概要
DQ1とDQ3に登場する【町】。DQ2ではHD-2D版で初登場した。
【アレフガルド】南東部の湖に囲まれた美しい町で、西に【魔の島】がある。
英語版での地名は全機種共通でRimuldar。
なお、さらにその後のキャラバンハートの世界にリムルダールは存在しない。
DQ1
リムルダール島の中央付近に位置し、【沼地の洞窟】を抜けて南下するとたどり着ける。
周囲のほとんどを湖に囲まれた湖島のような場所にあり、さらに湖の北側から東側にかけては岩山が囲うように連なっている。町のある湖島に渡るには東側に掛かった細い砂地を通るしかないので、岩山を避けて大きく回り道する必要がある。ちなみに町の内部でも主要部分の外周が水路に囲われており、東側から橋を渡って入る(もしくは渡らずに外周を探索する)形になる。
この地域は【魔の島】に近く、南へ進むほど敵がどんどん強くなっていく危険地帯なのだが、その複雑な立地が幸いしたのか【ドムドーラ】と違って滅ぼされてはいない。
宿屋・武器と防具の店、そして鍵屋、預言所がある。
そしてDQ1の世界に3か所しかない鍵屋のうち1つがここにある。
その他の【ラダトーム】と【メルキド】の鍵屋、および【かぎ】の入っている【宝箱】は、鍵を所持している状態でないと入れないところにあるため、ゲームを始めて最初に鍵を買いに来る鍵屋はこちらになる。
ひとまずは冒険の最初の目的地と言える町であり、ここで鍵を購入することで、行ける場所の数はグッと増える。
ただし町の内側からは鍵屋に行くことができず、町に入ったら橋を渡らずにすぐに外堀に沿って北に歩いていかなければならない。
鍵は1個あたり53G。
他にも、シリーズ初の【ぱふぱふ】娘(実際にはしてもらえない)や、【ようせいのふえ】の情報をくれる老人【よしりーん】がいる。
町外れでは【ちゅん】がデートの待ち合わせ中だが、相手の女性はほぼ反対側の場所にいる。町の外側を歩かなければそれぞれに話しかけることができない。これがラダトーム城の地下室へのヒントとなっている。
FC版等では道具屋が無く【やくそう】が買えないので注意。
一方で扉を二個越えた所の宝箱には【キメラのつばさ】があり、町を出入りすれば何度でも取れる。
鍵2個分(106G)を消費するので本来の購入価格70Gよりも割高だが、ルーラ習得前にラダトームに帰りたいときには便利。所持金が210G以下なら【デスルーラ】の方がお得だが。
もちろん鍵は使えば無くなるので、キメラの翼を使う前に鍵が必要な数だけあるか確認をお忘れなく。
鍵を満杯まで補充するつもりであればキメラの翼を取るごとに鍵を2個ずつ補充する必要がある。
もっともそれでゴールドが減るとデスルーラの価値が増すこともあるので少々ややこしい。
宿屋には主人公の名前を呼んでくれる【戦士】が宿泊している。
ゲーム中、唯一の「前々から主人公と知り合いだったとおぼしき人物」だが、彼が具体的に何者なのかは不明である。
また宿屋に宿泊しているという事はリムルダールの住民ではないと思われ、主人公の出身地を知る手掛かりにもならない。
宿屋の近くには、「指輪は戦士のたしなみ」とのたまう戦士もいる。
その割に指輪を付けたら「恥ずかしいやつ」呼ばわりされるが…。
ここから南へ行くと、預言者が言っていた【聖なるほこら】があるが、ここの周辺に金持ちモンスター【ゴールドマン】が出現する。
こいつを倒してお金を貯め、ここで装備を整えておこう。
店では【はがねのつるぎ】と【まほうのよろい】がある。頑張って7700Gためてまほうのよろいを買おう。
宿代は一泊55G。
なお町から岩山を越えた南西の森林地帯の海に面したマスは【メルキド】周辺のモンスターエリアに引っかかっており、【かげのきし】や【スターキメラ】、【キラーリカント】と言った場違いな強敵に遭遇するため、腕に自信がなければ近づかないほうがよいだろう。
リメイク版
武器防具店付近に旅の商人が現れ、道具屋を営んでいる。これによって【やくそう】やキメラの翼を買えるようになった。
その一方で宿屋の宝箱の中身は【いのちのきのみ】に変更された。
鍵屋では【壷】から、かぎ6つ分以上のゴールドを入手できるため、極端な話、所持金ゼロからでも鍵の入手ができる。
そしてかぎ1つの値段は売値を10G下回る16G。戦わずして所持金を増やせる。
