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【ピオリム】

Last-modified: 2019-07-16 (火) 18:01:02

・素早さ変動呪文

加速:【ピオラ】―【ピオリム】

減速:【ボミエ】【ボミオス】

概要 Edit

DQ3で初登場した呪文。
味方全員の瞬発力を上昇させ、【すばやさ】が上がる。
 
出演作品が少なく、初心者には軽視されがちな呪文ではあるが、その効果は絶大。
【スクルト】などと比べて素早さの上がり幅は非常に大きく、
1~2回使用するだけでボスにさえほぼ確実に先手を取れてしまう。
先手を取れれば回復呪文が間に合う確率が非常に高くなり、勝率が一気に上がる。
次のターンに確実に先攻できる=そのターンに何が起きても次のターンで対処できると考えれば、
やることが無いキャラクターはとりあえずこれを唱えておくのも手である。
 
このように、ドラクエの戦闘に関する知識が増えるほど、使用頻度が高まる呪文であると言える。
ボス戦において、この呪文にもきちんと目を向けることができるかどうかが、初級者と中級者の分け目となるだろう。
当然ボス戦だけでなく、雑魚戦でも必要に応じて唱えておくといい。
特に【メタル狩り】では実質的に1ターン猶予が増えることになるため重宝される。
 
強力な呪文ではあるが、死亡→復活などで一部のメンバーだけ効果が切れてしまうと、
パーティ内の行動の順番が滅茶苦茶になる点は注意。
また、当然だが状況によっては【フバーハ】【バイキルト】を優先した方が良い場合もあり、
必ずしも毎回ピオリムから入るのが有効な手段とは限らない。
上がるのは素早さのみなので、いくら素早く行動できてもそれを活かす術がなければ宝の持ち腐れなのだ。
 
言うまでもなく凍て付く波動は天敵だが、1回分の効果が大きいので、スクルトほどの被害は被っていない。
 
なお、補助呪文は基本的に素早さの高いキャラに使わせて、敵に動かれる前・他の味方が動く前に効果を発揮させるべきなのだが、
この呪文に限っては、素早さ上昇の効果が出るのは次のターンからなので、遅いキャラに使わせても問題ない。
スーパーライトでは更なる上位呪文「ピオリーマ」が登場した。

DQ3 Edit

【僧侶】【賢者】がLv.5以降、【かしこさ】に関係なく1/2の確率で習得。消費MP3。
味方全員の【すばやさ】を元の値と同じだけアップする(上限は255)。
本作では素早さの半分が素の【しゅび力】(身の守り)になるが、ピオリムによる上昇分は守備力には干渉しない。
 
本作では【ボミオス】【バシルーラ】と耐性を兼任している都合でボスの素早さを下げられないため、こちらがボス戦を中心に活躍する。開幕に唱えておくだけでも安定度が上がるだろう。
ただしラスボスや裏ボスについては、波動魔な上(特に闇ゾーマやしんりゅうは素早さが255と上限値なのでこれを使うと逆に行動順番が不安定になり危険)、僧侶は他にも【フバーハ】や回復で忙しいので、唱える機会は少ない。また、今作の素早さの上限は上述の通り255なので高レベルになるとどんどん意味がなくなる上、味方の行動順が読みづらくなる弊害も出てきてしまう。おまけに今作では行動順にランダム要素が強く、素早さMAX でも確実に先手を取ることができない敵がゴロゴロいる。
このため、場合によってはボミオスを使って敵の素早さを下げたり、【パーティアタック】で味方にボミオスをかけ、あえて確実に後手を取りに行った方がいい場合もある。
 
そのため性能の割には不遇なのだが、高性能である事に変わりはないため、【バラモス】討伐などでは便利である。
また、本作では【ドラゴラム】【はぐれメタル】を狩る際にも利用する事ができ、
1ターン目で逃げなかった【はぐれメタル】を、2ターン目の【ほのお】で一気に殲滅する事ができる。

リメイク版 Edit

【遊び人】がLv37で身に付ける遊び「励ます」が成功すると、味方にこの呪文と同様の効果が発生する。
しかし失敗すると逆にボミオスがかかってしまう。

DQ4 Edit

【ブライ】がLv14~16で習得。消費MPは3。
前作同様、味方全員の素早さを100%アップする(上限は255)。
この呪文による素早さの上昇が守備力に影響しないのも前作同様。
 
