概要
全シリーズに出てくる【道具】で、回復アイテムの一種。漢字で書くと「薬草」。
現在では【HP】を30~40程度回復させるアイテムとして定着しているが、初期の作品では【ホイミ】よりも回復量が大きかった。
ほぼ全ての【道具屋】で販売されている。序盤の回復、いざとなったときの回復は基本的にこれに頼ることになる。
【スライム】等、序盤のモンスターがこのアイテムを落とすこともシリーズ恒例。
また、シリーズを通して最初に訪れるダンジョンの宝箱にだいたい1個は入っている。
DQシリーズは基本的に、常時使用可能な回復系消耗品は効能が高くなるほどに非常に価格が高騰し、[購入額:HP回復量]の比率でなら最初から最後までやくそうがトップを保つことも珍しくない。
道中のHP回復手段として優秀なコストパフォーマンスが、伝統的に保証されているとも言える。
とはいえ中盤以降は【MP】の充実の他、【ベホイミ】以上の回復呪文の習得、戦闘中限定で可能な無消費回復手段、やくそうだけではHPの回復が間に合わなくなること等によって、徐々に出番が無くなってしまう。
MP消費はできるだけ魔法を使わず節約するに越したことはないのだが、アイテムの所持数に限界がある以上、やくそうは使う数が多過ぎて効率が悪く、すぐに底をついてしまう。
ただし【ふくろ】システム導入によって持ち運べる量が大幅に増大したことで、フィールドを移動しているときのHP回復に回復手段に乏しいMPを使わず対処できるというメリットがあることから、【ゴールド】に余裕のあるプレイヤーは買い貯めしておくことも珍しくない。
家庭の常備薬としての設定もあるため、序盤では民家の【タンス】や【壷】に眠っている代表的な品であり、ドロップアイテムとしてやくそうを持っているモンスターも結構多い。
特にやくそうを買い込んでいることも多い一人旅では、「やくそうを捨ててやくそうを手に入れた」というちょっと悔しい事態に陥ることもままある。
また序盤では【オニオーン】や【きりかぶおばけ】等の一部のモンスターが、【ホイミ】を唱える代わりにやくそうを使用することもある。
MP消費のあるホイミとは違い、こちらには所持数の上限が無いので無限に使用でき、【踊り】や【呪文】と違って封じる手段が「行動そのもの」を封じるしかないので、厄介と言えば厄介かもしれない。
【上やくそう】・【特やくそう】・【いやし草】・【上いやし草】・【弟切草】・【アモールの水】・【月のめぐみ】といった、やくそうよりもHPの回復する量の多い上位互換アイテムも登場しているが、何だかんだでこれからもDQシリーズで活躍することは間違いない「縁の下の力持ち」的な存在のアイテムと言えるだろう。
FC版DQ1の説明書には原料が記されており、「【マンドラゴラ】の根とヨモギの葉をすりつぶして調合した傷ぐすり」とある。
一方でアイテム物語の記載では、どこででも栽培できる植物の葉を特殊な薬品に浸して乾燥させた後でホイミの呪文をかけるという製法で、葉の繊維に染み込んだ薬品に呪文が反応して体力が回復するという妙に凝った原理となっている。
使い方
薬草にはいろんな使い方が存在し、主な使い方として「口から摂取する」と「患部に当てる」が挙げられる。
アイテムアイコンは大体の場合、やくそうの葉っぱの上に赤や黄色の薬の粒か小さな果実のような物が盛られた画像で、どちらの使い方(粒を食べて使用する・葉を食べて使用する・すりつぶしてぬる)でも意味が通りそうな外見となっている。
口から摂取する
一口に「口から摂取する」と言ってもバリエーションがあり、「そのまま食べる」「葉から成分を抽出して飲む」といった描写が確認されている。
初期シリーズの説明書や公式ガイドブック、そしてFC版DQ1の使用時のメッセージでは「煎じて飲む」と説明されている。
【不思議のダンジョン】シリーズでは、モーションを見るにやくそうを丸ごと飲み込んで使っている(一応メッセージでは「~を薬にして飲んだ」だが、直接敵に投げ当てても効果は同じ)。
SFC版DQ1・2の攻略本にも「ひと口で20~35ポイントHPが回復できる」という説明がある。
また、リメイク版のDQ5では【アームライオン】がやくそうを食べて回復しているが、それに反して攻略本(下)には「傷口に当てておくとけがの悪化を防ぎ、早く回復させてくれる」と記載されている。
PS版のDQM1・2での性格が【おんわ】のモンスターの特殊能力(薬草を探し出して使い、自身のHPを回復する)が発動した際のメッセージも「くちにした」となっている。
DQ10では薬草を一気に使う行為が「がぶ飲み」と呼ばれている。
DQ11Sの【ボイスドラマ】では【セーニャ】がケガをしたスライムに薬草を食べさせようとする場面がある。
ゲーム以外でも、4コマ漫画では大体草を食べて回復をしている。
