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【ひのきのぼう】

Last-modified: 2019-05-30 (木) 01:44:41




概要 Edit

檜(ヒノキ)を削り出して作られた棒。DQ2で初登場し、9以降は欠席するも11で久々に復帰した。
見た目は「持ち手に布が巻かれた細身の棍棒」という非常にシンプルな一品で、どちらかというと日用品の部類(後述)。
というわけで本格的に魔物退治に挑むにはまず向かないため、いずれの作品でも攻撃力が最低クラスの武器として位置づけられている。
主人公や魔法使い系キャラクターの【初期装備】であることも多いものの、大抵の場合早々に買い替えられてしまう運命。
また、序盤の魔法使い系モンスターにはこれを落とす奴が結構多い。気分だけでも魔法使い。
 
近年の作品では分類が「剣」になっている。木刀だったら間違ってなかった。でもこれはどっからどう見ても棒。
なのに鈍器じゃないの…?
これが剣に分類されたせいか、石刀は出演しているのに、木刀系の武器は今まで1回も出てきていない。
 
ちなみにモンスターズには【ひのきのつえ】という類似品がある。

DQ2 Edit

攻撃力+2。前作の【たけざお】に代わって登場し、以降レギュラーとなる。
ただし竹竿と違ってこちらは非売品。
【ムーンブルクの王女】の初期装備。【まじゅつし】のドロップアイテムでもある。
FC版のみ【満月の塔】の宝箱からも入手できる。
 
性能が低すぎるからといって、王女の武器を早期に買い換えようと焦る必要はない。
確かに【リリザ】【ムーンペタ】(リメイク版)に行けばもっと強い【せいなるナイフ】を買えるのだが、この時点での王女は基本的に何を装備させても打撃には期待できない。
まあ聖なるナイフがあれば【ミイラおとこ】のような守備力の低い相手には数ポイントのダメージが通るのでそのわずかな差が倒せるか否かを分けることも少なくないものの、この頃は攻撃力の高い敵が多く、守備力に劣る王女が【ぼうぎょ】をしないリスクに見合うかどうかは……。
よほど懐が潤っている人でない限りはローレサマル両王子の装備を充実させるほうを優先するはずなので、多くの場合王女はしばらくの間檜の棒1本を携えたまま旅をすることになるが、別段困りはしないだろう。
アイテム欄を1つ空けるべく、売り払ってしまってもいいぐらいだ。
少なくとも【ルプガナ】【まどうしのつえ】を購入できるようになってからでも、王女の武器の新調を考えるのは遅くない。

非売品なので手元に残しておきたいという場合はリメイク版では預かり所に入れておくとよい。複数欲しければまじゅつしを狩ればすぐに溜まる。
FC版ではドロップアイテムの仕様上1つしか落とさないが、宝箱が復活する仕様があるので、量産を狙う際は満月の塔に何度も登ればよい。
 
素手とは与ダメージ1しか違わないが、最序盤の敵であれば意外に小さくない差にもなる。
どのみちサマル加入直後はリリザあたりで彼を育てる必要があるため、初期の段階で魔術師からドロップで得られたのであれば、これを活用して武器の資金を浮かすという活用法も一応ある。
棍棒と銅の剣を両方売れば聖なるナイフくらいはすぐに買えるので、早々に棍棒と銅の剣を手放してドロップを狙いたいというプレイスタイルには良いかもしれない。
ローレはLV4~5もあれば檜の棒でもおおなめくじ・アイアンアント程度はほぼ一撃なので、サマルに強い武器を優先して2人掛かりで殴りかかると良いだろう。
その場合、ローレの武器を新調するのは湖の洞窟かローラの門へ向かうときでも遅くはないが、サマルがギラを覚えたら檜の棒はサマルに回すこともできる。

DQ3 Edit

攻撃力+2。全ての職業が装備できるが、【武闘家】のみマイナス補正がかかり攻撃力-1になってしまう。
【アリアハン】【スー】(FC版のみ)で5Gで販売。
 
開始直後に【アリアハン王】からもらえる支度品の中にこれが1本ある。
【勇者】の初期武器は【どうのつるぎ】で、他にも【こんぼう】を2本もらえる。
パーティ全員を打撃キャラで埋めない限り、必要な分は足りるので問題ない。
余りものとして【魔法使い】など棍棒が装備できないキャラか、パーティ内で最も力の低いキャラに回されるパターンが多いはず。
もちろんそういったキャラの打撃に期待できるわけもないので、ほぼ「装備しているだけ」のお飾り。
とはいえ、魔法使いについては【いざないの洞窟】で手に入る【せいなるナイフ】あるいは【カザーブ】で手に入る【どくばり】の入手までこれを持ち続けざるを得ないだろう。
 
