないという、もどかしい仕様となっている。
商人を下の世界まで連れてくることはまず無いし、賢者は呪文要員としての役割の方が重要なので、持たせてもあまり有効活用ができない。
よって、実質的には勇者専用となるが、勇者には【おうじゃのけん】があり、その王者の剣のダメージを超えるのも難しいという微妙な存在。
ただし、本作には前作と大きく違う点として戦闘中の武器変更が可能なことと、【ルカニ】の存在の2点があげられる。
ルカニで敵の守備力を0にしてしまえば、終盤の勇者なら王者の剣を上回るダメージが出せる。
また、終盤の連戦ボスの【バラモスゾンビ】は守備力0なので、勇者か賢者のサブウエポンとして持たせておいて、ここで武器を持ち替えるという手も使える。
見た目はゾンビだが【ゾンビキラー】の特効は発揮されず、むしろ賢者の腕力でもはやぶさの剣の方がダメージが大きくなる。
何より残念なのは、【戦士】が装備できないことだろう。
また、攻撃力が下がることを承知で【武闘家】が装備できても2回攻撃の会心狙いができて面白かったかもしれない。いずれもバランス面から妥当なのかもしれないが。
実際に【棺桶バグ】のアイテム変換で武闘家が装備すると次作の【アリーナ】に匹敵する鬼神ぶりを見せてくれる。
FC版では2回目の攻撃にもバイキルトが有効という仕様であるため、賢者が【武闘家】や【戦士】に【モシャス】してこの武器で攻撃する、通称「はかぶさ戦法」も加えて併用すれば、最強のアタッカーに化ける可能性もある。
むろん呪文職から転職させてモシャスやバイキルトを覚えさせた商人でも、同じことができる。
このほか、【メタル狩り】の際に持ち替えて手数を増やし、1ダメージ蓄積で倒す、という使い方もある。
1/2の確率で1ダメージを与えられる仮定なら、手数が2倍になればその期待値は【どくばり】と同じく毎ターン1ダメージに達するのだから侮れない。
毒針のような特殊効果や安定性はなく、2回とも外す場合も少なくないのだが、逆に2回とも当たる場合もあるので、一概に劣っているとも言いきれない。
消耗品や女性限定品を除くと、商人はそもそもメタルに対抗する手段がこれしかないし、勇者にとってもこれで1ダメージを効率よく蓄積させるか、逆にダメージ蓄積の効率が落ちるデメリットを覚悟して【はかいのつるぎ】で会心狙いかの2択になる。
賢者も毒針を装備できないので、呪文を使うまでもなく1ダメージ蓄積で確実に倒せそうな手負いの相手には、これで攻撃するとよい。
あとは攻撃力が低いのを逆手に取り、【パーティアタック】で【混乱】を回復させたいときに使う手もある。
混乱はパーティアタックでも解除される確率が低いので、2回攻撃すれば多少は成功率が高まるだろう。
もちろん1回目で正気に戻れば2撃目は一方的に自損行為だが。
特に眠りを叩き起こす場合は成功率が高いので2回攻撃するのはほぼ無駄で、元からダメージが激減してくれるので別の武器に持ち替えるべきである。激減するとはいえ、持ち替えを忘れてうっかり2回分のダメージを与えてしまうと結構損した気分になる。
余談だが、勇者と賢者が戦闘中にこの武器を選択すると、なぜか他の武器の様な「つかうorそうび」の選択肢が表示されず、いきなり利用する敵グループの選択を迫られる。
実際に敵グループを選択すると、この武器を装備して二回攻撃してくれる。無駄行動にはならないしむしろコマンドが一つ減るので良いのだが、他の武器と違い問答無用というのはいささか面食らう。
また、フィールドで使用した場合、商人以外の職業は装備できようができまいが「○○○○は はやぶさのけんを つかえない。」と表示される。(使用の効果が設定されていない武器にも、職業ごとに使用可能か否かの設定がある。使用効果のない武器は、隼の剣以外全て全員使用可能になっている。)
一方で、なぜか商人だけはこれらの仕様が他の武器と同じである。何かこの武器と商人の間に特別な関係性がありそうだが、これは商人だけがこれを「装備可能でかつ使用可能」という扱いになっていることに起因する。
また勇者と賢者における戦闘中の動作は、「装備可能だが使用不可」という他の武器には見られない設定に起因する。このような組合せがあるのはこの武器が唯一である(逆に「装備不能だが使用可能」なのは【まどうしのつえ】などがある)。
なぜこのような設定になっているのかは不明。
リメイク版 
新規職業の【盗賊】でも装備可能に。
DQ2同様同じ敵を2回攻撃するようになったことや、性格システムで力を伸ばしやすくなったことから使い勝手が大きく向上した。
ただしDQ2と異なり、1発目で敵を倒した場合2回目の攻撃は行わない。
ラダトームでは売られなくなり、リムルダールのみで売っている。
モシャスと併用することで他人の攻撃力で二回攻撃できる「はかぶさ戦法」は健在だが、バイキルトは初撃にしか効果が働かないため、FC版ほどの火力は出せない。
GBC版では凶悪な裏技である【はやぶさドラゴラム】に利用することができる。
