【モシャス】

Last-modified: 2022-03-26 (土) 10:28:11

概要

DQ3~DQ7、【不思議のダンジョン】シリーズ、モンスターズ等の外伝作等に登場する補助【呪文】の一種。
【ドラゴンクエストマスターズクラブ】【堀井雄二】のインタビューによると、語源はそのまま『模写する』からとの事。
 
いわゆる変身呪文であり、目の前にいる誰かしらの能力を(HP以外)そっくりそのままコピーできるというもの。
味方が使用する場合は仲間の誰かに、敵モンスターが使用する場合はこちらのパーティの誰か一人に変身する。
味方が使える作品はあまりなく、敵がこちらに変身して強力な特技を使ってくるというのがパターン。
敵が変身すると「○○○○もどき」という名前になり、外見までもコピーされる。
他の呪文とは異なり、【主人公】一行が強ければ強い程厄介さを増す。その性質上、シナリオ序盤ではさほど脅威にはならないが、シナリオ終盤ではかなり危険な呪文と化す。
【いてつくはどう】の他、DQ4の勇者が唱えるものとSFC版DQ6を除き、【ラーのかがみ】で解除することができる。

これだけ独特な呪文の割には、なぜか「【メガンテ】=【ばくだんいわ】」のように使い手のイメージが定まっているということが全くなく、人魂、鏡、ゼリー、影など色々不定形だったりコピーしてきそうなイメージを持っている奴がシリーズ通して散発的に使ってきている。
 
「姿を変える」という意味では【へんげの杖】と似たような効果だが、機能面から見た両者の差異は微妙なところ。
しかし不思議のダンジョンシリーズでは、これが本当に同義というか近しい効果の扱いになる(詳細は当項目「トルネコ2」の章を参照)。
 
ただ、概ね「モシャスは能力までコピーできるが、へんげの杖の効果は見てくれを変えるだけ」というように扱われているように見える。
もっとも、外伝作品ではモシャスも「姿を真似るだけ」だったり、変化の杖の方が「能力まで変化」だったりするので、一概に区別するのは難しい。
両者ともラーの鏡で解除できるのは大体共通しているが。
 
【レムオル】ともども、現実の世界に存在していたら間違いなくよからぬ目的に使用されそうな呪文の一種である。

DQ3

今作では珍しく味方専用呪文。【魔法使い】及び【賢者】がLv37以降、【かしこさ】に関係なく1/2の確率で習得する。
消費MPは12と結構重め。
 
戦闘中に限り、仲間の誰かに変身することで、HP・MP以外のパラメータと使用呪文がその仲間のものになるという特殊な呪文。
ただ、魔法使いはもともと自身固有の呪文が強力なので、攻撃目的に他の仲間に変身してもあまり意味がないうえ、上述の消費MPの多さもネックとなる。
使う場合はステータス値の補正と回復手段の確保目的で、勇者や僧侶に変身するといいだろう。
実際、FC版の【公式ガイドブック】では【死亡】してしまった【僧侶】にモシャスして、その僧侶を【ザオリク】で蘇生させるというテクニックを紹介している。
【パーティアタック】の要領で敵にカーソルを合わせることもできるが、その場合は何も起こらない。
間違えて自分を選択してモシャスを唱えると

しかし まえと おんなじだった。

と表示される。「おなじ」ではなく「おんなじ」なのがポイント。
また、モシャスを唱えられる仲間に変身し、もう一度モシャスを唱えて自分を選択すると

○○○○は もとのすがたに もどった。

と表示されて元に戻ることができる。ただし、お互いにモシャスを習得している時点で両者とも魔法使い系の高位の呪文を習得していることを意味するため、元の姿に戻る意義は薄くほとんど実用性はない。
 
モシャス状態では変化する対象の素のパラメータと使用呪文を参照する処理が行われており、自分のパラメータが上書きされているわけではない。
また、変身前の職業の特性および、装備している【武器】【防具】の特殊効果は変化しない。
職業情報をコピーする訳では無いので、装備できるアイテムは変化しない。
【おうじゃのけん】を複数購入しておいてモシャスで変身してから持ち替えて攻撃、なんてずるいことはできない。
そもそも攻撃力はモシャスした相手のものになるため、武器を変えても攻撃力は変わらない。
逆にモシャス対象のキャラが武器を変更するとその数値を参照するので変身した側も攻撃力が変わる。
なお、
これを利用して、 【はやぶさのけん】を装備した状態で攻撃力の高いキャラクターに変身すると、高い攻撃力で2回攻撃ができるようになる。
逆に【どくばり】を装備していた場合、せっかく力自慢のキャラクターに変身しても、わずか1ダメージしか与えられないので注意。
また、【スカラ】による上昇値は別で管理されており、モシャスはこれを参照しない。スカラで守備力が上がったキャラに変身しても素の守備力しか参照しないので注意。
それどころか、守備力がカンストした状態でモシャスを唱えると、逆に守備力が下がってしまうのでやめておこう。ピオリムで上がった素早さも同様。
これはルカニ系やボミオスで下がっている場合も同様だが、ステータスのリカバー目的ならスカラやピオリムで対応できるのでモシャスを唱えるメリットはない。
 