人によっては最初から誰にも装備させずに即売り払われてしまうことも。ただ売値がたったの3Gというはした金。
売ったところで雀の涙、こうも安けりゃ売るのも惜しい。
一応誰でも装備できることを利用し、戦闘中に【混乱】した仲間を【パーティアタック】で正気に戻したい場合には使えるか。
というのも当時「武器を外す」というコマンドはなく、攻撃力が低いこの武器を持たせておいて装備しなおし、与えるダメージを抑えるしかなかったのだ。有益な用途としてはそれぐらい。
【眠り】の場合、パーティアタックのダメージが激減する仕様のため、そこまでする必要はない)
 
【スライムつむり】が1/32で、【カンダタ】【カンダタこぶん】【ひとくいばこ】が1/2048と異常なほどの低確率でドロップする。これは【アカイライ】【さとりのしょ】をドロップするのと同じ確率。
こんなバカバカしいお荷物同然なものが、戦う機会の限られる相手からプレミア級の確率でドロップをモノにした結果かと思うと虚しさしかない。
アカイライ相手なら同じ確率で悟りの書がもらえたかと思うと損した気分にしかならないだろう。ましてやアカイライはエンカウントでいくらでも戦えるので尚更である。
なお、ひのきのぼうのアイテムIDは00であり、ドロップアイテムの欄に何の数値も入力しなければ自動的にひのきのぼうをドロップするようになるという仕様上の産物がこの結果なのである。
1/2048という低確率も同じ理由で、制作側はドロップなしを想定していたと思われる。

リメイク版 Edit

扱いはほぼ同じだが、新職業の【盗賊】だけは事情がやや違う。
【レーベ】まで他の武器がないので、初期武器としてしばらく使われることになるのだ。
一方、眠りに加え、混乱中の仲間への攻撃もダメージが軽減される仕様になったため、その用途での利用価値は減った。
スマホ版以降では【パーティアタック】がなくなったのでその用途での利用価値は皆無に…。
 
また【旅人の宿屋】【タンス】からも入手できる。
ドロップなしの設定ができるようになったことで、スライムつむり以外のモンスターはドロップしなくなった。
 
SFC版の公式ガイドブックでは杖系武器と同じページに掲載されている。
どう考えても後述するDQ7・8の扱いよりもこちらの方が正しいと思われるのだが……。

DQ4 Edit

【ブライ】の初期装備。
後述のように店売りは限られるものの、ドロップを含めれば第1章から第5章まですべての章で目にする可能性がある。
ただし、ブライ以外でまともに装備する可能性のあるのは第4章序盤の【マーニャ】くらいであろう。
全キャラ装備可能かと思わせておいて、FC版では【アリーナ】だけは装備不可能。
ブライが護身用として扱える程度の武器なので、専門的技術が必要とも思えない。
前作の武闘家の装備ラインナップを意識している……と思いきや、こんぼうの方は装備可能だったりする。
こんぼうはダメージ期待値が3も増えるので、そっちを装備できるのは普通にありがたい。しかしなかなか不思議だ。
 
第3章では【ボンモール北の村】の道具屋で【はがねのつるぎ】に見せかけて売られている。
これはいわゆる幻術で、実際に買うと手元にきた時点でひのきのぼうに戻ってしまう。
詐欺にも見えるが、買値は10Gなので意外にもひのきのぼうとしては適正価格なのがなんとも腹立たしい。
第3章ではその特殊なシナリオ上、武器を持たずに動く機会が少なくないので、たまたまコレを入手した時に装備する可能性もゼロとは言い切れないが、実際のところそのような状況では逃げまくるかキメラの翼で移動すべきなので、コレで殴ったほうが早いなどという状況はまず無い。
 
キツネの術が解けた後は販売している店がなくなるため、購入できる場所がなくなってしまう。
ただ、【みならいあくま】【ベロベロ】など、これを落とす敵はいるため、入手手段が完全に断たれる訳ではない。あっても邪魔だけど……。
【ひとくいばこ】も落とすが前作同様ゼロ同然な確率。厳密には前作よりも更に下がり1/4096。