リメイク版で最強の職業と謳われる盗賊の強さを支える一角である。
DQ4(PS版) 
FC版では【キラーピアス】にその座を譲って欠場。
リメイクでは攻撃力67、ダメージ補正0.75倍とDQ5~8の性能で登場する。
【エンドール】のカジノで65000枚で手に入る他、【移民の町】を通常形態で最大にすると地下の宝箱の中に入っている。
【勇者】・【ライアン】・【ピサロ】が装備可能。
ピサロの初期装備でもある。
カジノで頑張れば5章の初めから使えるが、この場合は明らかなバランスブレイカー。
また移民の町を育てれば無償で中盤から使用可能。
どちらにせよ相応の時間と手間が掛かるので、入手方法はお好みで。
【キングレオ】戦前に入手できれば、その後もかなりの長期に渡りお世話になる。
しかも今作はボスの【ルカニ】耐性は総じて低いので、ルカニと合わせて使うと1ターン3桁のダメージが出るので爽快の一言。
しかし、本作では【バイキルト】の効果が2回攻撃の二発目には無効となるため、
バイキルトの掛かった状態ならば攻撃力の高い他の武器を装備して攻撃した方がダメージは高くなる。
ただ勇者とライアンの場合だと、本編クリアまでだとバイキルト抜きなら【はぐれメタルのけん】以上のダメージを相手に与えられる場合も多いため、バイキルトを回す余裕が無い場合のサブ武器として常備する価値はある。
【はかいのてっきゅう】の入手条件が厳しい今作であればライアンのメイン装備として使い、はぐれメタルのけんは他の仲間に回すのもいいだろう。
なおピサロの場合は単体相手だとダメージが1.5倍になる【ムーンサルト】があるため、有効な場面はあまり無いだろう。
DS・スマホ版 
PS版と同様にエンドールのカジノの景品で手に入る他、移民の町(最終形態)の外観フロアに1つ落ちている。
ただし移民に関するシステムが大幅に様変わりしたため、早期入手したい場合はカジノ一択となった(すれ違い通信を大量に行えば不可能ではないが。スマホ版ではそれも不可能)。
ライアン用としては、はかいのてっきゅうが入手しやすくなったこともあって最終的な利用価値は下がってる。
ただピサロが装備して【ドラゴン斬り】か【メタル斬り】をすると、ダメージ0.75倍補正がかからないバグがある。
そのためバイキルト使用時でも力が224以上あれば【まかいのつるぎ】以上のダメージになるため、ピサロ用の武器としての価値が格段と高まった。
仮にそこまで行かなくとも、【いてつくはどう】を多用する【エッグラ】・【チキーラ】の規定ターン以内撃破を行う際には、上記のバグを利用した二回攻撃のほうが戦況が安定しやすい。
また、敵が減ってもムーンサルトの威力が変わらない(上がらない)というバグもあり、単体ムーンサルトがやり難くなっているので、隼の剣の方が有利な場面は多いだろう。
ただし、集団の敵相手にムーンサルトを使用する場合は魔界の剣を装備した方が高ダメージとなる。
手間は掛かるが、単体には隼の剣+ドラゴン(メタル)斬り、集団には魔界の剣+ムーンサルトを使い分けるのも手。
DQ5 
67という高い攻撃力を有して再登場。【ちいさなメダル】30枚と交換で手に入る。
売却価格は26250G。本作ではメダルの景品はすべて売却可能になっているが、これが最もメダル1枚あたりの売却価格が高い。
急上昇した攻撃力に驚いた人も多いだろうが、実はダメージ計算式がこの作品から変更されており、1回あたりの打撃へ常にダメージ0.75倍補正がかかる。
そのため、2回攻撃とは名ばかりで実質的には0.75×2=1.5回分程度のダメージしかなく、力がある程度まで上がるとダメージ0.75倍補正のないキラーピアスに実ダメージで逆転されてしまう。
おいしい話にはウラがあるといういい例だろう。
とはいえ普通の敵への2回攻撃は【メタルキングのけん】での一撃以上にもなるので、十分強力ではある。
また、キラーピアスは装備可能者が被っていないため、実質的なライバルは装備可能者が被りがちでヒャド耐性が弱い敵にはこの武器すら越えるダメージを叩き出す【ふぶきのつるぎ】の方になる。
また、2回攻撃が両方ともが【会心の一撃】になった場合は話が別。
会心の一撃が出ると0.75倍補正が無くなる(ただし吹雪の剣などの特効補正も無くなる)ことと、SFC版DQ5のみバイキルトが「攻撃力そのものを増やす」仕様であるがゆえに会心の威力までバイキルトすること、そして何より「複数回攻撃の全てにバイキルトが乗る(PS2版でも可)」ことにより、はやぶさのけんによる攻撃が最も火力が高くなる。
ボス戦では【パルプンテ】の全員会心の効果は出ないので、通常はボス戦で「攻撃が2回連続会心の一撃になる」ことすらほぼ起こり得ないが、SFC版には【ひとしこのみ】という裏技がある。
人間で装備できるのはなぜか【ピピン】のみ。
モンスターでは装備グループE・J・Qのグループが装備可能。