本作では唯一の使用者であるブライが第五章ではあまり一軍起用されない。
なんとか出番を作っても、そもそもFC版では仲間は強制AIであり、ステータス変化系の補助呪文の優先度が非常に低いため、使用する場面を見る事自体まず無いだろう。
 
しかし、本来の行動順を変え、安定して先制できるようになるという点は、長期戦になりやすいボス戦では大きなメリットなので、ブライに【モシャス】してでも使う価値はある。
特にラスボスのデスピサロは素早さが50~80の間で収まっており、これを唱えて素早さを200以上に上げることで、ほぼ確実に先制できるようになるメリットは大きい。
クリアレベル帯では、アリーナ以外のキャラの素早さは概ね100以下であり、特に勇者やミネアは、仮に【カジノの景品】【ほしふるうでわ】を装備したとしても、行動順が安定しないことが多い。
 
ただし、裏技を使えば星降る腕輪を手軽に量産できてしまうため、高レベルになるとライアン以外のキャラはピオリム無しでも200以上からカンストレベルまで素早くなり、さすがに活かし難くなる。
 
それゆえ、味方よりもむしろ敵の【ピクシー】が使う呪文という印象の方が強いかも知れない。

リメイク版 Edit

作戦【めいれいさせろ】の導入により、大分使いやすくはなった。
特に【クリフト】は、仲間の中では素早さが高い方だが、敵も含めた全体で見れば中途半端なところなので、回復を安定させるためにも使っておきたい。
しかし、今度は習得条件が非常に厳しくなり、設定レベルのLv14ではほぼ覚えてくれず、Lv15以降でもなかなか覚えてくれないことが多い。
 
また、やはり星降る腕輪がカジノの景品になっており、FC版ほど手軽ではないが、複数入手できるため、人数分の量産が済めばほぼ用済みとなる。
星降る腕輪と違って【いてつくはどう】に弱く、効果が発揮されるのは2ターン目以降というのがなんとも厳しい。
 
そういった数々のマイナス要素が目立ち、星降る腕輪の台頭が著しかったせいか、
DQ5で突然削除されてしまい、(リメイクや外伝を含めなければ)以降15年近くもの間、日の目を見る事はなかった。

DQ8 Edit

久々の復活。消費MP3、上昇値は元々の素早さ分と3・4に準ずる。
【ゼシカ】【杖スキル】で最初に覚える、いわば基本的な呪文なのだが、
重要度は相変わらず補助呪文の中でトップクラス。
本作は敵の素早さが高めのバランスであることもあり、
ボス戦はもちろん、メタル狩りなどにも使える重要呪文として蘇った。さすがゼシカ様だ。
特にゼシカはメタル狩りの有効打を持たないため、
ピオリムを使って男性陣のサポートをしたい。
呪文をあまり使わない人でも、とりあえず杖スキルを3だけ上げておくとかなり便利。
 
8以降の作品では素早さが打撃攻撃の回避率に影響するようになったため、この呪文を使えば打撃対策にもなる。
すばやさ700を越えた辺りから本格的に回避率が上がり始め、
999になると1/4以上で攻撃をかわすようになる。
先手を取るだけなら1回使えば十分だが、重ねがけすれば物理攻撃の怖い巨竜戦などで大活躍する。
スクルトなどと違って、ターン経過で効果が切れない点が特に大きい。
8のスクルトはシリーズでもっとも役に立たないなどと言われるが
この呪文はシリーズでもっとも役に立っているに違いない。
なお、AIに任せているとあまり使ってくれないため、今作で命令縛りをすると難易度がぐっと上がる。

痛恨の一撃を連発する相手に【ドクロ刈り】をする場合や、
全員の素早さを均等にすることで鈍足のヤンガスが敵を起こして次ターンに持ち越す頻度を減らして、【ラリホーおどし】を円滑に行いやすくする際にも便利。
 
本作に限りテンションが反映され、上がる素早さがそれぞれ1.7倍、3倍、5倍、7.5倍となる。1回テンションをためただけでも、ほぼ間違いなく先制できる素早さになる。当然ながらテンションがゼロに戻る点は意識しておこう。
敵だと【メタッピー】【ヘルパイレーツ】が使ってくる。