実はFC版においてのみ一度呪文を選択してしまえば、そのターン内は術者が行動するより先に【いてつくはどう】の効果を受けても、決定した呪文はキャンセルされずに発動することができるのだ。
【ベホマズン】【ギガデイン】を使える勇者が複数人になってくれるというのは非常に大きい。
それまでひ弱さが付いて回った魔法使いがラストバトルで雄飛してくれる様は感慨ものである。
 
ただし、モシャスしたキャラが呪文を使う場合、変身先のキャラのパラメータを参照する仕様が原因で消費MPに関して特殊な挙動が存在するので注意。
実際に呪文を使って消費されるMPはモシャスを使っている本人のMPが消費されるが、「発動時にMPが足りるか足りないか」の判定だけは変身先のキャラの残MPを参照する。
つまり魔法使いがモシャスを唱えて勇者に変身する時、変身対象の勇者のMPが61以下だと、魔法使いのMPがどれだけあっても、なぜかベホマズンはMP不足で唱えられなくなるのだ。
モシャスを使うことを想定している場合、勇者のMPがベホマズンの消費MPの62を割らない様に、道中・戦闘中と常に気を配りたい。
 
ただ、上記の場合は選択したその場で「MPがたりない!」と出るので、そのまま打撃やアイテム、又は別の呪文を選びなおすことはできる。
逆の場合(例・勇者のMPは62以上あるが、化けた本人は62に満たない時にベホマズン)だと、その呪文を選択する事はできるが、

○○○○はベホマズンをとなえた!(フラッシュ)
MPがたりない!

と、モンスターと同じ空撃ちになってしまい実質【無駄行動】に終わってしまうので気を付けよう。
なお、「発動時にMPが足りるか足りないか」を判定する際、変身先のキャラが【ふしぎなぼうし】を装備していると、それも加味されて判断される。もちろん唱える本人が不思議な帽子を装備していなければ効果は得られず普通にMPを消費するし、MPが足りなければ失敗する。

リメイク版

本作ではモシャスが【しんりゅう】最速撃破に必須であるため、仕様を詳細に解説する。
 
キャラBがモシャスを唱え、キャラAに変身した場合、

  • モシャスでコピーされるもの
    • キャラAのHP・MP以外のステータス(装備品による攻撃力や守備力、素早さの増加等も含む)
    • キャラAが使える呪文
      • キャラBはB自身の呪文を使えなくなる
  • モシャスを使っても変化しない(コピーされない)もの
    • HP・MP
    • 装備している武器防具の攻撃範囲や特殊能力(耐性含む)
    • 持っている道具
    • かかっている状態異常
      • 毒、麻痺、マヌーサ、マホトーンなど
    • バイキルト状態
      • キャラAにかかっているバイキルトをコピーすることはできない。キャラBにバイキルトがかかっていた場合、Bがモシャスを唱え変身してもB自身のバイキルト状態は維持される
  • モシャスを使った際にBにかかっている効果が解けるもの
    • スカラ・スクルト・ルカニ・ルカナンで変化した守備力
      • キャラAの変化前のステータスがコピーされる
    • ピオリム・ボミオスで変化した素早さ
      • キャラAの変化前のステータスがコピーされる

 
この仕様を利用して、【はやぶさのけん】を装備した状態でモシャスを使い、攻撃力を最大まで高めたキャラに変身すると、攻撃力最大の2回攻撃をすることができるのだ。
最速撃破についての詳細は【しんりゅう】のページを参照。
 
神竜戦以外でも有効活用の道はある。
例えば、非力な魔法使いでも【ほのおのブーメラン】を装備してモシャスを唱え攻撃力の高い味方に変身すると、その攻撃力で全体攻撃ができるようになる。
 
なお、スカラや【ルカニ】と同じ様に、【そうび】を選択するとモシャスで変化したパラメータが元に戻ってしまう【装備技】のバグが存在するため、モシャス中は迂闊に装備を変更しないよう注意。