小説版DQ6でもすりつぶしたものや絞り汁を飲ませたり、葉を噛んで水で飲み下そうとしたりする、という方法で使用する描写がある。
【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】でも葉を直接食べて使用している。
DQ1
回復量は23~30。
【かぎ】と同様に他の道具とは別の専用枠で管理されており、6個まとめて持てる。
値段は1個24ゴールドと高めで、最序盤では【ラダトーム】の町の【宿屋】に泊まる方が安上がりだし、ダンジョンの本格攻略をしないうちは武器防具を優先して買いたい。
【公式ガイドブック】ではレベル1から【ドラキー】に出会って薬草を使ったりしているが、正直もったいない。これはレベル1の状態で遠出してしまって思わぬ強敵に出会ってしまったというシチュエーションであり、貴重な薬草を浪費することで、適正レベルに達しないうちに遠出すると危険ということをアピールするためである。
ただし城の南西側のエリアでは城のすぐ近くでもドラキーが出現することがあるので、保険として薬草を持ち歩くことは無駄ではないが。
所持できる個数も限られるので、移動中はなるべく【ホイミ】で回復し、戦闘突入前にHPを高めに保った上であくまで戦闘中における緊急手段として使いたい。
順当なレベルと装備をしていればやくそうの回復量を超えるダメージを受けることになるのは終盤戦ぐらいなので、【ベホイミ】を覚えるまではこれで十分だろう。
覚えたなら晴れてお役御免と行きたいが、【りゅうおう】を倒しに向かう道中では【MP】を温存する必要があり、城内雑魚を逃げにでも徹しない限り【ロトのよろい】の自動回復をもってしても賄いきれないので、逆に道中の回復として使っていくことになる。
また竜王の第1形態は【ベギラマ】が主体なので、防具の耐性があれば薬草で回復が追いつくことも多い。どのみち第2形態になると薬草は役に立たないのだから、第1形態の戦闘中に使ってHPを高めに保っておくという使い方もある。運良くマホトーンが飛んできた直後にとどめを刺すことができれば、HP満タンで第2形態に挑めることもある。
リメイク版
SFC版のメッセージウィンドウでは「薬草」表記。
専用枠ではなく一般アイテムと共通の枠で扱われるようになったが、6つまでのまとめ持ち制は継続。
値段が10ゴールドと大幅に値下げされて買いやすくなったのだが、ホイミに回復量で追いつかれてしまった。
結果、MPが切れるまで出番はなくなり、使用される回数は激減。
竜王の城でもエンカウント率が低下、さらに【ロトのよろい】のヒーリング効果が倍増しているため、薬草がなくても十分な回復ができてしまう。せいぜい竜王の目の前で飲んで決戦に備える程度だろう。
道具欄に6個入ったまま、いつまでもいつまでも使われないということも。
オリジナル版では道具屋の無いリムルダール以外ではどこでも買えたが、リメイクでは【メルキド】の道具屋では売っていない。
ゲームブック(双葉社)
所有していると、HPが0になったときにHP10の状態で復活できる。
ただしバッドエンドでは復活できない。
小説版
主人公アレフが旅の必需品として最初から所有しているが、戦闘ではなく足にマメができた際に使用した。
DQ2
値段が15ゴールドになった。
主人公の【ローレシアの王子】は呪文を使えないので、一人の段階では買わざるを得ず、ほぼ必須アイテムである。
前作と違って敵が複数で襲ってくるようになり、一人旅のときに受けるダメージは前作の比にならないほど高いので、低レベルのうちは早めに使わないと危険である。
なお、【勇者の泉の洞窟】の宝箱から2個入手可能であり、洞窟を出入りすることで再入手可能になる仕様なので、序盤の金策として無料回復スポットを利用して往復する手もある。
また、【アイアンアント】や【やまねずみ】が1/8という高確率で落とすので、これらのモンスターを容易に倒せるようになると買わなくても自然と手元に集まる。
回復量は移動中の【ベホイミ】と同等で50程度(最小21、最大76)と大きい。
【ふしぎなおどり】が超極悪性能のため、終盤の道中でも十分実用できる。
ただ、本作からはまとめ持ちが無くなり、そのうえ各種かぎやレアアイテムのために枠を圧迫されやすく、多数持ち歩くのは大変。
【福引き】の5等の景品(GBC版以外)でもあるが、【ふくびきけん】そのものを売った方が金になるので、4コマ番外編の3巻で「当たったのに損をした気分だから福引券を返してほしい」とネタにされたこともある。
そして何の因果か、FC版ではその福引券目的で薬草が売れることすらある。
金策としての効率は毒消し草のほうがやや上だが、薬草でも利益は充分得られ、買うときに選択の手間が省ける利点もある。
それら以外を買っても効率が悪く金策にならないので、福引券目的で買う道具の選択肢は事実上その2つしかない。