最初はラダトーム城やガライにある宝箱を回収するために手に入れておくと良い。
人物も一部変更され、ぱふぱふ娘は【マイラ】へ移動。ちゅんとよしりーんに代わって【ロッコ】と【ナナ】のカップルがいる。
そして主人公と旧知らしい人物も削られ、主人公の元々の知り合いはゲーム中に皆無となってしまった。
宿代は一泊24G。鍵屋の近くで【まもりのたね】が手に入り、宿屋の扉を越えた先にある宝箱は【いのちのきのみ】に置き換わっている。
鍵屋についてはDQ3での設定が反映されており、エンディングで鍵屋を訪れると老人は「今後も壊れない鍵の研究を続けていく」という意思表示をする。
PS4・3DS版以降
鍵の売値が16Gになったため、ここでの金策はできなくなった。
HD-2D版
HD-2D版DQ3の構造をそのまま踏襲した。予言所の2階に教会と牢屋があるのも同じ。
鍵屋がなくなり、同じ場所の家に住むおじいさんは【カギの魔法使い】となり、壊れない【まほうのかぎ】入手のキーパーソンとなった。
カギの魔法使いの家では【バリアの巻物】を入手できるが、【とうぞくのかぎ】が無いと家には入れない。
初めて訪れたとき、沼地の洞窟にて【毒の沼地】の瘴気により倒れてしまった【老隊長】が、娘である【ローラ姫の側近】に看病されながらこの町の宿屋に一時滞在する。彼を治療するためにカギの魔法使いを呼び、彼の話を聞いて南の【ドワーフの洞窟】に住む【職人のドワーフ】に会いに行くことになる。
最終的には【灯火のシロップ】により老隊長を回復させ、同じく灯火のシロップにより回復した職人のドワーフの力を得てまほうのかぎを入手することになる。またローラ姫の側近からは【おうじょのくびかざり】を貰い、それを通じて助けを求める【ローラ姫】の悲痛な呼び声を聞く。
今作では【せんしのゆびわ】が削除されたものの、従来版にて「指輪は戦士のたしなみ」と言っていた戦士は健在。
何かしらの指輪系アクセサリーを身に着けた場合にセリフが変化するようになった。
「恥ずかしいやつ」呼ばわりはされなくなったものの、戦士ならオシャレより腕を磨けと怒られてしまう。
結局、装備前後で言っていることが矛盾しているのは変わりない…。
【ザライ】の一連のイベントの最終地点ともなる。
小説版
【かげのきし】を倒した後、【ガルチラ】・【ローラ姫】と3人で訪れることになる。
リムルダール島の中央にあるリムルダール盆地のこれまた中央にあるリムルダール湖に存在するという、ゲシュタルト崩壊を起こしそうな町である。
【ベラヌール】とは地形が似ている縁で、姉妹都市という設定になっている。
住人の霊媒師が呼び出した異様にテンションの高い霊から、聖なるほこらの場所を聞くことになる。
ゲームブック(双葉社)
ゲーム版同様、道具屋が存在しない…どころか、住民は「道具屋」という言葉自体を知らない。
また、宿屋でぱふぱふ娘が登場し、100ゴールド払えばしてもらえるのだが……。
DQ2
原作ゲームでは、島は存在するものの町は存在せず、「リムルダール」という単語も未登場。
跡地には【森】のマスが1つあるが、調べても何もない。なおその周辺の湖はなぜか【浅瀬】になっている。
HD-2D版
他のDQ1登場の町・村とともに、今作の時代においても晴れてリムルダールが存在しているようになった。やはりHD-2D版DQ3・DQ1から同じ構造。
今作では【ふくびき】が行えるようになっているが、この町以降に登場するふくびき屋でふくびきを行う場合、1回につき【ふくびきけん】が2枚以上必要になる。
景品は2等の【風のブーメラン】が狙い目。ボスの物理攻撃が強すぎる「いばらの道だぜ」でプレイしているなら特等の【きんのブレスレット】は魔物から券を盗んででも4つ確保したいところ。
町が残存していてふくびき屋があるという点は、奇しくも後述のエニックス文庫版ゲームブックと同じである。
かつてのカギの魔法使いの家には、その子孫である【おばさん】が住んでおり、「祖先が壊れない【まほうのかぎ】を船上で見せびらかしていたところ、誤って海に落とした」話を聞ける。したがって残念ながらここでまほうのかぎは手に入らず、この台詞のとおり【海底】に潜れるようになってから手に入る。
またその家では【ルカニの巻物】も入手可能。
町の隅ではロッコとナナに代わり、今作では子供たちが待ち合わせ場所を勘違いしている。