リメイク版 Edit

【トルネコ】も装備不可能になったが、上記のようにトルネコがひのきのぼうで戦う状況はまず無いので、このせいでトルネコが戦闘時に苦労することはない。
第3章の高確率なアイテムドロップにひのきのぼうはないし、最初の町であるレイクナバの武器屋でも売ってない。

むしろこれはボンモール北の村のイベントではがねのつるぎのニセモノに安易に気づかれないための対策と思われる。
FC版のときと違い、買うときに装備時の攻撃力が表示されるので、トルネコが装備できるとあまりに攻撃力が低いことから速攻ニセモノだとバレてしまうからだ。
ボンモール北の村限定商品なのはリメイク版でも同じ。
DS版ならば3章でも【ふくろ】が使えるので、アイテムを道具袋の限界数まで集めたいというコレクターは【うまのふん】と併せて99個買っておこう。
また、マッドルーパーからも入手できるようになった。
 
また、書物【魔法の杖をもとめて】にて、老人が歩行するのを助けるのに適した「究極の杖」として登場している。
ただ、公式イラストにあるものは杖として扱うには些か短すぎるため、実際にはかしのつえのように長めのものもあるのだろう。

DQ5 Edit

攻撃力+2。
主人公の初期装備。
攻撃エフェクトは杖と同じ。最弱クラスの杖という使い方だろうか。
 
他の作品なら武器をこれでごまかしつつ先に防具を揃えて、という選択肢もあっただろう。
だが、本作では最初の町である【サンタローズ】にそもそも防具屋が無い。
ここまでで【たけのやり】が買える程度のゴールドがあるので、まさにたけのやりに変えたくなる状況。
 
初期の固定戦闘で経験値を得れば主人公はLv2になるので、檜の棒のままでも【スライム】【とげぼうず】程度ならほぼ1撃で倒せるし、【せみもぐら】に対してもさして苦戦はしない。
しかし、攻撃力変化はとげぼうずを「ほぼ1撃(ときどき討ち漏らす)」と「確実に1撃」の境界線にあり、意外と差があったりするのも確かなので、その辺の判断はプレイヤーによるだろう。
 
本来の武器としての役割はこのように一瞬だけの登場だが、SFCではある意味重要。
それは、あの裏技【ひとしこのみ】の「ひ」の部分に該当するため。
用意する手段は、幼年時代から持ち超すか、過去のサンタローズに戻って購入するか。
アイテムの並び順も必須で、装備した武器は上にソートされる仕様上、制約がきつい。
主人公は指定の並び順で元から一番上であるひのきの棒以外装備できず、素っ裸に棒1本の格好になる。
安全を求めるなら、主人公は隊列の後方に置くか、馬車入りさせておくとよい。

リメイク版 Edit

「ひとしこのみ」が削除されたのでただの最弱武器でしかなくなってしまった。

DQ6 Edit

攻撃力+2。
やはり【主人公】の初期装備。【山肌の道】でこんぼうが手に入るので旬の期間は短い。
下手をすれば【ライフコッド】を出る前にたけのやりに取って代わられてしまう。
【アモス】【テリー】以外の人間キャラが装備可能だが、普通は装備することはまずないだろう。
一応、混乱時にこれに持ち替えて味方への打撃のリスクを減らすという使い道がないこともないが。
 
ただの棒では締まらないからか、【神崎まさおみ】の漫画版では木刀のような形状をしている。
劇中では主人公だけでなく【ランド】もこれを武器として持っていた。
 
かなり後半になって【パペットマン】が落とすが、使い道も無いのでとことん無意味である。
同じ地域に【はぐれメタル】が出現するので、メタル狩りをしていると結構溜まる。
【会心の一撃】狙いで【複数攻撃武器】から持ち替える手もあるが、他の武器でも代用できるのでやっぱり無意味。

DQ7 Edit

攻撃力+2、【ガボ】は攻撃力-1。
【グランエスタード】城下町の宿屋2Fのタンスに入っている。そのためTASなどを行わないかぎり確実に最初に入手する武器になる。
公式ガイドブックによれば漁具の一種で「硬くゴリゴリとした棒で、とった魚を叩いて弱らせるために使う」とされており、漁村である【フィッシュベル】のよろず屋やエスタード城内の道具屋に売っている。
今作ではプレイヤーキャラが初期状態で武器を装備していないので、最初に装備させてやることもできるが、エスタード城内の道具屋では同時に僅かに強力なたけのやりも売っている。
あまり与ダメに変化のないこの棒きれは【マリベル】に護身用として渡してしまおう。
 