ガラケー版以降

職業特性も変化するようになった。
【武闘家】に変身すると会心の一撃が出る確率が上がる。
ただし【盗賊】に変身してもアイテムを盗むようにはならない。
レベルはモシャスの対象となったキャラのものを参照する。
このため武闘家レベル99にレベル1のキャラがモシャスを使うとレベル99の会心率を得られるが、武闘家レベル1にレベル99のキャラがモシャスを使っても会心率はレベル99のものにはならない。

アイテム物語

【エビルマージ】曰く「最近できた魔法」らしい。

DQ4

FC版のみ【勇者】がLv30で習得。消費MP5。
 
DQ3同様仲間の誰かに変身することで、HP・MP以外のパラメータと使用呪文がその仲間のものになる。ただし仲間であってもNPC扱いのキャラには変身できない。また、オリジナル版では敵も選択できるが、敵キャラクターを対象にしても何も起こらない。
また、前作と異なり【死亡】している仲間へ変身できない点には特に注意すること。
また、DQ3同様パラメータと使用呪文だけ変化させキャラの特性や武器防具の特殊能力は変化しない。
 
FC版では【めいれいさせろ】が無く、AIでは補助呪文を任意に使ってくれないので、仲間しか使えない呪文をモシャス経由で使う等が主な使用法。
と言うか、本作で勇者がモシャスを覚えるのはそのためである。
公式ガイドブックにも【バイキルト】を思い通りに使う方法としてモシャスが紹介されている。
その場合、攻撃力もブライとおなじになるので、そのままではバイキルトを使ったとしても、戦力ダウンが激しい。
しかし、変身後に武器を装備し直すと、攻撃力だけ変身前の数値に戻るバグがあり、これが抜け道となる。
これを利用する事で勇者自身もブライに変身した後でバイキルトの恩恵にあずかれる。
ただし、攻撃力以外の能力は変身後のキャラのままなので、ギガデインやベホマズンは当然使えなくなってしまう点には注意。
使いたい場合は、【てんくうのつるぎ】で元に戻せば使用できるようになる。
ただし当然だが、元の姿に戻って戦うつもりなら変身中の補助呪文を自分にかけても、まとめて消えてしまうので意味はない。
クリアレベルならば天空シリーズフル装備の勇者であっても最強装備のブライとの守備力差はほぼなく、【てんくうのよろい】の各種耐性は変身後もそのまま残るため、別に打たれ弱くなるわけではない。
むしろ素早くなる分、上記の武器持ち替えバグと合わせれば結果的にステータスは強化される。
特に【デスピサロ】戦では、ブライに変身するのは有効なモシャス活用法である。
バイキルトばかりに目が行きがちだが、【ルカニ】を任意に使えるようになるのも大きい。
デスピサロは守備力がやたらと高く、攻撃力次第ではルカニを掛ける前後で打撃のダメージも倍以上に変わってくる。
全員の打撃ダメージを一気に上げられる上、同時にバイキルトの効果を最大限に活用することにもなる。
回復呪文が使えなくなる問題は【けんじゃのいし】を持たせることでカバーするといい。
 
ちなみに、FC版公式ガイドブックでの説明文では男勇者が顔そのままに衣装だけアリーナになった姿が描かれている。
しかし、その姿で何をしようというのだろうか……。

 

対象有用たる主な呪文ステータス変化備考・注意点
変身前マホステ・アストロン・ベホマ・ベホマズン・ザオラル・ザメハ変身前からハイスペック
ライアンなし攻撃力→・守備力↓・素早さ↓↓高HPなどは受け継げない
アリーナなし攻撃力↓・守備力↓・素早さ↑↑会心率は上がらない
クリフトスクルト・ザオリク・ベホマラー・ベホマ攻撃力↓・守備力↑・素早さ↑武器持ち替え推奨
ミネアフバーハ・ベホマ・ザオラル・メガザル攻撃力↓・守備力↓・素早さ↓武器持ち替え推奨
【ぎんのタロット】は使えない
トルネコなし攻撃力↓・守備力→・素早さ→特殊行動は受け継げない
マーニャルカニ攻撃力↓↓・守備力→・素早さ↑武器持ち替え必須
ブライバイキルトルカニピオリム攻撃力↓↓・守備力→・素早さ↑武器持ち替え必須

呪文は終盤のボス戦で役立つもの(太字はAIに思い通り使わせるのが難しいもの)、かつ道具で代用できないもののみ記載。ステータス変化はLv30~40時で最高装備基準で評価。
 