吹雪の剣の装備できない装備グループJのモンスターはこれが最強武器候補となるが、PS2版の【アイテム無限増殖】と言った裏技抜きだとそう簡単には量産できないため、メタルキングの剣が代打的に最強装備になりうるケースも多い。
非常に高い力を持つ【ゴレムス】(吹雪の剣の装備不可)に、メタルキングの剣以上の(あるいは違った形での)攻撃力を与えるのに使うのが最も効果的だろう。
PS2版 
メダルの交換枚数が35枚に増えてしまったが、メダルの総数も大きく増えたためむしろSFC版より入手しやすい。
また【すごろく場】の宝物庫にもあるので、運次第ながらもメダル交換抜きで入手可能となった。
しかし入手難易度が大きく緩和された一方で性能はやや弱体化している。
これでメタル系モンスターに攻撃すると、会心の一撃が出ない限り100%ミスになってしまう。
恐らくは「1ダメージ*0.75」という計算がなされて、計算結果から小数点以下を切り捨てられてダメージがゼロになってしまったものと思われる。
このためキラーピアスとは異なりメタル系対策にはほとんど役に立たない。
DS・スマホ版 
【デボラ】も装備可能。
しかし彼女はキラーピアスも装備できるため、力が上がるとそちらの方が強くなる。
なお2回攻撃武器全体が2回目の攻撃にバイキルトが乗らなくなったため、いずれも弱体化してしまった。
そのためデボラのメイン武器は【ほのおのツメ】に落ち着くことになりやすい。
DQ6 
攻撃力は据え置きの67、かっこよさは32。かっこよさは【おしゃれなかじや】で叩きなおせば60まで上昇する。
装備可能者は広く、【主人公】、【ミレーユ】、【バーバラ】、【テリー】、【アモス】の他、多数の仲間モンスターも装備可能。
【ロンガデセオ】と【欲望の町】のカジノで、10000コインと交換できるほか、【キラーマシン2】が1/256という低確率でドロップする。
3体仲間にしようとした人は、仲間と思ったらこれだったという状況にも一回は遭っているだろう。
前作同様に通常攻撃ならメタルキングの剣以上のダメージを与えうるが、特技が絡む今作は少し複雑に。
この作品から剣技系の特技が登場したが、これらの特技を使った際にも基本的に2回攻撃する。
【はやぶさぎり】であればなんと4回攻撃である。
ただし、【まじんぎり】と【みなごろし】のみ例外で、2回攻撃できない。
だが、前作から強かった吹雪の剣が相対的にさらに強化されているため肩身が狭い(当然あちらも剣技系の特技で追加効果が発動。唯一隼斬りでは追加効果がない程度)。
元の攻撃力が低いため、武闘家特技の強化に貢献しないのが厳しい。
精々仲間の【キラーマシン2】がAI行動ではやぶさぎりをした場合の8回攻撃が時折ネタにされる程度。
一方で【メタルぎり】でメタル系に攻撃すれば、1または2ダメージを2回繰り出せるので、メンバー二人にこの武器を持たせて同じターゲットに攻撃指定されれば最大HPが6である【はぐれメタル】を倒すことも十分可能。
まだ【ハッサン】や【ドランゴ】の攻撃力が500に達してないうちなら【メタル狩り】の一手段として候補に挙げられる。
さらに【パラディン】の即死攻撃とも相性がいい。この即死攻撃はメタル系にも通用する上に一撃ごとに即死判定が行われるため、手数がそのまま確率上昇に繋がる。
上記ロビン2の8回攻撃も、パラディンならばその全てに即死攻撃の可能性がある。
なお、この武器を持って【ばくれつけん】や【さみだれけん】を使った場合、ダメージ0.75倍補正を受けるのにHIT数は変わらない。完全に丸損である。
DQ7 
攻撃力67、かっこよさ32で6から変更なし。【コスタール】のカジノで10000コインと交換なのも一緒。
12500Gで売却可能。装備可能者は【主人公】、【メルビン】、【アイラ】。
何もかもDQ6と変わらないので、使いづらいのもやっぱり一緒。
仲間モンスターがいないので、8連撃なんて素敵な真似もできない。
第一、4連撃ならば【つるぎのまい】のほうが強いため、完全に出番がない。
DQ7ではDQ6での2つの特技に加え、つるぎのまいと【マッスルダンス】もダメージ0.75倍補正だけを受けるので注意。
3DS版 
何と【トクベツな石版】による配信限定アイテムになった。
しかも当初は通常配信ではなく、スクエニのオフィシャルネットショップで、ソフトを事前予約購入した場合のみもらえた特典石版の報酬だった。
公式によるトクベツな石版再配信が行われるまでは、普通に町のショップで買った人、予約せずにネットショップで買った人がこの石版を入手することはできなかった。
発売前の宣伝では他の予約特典アイテム2種よりも大々的に取り扱われており(この三つのアイテムは再配信がなされるまでは事実上の三者択一であった)、スクエニ的にはこの剣こそがリメイク版の目玉特典であった模様。
特に近年は、はやぶさのけんとはやぶさ斬りの攻撃性能の修正が行われたため、3DS版で修正が行われているものだと思われていたのだが……。
