【エル】

Last-modified: 2024-02-12 (月) 01:26:10

ビルダーズ1

【2章 リムルダール編】にて最初の住人になる金髪の【シスター】
病がはびこる【リムルダール】でも希望を捨てず献身的に看病をすることを信条としている。
口癖なのか「おお」「なんということでしょう」という言い回しを多用するのが特徴。
何人かの住民からは「美人」「美しい女性」などと言われており、容姿は中々優れているようだ。
リムルダール編は彼女からの依頼で患者を集め、治療をすることが主なストーリーとなっている。
 
シスターということでさぞ清楚でおしとやかな女性なのかと思いきや、モンスター蔓延るフィールドをかすり傷一つで踏破して来たというたくましさに始まり、【竜王軍バトル】では自身も【石つぶて】【せいなるナイフ】を投げて果敢に戦う。一章の女性は誰も戦わなかったので驚いた人もいるのでは?
魔物を発見すると「おお! 魔物が!」と言いながらもモンスターに真っ直ぐ突撃していき、拳大の石やらナイフやらをガンガンぶつけてあっという間にモンスターを撃退してしまう意外におっかないシスターさん。
それどころか目の前でゾンビ化した患者に対してすら、「いやああああ!」と悲鳴を上げつつも怯むことなくぶちのめして物理的に神の御許に送り届けてしまわれる。なんという胆力だ。
そして病の元凶である【ヘルコンドル】に対しては「なんとなんとなんと憎らしい!」と発言しており、心の内に正義感を燃やす熱い人物でもあるようだ。
 
同じく2章に登場する薬師の【ゲンローワ】は祖父だが、病に対する姿勢の違いから当初は彼と袂を分かっている。
存命の肉親が存在するNPCは彼女だけ。しかし両親の姿は出てこない辺り、過酷なリムルダールの環境の中ですでに死別してしまったのだろうか。
 
一日の大半を【病室】での看護に献身的に費やしていたが、終盤では患者を治療していく中で遂に自分も元から患っていた病を発症し倒れてしまう。そしてもはやこれまでと自分を殺すよう【主人公】にお願いするが、主人公が調合した【聖なるしずく】により快復する。
ちなみに、彼女を快復させた日の内に残りの竜王軍バトルとヘルコンドル戦を終わらせ、彼女を寝たきりにしたままストーリーを進める…ことはできず、ヘルコンドルを撃破すると一晩経っていなくてもベッドから起き上がっている。
 
2章での快復後の会話や最後の別れ際のセリフ、終章で【アメルダ】と「はいたっち」をしている様子を見て羨ましがったり、世界よりも主人公が心配と言い出すなど、主人公に好意を寄せているような描写がいくらかある。
 
【終章 ラダトーム編】では【三賢者】の一人として登場するが、ルビスのお告げに従いラダトームを訪れたところ、魔物に【あまぐものつえ】を奪われてショックで落胆してしまっている。リムルダールではさんざん投石で魔物を倒してきた彼女でさえ、死と呪いの力に満ちたラダトームの魔物はとりわけ恐ろしく感じるらしい。話しかけると【やくそう】【どくけしそう】【まんげつ丸】【天使の気つけやく】をそれぞれ5個ずつ貰える。
ちなみに彼女に話しかける前にあまぐものつえを取り返すとこれらのアイテムは貰えなくなる。
さらに余談だが、この合流後から拠点に向かうまでのごく短い期間限定で、彼女が手に剣を持って戦う姿を見ることができる。
拠点に連れ帰るとさらにやくそうを20個くれ、せいなるナイフで戦う。唯一の遠距離攻撃使いなため生存率が高く、ほとんどの住民が【ダースドラゴン】に玉砕して倒れる中、一人だけ生存しているなんてことも多い。
その後、シスターらしく【教会】の建造を依頼してくるが、それは神に祈るための場所ではなく竜王と戦う者たちを癒やすためのもの。
実際、彼女が設計した教会は食堂と宿泊所が一体化したような施設であり、これまでの経験からか本人は「今さら神や精霊にすがる気は無い」と言い切っている。
「ルビスェ…」と言いたくなるようなセリフだが、ルビスもルビスで「新たな勇者が現れるまでの下準備を整えることが第一優先」という、悲惨な境遇にあえいでいる人間からしてみればあんまりな考えの持ち主なので、お互いに「期待できない、していない」という事なのだろう。過酷な環境下でも自暴自棄にならず、神頼みでなしに自分でやれる精いっぱいのことをやろうと強く決心して努力を続けているのだからむしろ立派である。
クエスト完了後はゲンローワから託された【せかいじゅの薬】の製法を教えてくれる。
また、【ケーシー】のぱふぱふ屋が癒しの場なら協力したいとも言っているが、どのようなものなのかは解っていない模様。癒しと言えば癒しだが……
 
竜王第2形態戦でも参戦し、2回目の手下召喚時に【海鮮鍋】をくれる。あの釣りバカが作ったのだろうか?
 
ちなみにイベントで彼女が悲鳴をあげるが、これが本作品で主人公以外の唯一のボイスである。
また、ディスクのパッケージ表面の左下に彼女とゲンローワと思われる2人組が描かれている。
 
ついでに1章~3章までのキャラクターの中では唯一、"最初の住民枠"、"見送りに来る住民枠"そして"再会する住民枠"をこっそり制覇している。
 
なお【えっちなライト】をつけておくと彼女もきちんと水着姿に変わる。ただし【マリベル】のようにかぶりものはそのまま。
 
余談だが、彼女の(意外なまでの)戦闘能力の高さは、次回作にてネタとして再利用される事になる。

スマートフォン版

2章の最後に主人公に渡し、3章の最初から使えるアイテムが【エルのくすり】10個に変更されている。
また【フリービルドモード】には彼女のフィギュアが登場する。