DQ11
【ネルセンの最終試練】第3戦目で戦う事になる相手。
英語版での名前はAll-Consuming Greed。戦慄ではなく貪欲と訳されている。
見た目は【鉄鬼軍王キラゴルド】と同一。3DS版以外では、【イエローオーブ】に因んだ黄のオーラを帯びた姿になっている。
戦闘時
キラゴルドが使っていた特技・呪文に加え、【スクルト】も自分で唱える。
こいつ自身と(こいつが呼び出す)【黄金兵・強】や【黄金兵長・強】だけならキラゴルドの時と変わらないのだろうが、問題は相方に搦め手を得意とする【背徳の帝王】がいること。
準備不足のまま戦いに突入した場合、敵の強化とこちらのステータス異常に翻弄されることになる。
とくにこいつは【ゴールドアストロン】、相方は【超さそうおどり】と行動不能にする技も持っている為、ターンを浪費されるどころか戦闘メンバー全員が踊っているか金塊になっている、という酷い有様になることも。
特にゴールドアストロンはセーニャの【キラキラポーン】では防げず、さらにグレイグの【におうだち】を無視して他の3人にも当たってしまう。
ゴールドアストロンだけでなく、キラゴルドの時の高火力はそのままな上、スクルトや【ピオリム】で相方共々強化されると非常に厄介。
お互い1ターン2回行動なためそれほど長持ちはしないが、こちらが動けないことをいいことに仲間は呼ぶわ仲間を強化するわ【バイキルト】【狂い裂き】の鬼畜コンボをやってくるわで、手数クリアどころか普通に倒すのも難しい。
1戦目や2戦目がダメージ攻撃主軸というところでいきなり搦め手主体、しかも二人がかりで襲ってくるため初見で木端微塵にされたプレイヤーも多いだろう。
幸い、HP(2600)は最終試練のメンバーの中でもずば抜けて低く、キラゴルドより弱い。
どうしても勝てない(あるいは手数ノルマが達成できない)場合は開幕【クロスマダンテ】で一気に消し炭にしてしまおう。
より正攻法で戦うならば、無属性と雷属性を主軸に据えるとダメージを稼ぎやすいだろう。このタッグの弱点属性は表で見るとほぼ互い違いになっているが、雷だけは例外で両者ともによく通る(特に背徳の帝王は1.1倍弱点。)。主人公の【ギガブレイク】、ベロニカの【疾風迅雷】などが頼りになる。
なお3DS版のみ、こいつが呼び出す雑魚は撃破対象外。ボス2匹を倒すとその段階で残っている雑魚は消滅する。PS4版ではしっかり倒す必要があるので注意しよう。