【モシャス】

Last-modified: 2020-09-18 (金) 19:09:45

概要

DQ3~DQ7、【不思議のダンジョン】シリーズ、モンスターズ等の外伝作等に登場する補助【呪文】の一種。
【ドラゴンクエストマスターズクラブ】【堀井雄二】のインタビューによると、語源はそのまま『模写する』からとの事。
 
いわゆる変身呪文であり、目の前にいる誰かしらの能力を(HP以外)そっくりそのままコピーできるというもの。
味方が使用する場合は仲間の誰かに、敵モンスターが使用する場合はこちらのパーティの誰か一人に変身する。
味方が使える作品はあまりなく、敵がこちらに変身して強力な特技を使ってくるというのがパターン。
敵が変身すると「○○○○もどき」という名前になり、外見までもコピーされる。
他の呪文とは異なり、【主人公】一行が強ければ強い程厄介さを増す。その性質上、シナリオ序盤ではさほど脅威にはならないが、シナリオ終盤ではかなり危険な呪文と化す。
【いてつくはどう】の他、DQ4の勇者が唱えるものとSFC版DQ6を除き、【ラーのかがみ】で解除することができる。
 
「姿を変える」という意味では【へんげの杖】と似たような効果だが、機能面から見た両者の差異は微妙なところ。
しかし不思議のダンジョンシリーズでは、これが本当に同義というか近しい効果の扱いになる(詳細は当項目「トルネコ2」の章を参照)。
 
ただ、概ね「モシャスは能力までコピーできるが、へんげの杖の効果は見てくれを変えるだけ」というように扱われているように見える。
もっとも、外伝作品ではモシャスも「姿を真似るだけ」だったり、変化の杖の方が「能力まで変化」だったりするので、一概に区別するのは難しい。
両者ともラーの鏡で解除できるのは大体共通しているが。
 
【レムオル】ともども、現実の世界に存在していたら間違いなくよからぬ目的に使用されそうな呪文の一種である。

DQ3

今作では珍しく味方専用呪文。【魔法使い】及び【賢者】がLv37以降、【かしこさ】に関係なく1/2の確率で習得する。
消費MPは12と結構重め。
 
戦闘中に限り、仲間の誰かに変身することで、HP・MP以外のパラメータと使用呪文がその仲間のものになるという特殊な呪文。
ただ、魔法使いはもともと自身固有の呪文が強力なので、攻撃目的に他の仲間に変身してもあまり意味がないうえ、上述の消費MPの多さもネックとなる。
使う場合はステータス値の補正と回復手段の確保目的で、勇者や僧侶に変身するといいだろう。
実際、FC版の【公式ガイドブック】では【死亡】してしまった【僧侶】にモシャスして、その僧侶を【ザオリク】で蘇生させるというテクニックを紹介している。
【パーティアタック】の要領で敵にカーソルを合わせることもできるが、その場合は何も起こらない。
 
変化するのは素のパラメータと使用呪文のみ。変身前の職業の特性および、装備している【武器】【防具】の特殊効果は変化しない。
これを利用して、 【はやぶさのけん】を装備した状態で攻撃力の高いキャラクターに変身すると、高い攻撃力で2回攻撃ができるようになる。
逆に【どくばり】を装備していた場合、せっかく力自慢のキャラクターに変身しても、わずか1ダメージしか与えられないので注意。
また、変身時のパラメータは変身対象に選んだキャラクターの本来のパラメータを参照にしている。
そのため【スカラ】を何度も唱えて【守備力】をカンストさせたキャラクターに変身しても、普通の守備力しか得られないので注意。
それどころか、守備力がカンストした状態でモシャスを唱えると、逆に守備力が下がってしまうのでやめておこう。
 
職業をそのままコピーする訳では無いので、装備できるアイテムは変化しない。
【おうじゃのけん】を複数購入しておいてモシャスで変身してから持ち替えて攻撃、なんてずるい事はできない。
そもそも攻撃力はモシャスした相手のものになるため、武器を変えても攻撃力は変わらない。
 
