DQ8
【じんめんガエル】、【ランドゲーロ】の上位種にして、この系統の最上位種。
実在する猛毒を持つカエル「ヤドクガエル」に酷似した青い体に紫の模様という、何ともどぎつい色合いをしている。
【神鳥の巣】の内部や【翼を持つ者の場所】(汎用エリア[夜間])、【人跡未踏の森】全域に出現。
特に翼を持つ者の場所の夜間では頻出し、異変後では8体固定編成がちょくちょく出現する。
逆に人跡未踏の森の東部では終盤は稀にしか出現しなくなる。
【討伐モンスターリスト】によると、裏側の顔は悪魔の顔とのこと。
表側は攻撃力が100程度しかないので、こちらの守備力が200ちょっとあれば、ほぼ何もしない。たまに「どうしていいのかわからない」という【無駄行動】をすることも。
しかし、もはや説明するまでもないが、ダメージを与える毎に裏表が変わる。
裏側のスペックがヤバイのも相変わらずで、攻撃力が表の倍である200に跳ね上がる。
特技も危険で、【ザキ】、【やけつくいき】、【こおりのいき】を使用するようになる。
この系列に共通する点だが、危険な敵なのに集団で登場しまくるのだから恐ろしい。
出現数も同種の中では最大で場所によっては6匹・8匹が当たり前。
しかし、集団を裏返してはいけないという対処法は、ここまでにさんざん味わってきたはず。
だが、下位種にはない新たな問題点を持ち込んでいるので、油断はできない。
それは、ランドゲーロまでなら通じた「裏返した場合は表に戻しやすい」という対処法が通じない事と、逃げない事。
回避率は、具体的にはランドゲーロの表側ほど極端に高くはないが、表も裏も等しく高い水準なのがミソ。これでは、回避率に左右される攻撃を繰り返していては、もはや裏表の変動が読めない。1体が裏返るだけでも結構やりづらい相手なのである。そして逃げないため、テンションを溜めて逃がす戦法が通じない。
したがって、回避率に左右されない呪文や特技を使うことの徹底がこれまで以上に求められる。ランドゲーロと同じく【ザラキ】で一掃するといいだろう。ヒャド系以外なら攻撃呪文も効く。
8匹集団に対し、ある程度テンションを上げてから【ギガブレイク】や【ビッグバン】、【グランドクロス】など大技をぶち込むとちょっと爽快だと一部で評判。
落とすアイテムは通常枠が【みず草のカビ】(1/16)、レア枠が【バンダナ】(1/32)。
前者はイメージ的にぴったりだが、後者はあまりにも不似合いな内訳な上にしょぼい。
3DS版
【写真クエスト】のお題の一つ「紫の顔のきょうふ」の被写体になっている。
紫の顔というと同じ場所に現れる【ダイス・ド・デビル】もそうなので、どちらが対象か迷うことがあるかもしれない。