概要
「死にステータス」の略。
データ上存在はしているものの、実際には意味がないステータスを指す。
また、戦闘中に意味のないステータスになる場合も死にステと言われることが多い。
完全に死にステと化しているものは以下の通り。
- PS版DQ4の【たいりょく】
- DQ4の【ライアン】、【アリーナ】、【トルネコ】(FC版)、DQ5の人間キャラ、DQ6、DQ7の【キーファ】、DQ8の【ヤンガス】、【ゲルダ】、【モリー】の【かしこさ】
- DS版DQ5の【うんのよさ】
- DQ7のキーファの【かっこよさ】
ネット上にはDQ6の賢さがAI時の行動パターンに影響するという説が出ることがあるが、具体的な条件などが示された例はなく、根拠があるとは言えない。
戦闘中に死にステになるものは以下の通り。
- DQ3・FC版DQ4のたいりょく
- DQ3・4・7のかしこさ
- DQ6・7のかっこよさ
なお、効果の分かりにくい賢さと運の良さだが、以下の作品では次のようなことに影響している。
かしこさ | |
---|---|
DQ3 | MPの成長と呪文の習得タイミング |
DQ4 | 呪文の習得タイミング |
うんのよさ | |
DQ3 | 不利な状態変化の耐性 |
DQ4 | 通常攻撃の回避率※真偽不明 |
DQ5 (DS版以外) | ほとんどの確率系呪文・特技の回避率 |
ただ、効果が地味だったり、効果はあっても書籍などに説明がほとんどされていないことで知名度が低いなどの理由により、新作が出るごとに仕様が変わったり削除されたりしている。特にDQ4の通常攻撃の回避率については効果が弱すぎるため確証はなく、少なくとも実感ベースではほとんど死にステと言ってよい状況である。
モンスターの死にステ
一部、呪文が使えないモンスターなのにMPを持っているものがいたりする。
【マホトラ】で吸い取れる(=プレイヤー側に取っては死にステではない)こともあるが、そんなモンスターにマホトラ耐性があったりすると完全に死にステとなる。
また打撃攻撃を絶対に行わないモンスター(例:FC版DQ2の【ブリザード】など)の攻撃力も死にステである。
期間限定モンスターやボスモンスターの場合、プレイヤー側がそいつらと戦える時点では使えない属性に対して設定されている耐性が死にステとなる。
中にはリメイクにあたって期間限定ではなくなる・こちらの攻撃手段が増える・【ザイル】のように仲間入りする……などの理由で機能するようになることもある。
DQ5ではプレイヤー側が【デイン系】のダメージを受ける事態が少なく、【いなずま】を使われる・デイン系呪文を【マホカンタ】で跳ね返される・【ジェリーマン】がデイン系呪文を覚える仲間に【モシャス】で変身する……といった程度のため、仲間モンスターのデイン系耐性を実感する機会に乏しい。
リメイク版ではこのうちいなずまが【イオ系】属性に変更された上、ジェリーマンは変身した際にデイン系呪文を使わなくなったため、「自力でデイン系呪文を覚える仲間がマホカンタで跳ね返された時」以外には耐性が発揮されることも無くなった。
しかもこの時ダメージを受けるのは呪文を唱えた本人だけなので、それ以外の仲間モンスターのデイン系耐性は死にステと化した。