次作でまさかの剣としての登場に多くのプレイヤーからのツッコミを呼んだこの武器だが、実は本作のPS版公式ガイドブックの時点で既に(【こんぼう】と共に)剣として分類されていた。なんでさ。

リメイク版 Edit

アミット号内の宝箱からもう一つ入手可(PS版ではアミット号内の宝箱は両方空っぽ)。
さらにキーファの初期装備として追加されている。このため三人分用意できるようになり、スライム戦で最低限の火力は確保された。

DQ8 Edit

攻撃力+4。価格は10G。
【トラペッタ】【船着き場】で販売されている他、1つだけならトラペッタで拾える。
敵では【くしざしツインズ】(1/64)、【げんじゅつし】(1/32)が通常枠で、【どろにんぎょう】(1/32)がレア枠で落とす。
 
杖や短剣、ないしは打撃武器の類かと思いきや、まさかの剣に分類されている。しかも鞘まで付いている。
だったら名前を「木刀」にでもすれば良かったのでは…
ちなみにこれ剣じゃないだろという突っ込みは制作陣も想定済みなのか、
これを装備して敵を攻撃すると普通の剣の音ではなく、きちんと打撃系のように叩いた効果音が鳴る。
当然剣スキルの特技は問題なく使用可能で、例え火炎斬りしようが、メタル斬りでメタルスライムに突き刺そうが全く壊れない。檜すげえ。
装備できるのは【主人公】のみ。
ゼシカや3DS版ゲルダは短剣スキルを伸ばしても装備できない。
しかしながらその主人公の初期装備である【兵士の剣】よりも攻撃力が低いため、武器としてはまずお呼びがかからない。一応前作までより攻撃力が倍になったのに装備する必要がないためさらに悪化しているとも言える。あんまりだ。

意外な使い道としては最弱武器であることを逆手にとって主人公が混乱した際に装備させることで同士討ちのダメージを軽減させるという活用法もある。
単に武器を外しただけでは【格闘スキル】を育てていると素手時の攻撃力上昇が発動してしまう為、この武器ならば攻撃力を最低に出来る。
最弱武器も状況と使い方次第では役に立つので、安易にガラクタ扱いしないでおこう。
 
錬金素材としての使い道はそれなりに豊富である。
現実世界でも檜は建築材等さまざまな用途に使われているので、DQ8においてもそれに倣ったのだろう。
 
具体的なレシピは以下の4つ。

いずれも買った方が早いのでほぼ実用性はない。
ただ、トラペッタの武器屋の宝箱(要【とうぞくのかぎ】)には「さぁ作れ」と言わんばかりにひのきのぼうとダガーナイフが入っている為、鉄のヤリひとつはタダで作れる。
このレシピに限ればなかなか有用。
ロングスピアが高額で手が出ない場合に、とりあえず槍を持つという手段に使える。
 
また、ダガーナイフや鉄のヤリをランクアップさせて、売却価格を引き上げる手段に使える。
例えばダガーナイフを350Gで買って、ひのきのぼうを計3本分使ってロングスピアにして売れば、380Gの出費に対し850Gの売却額となり、差し引きで470G分儲かる。
尤も錬金を2回分行わなければならないので効率はあまり良くないが。
敵のドロップなどでこれらの武器が余った場合は検討に入れておいてもいいだろう。
ちなみに、鉄のヤリの段階で売ると、15G分しか儲からない。
逆に、ロングスピアを更に【ホーリーランス】にランクアップさせても、【金のロザリオ】の原価の関係で差額は増えない。

DQ11 Edit

最弱の片手剣。買値10G。
なんかもうすっかり「剣」で定着してしまった感があるが、それでいいのか。
【主人公(DQ11)】【カミュ】【シルビア】【グレイグ】が装備可能。

