概要
DQ4、9、11に登場するモンスター。
名前の通り赤い竜巻に身を包んだモンスター。
色違いに【ピンクサイクロン】や【ゴールドサイクロン】…では無く、【かまいたち】や【うずしおキング】がいる。
赤きサイクロンだから必殺技は投げ技…というわけでもなく、むしろ肉弾戦より呪文で攻めるタイプ。
バギマやバギクロスを放ち、全てを巻き込み粉砕しようとしてくる。
竜巻が赤い原因については、4では犠牲者の血で彩られているためだと公式ガイドブックで説明されているが、9では中にいる魔人の体が赤くそれが透けている…という説があるとモンスターリストで説明されている。DQMJ3Pの豆知識では赤土の多い土地で発生する体の赤いかまいたちだと説明されている。
英語名はNES版ではRed cycloneとそのままだったが、リメイク版ではWhirly girlyに改名。
whirlyにはつむじ風という意味があるが、girlyって…女子なのか?リメイク版DQ4英語版のモンスター名はこの手の韻を踏んだ名前が多い。
DQ4
【世界樹】のみに生息している。
通常攻撃の他、【バギマ】と【バギクロス】を唱える。
同一系統の呪文を2種類使うモンスターは珍しい。
ひょろひょろした見た目の割には【オーガー】以上の攻撃力を持つ。
風の精である為か素早さが高く、打撃回避率も非常に高い。その上、強烈な先制パンチやバギクロスをお見舞いしてくるので、中々に厄介な敵ではある。
逆にHPや守備力は低めな特攻型のモンスター。
メラ、ギラ、バギ系に強く、その他の攻撃呪文も確実には効かないが、【ラリホー】が確実に有効。【ザキ系】も有効なので、ダメージを受ける前にさっさと倒してしまおう。
コイツを筆頭に、世界樹の敵は軒並みザキ系に弱い。【クリフト】の出番だ。
また、【格闘場】では同じく世界樹のみの登場となる【グリーンドラゴン】と一騎打ち。
FC版ではバギクロスも弱くほぼ負け試合なのだが、リメイク版では相手が【どくのいき】で良く攻撃をサボる為、互角の勝負となる。
オッズはFC版のままなので、コイツに賭けた方がお得かもしれない。
FC版のガイドブックにはページの穴埋めの為か、レッドサイクロンのイラストが掲載されている。
…が、そのページは、本人が出現しない【魔神像】。何故…
DQ9
オンゴリの崖や東ナザム地方、竜の首地方や世界地図の四隅の海上などに出現。
出現時期の都合上バギクロスは唱えなくなったが代わりにバギマを使う。またテンションを溜めるようになった。
バギマは暴走する可能性があるのでテンションを溜めてから唱えられるとダメージが大きい。
攻撃をかわされる事が多いので、呪文を使ったほうが早く倒せる。
氷属性が有効なので【ヒャダルコ】を使って素早く倒してしまおう。ちなみに倒すと極稀に【うつくしそう】を落とす事があるので、欲しい人は盗んでみよう。
大概は【はやてのリング】になってしまうが……。
DQ11
【ゼーランダ山】、【見えざる魔神の道】(3DS版)に登場。異変後は【ミルレアンの森】に移っている。
バギマのほかに、【しんくうは】を使うようになった。ドロップアイテムは、【風のぼうし】と【うつくしそう】。どちらも非売品なので狙い目。3匹以上で出現する確率が高い関係上、異変前はうつくしそう目当てでこいつを狩るプレイヤーも少なくない。
余談だが前述のように、今作にはピンクサイクロンやゴールドサイクロンという、まるで本種の色違いかのような技名も登場している。
邪ver
クリア後の【クレイモラン地方】と【シケスビア雪原】(3DS版)に出現。【バギクロス】に強化されている。
ドロップアイテムは変わらず。バギクロスが地味に痛い為、こいつで【うつくしそう】集めをするなら、ある程度注意してかかろう。
ジョーカー3プロ
初期からいるかまいたち、イルルカから参戦したうずしおキングに大分遅れて参戦。
ライバルズ
第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。戦士専用のレア。
5/4/5
自分のターン終了時お互いのリーダーに2ダメージ 味方リーダーのHPが15以下の場合代わりに自分のターン終了時敵リーダーに2ダメージ
毎ターン味方リーダーを道連れに敵リーダーにダメージを与えていく効果を持つ。
味方リーダーのHPが15になると味方リーダーのダメージはなくなるし、味方リーダーのHPが15になることによって【なげきムーン】や【シールドオーガ】の効果も発動できるようになる側面もある。
自傷が痛いので扱いは難しいがそれも戦略に組み込めば高いリターンも見込める面白いカードデザインでもある。