常に一人旅だった前作と違い、本作では一人二人死んでも全滅しない限り旅は続けられるので「HP0の死人に薬草を使えばHPが回復して生き返る」なんて期待して使った人もいたかもしれないが当然ムダ。ここでHP0と1の差の大きさを痛感したと思われる。
実際その通りHPを0から1にするためだけに【教会】で高い蘇生料を要求される。
リメイク版
10ゴールドとさらに値下げされたが、回復量がホイミと同等まで落ちてしまった。
とはいえアイテム所持枠も拡張されているのでかえってFC版よりも頼れる。
サマル加入後も道中のMP節約に貢献するため、【ちからのたて】を買い揃えるまでは持ち歩いて損はない。
スマホ版以降では以降のタイトルに合わせて8ゴールドまで値下げされた。
どくけしそうと合わせて売買を繰り返すことでふくびきけんの量産が容易となった。
ゲームブック(双葉社)
所有していると、HPが0になったときにHP5の状態で復活できる。
ただしバッドエンドでは復活できない。
ゲームブック(エニックス)
5個まで所持可能。任意のタイミングで使用でき、HPを20回復する。
また、ロンダルキアのほこらでは1つにつき40回復できる特別な薬草が5個セットで入手できるが、これを持つと普通の薬草は持てなくなる。
小説版
【メガンテ】を唱え瀕死となったコナンに使用するシーンがある。
DQ3
値段が8ゴールドに下げられ、以後この値段が定着した。
回復量は35~49でホイミよりやや上。
最初からパーティを組めることでちょっとの傷であれば【僧侶】の回復呪文で間に合う。最初は【アリアハン】の実家を利用しつつレベルを上げるのがセオリーなので、前作ほど薬草に頼りたくなる場面は少ない。
ただし、【ナジミの塔】や【いざないの洞窟】の攻略となると話は別で、補助的に1~2個は持ち込んだ方がよいだろう。また、道中の宝箱で補充できることも多い。一方、前作ほど高頻度で落としてくれるモンスターはいない。
【ロマリア】方面に行って以降も、遠出する場合には保険としていくつか常備しておきたい。
特に、【ノアニール西の洞窟】や【ピラミッド】といった難所や、【シャンパーニの塔】のようにボスが待ち構えるダンジョンでは僧侶の消耗を抑えるのに役立つ。
ピラミッドの地下を攻略する際は呪文が使えないため、手持ちいっぱい持っておこう。
船を入手するころまで行くとさすがに力不足でほぼ道具欄を圧迫するだけの存在になってくる。
しかし逆に道具欄を一杯にすることで宝箱の入手を取捨選択する場合にはもっとも妥当なアイテムになる。特に【ランシール】の【ちきゅうのへそ】に挑む場合は道具欄の空きが3つしかない関係で薬草を持たせるのは少々厳しいのだが、薬草で道具欄を一杯にしておけば不要な宝箱を拒否できると同時に、必要なものだった場合にはいったん入手を拒否したうえで薬草を消費してから開けるようにもできるため、回復の足しにもなって一石二鳥となる(ただし地面にある宝箱の話であり、ドロップの場合は拒否したらそれまで)。
なお、同所は薬草をメインの回復手段として挑むには厳しい場所であり、現実的には勇者か賢者で臨むべきなので、呪文の使えない職種が薬草に頼るよりも、危なくなったら大人しく【リレミト】するほうが無難だろう。ちなみに最深部の【ブルーオーブ】が入った宝箱の隣の箱の中身がこれ。
ピラミッドの【ミイラおとこ】付きの宝箱の中身がこれだったり、【サマンオサ南の洞窟】では床に転がった宝箱で罠を疑って【インパス】を唱えてから開けた中身がこれだったりして、ガッカリ感を演出する役割も担っている。
逆に僧侶がパーティにいない場合はほぼ必須。
勇者がホイミを習得するにはある程度レベルを上げる必要があり、そもそもMPがあまり伸びないので覚えたとしてもそうそう何度も使えない。
【公式ガイドブック】でもパーティ構成の一例の中で僧侶の在籍しないパーティにあっては「命綱」「絶対に手放せない」と記している。
もっとも所持アイテムの数に限りがあるFC版では仮に手持ち一杯の薬草があったとしても中盤以降の攻略においてはとても間に合わない。
大人しく僧侶をパーティに入れるか、何らかの事情で初期メンバーに加えない場合でも途中【賢者】や僧侶への転職をしておくのが無難といえる。
上記の通り、僧侶や賢者がいるパーティは言うまでもなく、そうでないパーティでも後半になると最大HPに対して回復量が少ないため、使われることがなくなる。
…と思いきや、後半に存在する【ラダトーム北の洞窟】を探索するときは呪文そのものが禁止される性質上、移動中の回復手段はこれしかない。
なので、少しでも死亡率を下げるためにありったけの薬草を買い込んでから洞窟に挑むプレイヤーが多い。
回復アイテムであるが、本作では意外なことに攻撃手段として価値のある一面がある。