まほうのかぎを入手した後は、【マホステの巻物】を宝箱から取れる。
牢屋には【ハーゴン教団】の信者が囚われている。
アイテム物語
【ゴールドカード】のエピソードで名前が登場している。
少なくとも【ムーンブルク】陥落以前の平和な時代までは存在していた模様。
ゲームブック(双葉社)
島の名前は登場するのだが、【魔の島】へ通じる橋以外は「何も無い」と明言されている。
ゲームブック(エニックス)
【ガライの町】などとともにちゃんと存在している。
【竜王の城】へ向かう途中で立ち寄り、買い物のほか、福引きができる。特定の番号の福引券を持っていれば【ゴールドカード】が当たる。
DQ3
沼地の洞窟が開通していない代わりに、【メルキド】方面と陸続きになっている。
ここへは船で来るか、メルキド方面から歩いて来ることになる。
ただし徒歩の場合、【ドムドーラ】から先は【橋】が2つ架かっており、そのうち北側の橋がリムルダールへ、南の橋がメルキド方面へと続いている。メルキドから直接リムルダールまで抜ける事は出来ないので注意。
メルキド方面へ向かうルートはさらに途中で【精霊のほこら】への分岐もありややこしい。
予言所の建物の2階には教会と牢屋がある。アレフガルドでの教会は【ラダトーム】とここのみ。
ラダトームもそうだが神父は「こんな よふけに」などと宣う。闇の世で教会も諦めムードを感じさせる。
【ゾーマの城】の隠し階段の情報もある。
特にイベントはないが、周辺には【はぐれメタル】がよく出現するためここを拠点に狩ってもいいだろう。
【マドハンド】も出現するので【だいまじん】を召喚させて倒しまくるというテクも可能で【ルビスの塔】、ゾーマの城と並びレベル上げには最適な場所である。
しかも【スライムベス】が出ないので、ある程度のレベルがあれば、目的外の相手は無視して逃げられる点でも都合がよい。
少し回り道をして南方の森へ進めば【ゴールドマン(DQ3)】との遭遇も期待でき、経験値・ゴールド共に最後に一稼ぎしていけと言わんばかり。
更に上記の過程で【らいじんのけん】のドロップも狙える。
他にもゾーマの城へ向かう時の最後の休憩地点として利用できる。
【ルーラ】で移動できる場所の中でもゾーマの城に最も早く着ける場所でもある。
そのためかリストの最後に登録される場所でもある。
魔の島も含めて上記のようにスライムべスが出ないので【トヘロス】でゾーマの城まで行ける。
ゾーマを倒しに行くつもりなら宿に泊まる前にトヘロスと【トラマナ】を唱えておくのを忘れずに。
【いのちのゆびわ】が宿屋の宝箱にあるので、忘れずに回収するように。
ちなみに、宿屋の横には「オルテガ様から預かった大切な物」が入った荷物を宿屋に置きっぱなしで誰かに取られないかと心配している男がいる。
おそらくこの命の指輪がそのオルテガからの預かり物なのだろうが、宿屋のすぐ傍にいながらなぜ取りに戻らないのか? オマケにこんな事をペラペラ喋っては盗んで下さいと言っているようなものである。結果的に息子の手に渡る事にはなるが。
この他にも「きっとオルテガのおじちゃんが魔王を倒してくれるよ」と信じている男の子もおり、オルテガがこの町を訪ねたのは確実だが、別の老人からは「魔の島へ渡るすべを知らず、海のもくずと消えたそうじゃ」とも語られる。が…。
なお、さらに別の男は「この島の西のはずれに年老いた男が立っているのを見た」という目撃情報をくれるが、この「年老いた男」がオルテガの事なのかは不明。
そもそもDQ3の時代では上述の通りここは「島」ではないのだが(強いて言うならば「半島」か)。
DQ1の鍵屋と同じ位置には老人の家があるが、この時代はまだ鍵は研究段階であり、何も売られていない。
ただし、訪れると【まほうのかぎ】を見せるというミニイベントが発生し、エンディングでは見せた魔法の鍵を元に試作に成功したことが明かされる。
詳細は【リムルダール北西の民家の老人】を参照。
また相変わらず別々の場所で待ち合わせしているカップルがいるが、男性の位置がわかりづらく、鍵の老人の家付近からさらに左の何もない平原の中にポツンといる。
この男性は【けんじゃのいし】の情報をくれる。
ちなみに没マップが存在する。
街の中央北、2軒並んだ民家にはそれぞれ階段があるが、ゾーマを倒す前も倒した後も入り口から家人が退かないので中に入れない。