また購入特典という都合上、すれちがいが解禁になればすぐ入手できることへの配慮か、攻撃力22、かっこよさ15と性能が大幅に下がった。
攻撃力は仕方ないにしても、デザインは同じなんだからかっこよさの方は下げなくても良かったのでは……。
最速での入手は【ダイアラック】クリア直後、過去【オルフィー】編から。
キーファは装備できないため、時期的にほぼ主人公専用。
そんな序盤から2回攻撃武器が手に入るなんて!と期待させておいて、ダメージ0.75倍補正はきっちり残ってるので実はそんなに強くないというガッカリ武器。
それでもこの時点では主人公の最強武器ではあるが、そのすぐ後の過去【フォロッド城】編で運良くドロップで【てつのオノ】が手に入ると即座に蹴落とされる。
鉄の斧が無くても次の町で【やいばのブーメラン】が買えるので、やはりメイン武器としての寿命は短い。
いちおう対単体用限定ならなんとか頑張れないこともないが、最終的には景品入手がしやすくなった【ラッキーパネル】にトドメを刺されることになる。
一応、配信限定モンスターのキラーマシン2、【ベテラン兵】のドロップでも手に入るが、こいつらを楽に倒せるようになるころには、この性能では使い物にならない。
PS版以上に使いづらいどころか、普通にやってるとまず見ることのない武器。
伝統のアイテムなのに何たる酷い扱い。
「予約購入特典は【スライムトレイ】一択」と言われてしまったのも宜なるかな。
なお、PS版におけるはやぶさのけんのポジションには、【しっぷうのレイピア】がそのまま収まっている。
だったらしっぷうのレイピアが予約特典でよかったんじゃねえかと思わなくもない。
なぜかしっぷうのレイピア共々、売ることができない。
ちなみに「大々的に宣伝した特典限定アイテムがガッカリな性能の剣」という歴史は見事に二年半後に繰り返された。スクエニェ……。
スマホ版 
同じく配信石版の報酬。
該当する石版は、ゲーム配信直後から2015年内いっぱいまで、【ドラゴンクエスト ポータルアプリ】のポイント交換で入手できた。
DQ8 
【ベルガラック】のカジノでコイン10000枚と交換できる。
ヤンガス以外全員装備可能(ゼシカは【短剣スキル】30~)。
ダメージ0.75倍補正をそのままに攻撃力が37まで低下したが、
特技バランスの見直しとスキル制の導入により有力な装備の一つに返り咲いた。
【バイキルト】による補正とは異なり、【テンション】補正はちゃんと全ての攻撃にかかる。
力が高くなると武器そのものの攻撃力はあまり重要でなくなってくるので、レベルが上がるにつれ、より利用価値が上がる。
MP消費0ではやぶさ斬り4回連続攻撃やドラゴンぎり×2を連発できるのは非常に優秀。
テンションを上げてからのメタル斬り2連発で、【メタル狩り】にも便利。
ただし、この武器を装備すると、なぜか【みわくの眼差し】の威力にまでダメージ0.75倍補正がかかってしまうので、要注意。
【メタル狩り】の最中に出てきた余計な雑魚(特にみわくの眼差しで倒し切れない【スライムダーク】や【キングスライム】など)を散らす際には、武器を切り替えるか、それが面倒ならバギ系呪文を使おう。
加えて、ゼシカの場合は一撃あたりのダメージに0.75倍補正がかからない【キラーピアス】の方が最終的には強くなるので、主人公かククールに回すといい。
早い時期にカジノで比較的簡単に入手できるのもうれしいところ。
【ほしふるうでわ】と錬金することにより、さらに強力な【はやぶさの剣・改】となる。
なお、この系列の剣を装備すると通常攻撃のモーションが2回敵に斬りつける専用の物に変化するが、何らかの特技を使った場合は特技のモーションが優先されて1回しか振らなくなるという現象が起こる。
売値は5000G。
3DS版 
短剣スキルを59以上に上げた【ゲルダ】も装備可能。
しかし、【キラージャグリング】の回数は2倍にはならない。
ゲルダは同じく二回攻撃できる武器として、一撃あたりのダメージ0.75倍補正がかからず、入手が容易なキラーピアスを装備できるため、コレよりはそちらを優先すべき。
DQ9 
久々の市販となり、クリア後の【セントシュタイン城下町】の武器屋で14,800Gで売られている他、
船の中の宝箱にも入っている(要さいごのカギ)。
【デンガー】と【ゴッドライダー】が落とすこともある。
【はやぶさの剣改】への錬金方法は前作と同じ。
攻撃力は12と前作よりも下げられてしまったが、
- 剣スキルによる攻撃力補正が60に増えたこと
- ダメージが0.75倍に減衰する仕様がなくなったこと
- バイキルトなどの効果が物理ダメージ変化から攻撃力の変化に変更され、
さらに多段ヒット攻撃の2撃目以降も乗るようになったこと - レベルや職業、補助によって攻撃力が999でカンストしやすいこと
の4点によって実質的な価値はさらに上昇。
攻撃力アップ・守備力ダウン・フォースなどを組み合わせた隼隼ぎりの4連撃は今作最強の攻撃手段である。