ちなみに「コピーする能力値」はDQ3と違って若干ややこしい事になっており、「現在の値」をコピーする。
スカラで守備力が上がった状態のキャラにモシャスすれば、勇者も同様の守備力になる。
この仕様が一番生きるのは、やはりラスボスのデスピサロ戦で、クリフトとブライの補助呪文を両方活用したい場合に使える。
通常、天空の剣でモシャスを解除すると、自分にかけた補助呪文が消滅してしまうデメリットがあるが、上記の仕様を利用することでこの問題を解消できる。
最初にクリフトにモシャスして、味方全体(ブライ含む)にスクルトを重ねがけしたあと、モシャス解除→ブライにモシャスという手順をとれば、スクルトを重ねがけした守備力をそのまま引き継げる。
この手順なら、勇者を含めた全員の守備力をあげたまま、さらにブライの補助呪文を使い放題になる。
ただし、この状況を作り出すには必然的に数ターンを要するので、ラスボス戦以外では、たとえボス戦でも実用性は低い。
クリフトが運良くスカラを誰かにかけたのを見たらそれを流用する、程度だろうか。
 
なおコピーできる能力変化はスカラやルカニ、ピオリムなど固定値で増減させる効果のみ。
バイキルトはステータス変化ではなくバイキルト状態というものにしているようで、コピーしても攻撃力は素の値になる。
フバーハは空間全体にかかるので、そもそもモシャスは関係ない。
 
敵では初の使い手である【マネマネ】が登場し、発売前の雑誌記事でも取り上げられた。
当然非常に厄介なので素早く倒したい。
マネマネが使うモシャスもこちらのものと同様に「現在の」パラメータを参照するため、スクルトで守備力を上げた後に変身されると大変な事になる。
ちなみに外見はフィールド上のドット絵をそのまま拡大したもので、かなりダサい(これを元にした4コマネタもあった)。
このうちトルネコもどきの外見は、いただきストリートでも使われており、同時にFF9のエーコも歩行グラのドット絵が登場した。
 
マネマネと並んで印象的なのが、山奥の村の襲撃時に【シンシア】の使うモシャス。
DQ4好きにとって、涙無しには語れないイベントである。
 
戦闘中などシステム的に使うことはないが【うらぎりこぞう】も、これで仲間に化けている(【モンスター物語】参照)。
しかし、こちらは能力までコピーできていないことや他者にも使えるもの(直前に戦った【ベロベロ】が同じように化けていた)のようなので【へんげのつえ】の呪文版といったところだろう。「【あくましんかん】【ザオリク】(DQ2)」のように名前は同じでも中身は別物のようだ。

リメイク版

命令できる仕様になったリメイク版では、勇者が味方に変身する意義はほぼ消滅した事が理由で、残念ながら味方側の呪文リストからは削除された。
万が一モシャスが削除されていなかったら【ピサロ】へ変身して【マダンテ】を暴発するという手があったので、それの防止策とも考えられる。
その代わりに勇者は序盤で【ホイミ】の呪文を、終盤で【ギガソード】の特技を覚える。
 
5章冒頭の【山奥の村】のイベントではFC版と同じくシンシアが唱えるが、序章では化ける対象が身近にいないにもかかわらずカエルやウサギに化けているシーンがある。
 
また、マネマネがパーティキャラに変身した際には、DQ7と同様に専用の立ち絵が表示される様になった。
ただしPS版ではDQ7同様に、○○もどきは攻撃アクションをせず、微動だにしない。
DS版以降では待機中・アクション時とも動く様になった。
右手に剣、左手に魔力を帯びた王道的に格好いいピサロや、DS版限定だがアクションの度に何故か胸が揺れるマーニャの評価が特に高い。
スタッフ何考えてやがる

小説版

変化の杖の代わりに、これで【デスパレス】に単身潜入している。
なお作中ではマネマネについて「仲間の顔を利用して攻撃を躊躇させるくらいしかとりえがない」
と表現しており、能力のコピーまではできないと思われる。
勇者の使用するモシャスまでそうなのかは定かではない。

CDシアター

ゲーム本編同様、シンシアが勇者との別れの間際に使用している。
「我が身よ、鏡となりて姿を写せ」というやや長めの呪文詠唱が印象的。

DQ5

敵専用呪文となり、【ジェリーマン】が使う。消費MP5。
【チート】を利用して無理やり味方にモシャスを使わせても、MPを消費するだけで何も起こらない。
 
今回は人間には変身せず、【仲間モンスター】にのみ変身する。この仕様は4コマ漫画劇場でネタにされた。
なので、ジェリーマンの出る場所では人間主体のメンバーにすれば予防できる。
しかしジェリーマンが初登場する【試練の洞窟】にストーリー上で訪れた時は、人間が主人公一人しかいないうえに馬車が入れないのでひっこめることもできないという嫌らしい仕様。
その他、敵のモシャスの仕様や対策については、ジェリーマンの項へ。