実はFC版においてのみ一度呪文を選択してしまえば、そのターン内は術者が行動するより先に【いてつくはどう】の効果を受けても、決定した呪文はキャンセルされずに発動することができるのだ。
【ベホマズン】【ギガデイン】を使える勇者が複数人になってくれるというのは非常に大きい。
それまでひ弱さが付いて回った魔法使いがラストバトルで雄飛してくれる様は感慨ものである。
 
ただし、FC版ではモシャスしたキャラが呪文を使う場合、消費MPに関して変な仕様が存在するので注意。
実際に呪文を使って消費されるMPはモシャスを使っている本人のMPが消費されるが、「発動時にMPが足りるか足りないか」の判定だけはモシャス元のキャラの残MPを参照する。
つまり魔法使いがモシャスを唱えて勇者に変身する時、変身対象の勇者のMPが61以下だと、魔法使いのMPがどれだけあっても、何故かベホマズンはMP不足で唱えられなくなるのだ。
モシャスを使う事を想定している場合、勇者のMPがベホマズンの消費MPの62を割らない様に、道中・戦闘中と常に気を配りたい。
 
ただ、上記の場合は選択したその場で「MPがたりない!」と出るので、そのまま打撃やアイテム、又は別の呪文を選びなおす事はできる。
逆の場合(例・勇者のMPは62以上あるが、化けた本人は62に満たない時にベホマズン)だと、その呪文を選択する事はできるが、

□□□□はベホマズンをとなえた!(フラッシュ)
MPがたりない!

と、モンスターと同じ空撃ちになってしまい実質【無駄行動】に終わってしまうので気を付けよう。

リメイク版

【はやぶさのけん】を装備した状態で【戦士】系に変身する等して、【しんりゅう】撃破に使用できる。
非力な魔法使いも【ほのおのブーメラン】を装備して攻撃力の高い味方に変身すると、その攻撃力で全体攻撃ができる様になる。
また、スカラや【ルカニ】と同じ様に装備を選択するとモシャスで変化したパラメータが元に戻ってしまう【装備技】のバグが存在する。

ガラケー版以降

職業特性も変化するようになった。
【武闘家】に変身すると会心の一撃が出る確率が上がる。
ただし【盗賊】に変身してもアイテムを盗むようにはならない。
レベルはモシャスの対象となったキャラのものを参照する。
このため武闘家レベル99にレベル1のキャラがモシャスを使うとレベル99の会心率を得られるが、武闘家レベル1にレベル99のキャラがモシャスを使っても会心率はレベル99のものにはならない。

アイテム物語

【エビルマージ】曰く「最近できた魔法」らしい。

DQ4

FC版のみ【勇者】がLv30で習得。消費MP5。
 
DQ3同様仲間の誰かに変身することで、HP・MP以外のパラメータと使用呪文がその仲間のものになる。ただし仲間であってもNPC扱いのキャラには変身できない。また、オリジナル版では敵キャラクターを対象にしても何も起こらない。
また、前作と異なり【死亡】している仲間へ変身できない点には特に注意すること。
また、DQ3同様パラメータと使用呪文だけ変化させキャラの特性や武器防具の特殊能力は変化しない。
 
FC版では【めいれいさせろ】が無く、AIでは補助呪文を任意に使ってくれないので、仲間しか使えない呪文をモシャス経由で使う等が主な使用法。
と言うか、本作で勇者がモシャスを覚えるのはそのためである。
公式ガイドブックにも【バイキルト】を思い通りに使う方法としてモシャスが紹介されている。
その場合、攻撃力もブライとおなじになるので、そのままではバイキルトを使ったとしても、戦力ダウンが激しい。
しかし、変身後に武器を装備し直すと、攻撃力だけ変身前の数値に戻るバグがあり、これが抜け道となる。
これを利用する事で勇者自身もブライに変身した後でバイキルトの恩恵にあずかれる。
ただし、攻撃力以外の能力は変身後のキャラのままなので、ギガデインやベホマズンは当然使えなくなってしまう点には注意。
使いたい場合は、【てんくうのつるぎ】で元に戻せば使用できるようになる。
ただし当然だが、元の姿に戻って戦うつもりなら変身中の補助呪文を自分にかけても、まとめて消えてしまうので意味はない。
クリアレベルならば天空シリーズフル装備の勇者であっても最強装備のブライとの守備力差はほぼなく、【てんくうのよろい】の各種耐性は変身後もそのまま残るため、別に打たれ弱くなるわけではない。
むしろ素早くなる分、上記の武器持ち替えバグと合わせれば結果的にステータスは強化される。
特に【デスピサロ】戦では、ブライに変身するのは有効なモシャス活用法である。
バイキルトばかりに目が行きがちだが、【ルカニ】を任意に使えるようになるのも大きい。
デスピサロは守備力がやたらと高く、攻撃力次第ではルカニを掛ける前後で打撃のダメージも倍以上に変わってくる。
全員の打撃ダメージを一気に上げられる上、同時にバイキルトの効果を最大限に活用することにもなる。
回復呪文が使えなくなる問題は【けんじゃのいし】を持たせることでカバーするといい。
 