しかしこれらの階段は他の「本来入れない階段」と違って専用の2Fのマップへと通じているのだ。正規の手段で入る機会は無いので、この2Fは没マップも同然。
一般的な民家と同様にベッドやら箪笥やらのマップチップは置かれて体裁は整っているが誰もいない。
リメイク版
民家で【さとりのしょ】が手に入るようになった。宿屋のタンスには【くじけぬこころ】もある。
また、【戦士】にとって最高の守備力を持つ【オーガシールド】・【グレートヘルム】を購入できる。
後者は勇者にとっても最高の守備力で重宝するが、前者は「硬いだけ」で耐性はないので使いどころに注意が必要となる。
HD-2D版
宿屋に置かれている宝箱を調べると、命のゆびわとともにオルテガの手記が入っており、彼がアレフガルドで戦っている中、上の世界の記憶が蘇りつつあることが綴られている。
また、【カンダタこぶん】の一人が迷い込んでいる。
北西のまほうのかぎに興味を持つおじいさんの家の前には【はぐれモンスター】のキメラ(匂いに反応するタイプ)がいる。
ちいさなメダルは教会の隣の部屋の牢屋内で拾える1枚のみ。
【エンディング】ではまほうのかぎを作ろうとするおじいさんの台詞が変更されている。
周辺には南北の陸上に【ひみつの場所】があり、北の森ではちいさなメダルが拾え、南の山地でははぐれモンスターのおうごんまじんがいる。
また、内海側から船でしか行けないひみつの場所も2カ所あり、町から北西の「陸の孤島」では【バスタードソード】など3アイテム、町から南方の入り江でははぐれモンスターのテンタクルスとちいさなメダルを入手できる。
小説版
島全体には300近い町村があり、総人口は百万以上。
リムルダールの街の人口は1万4千。
パーティはここの宿屋で【オルテガ】の消息に付いて情報を得た後、すぐに旅立つ為、僅かな登場となった。
もっとも名前しか登場しないメルキドや、それすらない【ドムドーラ】よりは恵まれているが。
剣神
ステージ4に登場し、町に近づくと入るか入らないかの選択肢が出てくる。
町に入り、フィールドに出ようとすると老人に呼び止められて【守りのほこら】に案内される。
ここで行われる【メタルでスライム】をプレイして【スクルト】を入手すると、もう呼び止められることはなくなる。
ビルダーズ1
【2章 リムルダール編】の舞台。【ヘルコンドル】が撒いた病に人々が苦しんでおり、湖は汚染され毒沼と化している。更にはとある人物によって生み出されてしまったリムルダール最悪の病であるゾンビ化の病が蔓延りだしている。
ゲーム進行と共に絶望的な雰囲気がより増していくことになるため、基本的にシリアスで陰鬱な作風が強い本作の中でもトップクラスに重々しく悲惨な印象が強い舞台だろう。
【シスター】の【エル】や薬師の【ゲンローワ】と協力して各地で病に倒れた人々を連れてきて治療しつつ病を解明、元患者とも協力し元凶たる【ヘルコンドル】の打倒を目指していく。
最終的に住民は女性の数が多くなる。
緑に溢れていた【メルキド】周辺とは真逆で、木はおろか土すら枯れきっており、自然はほぼ死滅、辺りは毒沼とまるで別世界である。
高台はまだ緑が広がっており、【くすりの葉】、【綿毛】、【まめ】などクエスト進行に欠かせない素材がたくさんある。それらを求めに高台へ上がって来たビルダー達を【どくやずきん】が容赦なく撃ちぬき、為す術なく毒死は初見プレイヤーにはお約束。周囲の警戒を怠らず、深追いは禁物。
拠点にも【骨】が転がり、南西には【わらベッド】が二つ置かれた囲いがあるので、【たき火】を移動させて寝床を作るといい。北部には大きな囲いがあり、その中には【水わく青石】が置かれている。
ヘルコンドルを倒した後も毒沼に覆われた町であることは変わらない。毒沼を埋め立て水を流し、リムルダールの浄化に勤しんだビルダーも多い。
アベル伝説
終盤にて名前のみ登場。ゾイック大陸にある町。
伝説の竜を甦らせるための聖剣と聖杯を【バラモス】より先に確保するため、【アリアハン】から二手に別れた【アベル】チームと【ティアラ】チームが落ち合う場所として決められた。
だが、ティアラチームが道中で【ムーア】に捕まりバラモスの本拠地【エスターク】に囚えられたことから、アベルチームも青き珠の神殿からそのままエスタークに直行することとなり、結局リムルダールが作中に登場することは無かった。