実は闇の衣をはぎ取った【ゾーマ】に使うと、守備力・耐性に一切関係なく1~255のランダムダメージを与えるのである。
これはゾーマが負の存在なので、やくそうの効果が逆に作用するためであると【堀井雄二】が語っている。
回復量が=ダメージ量でない理由に関しては不明だが。
ダメージの振れ幅がひどすぎて安定感はまったくないのだが、平均ダメージは128になるため、理論上攻撃力255以上のダメージソースとなる。
攻撃呪文がほぼ効かないので非力な呪文職は当然として、守備力が高いうえ【いてつくはどう】で頻繁に【バイキルト】や【ルカニ】がはがされることから、【戦士】や勇者といった前衛職であっても、とりあえず使ってみてもよいだろう。
アイテム欄に空きがあるなら【ゾーマ城】突入前に買い込めるだけ買い込んでおくといい。
リメイク版
SFC版では回復量が後の作品と同じ30~40に落ちたが、GBC版では35~50と、FC版よりも微増した。
ふくろが登場したリメイク版では、買い物の際に9個までまとめ買いできるようになったため、買い溜めするのが楽になった。
DQ6からの変更点としてふくろの中から直接道具を使用できるようになったため、使い勝手が大きく向上している。
リメイク版DQ3は宝箱から高額換金できるアイテムを多数入手できるため大量に買い込んでも財布が傷みにくく、呪文が使えないダンジョンや僧侶無し・一人旅PTでの攻略が簡単になった。
SFC・GBC版では第1の【すごろく場】の【壷】マスからも入手できる。
その際、その場で使用してHPを回復するかどうかの選択が出る。
ゲームブック(エニックス)
1つにつき回復量20の「薬草」のほか、回復量40の「薬草大」(大は◯の中に大の表記)、さらに中巻以降は回復量65の「命の木の葉」、下巻では回復量200の「レッドポーション」が登場する。
戦闘で使用する場合はその分攻撃が1回休みになる。
DQ4
ホイミと回復量が完全に一緒になった。
第一章と第三章では呪文を使えるPCがいないため世話にならざるをえない。特にFC版のNPCはホイミを移動中に使えないため、道中の回復のために持っておく必要がある。
本作から【タンス】や【壷】を調べられるようになり、第二章以外の各章のスタート地点の施設で薬草をゲットできる。本作以降、スタート地点のタンスや壷から最低1個は薬草が手に入れられる流れが踏襲されるようになる。
逆に後半のダンジョン内の宝箱の中身がこれでガッカリというパターンは基本的になくなった。
第一章のボス戦では【ホイミン】がやられやすいので、その場合に備える意味でもいくつか持ちこんでおいた方が良い。
第二章の【武術大会】では【アリーナ】のHP回復はこれしか方法がないため、相当レベルを上げていない限りは必須。また、大会中は勝ち進むたびに次の相手と戦う前に薬草を使うかどうかを確認される。【ミスター ハン】と【ベロリンマン】以外の相手は全員これを落とすので即時活用するとよい。もちろん即時と言っても戦闘時や戦闘後のインターバルで使用できるという意味であり、ドロップなので持ちきれない場合にその場で使って消費するような真似はできないので、あらかじめ道具欄に空きを用意しておく必要はある。なお、武術大会で負けた場合には【ブライ】から薬草を積極的に使うことを暗に助言される。
第三章では【ボンモール北の村】でも売られているが、これは実際には【うまのふん】である。
【モンバーバラ】ではシリーズでも珍しく防具の店にやくそうが売っているが、第四章ではミネアが最初からホイミを使えるのでここで買うことはあまりないかもしれない。
第五章では【山奥の村】の地下倉庫の1個に加えて、【木こり】からの贈り物の1つに薬草が含まれる。初期レベルでは回復呪文が使えず、【エンドール】までの道中は一人旅になるので活用しよう。
また、敵モンスターにもやくそうを使ってくる奴が登場するようになった。初使用は【きりかぶおばけ】。
ホイミと違って無限使用可能で封じる手段がないという特徴がある。と言ってもホイミスライムなどのホイミも無限使用可能で序盤には封じる手段がないのであまり違わないが。
武術大会のサイモンが稀に使用するため運が悪いと戦いが長引いて厄介。
小説版
【フレノール】の薬草屋で、クリフトが購入するシーンがある。
ゲーム中では、やくそうはやくそう一種類しかないのだが、本作では鎮痛、化膿止め、血行促進など、現実世界の医薬品同様、用途別にいくつもの種類があることが記されている。
クリフトはこのときに高度な薬草の知識を披露し、店員を驚かせていた。
また、店員が直前に打っていたチェスの盤面を一瞥し、逆転の一手を教えることでオマケしてもらっている。
何かと三枚目扱いされがちなクリフトの、貴重な活躍シーンである。「【サントハイム】で学べるだけのことは学んでしまった」というのは伊達ではないのだ。