ちなみに、FC版公式ガイドブックでの説明文では男勇者が顔そのままに衣装だけアリーナになった姿が描かれている。
しかし、その姿で何をしようというのだろうか……。

 

対象有用たる主な呪文ステータス変化備考・注意点
変身前マホステ・アストロン・ベホマ・ベホマズン・ザオラル・ザメハ変身前からハイスペック
ライアンなし攻撃力→・守備力↓・素早さ↓↓高HPなどは受け継げない
アリーナなし攻撃力↓・守備力↓・素早さ↑↑会心率は上がらない
クリフトスクルト・ザオリク・ベホマラー・ベホマ攻撃力↓・守備力↑・素早さ↑武器持ち替え推奨
ミネアフバーハ・ベホマ・ザオラル・メガザル攻撃力↓・守備力↓・素早さ↓武器持ち替え推奨
【ぎんのタロット】は使えない
トルネコなし攻撃力↓・守備力→・素早さ→特殊行動は受け継げない
マーニャルカニ攻撃力↓↓・守備力→・素早さ↑武器持ち替え必須
ブライバイキルトルカニピオリム攻撃力↓↓・守備力→・素早さ↑武器持ち替え必須

呪文は終盤のボス戦で役立つもの(太字はAIに思い通り使わせるのが難しいもの)、かつ道具で代用できないもののみ記載。ステータス変化はLv30~40時で最高装備基準で評価。
 
ちなみに「コピーする能力値」はDQ3と違って若干ややこしい事になっており、「現在の値」をコピーする。
スカラで守備力が上がった状態のキャラにモシャスすれば、勇者も同様の守備力になる。
この仕様が一番生きるのは、やはりラスボスのデスピサロ戦で、クリフトとブライの補助呪文を両方活用したい場合に使える。
通常、天空の剣でモシャスを解除すると、自分にかけた補助呪文が消滅してしまうデメリットがあるが、上記の仕様を利用することでこの問題を解消できる。
最初にクリフトにモシャスして、味方全体(ブライ含む)にスクルトを重ねがけしたあと、モシャス解除→ブライにモシャスという手順をとれば、スクルトを重ねがけした守備力をそのまま引き継げる。
この手順なら、勇者を含めた全員の守備力をあげたまま、さらにブライの補助呪文を使い放題になる。
ただし、この状況を作り出すには必然的に数ターンを要するので、ラスボス戦以外では、たとえボス戦でも実用性は低い。
クリフトが運良くスカラを誰かにかけたのを見たらそれを流用する、程度だろうか。
 
なおコピーできる能力変化はスカラやルカニ、ピオリムなど固定値で増減させる効果のみ。
バイキルトはステータス変化ではなくバイキルト状態というものにしているようで、コピーしても攻撃力は素の値になる。
フバーハは空間全体にかかるので、そもそもモシャスは関係ない。
 
敵では初の使い手である【マネマネ】が登場し、発売前の雑誌記事でも取り上げられた。
当然非常に厄介なので素早く倒したい。
マネマネが使うモシャスもこちらのものと同様に「現在の」パラメータを参照するため、スクルトで守備力を上げた後に変身されると大変な事になる。
ちなみに外見はフィールド上のドット絵をそのまま拡大したもので、かなりダサい(これを元にした4コマネタもあった)。
このうちトルネコもどきの外見は、いただきストリートでも使われており、同時にFF9のエーコも歩行グラのドット絵が登場した。
 