ただし、使用者の攻撃力が低かったり、敵の守備力が高すぎたりすると、下手をすれば他の剣の通常攻撃よりもダメージが下回ってしまう。
【スライムマデュラ】や【アイアンブルドー】のような固い敵は、高レベルの戦士かバトルマスターでなければ大ダメージは望めないだろう。
【ゴールドマジンガ】あたりには守備力を下げないと、高レベルバトルマスターでもはやぶさコンボが掠り傷にもならない。
こういう仕様は後に【タイガークロー】問題の対抗手段として用いられている。
単体で現れる敵には最適だが、高レベルの宝の地図の洞窟に集団で現れる雑魚モンスターには必ずしも最適とは言えないことにも留意しておく必要がある。
DQ10オフライン 
主人公(【戦士】、【バトルマスター】、【魔法戦士】、【遊び人】)、【ヒューザ】が装備可能な片手剣。
2回攻撃できる。
- | +1 | +2 | +3 | |
攻撃力 | 17 | 19 | 22 | 25 |
みりょく | 6 | 7 | 9 | 10 |
【旅人バザー】にて+1が5830Gで売っていることがあるほか、ちいさなメダル25枚と交換可能。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【はやぶさの剣の書】に記載。
必要な素材は、【ぎんのこうせき】x6、【ときのすいしょう】x1、【メタルのカケラ】x1、【ようせいのひだね】x3。
DQ10オンライン 
レベル35より装備可能。基本攻撃力は17。
剣技系の特技を使っても2回攻撃できなくなった他、2回目のダメージは0.7倍になる(キラーピアスも同様)。
【すてみ】での自己強化ができるバトルマスター(二刀流には不向きなので右手装備)や、剣技系特技を持たないが攻撃力が高い【勇者姫アンルシア】に適した武器となっている。
詳しくは【はやぶさの剣】を参照。
DQ11 
【主人公(DQ11)】・【カミュ】・【シルビア】・【グレイグ】が装備可能の剣の一つ。
【メダチャット地方・西の島】の【まほうのカギ】の扉内にある宝箱から手に入る他、【ちいさなメダル】35枚の景品として貰える。
これ以外にもふっかつのじゅもんでゾンビキラーとはじゃのつるぎがセットになったものが発見されている。
- | +1 | +2 | +3 | |
攻撃力 | 45 | 50 | 55 | 60 |
最短入手はちいさなメダルで交換できる物で、クエスト【アタイのケジメ】の報酬や【怪鳥の幽谷】・【プチャラオ村】・各地の離島にあるメダルをかき集めれば、まほうのカギが手に入るより少し前に35枚に辿りつける。
敵ドロップでは【キラーマシン2】(強含む)から手に入るが、時期的に用済みだろう。
攻撃力は+0で45、+3で60になる。打ち直した際の攻撃力上昇が大きいので、積極的に強化したい。
因みにうち直しに必要な宝珠は9つ。
DQ10と同様に2回攻撃が特技に適用されなくなり(3DS版では【カウンター】にも適用されなくなる)、それどころか0.75倍補正が復活してしまっている。
その代わりに攻撃力は同時期の他の剣と遜色のない値となっている。そのため、仮に補正が無いとMPを消費するはやぶさ斬りを使う意味が全く無くなってしまうため、そのバランス調整であろう。
【おとめ】スキルメインで育てて片手剣技を持ち合わせていない【シルビア】や、【二刀の心得】を覚えた後で片手剣に移行したばかりの【カミュ】が有効活用できるだろう。
そのうえ今作でも【バイキルト】の効果が乗り、シルビアが【バイシオン】を初期習得しているだけでなく各種【れんけい技】でバイキルト効果を与える手段が豊富なので、ボス戦でも通常攻撃で十分な高火力を出すことは可能。
カミュに二刀流させて、強化した【会心のカード】も装備させれば、なかなかの頻度で会心を連発してくれ、結構な高火力となる。
ノーコストで高火力を出せるので、MPの低いカミュでも息切れせずに持続的に攻めることが可能。
スキルポイントに余裕があるなら【分身】もどうぞ。これらを組み合わせれば、異変後でも活躍可能だ。
ちなみに【はやぶさの剣・改】も存在するが、従来とは異なりこの剣を素材にして作る形にはならない。
ユグノア城襲撃の過去のイベントで、【アーウィン】が装備しているのもこれ。
イベントシーンでも持っているのがわかり、NPCとしての戦闘中もしっかり2回攻撃になる。
さらには異変後のボスの1体【嘆きの戦士】が使ってくる武器もこれである。
不思議のダンジョンシリーズ 
特殊効果も全シリーズで本編準拠となっており、一度の攻撃で二度攻撃できる特殊効果を持つ。
全シリーズ共通で入手こそ難しいが、合成には必須とも言って良い程に非常に強力な特殊効果なので、
入手できたらメインの武器にいち早く合成したい。
トルネコ2 
【もっと不思議のダンジョン】90Fの【宝物部屋】に厳重に保管されている。
用意する【カギ】の数は1個でOK。