その後、武術大会に臨むアリーナ相手に、各種の薬草を解説しながら渡す場面も描かれた。
DQ5
主人公がホイミを覚えるまでは生命線となる。
【アルカパ】に行くまでは購入することができないが、オープニングの船室、【サンタローズ】の武器屋2階、【サンタローズの洞窟】の最初の宝箱で計3個手に入り、洞窟内のモンスターもしばしば落とすのでよほど無理な行軍をしなければ不足することはあまりない。リメイク版では拾える量がさらに増え、船上と村の中を合わせて計6個と十分な量が手に入る。
ホイミ習得以降も少年時代では【ビアンカ】や【ベビーパンサー】に持たせておいて、主人公の負担を減らす手法が有効。ただし、戦闘中にベビーパンサーに任意に使用させることは難しいので注意が必要。
青年時代に入ると回復呪文を使えるモンスターを多数勧誘できるようになるため、薬草に頼らざるを得ないような状況はかなり減る。
本当に運が悪くホイミを使えるモンスターをまったく勧誘できなかった場合は主人公の負担が大きくなるため、【死の火山】のような長丁場に挑む際はいくつか持っておいても良いだろうか、程度。
敵側の使用者は【アームライオン】と【ムチおとこ】。
リメイク版
ふくろが登場したリメイク版ではそこそこ利便性が高い。
主人公と【ピエール】がホイミを習得するため印象に残りにくいが、実のところ序盤での習得者はこの2名と勧誘が難しい【ホイミン】のみとかなり限られている。
これらのキャラに万が一のことがあると回復手段が大幅に制限されるので、保険として多少持っておいても損はない。
ベホイミ以上の上位呪文になると途端に使用者が増えるので、中盤以降はよほど特殊なパーティ構成でもない限りあえて買いだめする必要はないだろう。
また、【ゴールドカード】の入手を目指すと副産物として大抵の場合大量の薬草が手元に残る。
売り払って費やしたゴールドの足しにしてもいいが、そのまま残して本来の用途で使うのもアリ。
DQ6
この作品から【ふくろ】が登場したことで、道中回復手段として大量に買い込む選択肢が生まれた。
一度に99個まで持ち歩けるので、十分連続使用に耐える。
DQ5同様に主人公は早期にホイミを習得できるが、【夢見の洞窟】や【地底魔城】、【ムドーの島】といったボス戦のある高難易度ダンジョンが序盤から続くため、たとえミレーユやチャモロが加入した段階になっても頼ることは多い。
夢見の洞窟を攻略する際には最寄りのサンマリーノで買い物できない事情もあり、【グランマーズ】が10個だけ袋に持たせてくれる。洞窟の難度を考えると絶妙に足りない水準なので、事前にある程度買いだめしておくことが推奨される。
ムドー討伐後はダンジョン内でも馬車のキャラに呪文を使わせることができるため、一気に価値が薄らぐだろう。
戦闘中の回復では【アモールのみず】や【ゲントのつえ】がベホイミ水準の回復量が出せるため、役割を譲ることになるだろう。
敵側では【オニオーン】、【もりじじい】、【スモック】が使用する。
【シエーナ】(【マルシェ】)では、セット販売を行う商人も登場する。薬草6個と聖水1個のセットでお値段50Gと、18Gほどお買い得。
【欲望の町】では、「よく効く薬草」なるものが80Gで売られているが、買っても手に入るのは普通の薬草。ただの【ぼったくり商店】である。
DQ7
袋に50個(リメイク版では99個)まで詰め込んで回復に使える。
特に呪文が封じられる【デス・アミーゴ】戦ではこれがないと確実な回復が実行できない。同戦闘では【NPC戦闘員】の【木こり】も薬草を使って回復してくれるが、パーティメンバーにも予め持たせておくと安心である。
また、呪文・特技が使えなくなる過去ダーマ編では移動中の回復は薬草に頼るしかなくなるので重要。戦闘中なら【奇跡の石】もあるが、石を持たないキャラにはやはり薬草をいくつか常備させておきたいところ。ちなみにこの時期にパーティに加わることになる【フーラル】も、戦闘中に薬草を使用することがある。
敵側では【あらくれ】が使用する。
小説版
原作と同じく呪文の封じられるダーマ編にて使用描写あり。
ホイミと違い即効性はないらしく、「包帯を巻いたその下に薬草を仕込んで出血を抑える」という痛々しい使い方。
しかも、なんとか活動可能にする程度の効果しかないようで、主人公たちはものすごく苦労している。
ホイミのありがたみがよくわかる描写である。
DQ8
上やくそう錬金のおかげで歴代DQでも間違いなくトップの消費量を誇るが、逆にそのせいで回復手段としての価値は普段以上に低い。
錬金が解禁されるまでは出番があるか……と思いきや、意外と【ヤンガス】ですらスキル次第で割と早くホイミを覚えてしまうので、二人旅の頃でもそこまで重要ではない。とはいえ保険として持っておいて損はない。また、二人旅の間のボス戦はテンションを貯めてからの攻撃が有効だが、ホイミと違ってこちらは回復量が固定になる代わりにテンションを消費しないという利点もある。