マネマネと並んで印象的なのが、山奥の村の襲撃時に【シンシア】の使うモシャス。
DQ4好きにとって、涙無しには語れないイベントである。
 
戦闘中などシステム的に使うことはないが【うらぎりこぞう】も、これで仲間に化けている(【モンスター物語】参照)。
しかし、こちらは能力までコピーできていないことや他者にも使えるもの(直前に戦った【ベロベロ】が同じように化けていた)のようなので【へんげのつえ】の呪文版といったところだろう。「【あくましんかん】【ザオリク】(DQ2)」のように名前は同じでも中身は別物のようだ。

リメイク版

命令できる仕様になったリメイク版では、勇者が味方に変身する意義はほぼ消滅した事が理由で、残念ながら味方側の呪文リストからは削除された。
万が一モシャスが削除されていなかったら【ピサロ】へ変身して【マダンテ】を暴発するという手があったので、それの防止策とも考えられる。
その代わりに勇者は序盤で【ホイミ】の呪文を、終盤で【ギガソード】の特技を覚える。
 
5章冒頭の【山奥の村】のイベントではFC版と同じくシンシアが唱えるが、序章では化ける対象が身近にいないにもかかわらずカエルやウサギに化けているシーンがある。
 
また、マネマネがパーティキャラに変身した際には、DQ7と同様に専用の立ち絵が表示される様になった。
ただしPS版ではDQ7同様に、○○もどきは攻撃アクションをせず、微動だにしない。
DS版以降では待機中・アクション時とも動く様になった。
右手に剣、左手に魔力を帯びた王道的に格好いいピサロや、DS版限定だがアクションの度に何故か胸が揺れるマーニャの評価が特に高い。
スタッフ何考えてやがる

小説版

変化の杖の代わりに、これで【デスパレス】に単身潜入している。
なお作中ではマネマネについて「仲間の顔を利用して攻撃を躊躇させるくらいしかとりえがない」
と表現しており、能力のコピーまではできないと思われる。
勇者の使用するモシャスまでそうなのかは定かではない。

CDシアター

ゲーム本編同様、シンシアが勇者との別れの間際に使用している。
「我が身よ、鏡となりて姿を写せ」というやや長めの呪文詠唱が印象的。

DQ5

敵専用呪文となり、【ジェリーマン】が使う。消費MP5。
【チート】を利用して無理やり味方にモシャスを使わせても、MPを消費するだけで何も起こらない。
 
今回は人間には変身せず、【仲間モンスター】にのみ変身する。この仕様は4コマ漫画劇場でネタにされた。
なので、ジェリーマンの出る場所では人間主体のメンバーにすれば予防できる。
しかしジェリーマンが初登場する【試練の洞窟】にストーリー上で訪れた時は、人間が主人公一人しかいないうえに馬車が入れないのでひっこめることもできないという嫌らしい仕様。
その他、敵のモシャスの仕様や対策については、ジェリーマンの項に詳しい。

DQ6

再び敵専用。一応【カルベローナのモシャスを使う老人】もいるにはいるが。
今回も凍てつく波動で解除できるが、ラーの鏡では解除できない。
 
【あくまのカガミ】【ホーンテッドミラー】【のろいのカガミ】の鏡系モンスターが使う。
序盤から終盤にかけてモシャスを使ってくる敵が出てくるうえ、マネマネと違って使用者自体のステータスも高い。
今作では味方の特技のインフレが激しいので、必然的にこれらのモンスターも凶悪になっている。
打撃と呪文・特技を半々ぐらいで選択するが火力の高いものを優先し、特に即死系の呪文・特技を持っているとそれらを最優先する思考があるため極めて危険。
しかもラーのかがみで解除不能。イベントではあんなに大活躍だったのに、何故だ。
 
今作では人間もモンスターも関係なく化けるようになったが、相変わらず人間はフィールド上のドット絵の拡大。
それでもミレーユもどきやバーバラもどきに対してなめまわし等を使う不届き者が当時は大勢いたとか。
 