DQ6

再び敵専用。一応【カルベローナのモシャスを使う老人】もいるにはいるが。
今回も凍てつく波動で解除できるが、ラーの鏡では解除できない。
 
【あくまのカガミ】【ホーンテッドミラー】【のろいのカガミ】の鏡系モンスターが使う。
序盤から終盤にかけてモシャスを使ってくる敵が出てくるうえ、マネマネと違って使用者自体のステータスも高い。
今作では味方の特技のインフレが激しいので、必然的にこれらのモンスターも凶悪になっている。
打撃と呪文・特技を半々ぐらいで選択するが火力の高いものを優先し、特に即死系の呪文・特技を持っているとそれらを最優先する思考があるため極めて危険。
しかもラーのかがみで解除不能。イベントではあんなに大活躍だったのに、何故だ。
 
今作では人間もモンスターも関係なく化けるようになったが、相変わらず人間はフィールド上のドット絵の拡大。
それでもミレーユもどきやバーバラもどきに対してなめまわし等を使う不届き者が当時は大勢いたとか。
 
なお、モシャスを使うモンスターは自分の元の姿の横幅を基準に戦闘画面に出現するため、自身よりも横幅が大きいグラフィックのキャラクター(【ドランゴ】など)に変身しようとする場合、スペース不足でモシャスが失敗することがある。

リメイク版

【ラーのかがみ】で解除できる様に修正された。
今作ではなんとしっかり行動アクションまで用意されたので、一度は見ておきたい。
【デュラン】戦の前に敵として戦う【テリー】も、こちらになっている。
どういう訳か【ミレーユ】の立ち絵が無駄に恰好良い。
 
【ニフラム】等の即死系呪文を優先する思考が無くなり、その時に覚えている【呪文】【特技】をランダムで使用する仕様になった。
こちらの技のバリエーションが増えれば増える程に、そのレパートリーを持て余すかの様にトンチンカンな行動が増え、最大火力からは程遠い半端な攻撃ばかりしてきたりする。
 
ただ、とりわけ【バーバラ】(もどき)は様々な攻撃呪文を覚える関係上、最優先で倒したい。
勿論、危険な攻撃が飛んでくる前に早めに倒すのが良いだろう。

漫画版

「テリー外伝」に登場するあくまのカガミが原作通り使用しており、
その際には少女の姿に化け、捕らえられているふりをして、テリーを罠に陥れている。
また、【ゲントの村の長老】がボッツ(主人公)達に「なぞなぞ」を出した際に、村の子供たちにモシャスをかけていた。

DQ7

今作でも敵専用の呪文として登場する。
【ジェリーマン】が再登場している他、【モシャスナイト】が使用する。
消費MPは10。
性質や対策はDQ6と同様だが、モシャスナイトは変身しなくても元々が結構強いのでてこずるだろう。
ちなみに対策アイテムとなる【ラーのかがみ】最終盤のダンジョン【宝箱】からひそやかに入手できるのだが、あまりにも入手タイミングが悪く使用する機会が殆ど無いのが残念。
 
今作から人間キャラクターに化けた場合はフィールドグラフィックの引き伸ばしでは無く、しっかり専用のグラフィックが用意された。
【マリベル】の顔がやたらと凶相(?)だったりするが、戦闘中に【はなす】と鼻の下を伸ばした(手前味噌な)態度を取る。
但し、モーション等が一切用意されておらず、ただ「ピピロッ!!」という効果音とともに姿がフラッシュするだけで、全く動かないなど評判は今一つ。
しかしながら、製作に時間と手間の掛かるドット絵なので、膨大な特技を動作に1つ1つ反映させるのはとてもじゃないが無理がある。
この呪文を使うモンスターがストーリー終盤という事もあってか、キーファだけグラフィックが存在していない。すごく残念。
後に発売されたリメイク版DQ6とはえらい違いである。
シナリオでは、中ボスとして戦う【ネリス】【四精霊】もこの仕様になっている。

リメイク版

一般の敵モンスターやボスと同様に立体化し、攻撃モーションも取る仕様になった。
その代わり【装備】や職業によるコスチューム等は反映されない。
PS版より職業【熟練度】が稼ぎやすく、味方の【特技】が充実している事が多い為、結果的に凶悪さが増している。
やり込めばDQ6同様、余りある呪文や特技のお蔭で【無駄行動】をする場合も多々あるが。
しかし、プレイヤーキャラクターに対する【ザキ系】の成功率の高さまでコピーされるので、味方AIから変身直後に【ザキ】【きゅうしょづき】で倒されるという残念な事になってしまった。

DQ8

実は没呪文という事でデータ上では存在している。また「(対象A)は じぶんのすがたを (対象B) そっくりに かえた!」という没メッセージもある。
しかしキャラクターやアイテムの3D化に伴って処理が大変になった為か、通常のプレーでは拝見できない。
【チート】を用いて戦闘中に使用しても効果はない。
 