ただ、本作あたりからその辺を探索するだけでごろごろ拾えるようになり、序盤の回復のための必要量はわざわざ買わずとも概ね確保できるようになっている。
【ポルトリンク】の【野草売り】のお姉さんから10Gでランダムで買えるが、これが出るとハズレな感が否めない。
モンスタードロップの仕様が大幅に変わった影響で、序盤から終盤にかけて膨大な数のモンスターがこれをドロップする。
ほとんど全てが通常枠に収まっており、ドロップ率も極端に低いモンスターは見受けられない。
敵側では【じんめんじゅ】と【くびかりぞく】が使用する。
ちなみにサザンピークで開催されるバザーでは、大臣の妻(ラグサットの母親)は8Gでも値切りを要求し、断ると夫の権力を使い店を撤去するという。
- DQ8のレシピ
DQ9
DQ8同様、DQ9では最強装備の錬金に必要な素材の末端(やくそう→上やくそう→(中略)→【げんませき】→【しんかのひせき】)にもなっている。
必ずしもやくそうから作る必要はないのだが、単なるやくそうが錬金を繰り返した末に最強装備に化ける、と考えるとスゴイものである。
敵側では【リリパット】と【じんめんじゅ】が使用する。
- DQ9のレシピ
やくそう×1 + やくそう×1 → 上やくそう + 上やくそう×1 → いやしそう + どくけしそう×1 → 上どくけしそう
DQ10オフライン
1人のHPを30~40回復する。
戦士など回復呪文のない職業で始めた場合、DQ2並に序盤のお供となる。
【オニオーン】、【おむつっこり】、【おおきづち】、【シールドこぞう】などの通常ドロップでも入手可能。
移動中に使用するとわざわざアニメーションが挿入されてしまいテンポが悪くなるのが欠点。【ドルボード】に乗って使用すればアニメーションを省略できる。
クエスト【薬草戦士と豊かな土】では育て方がピックアップされた。
- DQ10オフラインのレシピ
やくそう×3 → 【上やくそう】
DQ10オンライン
がぶ飲み機能で移動中に限りまとめて使えるようになった。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
過去作同様、主人公がホイミを覚えると出番が激減する。
各地で宿泊できる【キャンプ】やレベルアップ時に全回復といったシステムの後押しがあるため、「どうぐぶくろに詰め込んで移動中の回復をやくそうで済ませる」という用途すら立場が危うい。
特にPS4版等ではボタン一つで【ほぼまんたん】が手軽にできることが向かい風。
船入手前後辺りから【ホメロス】や【カンダタ】が【マホトーン】を使ってきたり、【ドラゴスライム】が集団でブレスを連発してきたりと回復アイテムが欲しくなる場面が増えてくるが、さすがにやくそうでは回復が間に合わない。そこまで進んだら【上やくそう】にシフトするべきだろう。
最初のダンジョンである【神の岩】攻略中は【エマ】が無限にこれを使用して回復してくれるのが本作でのハイライト。
3DS版・DQ11Sでは【ウガーン】に呼ばれる【ドロル】の【ぶきみなきり】対策で出番もあるだろう。
本作にも草好き系称号が存在するので、取りに行くなら戦闘を終えた際にすぐ消費できるよう予め大量に買い込んでおきたい。
モンスターズシリーズ
1体のHPを30~40回復させる。序盤からあちこちに落ちているため、不足することはあまりないだろう。
回復する手段が少ない序盤はよくお世話になると思われる。
DQM1・DQM2
GB版・PS版1では異世界から帰還する度にタイジュの大臣が、
【テリーの ぼうけんの ぶじをいのり やくそうを あたえよう!】と言いつつ与えてくれるが、
中盤以降はアイテム枠を埋めるだけのありがた迷惑なやりとりになってくる。売っても雀の涙レベルの値にしかならないし。
地味なテクニックだが、回復アイテムをHPが減った敵に使うと、肉のように仲間になる確率を上げることができる(上昇度合いは回復量に依存。やくそうでは【まもののエサ】相当)。
やくそうが余っていて肉が不足している、という状況に出くわしたら試してみよう。
特に回復手段が充実していて、持っていても意味がない状況ならアイテム欄を確保する意味合いでも放り投げてしまって良い。
不思議のダンジョンシリーズ
表記は漢字で「薬草」。こちらの回復量は25で固定。上位品に【弟切草】がある。
歩いていると自然にHPが回復することもあり、これを命綱にするような機会は序盤がほとんど。
ただしHPが満タンのときに飲むことで、最大HPが1上がる仕様になっているので、後半で拾っても利用価値はある。