なお、モシャスを使うモンスターは自分の元の姿の横幅を基準に戦闘画面に出現するため、自身よりも横幅が大きいグラフィックのキャラクター(【ドランゴ】など)に変身しようとする場合、スペース不足でモシャスが失敗することがある。

リメイク版

【ラーのかがみ】で解除できる様に修正された。
今作ではなんとしっかり行動アクションまで用意されたので、一度は見ておきたい。
【デュラン】戦の前に敵として戦う【テリー】も、こちらになっている。
どういう訳か【ミレーユ】の立ち絵が無駄に恰好良い。
 
【ニフラム】等の即死系呪文を優先する思考が無くなり、その時に覚えている【呪文】【特技】をランダムで使用する仕様になった。
こちらの技のバリエーションが増えれば増える程に、そのレパートリーを持て余すかの様にトンチンカンな行動が増え、最大火力からは程遠い半端な攻撃ばかりしてきたりする。
 
ただ、とりわけ【バーバラ】(もどき)は様々な攻撃呪文を覚える関係上、最優先で倒したい。
勿論、危険な攻撃が飛んでくる前に早めに倒すのが良いだろう。

漫画版

「テリー外伝」に登場するあくまのカガミが原作通り使用しており、
その際には少女の姿に化け、捕らえられているふりをして、テリーを罠に陥れている。
また、【ゲントの村の長老】がボッツ(主人公)達に「なぞなぞ」を出した際に、村の子供たちにモシャスをかけていた。

DQ7

今作でも敵専用の呪文として登場する。
【ジェリーマン】が再登場している他、【モシャスナイト】が使用する。
消費MPは10。
性質や対策はDQ6と同様だが、モシャスナイトは変身しなくても元々が結構強いので梃子摺るだろう。
ちなみに対策アイテムとなる【ラーのかがみ】最終盤のダンジョン【宝箱】からひそやかに入手できるのだが、あまりにも入手タイミングが悪く使用する機会が殆ど無いのが残念。
 
今作から人間キャラクターに化けた場合はフィールドグラフィックの引き伸ばしでは無く、しっかり専用のグラフィックが用意された。
【マリベル】の顔がやたらと凶相(?)だったりするが、戦闘中に【はなす】と鼻の下を伸ばした(手前味噌な)態度を取る。
但し、モーション等が一切用意されておらず、ただ「ピピロッ!!」という効果音とともに姿がフラッシュするだけで、全く動かないなど評判は今一つ。
しかしながら、製作に時間と手間の掛かるドット絵なので、膨大な特技を動作に1つ1つ反映させるのはとてもじゃないが無理がある。
この呪文を使うモンスターがストーリー終盤という事もあってか、キーファだけグラフィックが存在していない。すごく残念。
後に発売されたリメイク版DQ6とはえらい違いである。
シナリオでは、中ボスとして戦う【ネリス】【四精霊】もこの仕様になっている。

リメイク版

一般の敵モンスターやボスと同様に立体化し、攻撃モーションも取る仕様になった。
その代わり【装備】や職業によるコスチューム等は反映されない。
PS版より職業【熟練度】が稼ぎやすく、味方の【特技】が充実している事が多い為、結果的に凶悪さが増している。
やり込めばDQ6同様、余りある呪文や特技のお蔭で【無駄行動】をする場合も多々あるが。
しかし、プレイヤーキャラクターに対する【ザキ系】の成功率の高さまでコピーされるので、味方AIから変身直後に【ザキ】【きゅうしょづき】で倒されるという残念な事になってしまった。

DQ8

実は没呪文という事でデータ上では存在している。また「(対象A)は じぶんのすがたを (対象B) そっくりに かえた!」という没メッセージもある。
しかしキャラクターやアイテムの3D化に伴って処理が大変になった為か、通常のプレーでは拝見できない。
【チート】を用いて戦闘中に使用しても効果はない。
 
但しイベントでは登場しており、【リーザス村】に住む【ゼシカ】にいろいろ憧れる少女が使う事ができ、色々と楽しませてくれる。
完全に使いこなせてはいないがそれでもごく普通に見える幼い少女がさらっとハイレベルな呪文を使う様には驚かされる。将来が楽しみである。