同じ部屋の中の左側に固定で盾が置いてあるが、【ひとくいばこ】なので無視して構わない。
後ろに【水路】があるので、見た感じでは【つうかの指輪】を使って回り込めば良い様に思えるが、実は【落とし穴】が【水路】と水路の間にあるので、そのまま部屋の内部に入ろうとしても入ることができない。
しかし、部屋の角が抜けているため、隙間が空いていることに気が付けば、もう一つの進入方法に気が付けるハズ。
正解は、部屋の抜けた角から【場所替えの杖】で向こうのかなしばり状態のモンスターに場所替えすること。
そのため、「つうかの指輪」では無く「場所替えの杖」を持っていないと入手できない仕組みになっている。
危険なので、場所替えした後は【だいまじん】や【つかいま】には手を出さない方が良い。
脱出する際は、水路で塞いでいる「落とし穴」を逆利用してフロアを移動すればOK。
GBA版 
PS版とは違って非常にややこしくなってる。
10個の部屋が斜めに仕切られており、その隙間から【ふきとばしの杖】や【場所替えの杖】、【鉄球】のワナ、【まものの壺】などを駆使して進んで行くようになっている。
あちこちに【落とし穴】があるので、あらかじめ見えるようにもしておきたい。
9番目の部屋では邪魔な壁があるので、【つるはし】で掘って10番目の部屋へ行けるようにする。
【魔法使い】の場合は、宝物部屋の外周で【大部屋の巻物】を読めば崩せる。
手っ取り早い解決方法は、鍵を開けて入ったところで【モンスターの巻物】を読み、右の部屋に出現したモンスターに向かって場所替えの杖を遠投すればいい。
当たらなかったらご愁傷様です。
【戦士】で挑む場合は、【しょうかん】をセットした【ベビーフォーク】と、【ワナつぶし】か【あなよけ】、そして場所替えの杖が最低8本必要。
普通に冒険していたのではおそらく8本も集まらないので、【モノカ】や【モノおとし】で集めよう。
賭けになるし、道具欄を圧迫するが【きとうしの杖】を集めておくのも一つの手か。
【まわりこみ】で突破できそうなのだが、残念ながらこれを使える剣が手に入らない。
入手できたら、合成する前に持ち出して【はやぶさぎり】を覚えておこう。
トルネコ3 
表記は「はやぶさの剣」。【不思議の宝物庫】85Fの宝物部屋にある。カギ2個と壁を掘り進むアイテムが必要。
75Fの【ストレイトソード】と同じく道のりはそれなりに長く、通常の【つるはし】を何個か持ってきたくらいでははやぶさの剣に届く前に壊れる可能性があるので、【黄金のつるはし】か、回数が十分ある【トンネルの杖】を使った方が確実。
【爆発の指輪】等で壁を爆破しながら掘り進むことも出来るが、その場合ストレイトソードの時とは違い、アイテムの配置の関係から、普通だとはやぶさの剣までも爆風で吹っ飛ばしてしまう。
はやぶさの剣の一歩手前まで発破した段階で、【とびつきの杖】を使うか【如意棒】の効果を持った武器で壁に空振りするかすれば、上手い具合にはやぶさの剣のあるマスへと潜り込める。
やはり強力だが、中でも【ルカナンソード】との併用は有効。防御力を下げる判定が1回の攻撃で2回起こせる。
如意棒の効果と組み合わせた場合、2回攻撃を終えてから後退するので、如意棒とも共存できる。
少年ヤンガス 
攻撃力7、上限値+50、印数1(空きスロット1)。
販売価格20000G、買取価格10000G。
安眠所の2階の【メダル王】に【ちいさなメダル】を70枚(【値切りのお守り】装備時は56枚)と交換で入手できる。
また、クリア後のダンジョンの【おそろしの大水道】を筆頭に【魔導の宝物庫】等でも容易に入手できる様になった。
特筆すべきは【まぼろし雪の迷宮】潜入時(【ポッタルランド】異変発生時)と、非常に早期に入手できる点。
ちなみに、メダル王の出現条件は、
- 【しゃくねつのほら穴】まで突破する
- 安眠所を拡張して【安眠の壷】?に確保できるモンスターの数が110匹以上になる
となっており、この2つの条件を満たすと安眠所の2階にメダル王が出現する様になる。
【不思議のダンジョン】シリーズの中では最も簡単に入手できるのは嬉しいが、この武器が持っている「はやぶさの印」は他の武器には移動できない。また、空きスロットも僅か1つしか無いので、そのままメインの武器としては使用できない。
先述の通り、クリア後のダンジョンで容易に入手できるので、前作までの非常に便利な効果に騙されて、メダル王にちいさなメダルを渡して交換してはいけない。
【トルネコの大冒険3】の【妖剣かまいたち】と同じ、いわゆる「地雷交換アイテム」の一つ。
しかし【盗賊王の大宮殿】では【秘密の通路】で【メタルキングの槍】をなかなか入手できない問題が挙げられる。
そのため、この武器の初期の攻撃力の高さと、上述の通り印を移動こそできないが持っている強力な特殊効果で、中盤辺りまでであればほとんどのモンスターをノーダメージで討伐できるのが強い。
合成無しでも意外と主力として重宝するので、入手できたら大切に使いたい。