但しイベントでは登場しており、【リーザス村】に住む【ゼシカ】にいろいろ憧れる少女が使う事ができ、色々と楽しませてくれる。
完全に使いこなせてはいないがそれでもごく普通に見える幼い少女がさらっとハイレベルな呪文を使う様には驚かされる。将来が楽しみである。

DQ10

アスフェルド学園に【モシャストーン】というアイテムが登場。
レベルに応じた武器・盾に変化する(追加効果はランダム)。
【カジノ】内の【ビンゴ】の役物として登場する【マネマネ】は、モシャスでエクストラボールに化けて抽選権が1回増える。

DQ11(3DS版)・DQ11S

敵・味方ともに使い手はいないが、【冒険の書の世界】【山奥の村】【シンシア】が唱えて【スライム】に化けている。
DQ4でのイベントの印象のお陰ですっかりシンシアを象徴する呪文になっている。

DQM・DQM2

通信対戦の都合か、敵使用時・味方使用時の効果が同じという、数少ない作品。
こちらが使用した際も敵一体に変身するのだが、この呪文、なんとボスにも有効。
ボスのHPは大体数千はあるので、変身後の最大HPは999となり、【ベホマ】の呪文さえあればまず【全滅】する危機は無くなる。
非常に強力な効果を持つため、縛りプレイではしばしば禁止される呪文の一つである。
 
逆に通信対戦では、敵も味方も全ての能力値は最大まで育ててある事がほぼ前提で、変身しても格段に強くなる事は無いので、敢えて使う意味は無いと言って良い。
通信対戦では「めいれいさせろ」が使用できないので特技の確認ができず、
【ゴールデンスライム】等の【マダンテ】を持つモンスターに変身してしまい、マダンテの2発目暴発で反則負けもあり得る。
【だいぼうぎょ】を持っていたとしても、通信対戦では使用しない方が良いだろう(詳細は「マダンテ」の項目を参照)。
 
DQMで【メタル系】に化けて、特技としての【にげる】を選択すると【死亡】してしまう。
 
DQM2では【パルプンテ】と同時に繰り出すと、【連携特技】【きょりゅうへんげ】(PS版では【まおうへんげ】)が発動する。
 
リメイクのテリワン3D、イルルカには戦闘用呪文としては登場していないものの、イルルカでは湖上の魔塔に登場するマネマネが【マンドラゴラ】【こうてつまじん】に化けている。

トルネコ2

【魔法使い】【転職】した【トルネコ】が覚える【呪文】の一種として登場する。
消費HPは5で、唱えると100ターンの間、今いるフロアに出現するモンスターのいずれかの姿に変身する。
この記述なら一見強そうな呪文だが、実はこの呪文、今作では恐るべき【地雷呪文】と化しているので要注意。
 
モンスターに変身している間は、魔法使いの生命線となる呪文・道具が一切使用できない状態になるという非常に危険な状態に陥る。
じゃあ代わりに変身したモンスターの特殊能力が使用できるかと言うとそんな事は無く、通常攻撃と歩く事以外には、本当に何もできなくなるのである。この作品では【マネマネ】が使用する特殊能力と同じく、外見だけしか真似できないのだ。
そしてもう1つ、トルネコがモンスターに変身している間は自分の意思で変身状態を解除できない。これが何より一番危険な理由に尽きる。
モンスターに変身する点をこちらにも輸入した【風来のシレン】【肉】や、後作となるトルネコ3では変身状態を解除できるのだが……。
自分の意思で変身状態を解除できない仕様上、この状況で100ターンを消費しなければならない。これが短い様に見えて結構長いので困り者。
 
変身した同種のモンスターは変身しているトルネコを攻撃してこなくなるという利点があるが、それ以外のモンスターは普通にトルネコを攻撃するのでデメリットの方がはるかにでかいのは言うまでもない。
運良く【階段】に辿り着ければ助かるものの、この状態で100ターンも未踏の部屋や通路等をうろつくのは自ら死にに行く様なものなので、極めて危険。
特にモンスターからの一撃のダメージが桁違いの【試練の館】全域や【不思議のダンジョン】等の深層で唱えるのは、上述の通り自殺行為に等しい。
遠距離攻撃で猛威を振るう【ドラゴン】全種・【ドッグスナイパー】【毒矢ずきん】等が出現するフロアで唱えれば悪夢を超えて地獄を見るので、やめておこう。
 