-+1+2+3
攻撃力791116

十年以上の時を経て、再び本編に登場。
ぱっと見はバットのようである。打ち直しの上昇幅は高めになっているが、主人公の初期装備が初期値・上昇幅ともにこれより強い【イシのつるぎ】なので使い道は皆無。強いて使い道を挙げるとするなら、【パーティアタック】の際にこれに持ち替えるぐらいか。
【イシの村】の宝箱に入っている他、【デルカダール地方】のキャンプでも売っているが、買うことはまずないだろう。
  
【ズッキーニャ】のレアドロップでも入手が可能。
 
本来登場させる予定は無かったが、同社から発売されたニーア オートマタとのコラボでひのきのぼうが出たことから実装された。経緯については余談も参照。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ Edit

不思議のダンジョンシリーズ初登場。容量の都合で剣と同じグラフィックになっている。
相変わらず武器としては使い物にならない。
 
しかし、このシリーズでは草と錬金するとその効果を持った杖が作れるので、錬金素材として重宝する。
(【ラリホー草】との錬金で【ラリホーの杖】【火炎草】との錬金で【メラミの杖】など)
ある意味ドラクエシリーズで最も優遇されているかもしれない。

DQH Edit

護衛ミッションで現れる村人・男タイプが装備している物がこれだと思われる。
力の無い村人が、気丈にも敵に立ち向かおうとする姿を表しているが、周囲に居るのは【ヘルバトラー】【キラーマジンガ】といった猛者ぞろい。

DQH2 Edit

プロローグの主人公二人による【オレンカ】での模擬戦で、【テレシア】がこれと【おなべのふた】をセットで使用。
本編では【ちいさなメダル】2枚と交換で入手できる。交換してもメダル2枚を無駄にするだけなのだが・・・
ただし装備コンプの称号、トロフィーのためには必要ではある。
また今作は性能はそのままに装備の見た目だけを変えられるため、【ひのきのぼう】の見た目をした【メタルキングのけん】なんて事も出来る。
また、双剣版の【ひのきのぼう・2本】も登場している。

シアトリズムDQ Edit

プレイヤーカードに設定できる通り名で登場。それだけドラクエを象徴する武器ということなのだろう。
しかし通り名が棒……。

DQB Edit

本作最弱の武器で、攻撃力は1。【きりかぶ作業台】でも作れる。
【ふとい枝】1個で作れるが、もう1本ふとい枝があれば攻撃力5のこんぼうが作れるので、
リフォームに使える【土】の採掘以外で使う機会はないだろう。
 
1章と終章の初期装備だが、何もないよりはマシといったところ。
1章では開始直後の「物を作る」ということのチュートリアルで一度は作ることになる。
主人公が初めて作り出した、記念すべき最初の武器である。
 
【終章】ではラダトーム跡地…もとい建設予定地への到着までの当分の間、
裸一貫(まあ実際には【ぬののふく】くらいは作れるが)に、この棒きれ一本(と人によっては【ダンベル】を荷物に抱えて)で戦い抜くことになる。
こんぼうのレシピもこの時点ではないので本当にこの一本の棒きれが唯一にして無比の武器となる。

そのあまりにも貧相にも程がある装備から、最終的に伝説の装備一式で身を固めた姿へと行き着いた時には
ある種の感動を覚えることだろう。

ところでこれがふとい枝一つから作れるということは「ふとい枝=ひのきの枝」となるはずである。
しかしそれの元である「ひのきの木」はこの世界のどこにも存在しない。ふとい枝は世界中に大量に落ちているのに、である。枯れ木の類がひのきで絶滅したのかもしれないがそれにしては枝が余りにも多すぎる・・・
このひのきのぼうは「ひのき」ではないのかもしれない。

DQB2 Edit

攻撃力がなんと8もある!が作中の攻撃力が全体的に過剰気味なだけで最弱武器であることに変わりはない。
厳密に言えば【勇者のはた】【羽子板】というさらに攻撃力の低い武器は存在するのだが、これらには特殊な効果がついており、単純に攻撃力を比較できるものではない。
プロローグ中にレシピを閃き、さらに1本作ることになる。必要素材は【木材】1つ。
今作でもひのきに限らず何の木材でも作ることができる。というかやはりひのきの木が存在しない。
 