トルネコ2とトルネコ3では、この武器で攻撃しても通常攻撃を二度繰り返すだけだったが、今作では【はやぶさ斬り】の如く「素早く二度斬り付ける」という、なかなか恰好良い攻撃モーションになっている。
ところがこの連続攻撃モーションが曲者で、会心の一撃が連続で発生することに、より大幅なタイムロスが発生する。
【タイムアタック】で短時間クリアを目指している上級者プレイヤーは、この武器を取り扱う際は注意が必要。
【クオーターの杖】や【ようがん石】等を持っていない状態で【モリーの壷】を使用してモンスターを捕獲する際には、一度この武器を装備から外す手間が掛かるのもこれまた厄介。
会心の一撃が発生してもタイムロスが全く発生しない【ウィンドスピア】や【デーモンスピア】等が好まれているのは、
恐らくこの武器の特殊効果のせいだろう。
他の武器にも言えるが本編でヤンガスがこの様な軽い武器を装備できていたら戦略の幅も広がっていただろうに、大人に成長すると途端に装備できなくなるのはなぜなのか。非常に謎だ。
DQH 
メーア専用武器で、【始原の里】解放後に店売りされる。
価格は25000Gで攻撃力+33。
他の武器と比べ、価格の割りに攻撃力が低いが、攻撃時に30%の確率で分身を作り出す。
分身は本体に遅れて同じ動作を行うため、手数も火力も増えるため非常に強力・・・に見せかけたがっかり武器。
というのも持続時間が短く、出る分身は一体だけで分身1体あたりが与えるダメージは本体の0.2倍程度とテリーやアリーナと同じ仕様なので火力もいまいち。
何より発動が確率で確実性に欠けるという点が痛すぎる。
テリーやアリーナは分身を確実に出せる=維持し続けられる事から来る強さであり、確実性が無い上に分身の数まで少なければ結果は言うまでもない。
上記2名のごとき強さを期待すると見事に裏切られるハメになる。
仮に分身が発動しなければ下から3番目に弱い【ぎんのレイピア】を振り回しているにすぎない。
メダル交換の【きせきのつるぎ】を除けば、【闇竜シャムダ】戦前までの武器は、コレか攻撃力56の【まけんしのレイピア】のどちらか。
まけんしのレイピアも周囲の武器と比べると物凄く弱いが、はやぶさのけんの通常攻撃力はそれ以下。
幾ら何でも攻撃力の低さと分身の不確実さだけはどうしようもない。
DQH2 
前作から引き続き登場し、攻撃力も50にアップ!・・・はしたがその前のゾンビキラーは攻撃力85であり攻撃力は相当低く、持続の短さや効果の不確実さはテコ入れされていない。
結局がっかり武器のままである。
【戦士】、【バトルマスター】の職についた主人公が装備できる。
これで生み出した分身にも、【無心こうげき】のダメージは乗るのだが・・・威力はあまり期待しないほうが良い。
そもそも爪装備したバトルマスターであれば確実に分身を出せる上火力も出せるのでつける意味が・・・
スラもり3 
シヴァレル到達後、交易でふぶきのけんを3個と【おうごんのツメ】を1個で交換できる。
威力は33だが、一発で二回分のダメージを与えることができるため、実質的な威力は最低でも66。
時期的には最強クラスの攻撃力を誇るほか、最強クラスの弾の一つである【にほんとう】の入手に必要なので、なるべく多く入手しておきたい。
エンディング後にモジャパン・すなはまかいがん沖に現れることのあるヤンスの船で、18000Gで2個売られているので、そちらを利用するのも手である。
船の攻撃力を限界まで強化すれば、威力は89(実質的には178)まで上がるが、そこまで来れば他にもっと強い弾を所持していると思われる。
モジャパン到達後、交易でこれを3個と【スライダーバッジ】を2個でにほんとうと交換できる。
また、船のせんたいをレベル9にする際、3660Gに加えてこれと【スフィンクスのかお】がそれぞれ3個必要。
DQMB 
SPカードとして6章より登場。使用者は【サマルトリアの王子】。
そのターンの自分の各モンスターを2回行動させることができる。
しかし、効果が発動しないこともあり、発動しても威力と追加効果の発生率は下がっている。
しかし、ホイミ等の回復量などは変化が無いので、その手の技には効果がある。
DQMB2 
同じ効果を持つ【キラーピアス】が登場したが、【レジェンドクエストII】で必須なので用意しておこう。
DQB 
攻撃力25と、【てつのつるぎ】に匹敵する攻撃力を持ち、2回連続で素早く攻撃することができる。
DQ3までよりもDQ4以降のはやぶさのけんに似た性能である。
作成には【液体銀】、【さびた金属】、【金】が必要。
【2章 リムルダール編】と【フリービルドモード】で作成可能であり、第2章では間違いなく最も優秀な武器なので、ぜひ作っておきたい。
フリービルドモードでも、【かいしんのゆびわ】と組み合わせることで【メタルスライム】狩りに適する。
一方で物を壊す力は弱く、てつのつるぎと同等。