DQ10

アスフェルド学園に【モシャストーン】というアイテムが登場。
レベルに応じた武器・盾に変化する(追加効果はランダム)。
【カジノ】内の【ビンゴ】の役物として登場する【マネマネ】は、モシャスでエクストラボールに化けて抽選権が1回増える。

DQ11(3DS版)・DQ11S

敵・味方ともに使い手はいないが、【冒険の書の世界】【山奥の村】【シンシア】が唱えて【スライム】に化けている。
DQ4でのイベントの印象のお陰ですっかりシンシアを象徴する呪文になっている。

DQM・DQM2

通信対戦の都合か、敵使用時・味方使用時の効果が同じという、数少ない作品。
こちらが使用した際も敵一体に変身するのだが、この呪文、なんとボスにも有効。
ボスのHPは大体数千はあるので、変身後の最大HPは999となり、【ベホマ】の呪文さえあればまず【全滅】する危機は無くなる。
非常に強力な効果を持つため、縛りプレイではしばしば禁止される呪文の一つである。
 
逆に通信対戦では、敵も味方も全ての能力値は最大まで育ててある事がほぼ前提で、変身しても格段に強くなる事は無いので、敢えて使う意味は無いと言って良い。
通信対戦では「めいれいさせろ」が使用できないので特技の確認ができず、
【ゴールデンスライム】等の【マダンテ】を持つモンスターに変身してしまい、マダンテの2発目暴発で反則負けもあり得る。
【だいぼうぎょ】を持っていたとしても、通信対戦では使用しない方が良いだろう(詳細は「マダンテ」の項目を参照)。
 
DQMで【メタル系】に化けて、特技としての【にげる】を選択すると【死亡】してしまう。
 
DQM2では【パルプンテ】と同時に繰り出すと、【連携特技】【きょりゅうへんげ】(PS版では【まおうへんげ】)が発動する。
 
リメイクのテリワン3D、イルルカには戦闘用呪文としては登場していないものの、イルルカでは湖上の魔塔に登場するマネマネが【マンドラゴラ】【こうてつまじん】に化けている。

トルネコ2

【魔法使い】【転職】した【トルネコ】が覚える【呪文】の一種として登場する。
消費HPは5で、唱えると100ターンの間、今いるフロアに出現するモンスターのいずれかの姿に変身する。
この記述なら一見強そうな呪文だが、実はこの呪文、今作では恐るべき【地雷呪文】と化しているので要注意。
 
モンスターに変身している間は、魔法使いの生命線となる呪文・道具が一切使用できない状態になるという非常に危険な状態に陥る。
じゃあ代わりに変身したモンスターの特殊能力が使用できるかと言うとそんな事は無く、通常攻撃と歩く事以外には、本当に何もできなくなるのである。この作品では【マネマネ】が使用する特殊能力と同じく、外見だけしか真似できないのだ。
そしてもう1つ、トルネコがモンスターに変身している間は自分の意思で変身状態を解除できない。これが何より一番危険な理由に尽きる。
モンスターに変身する点をこちらにも輸入した【風来のシレン】【肉】や、後作となるトルネコ3では変身状態を解除できるのだが……。
自分の意思で変身状態を解除できない仕様上、この状況で100ターンを消費しなければならない。これが短い様に見えて結構長いので困り者。
 
変身した同種のモンスターは変身しているトルネコを攻撃してこなくなるという利点があるが、それ以外のモンスターは普通にトルネコを攻撃するのでデメリットの方がはるかにでかいのは言うまでもない。
運良く【階段】に辿り着ければ助かるものの、この状態で100ターンも未踏の部屋や通路等をうろつくのは自ら死にに行く様なものなので、極めて危険。
特にモンスターからの一撃のダメージが桁違いの【試練の館】全域や【不思議のダンジョン】等の深層で唱えるのは、上述の通り自殺行為に等しい。
遠距離攻撃で猛威を振るう【ドラゴン】全種・【ドッグスナイパー】【毒矢ずきん】等が出現するフロアで唱えれば悪夢を超えて地獄を見るので、やめておこう。
 