【満腹度】も5%回復するので、その場で足踏み回復して満タンにしても元は取れる。
また、【ゾンビ系】の敵に投げつければ25ダメージを与えられるが、25程度で倒せる敵なら元々苦労はしないので、それよりは自分の最大HPの増加に当てるべき。
トルネコ1
草の中では出現率が高め。
中盤以降は最大HP上げと満腹度稼ぎを兼ねてさっさと飲んでしまいたい。
また、HP回復に加えて目つぶし状態も治す。
ただし、本作では目つぶし状態になるケースは【めつぶし草】を飲んでしまった場合以外にはあり得ないので、
この効果が役立つのは草の識別を行う場合やよほど食糧難のときぐらい。
トルネコ2
目つぶし状態に加えて混乱状態も回復するようになる。
GBA版の【もっと不思議のダンジョン】35階の【宝物部屋】にはこれが20個もある。
PS版の【祈りの巻物】20個に比べれば格は落ちるが、それでも最大HP20増加はありがたい。
【カギ】に余裕があれば一気に飲んでおきたい。
トルネコ3
前作と同じくHP回復効果に加え、目つぶし、混乱状態も回復する。HP満タン状態では最大HPが1上がる。
今作はステータスが継続していくシステムのため、ストーリー中はけっこうな貴重品。
また売値は異例の1000ゴールドにもなりドラクエでも1番やくそうが高価な作品である(買値は2000ゴールド)。
と言っても貴重になったため売らないように。
基本的に【異世界の迷宮】及び【エクストラモード】の【新界の試練】、【封印の試練】、【異世界の試練】以外には床落ちしていない。
【メタルスライム】を倒すと落とすことがあるほか、【魔物の巣】の宝物部屋にもあるが、これはわざわざ【カギ】を消費してまで取るほどではないだろう。
また、【ミミック】を【ニフラムの巻物】で消滅させると【ミミック(アイテム)】が薬草へと変化し、さらに、ミミックの存在がニフラムの巻物によって消滅している冒険の間は普通に落ちていることがある。
この仕様を利用し、【邪悪な風穴】16階で【へんげの壺】に不要品をぶち込んでしまえばミミック(アイテム)が大量に手に入る。これで仲間のミミックをニフラムすれば、薬草が大量に手に入るため最大HPの【ドーピング】が捗る。
【命の草】が手に入りにくい今作では、この方が楽だろう。
スラもりシリーズ
宝箱などに入っており、取るとHPが回復する。
後のシリーズでは上位種の上やくそう、特やくそうも登場しており、やくそうよりも回復量が多い。
スラもり2
弾としても登場。説明文によると、普通に使うには大きくなりすぎたものらしい。
だからと言って、砲台にぶち込むのもどうかと思うが…。
弾として大砲に入れると戦車のHPが20回復する。序盤は保険として1個だけでも入れておくと便利。
錬金で聖水を2個ときのみを4個で作れるが、店で100Gで買えるので錬金で作るのはもったいない。
材料としてはこれを3個とメガミぞうを2個で上やくそう、これを6個としゅりけんを4個できせきのつるぎが作れる。
後者は非常に有用なので余裕があったら作っておきたい。
スラもり3
ナン・ダ・ベー到達後、交易できのみとさばくのバラを1個ずつで交換できる。
効果は全く同じだが、本作の船バトルではHPマックスで勝利するとパーフェクトボーナスが入るため、ストーリー序盤でそれを狙うなら一個は欲しい。
スーラシア到達後、交易でこれを3個といやしチューリップを1個で上やくそうと交換できる。
また、船のせんしゅをレベル3にする際、600Gに加えてこれを1個とこわれたはしらが4個必要。
ヒーローズシリーズ
ツボやタルの中に入っていることがある。無双シリーズでいう肉やおにぎりのようなものなので、どうぐとして持ち歩けないという他シリーズから見て異色のやくそうとなっている。
ビルダーズ1
全ての章で登場。HP回復量は30で、【きずぐすり】の上位にあたる。
【くすりの葉】3個で1個作れる。
ビルダーズシリーズはもの作りがメインなので、やくそうも基本的には【作業台】で自作するものになっている。
必要な作業台は各章の拠点に最初からあるものか、【調合ツボ】系統。【きりかぶ作業台】では作れないので注意。
上位アイテムのため、きずぐすりと比べて入手できる量が少ない。
まとまった数のくすりの葉を採取できる時期は各章で異なる。
1章と終章では旅のとびら・青の先から入手可能。ただし終章では【のろい葉のしげみ】に【せいすい】を使う必要がある。
1章では最後の【竜王軍バトル】ラッシュを前に【ピリン】に5つ作るように言われるクエストがあり、クリアすればさらに2つ貰える。
終章では【エル】の救出およびクエスト報酬でやくそう自体が一気に30個ほど手に入る。
2章では拠点周辺の高台、つまり開始直後から早々に採取可能。ただし【どくやずきん】に注意。
やくそうそのものは【ノリン】の治療に必要になる他、【薬局】等の【収納箱】に補充されることがある。