アクション要素の高い今作だが、2回攻撃は固有モーションなどではなく、通常の剣と同じく一振り振った後にその剣筋をなぞる残像のような斬撃が生じ、これにより2回攻撃ができる。
【おうじゃのけん】などと違う通常の剣なので使い続ければ壊れてしまうが、のけぞりも2回発生するため拘束力が高く、一方的に切り刻めるため、おうじゃのけんなどにはない強力さがある。
ただし、空中で振った場合は1回しか攻撃できないので注意。
DQB2 
攻撃力42で2回攻撃。概ね前作と同じ仕様ではある。【ヒエヒエ島】にいる強敵の【メタルハンター】を倒すとレシピを入手できる。
素材は【はがねのインゴット】3つと、【メタルゼリー】と【金のインゴット】がひとつずつ。
2回攻撃というと聞こえはいいが攻撃力が低すぎるため、2ヒットさせたところで既に装備しているであろう【ほのおのつるぎ】や【ガイアのつるぎ】よりも小さなダメージしか与えられない。
さらに言えば、前作と違い回転斬りは他の武器同様1ヒットしかしないため、それを主軸に戦う場合はダメージの差はより大きくなる。
ならばメタル狩りに……と言いたいところだが今作にはもっと便利な【どくばり】が存在する。
つまり、武器としては全く役に立つ機会がない。
ただし、この剣の真価は他にある。
DQ2ではやぶさの剣、といえばFC版で有名なあの裏技だが、それを再現できるあるものを作りだすために用いる。
【はかいのつるぎ】とセットでどうぞ。
DQトレジャーズ 
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 22 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | レジェンド |
コレクション | 伝説の武器 |
標準価格 | 9,480,000G |
アベル伝説 
【闇のバザール】にて【かわきのつぼ】に関する情報を集めがてら、武器探しもしていた【デイジィ】が惚れ込んだ名剣。デザインはゲーム版と同じ。
「自ら持ち主を選ぶ」という逸話があり、紆余曲折あった後に凄腕の剣士ジャック・スワードから譲り受けた。
素早い身のこなしと卓越した剣技を併せ持つデイジィにとって、まさにうってつけの武器と言える。
譲り受けた際にジャックですら四等分止まりだったコイン斬りを一瞬で八等分にする芸当も見せた(後の隼の剣+隼斬りである)。
【バラモス】親衛隊の【シルバーデビル】もこれで仕留めている。
ロトの紋章 
勇者アルスの親友かつ剣王である【キラ(ロトの紋章)】が、賢者カダルの修業の卒業証として授かった剣。
本編と同じく軽い金属でできた細身の長剣で、殺傷力は低いがすばやく2回攻撃ができる。
アッサラーム偏後、アルスたちと別れて自身の生まれ故郷である剣王の里を訪れた際に、父親である剣王ロートシルトの亡霊の手によって呪いを受け、刀身や装飾が妖しくも美しい漆黒に染まる。
どういった手段で呪いが付加されたのかは不明ではあるが、この処置によってアームライオン戦では2回攻撃できるものの殺傷力が軽かったはやぶさの剣が、アリアハンでの戦いでは2回攻撃性能を残しつつ強靭なモンスターの肉体を一刀両断するほどの破壊の剛剣と化している。
以後、最終決戦である【異魔神】戦まで装備し続ける一振りとなる。
なお「はやぶさの剣+呪い」「幻影の中の試練で呪いの力で強化される」というくだりから、これははやぶさの剣と破壊の剣とを合体させた【はかぶさの剣】を再現した剣であると思われる。
この剣を装備した状態で放つ「剣王震空呀」は衝撃波が二重に発生し、ロートシルトをも驚かせた。
アッサラーム編ではキラがこれを劇場の楽屋に忘れていかなかったら、ヤオはアルスたちと合流することもできず、結果的にサーバインと対峙することもできなかったため、地味ながらも重要な役割を果たしたアイテムでもある。
ちなみに、ゲーム本編では戦士は装備できないのは内緒。
DQ3の設定から考えるとやはり、カダルが勇者アレル達と旅をした頃に、アレフガルドで買い求めたモノなのだろうか?(もっともアルスが見た、大魔王ゾーマとアレル一行の戦いでは誰も使っていなかったが…)
スーパーライトでは黒いはやぶさの剣という名義でロト紋コラボイベントに登場した。
DQR 
第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて、戦士専用武器カードとして登場。
レア度はスーパーレア。
5/3/4
2回攻撃
敵リーダーを攻撃できない
完全に敵ユニットの除去に特化したカード。
その性能は非常に高いが、その分敵ユニットからの反撃ダメージをどんどんくらってしまうため、普通に使っていては味方リーダーの体力が全くもたない。
回復カードや、味方リーダーの被ダメージを減らすカードと組み合わせて使っていくことは必須だろう。
後に、攻撃回数を多く稼げることが【ライアン】【マッドファルコン】などとの相性の良さを発揮したため、4→5コストに調整された。