ちなみに説明文では「モンスターに姿を変える」とだけしか記載されておらず、間違いは書いていないが厭らしい事にデメリットに関しては一切触れられていない。
一応、活用法はゼロという訳では無く、モンスターに変身している間は【ワナ】【ダメージ床】の効果が無効になるので、一部の【宝物部屋】で役に立つ。
が、前情報無しでは本当に自殺するだけの呪文なので要注意。
実は【へんげの杖】の魔法弾の効果を【水晶】に反射させてトルネコ自身に当てた場合も、このモシャスと同じ効果なので注意したい。
これのせいで順調だった冒険を無理やり終了させられたプレイヤーは数知れないだろう。
 
ちなみに敵のマネマネは上述の通り、今いるフロアに出現する他のモンスターの外見だけを真似て出現するモンスター。
最初から何らかのモンスターに変身した状態で出現するので、戦闘中に呪文としてのモシャスを使用する事は無い。
 
トルネコ3では【モシャスナイト】が登場するが、このモシャスナイトの特殊能力のモシャスが、瞬時に特殊能力を真似るという、物凄く極悪な効果を持つ。
(詳細は「モシャスナイト」の項目を参照)

DQMB2

使用者はやはりマネマネ。
敵1体に変身し、変身した敵の持つ技を使用し、すぐ元に戻る。
敵に変身するのではなく、敵の技を使う呪文と考えるとわかりやすい。
本作では状態異常の一種で、相手の耐性によっては失敗する場合もある。
失敗すると勇気を貯める事ができず、使いこなすには敵のモシャス耐性を熟知する必要がある。
なお【合体モンスター】・魔王・大魔王・レジェンドヒーローといった、いわゆる大物には非常に効きづらい。

DQH2

今作でもマネマネ及びマネマネ型の【魔扉の番人】が使ってくる。
変身したキャラの持つ技を使用し、すぐ元に戻る。
使う技はキャラ・武器毎に固定で、例えばトルネコだとせいすい、と無意味な行動になるが、クリフトだとザラキを使ってくる。使う技の一撃は下記参照。
化けた時の台詞はハイテンションを発動した時の台詞と同じ。
 
【魔王ザラーム】はこの呪文を使って【ゼビオン王】そっくりに化けて双子の兄を騙ったり【オレンカ王】そっくりに化けて【ジャイワール王】を殺害した。
 
【クレティア女王】はこの呪文の数少ない使い手として知られており、そのため一度はジャイワール王殺害の犯人の疑いの目を向けられた。

マネマネ一覧

モンパレ・どこパレ

敵モンスター1体に姿を変え、HP・MP以外のステータス、見た目、とくぎ、耐性をコピーする呪文。
マネマネやジェリーマン、【うらぎりこぞう】といった如何にもなメンツが初期とくぎとして習得している。
 
モンパレ・どこパレ共通の高難易度コンテンツ「異界の門」や、どこパレのマルチバトルでは本来味方側が使用できない特性や特技を持つ敵が多くいるためか「モシャス耐性(モンパレ)」「モシャス完全無効(どこパレ)」という専用耐性特性を引っ提げて登場することが多かった。
いずれも効果は同じで、こちら側の使うモシャスを完全に無効化する(コピーできなくする)というもの。

ドラけし!

あくまのカガミとその色違い、そしてマネマネが持つスキル。
周囲8マスのドラけしをスライド先のものに変化させる。

ダイの大冒険

漢字表記で『変身呪文』。作中では【ザボエラ】が2回、【アバン】が1回使用した。
作中では言及されていないが、人間に化けて【ロモス】に入り込んでいたスパイの【ザムザ】や、映画版の偽アバンこと【ベルドーサ】も使っていたと思われる。
 
見た目や声ではまったく判別できないほど正確に姿を模写できるが、仕草や能力の再現は術者の演技力やレベル次第らしい。
レオナが「(モシャスで)姿形を変えても、悪の魔道士には光の魔法陣を絶対に使えない」と発言しているように、心に由来する術や呪文適性などの問題は乗り越えられないようだ。
後述するが、記憶や肉体的特性など、精神面や内部構造に関しても読み取ったり再現することはできない。
 
ザボエラが【バルジ島】で使った1回目は、ゲームシリーズと異なり他人に対して使っている。
人間側に戦況が傾きつつある時、逃げ出そうとするザボエラを【クロコダイン】が斧投げで仕留めたが、それはモシャスをかけられて無理やり影武者に仕立て上げられた【きとうし】だった。
上空に逃れていた本物は、わざわざそれを嘲笑ってから【ルーラ】で逃亡。保身のためなら部下さえ犠牲にして笑っているザボエラの卑劣さがよく表れた最初のシーンでもある。
 
