ビルダーズ1
2章に登場する薬師の老人。容姿は【ブライ】に似ている。
公式サイトのスクリーンショットにより、開発時は「ゲンじい」という名前だった。
薬作りの知恵を借りるため、【エル】の紹介で主人公は彼と出会い、【木の墓】の墓場を完成させると拠点に同行する。
この拠点まで向かうまでのあいだ、彼は【ひのきのぼう】を装備しているのだが、なぜか拠点に着いたあとは住人の装備を強化する施設も無いのに【こんぼう】を使用するようになる。
実はエルの祖父なのだが後述のある理由から病に対する考えが対立しており、当初は仲違いをしている。
しかし二人の関連性を仄めかすようなシーンはいくらかある。
- 序盤のみだが「おお」「なんということじゃろう」というエルとほぼ同じ口癖がある。
- 【エルの設計図】、【薬師の設計図】完成後の両者のクエスト時の会話の前半部分が酷似している。(おお!それは本当(です)か?)
- 赤のとびら使用後の【ケーシー】のクエスト時、二人が「普段は険悪なのに急にイチャつき始めることがある」らしいことを聞ける。
勘のいいプレイヤーなら、これらの根拠だけで二人が身内であることを見抜いたかもしれない。
かつては弟子の【ウルス】と共に【リムルダール】に蔓延する病を治す研究をしていたが、すでにアレフガルドの人間からは物を作る力が失われており、実際に薬を作れないことから病に抗うことを止め、死を自然の摂理として受け入れるべきと説くようになった。
しかし章の終盤、旅のとびら・緑入手後、孫娘のエルが病に倒れた際にはさすがに取り乱し、今までの持論を曲げて主人公にエルを救ってほしいと頼み込んでくる。
終章ではエルに同行して【ラダトーム】を訪れるつもりだったようだが、出発前日にぎっくり腰となり、断念したらしい。
頑固な老人という印象だが、2章クリア後の会話から急にお茶目な部分が見られるようになり、「重苦しいイメージを払拭するために【ミノリ】のような髪色に染めてみよう」と言っている。
竜王(変身後)との最終決戦の際にも現れ、【やくそう】【せかいじゅの薬】を渡してくれる。
次回作では彼に似た【ホッホ】が登場する。