【かんごく島】ではサブイベントをこなしておけば入手できボス戦が楽になる。
素手では壊すのに3発殴る必要があった【砂】ブロックが1発で壊せるようになって感動する。

ダイの大冒険 Edit

序盤、復興中の【パプニカ】の武器屋で、1本5Gで売られていた。
のちの【破邪の洞窟】の宝箱からも合計2本発見された。
【メルル】が両手に持っている時代劇の十手ほどのサイズの棒。
宝箱を見れば開けずにはいられない【レオナ】により入手されたが、ほぼひとくいばこで当たりでもこれとお金が合計215Gだったので、酷評されている。
 
他にも、劇場版ではソフィアの港町の喧騒の中「ひのきのぼうがうちの店ならたったの2ゴールド!」という声が混ざっているが、ここまで来るとかなり破格である。





余談 Edit

武器なのにこれを武器屋で扱ってない事を疑問に思ったプレイヤーもいたことだろうが、実はその扱いが普通。というのは、【公式ガイドブック】の説明でも
日常生活の護身用、農家が脱穀で使うため、漁師が巨大な獲物を叩いて弱らせるため……
等々、そもそも武器扱いされていない場合が多いのだ。
なおDQ1では最弱の武器は【たけざお】。これでは釣竿か物干し竿だ。
さすがにそれで戦うのはおかしいとの判断か、DQ2からはひのきのぼうに交替し、最弱の地位を受け継いでいる。
 
檜は耐久性に優れ、建材から生活用品まで用途が広い。
模型店などでは工作材料として「ヒノキ棒」が売っているので、ドラクエを思い出してニヤリとした者もいるかもしれない。
しかし堅さでは字の通り樫(かし)の方が勝り、木刀は樫材が普通である。
(実際、かしのつえと一緒に同作登場している場合、かしのつえの方が攻撃力が高い)
他のゲームに登場例がなく、「ひのきのぼうと言えばドラクエ」という認識が定着しているのはこのためであろう。
 
この点、檜を選んだ理由を【堀井雄二】は、2017年のWithnewsの取材において
「音ですね」
「『ひのき』って一つの単語じゃないですか。すぐにわかる。もう絶対、ひのきしかないって思いました」
「ただの棒じゃだめ。でも『かしのぼう』だと、お菓子みたい。それに『かし』って言われても平仮名だと何だかわかんない」
と語っている。
しかし後にかしのつえは採用されていたりする。つえなら「菓子」と誤認されないだろうということか。
 
海外版では”Cypress stick”。
”Cypress”とは糸杉。セイヨウヒノキとの別称もある。
西洋では建材、彫刻、棺、クリスマスツリー等、日本の檜同様に用途が広く身近である。
なお檜は日本と台湾にのみ分布。正しい訳語を当ててしまうと向こうの人には通じないはず。
 
FFシリーズの一部作品に「サイプレスパイル」という武器が登場。
スティックでなくパイル(杭)だが、「ひのきのぼう」の英訳を意図したネタであろうと考えられる。
 
「電気グルーヴ」の楽曲「DS Massive」(1992年のアルバム「KARATEKA」に収録)の歌詞に
「アンタッチャブルな暴れん坊 くさりかたびらにひのきのぼう カツレツキッカにフラウボウ」
との一節がある。前後から分かるように音韻からのチョイスだが、聞いてすぐドラクエと分かる、ドラクエらしい単語であることも大きいだろう。
なお実際のゲームで、くさりかたびらを着るレベルで武器がひのきの棒ということはあり得ない点につき、きちんとセルフツッコミのネタにしている。DQファンの鑑である。
 
「ニーア オートマタ」に、ロトのつるぎや勇者の剣を差し置いてDQ11コラボで登場したのも、ニーアのディレクター、ヨコオタロウの「ドラクエと言えばひのきのぼう!」との熱い思いによる。ファイナルファンタジーのコラボの方も初期装備なので対等といえるだろう。
下手に強い武器とかを実装しても、原作殺しになってしまうことに配慮したと見られる。
ひのきのぼうゆえ攻撃力は当然低い。
しかし「会心の一撃」を意図してか、お尻叩き棒のようにクリティカルが出やすくなる。
また装備中はダメージ表示と宝箱のグラフィックがドラクエ風になる。
この手の仕様は、FF12のトロの剣でも使用されている。
なお、DQ11には元々ひのきのぼうの実装予定はなかったが、当コラボにより実装が決定した由。まさしくオートマタからの「おっと待ったあ!」であった。さらにはCGモデルもニーアのものをDQ11に流用したという。ドラクエ愛が本編に届いた瞬間であった。