3DS版 Edit

【ゲルダ】【アウトロー】スキル3ポイントで習得できるようになった。
序盤に女性陣でダブルピオリムというのも、状況次第ではアリ。
追憶の回廊では素早さを補強しない限り先制される可能性が非常に高いため、ピオリムを唱える事がかなり重要となる。有り難みはオリジナル以上に増した。
勿論ストーリー上でも前述の通り回避率が上がるし、メタル系に先制をとりたい時に気休め程度にはなるのでこちらでも有用。

DQ9 Edit

魔法使いがLv.4、魔法戦士がLv.14で習得。消費MP4。
上昇値が元の値の半分とやや弱体化。また、回避率は上昇しなくなった。
 
今まではレベルが十分に上がって素早さが限界値近くなってくると
ピオリムで強化せずとも全員が確実に先手を取れる事が多かったため、
重要な呪文ではあるものの、高レベルになると使われなくなる呪文でもあった。
 
しかし今作では素早さの仕様変更により、相手より素早さがかなり上でも先手を取られうる。
ボス敵の素早さ自体が全体的に高く、レベル上げだけで安定した先手を取るのは難しい。
そのため、十分な地力をつけた上でそこからさらに素早さを上積みする事に意味があり、
高レベルでも重要な呪文となっている。

DQ10 Edit

盗賊がLv16、魔法戦士がLv21、どうぐ使いがLv24、天地雷鳴士がLv62で習得。消費MP4。
すばやさが上がると行動間隔が短縮される(最大2段階まで)。
詳しくはこちら

DQ11 Edit

【シルビア】が初期習得している他、【セーニャ】がLv.17で習得する。また、道具して使うとピオリムの発動する【イーリスの杖】を終盤に入手可能。パーティーメンバー全員のすばやさを1段階上げる(最大2段階まで)。

1段階あたりの上昇値が元の値の20%と更に弱体化した。
鈍足メンバー以外なら1段階だけでもかなり先攻は安定するが、より確実性を重視するなら2回唱えたい。1人か2人だけ素早くしたい場合はピオラと使い分けるとよい。本作で回復呪文を覚える味方は主人公以外やたら素早さが低いので、3DS版ではそこそこ頼られる。
PS4版では、ターン開始時ではなく行動直前にコマンド入力をする仕様のため、有用性は下がっているが、安定して先に動ける効果自体は無駄と言うわけでもない。

DQM Edit

モンスターズでも序盤~中盤は役に立つ。
しかし対戦では全員が素早さ最大値の場合が多く、ほとんど意味が無い。
こういう時こそ、【ボミオス】の出番である。
ちなみに、下位呪文ピオラはモンスターズ出身である。
 
ジョーカー以降はモンスターによって上限変動。一時的に上限突破できるようになたので無駄ではなくなったが、ジョーカー2以降はリバースやこうどうはやいが登場したため重要度はちょっと下がった。

不思議のダンジョンシリーズ Edit

この呪文の名を冠した【ピオリムの杖】が登場している。
当てたモンスターの行動速度を上げるマイナスアイテムという立ち位置だが、
2以降では、水晶を使ったり仲間に振ることで、有効活用できる。
 
トルネコ2では魔法使いが覚える呪文の中に没データとして残っている。
消費HPは3で、前方10マスの敵1体の行動速度を上げる。
杖と違い水晶に振っても反射しないため活用のしようが無い、没になって当然だろう。
数十程度に消費HPを増やす代わりに自分を倍速にする仕様だったら使い道もあったのだろうが…。
 
トルネコ3ではきとうしやようじゅつしが杖を使う他、コロマージ、プチマージが呪文を使用することがある。
こちらは杖と違い、ポポロを除くフロアにいる味方全体に効果がある。
 
少年ヤンガスでは【闇の司祭】が使用。周囲の敵を片っ端から倍速2回攻撃にする。
一方で味方の時はピンポイントのタイミングで使ってくれることはほぼ無いのでイタズラに疲れを溜めるだけ。効果時間も永続ではなくなった上に短い。
そして配合で使う機会が多い闇の司祭を何度も鍛えてはその度にピオリム連発で頻繁に疲れが限界ギリギリに達するのは誰もが見させられる光景。

DQMB Edit

【オーク】が初期技で使用可能。

アベル伝説 Edit

【ヤナック】【ギズモ】に苦戦する【アベル】【モコモコ】に使用。
テープの早回しをしたような速度になりギズモを翻弄した。