2度目は、【テラン】王国における【バラン】戦後の【ダイ】達に対する騙し討ち。
【ハドラー】と組んで夜襲をかけたザボエラは、見張りに立っていたのが【ポップ】だったのを見て【マァム】に化け、色仕掛けからの【不意打ち】で爪の猛毒を打ち込み行動不能にした。
 
アバンは終盤の【バーンパレス】にて使用。
【キルバーン】との対決を制したアバンだったが、ダイ達の所に駆けつけると【ミストバーン】が重要な話をしているところだったので、モシャスでキルバーンに化けてからその場に現れる。
「決闘に勝ち残ったキルバーンが戻ってきた」と装う事でミストバーンからより深く情報を聞き出そうと目論み、その演技はマァム達どころかミストバーンさえも信じ込ませたが、キルバーンだけが使う愛称の「ミスト」ではなく「ミストバーン」と呼んだ為にミストバーン本人から見破られてしまった。
 
作中の描写を見る限り、一度でも目にした存在なら顔などを含めて細部まで正確に再現できる。
マァムに化けたザボエラが騙し討ち成功後に即座に元に戻ったことから、任意のタイミングで変身を解くことも可能らしい。
また、きとうしの場合は致命傷を受けて変身が解けた後に絶命しており、ゲームシリーズ同様に「死ぬ時に効果が切れる」ようになっている。
アバンも攻撃されて仮面が割れてから変身が解けたが、正体がバレたので解除したとも考えられるので、ダメージが原因で効果が切れるのかは不明。
 
能力のコピーは表現されなかったが、高位の魔法使いならできるとされている。
アバンもザボエラも「相手を騙す」ことが目的だったので、真似た能力を発揮する必要が無かったという面もある。
ザボエラが完全コピー出来るのなら【超魔ゾンビ】で自己強化を図るまでもなく他の強い幹部に化ければ良いだけなので、それこそ【バーン】レベルの魔力が必要だったり、自分の実力以上の能力は真似られないのかもしれない。
 
アバンがキルバーンに化け、偽物とバレて攻撃を受けた時は仮面の下にアバンの素顔があった。逆に、ザボエラがマァムに化けた時は、自身の体内に持つ毒素をポップに打ち込んでいる。このとき指先がザボエラの爪に変わっているので、一部分だけもとに戻し、本人の能力を使用するといった事もできるようだ。
そもそも身体能力を完全に再現できるのであれば、相手のステータスを読み取る呪文のごとくキルバーンの正体などがその場でわかってしまうはずなので、あくまで表面的な姿形を変えるに留まる。
また、ザボエラが化けたマァムは【たびびとのふく】を着た僧侶戦士の姿だったが、この時期のマァムは既に武闘家の修行に入っていたので、術者の記憶を元にした姿にしかなれないようだ。
仮にザボエラが最新の武闘着姿の情報を手に入れていたのだとしたら、敢えて見知った姿を選んで化けていたことになるが。

ロトの紋章

左右の手から二つのモシャスの力を出して発動する【合体魔法】、強制変身「モシャサス」が登場。
名前の通り、かけた相手を強制的に変身させる。複数の者や、生物以外の物体を変身させる事も可能。
 
ローラン城に乗り込む際に【ポロン】がモンスター相手に使用してアルス一行の姿に化けさせ、本物と勘違いした別のモンスターと同士打ちさせた。
変身するのは姿だけで、能力まではコピーできない様だ。
モシャサスをくらったモンスター達は装備の意匠が異なるなどニセモノっぽい姿にされていたため、本人を詳しく知っている者なら見分けがつきそうなものだった。
ポロン達は【レムオル】を使い姿を消したのでモンスター達は見事に引っ掛かったが、イタズラ心や見分けのためにわざと変な姿にしたのか、術の再現性が足りなかったのかは不明。
 
次話でローラン城に突入した際は、地獄門を破壊しようとして失敗したためアルスの発案で「勇者一行に返り討ちに会ったモンスターたち」に変身し、医務室に運び込ませることで侵入に成功している。
これがモシャスによるものか変化の杖によるものかは不明だが、前話でモシャサスを使っているあたりモシャスの方だろうか。

ロトの紋章 Returns

アステア編で、ラダトーム城攻略の際に竜兵団が使用。【アステア】に化けた。
そして、卑劣にも偽アステアを人質に取るという芝居をうって【アロイス】をだまし討ちした。

勇者ヨシヒコ

第二期7話でモンスターがヨシヒコ一行に変身して悪霊の鍵を入手する為に使用。
 

蒼天のソウラ

2巻で登場。変身呪文と書いてモシャスと読む。
エストリスが使役する【ジェリーマン】が使用して、【冒険者】に化けてソウラ達のパーティを襲撃した。
アズリア解呪呪文で正体を見破られてしまう。