3章が最も遅く、採取できるのは旅のとびら・赤の先。一応、拠点周辺でいっかくウサギを倒すことで入手できることもあるが貴重品。
それまでの長い間、3章の敵の苛烈な攻撃をきずぐすりで凌がなければならない。これが3章の厳しさの1つ。
ちなみに今作では食べて使用する。
ビルダーズ2
くすりの葉を入手するとレシピを閃く。
【モンゾーラ島】の岩山に生息する【キメラ】を倒せば程なく入手できるだろう。
きずぐすりがなくなったことから純粋なHP回復アイテムとしては最も下位。上位に上やくそう、せかいじゅのしずくがある。
くすりの葉1個で作ることができるようになった。HPの回復量は前作と同様に30。
本作ではHPの自然回復量が多く、料理によるHP回復+αの効能も早期から数多く望めるため、消費アイテムとして前作ほどの価値はない。ただ、防御力の低さに悩まされるモンゾーラ島や、作物が特段多いわけでもない【ムーンブルク島】ではこれに頼る場面も多い。
くすりの葉は刈り取っても短時間で生え直してくれる上、【作業台】で一品一品に作製時間がかかる料理と違い一瞬で作れる量産性が特長。土さえあれば育つので、とりあえず栽培しておいて損はないだろう。
最後の最後でキーアイテムとしての活躍もあり、印象に残る。
前作と同様なので本作でも食べて使用する。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 283 |
レアリティ | ジャンク |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | どうぐ |
標準価格 | 16,000G |
また、宝石オブジェに【やくそうオブジェ】がある。
ライバルズ
第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。
同パックで実装された盗賊専用レジェンドレア【エマ】の効果で手に入るトークンカード。実に2年越しの登場である。
コスト0
HPを1回復
極めてシンプル。まさにやくそう。
効果は微々たるものだが、デッキ外から入手したカードのカウントを増やしたり捨て札に使えたりと盗賊ならではの用途は多く、コスト0で邪魔にもならないため決して馬鹿にはならない。
ウォーク
味方1人のHPを30~40回復する。
キャラクターのレベルが上がるとモンスターからのドロップやかいふくスポットで入手する機会がなくなり、影が薄い。
2021年10月実装の高難易度コンテンツ「覚醒千里行 【キングスライム】編」で、大幅に強化された【たまねぎマン】はHPが減ると「まかいのやくそう」を使う。
1体のHPを3500も回復する驚異的な効能。
ダイの大冒険
初登場は【マァム】が【ダイ】にはベホイミ、【ポップ】にこれを投げ渡しているシーン。
また、呪文が使えない【ヒュンケル】は常備しているらしく、ポップに投げ渡している。ギャグシーンっぽく使われているが体力はきちんと回復している。
ちなみに、もしゃもしゃと葉っぱを齧ることで使用する。
同じく【チウ】も普段から5個を常備している様だが、【ザムザ】戦では少し前に【ぐんたいアリ】との戦いで全部使ってしまっていたために持っていなかった。
最終決戦で【ヒム】にも渡しているが、効果は無かった(メタルスライムや【メタルキング】のような金属生命体だからだろう)。
また新アニメ第78話では、【チウ】が【バーンパレス】へ向かう前に兵士たちから回復アイテムを集めるアニメオリジナル描写があり、その中に描かれている。
こちらは複数の草が袋詰めにされた、DQ11などで使用されている現行デザインのもの。
ロトの紋章
前述の通りにアッサラーム編で、【サーバイン】の【魔剣ネクロス】により負傷した【ギラン】と【ルナフレア】を治療するため、【タルキン】が薬草の芽の部分をすりつぶしたエキスを傷口に塗ろうとした。
しかしこのときの負傷は【幻魔剣】によるものだったため、薬草は効果がなく、傷を悪化させるのみであった。
アリアハンでの獣兵団戦において、怪鳥将軍バークートの攻撃によって負傷した暴れドラキーを回復させるために、ポロンが薬草らしき物を与えている。この際の使用方法は、口からモグモグと食べる形だった。
returns のジャガン編において、獣王グノンにしごかれたジャガンを、リルパが医務室?で介抱するシーンがあるが、その部屋の天井に薬草と思しきモノがぶら下げてられている
勇者ヨシヒコと導かれし七人
1話に登場し、そのまま食べることで一行の体力が回復した。
なお、食べる前には、メレブが「『薬草をつかう』というコマンドが出てくるだけで、飲んでいるのか擦り込んでいるのか(鍋にしているのか)見当もつかん」と薬草の使い方に悩むシーンが存在する。