ちなみに説明文では「モンスターに姿を変える」とだけしか記載されておらず、間違いは書いていないが厭らしい事にデメリットに関しては一切触れられていない。
一応、活用法はゼロという訳では無く、モンスターに変身している間は【ワナ】【ダメージ床】の効果が無効になるので、一部の【宝物部屋】で役に立つ。
が、前情報無しでは本当に自殺するだけの呪文なので要注意。
実は【へんげの杖】の魔法弾の効果を【水晶】に反射させてトルネコ自身に当てた場合も、このモシャスと同じ効果なので注意したい。
これのせいで順調だった冒険を無理やり終了させられたプレイヤーは数知れないだろう。
 
ちなみに敵のマネマネは上述の通り、今いるフロアに出現する他のモンスターの外見だけを真似て出現するモンスター。
最初から何らかのモンスターに変身した状態で出現するので、戦闘中に呪文としてのモシャスを使用する事は無い。
 
トルネコ3では【モシャスナイト】が登場するが、このモシャスナイトの特殊能力のモシャスが、瞬時に特殊能力を真似るという、物凄く極悪な効果を持つ。
(詳細は「モシャスナイト」の項目を参照)

DQMB2

使用者はやはりマネマネ。
敵1体に変身し、変身した敵の持つ技を使用し、すぐ元に戻る。
敵に変身するのではなく、敵の技を使う呪文と考えるとわかりやすい。
本作では状態異常の一種で、相手の耐性によっては失敗する場合もある。
失敗すると勇気を貯める事ができず、使いこなすには敵のモシャス耐性を熟知する必要がある。
なお【合体モンスター】・魔王・大魔王・レジェンドヒーローといった、いわゆる大物には非常に効きづらい。

DQH2

今作でもマネマネ及びマネマネ型の【魔扉の番人】が使ってくる。
変身したキャラの持つ技を使用し、すぐ元に戻る。
使う技はキャラ・武器毎に固定で、例えばトルネコだとせいすい、と無意味な行動になるが、クリフトだとザラキを使ってくる。使う技の一撃は下記参照。
化けた時の台詞はハイテンションを発動した時の台詞と同じ。
 
【魔王ザラーム】はこの呪文を使って【ゼビオン王】そっくりに化けて双子の兄を騙ったり【オレンカ王】そっくりに化けて【ジャイワール王】を殺害した。
 
【クレティア女王】はこの呪文の数少ない使い手として知られており、そのため一度はジャイワール王殺害の犯人の疑いの目を向けられた。

マネマネ一覧

ダイの大冒険

漢字表記で『変身呪文』。作中では【ザボエラ】【アバン】が使用。
映画版『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 起ちあがれ!!アバンの使徒』に登場する【ベルドーサ】もこれでアバンに化けていたと思われる。
変身した相手の能力は、術者のレベル次第ではコピーできるらしいが、レオナは「(モシャスで)姿形を変えても、悪の魔道士には光の魔法陣を絶対に使えない」と発言しているように、場合によっては真似不可能な技もある。
 
前者は【バルジ島】の決戦の際に人間側に戦況が傾きつつある時、逃げ出そうとするザボエラを【クロコダイン】が斧を投げて仕留めたが、実はそいつはモシャスをかけられて無理やり影武者に仕立て上げられたただの【きとうし】だった、というシーンが最初。
本物は上空でそれを嘲笑い【ルーラ】で逃亡、自身のために平気で部下をも犠牲にするザボエラの卑劣さがよく表された最初のシーンでもある。
 
2度目は、【テラン】王国における【バラン】戦後の【ダイ】達に対する奇襲。ザボエラが【ハドラー】と組んで襲来、見張りに立っていたのが【ポップ】だったため【マァム】に化け、色仕掛けからの【不意打ち】を仕掛け自身の猛毒で行動不能にした。
 
アバンは終盤の【バーンパレス】にて使用。
【キルバーン】との対決を制したアバンだったが、ダイ達の所に駆けつけようとすると【ミストバーン】が重要な話をしているところだったので、モシャスでキルバーンに化けてあたかも「決闘はキルバーンの勝利であり、彼だけが戻ってきた」事を装う事で、ミストバーンからより深く情報を聞き出そうと目論む。
最初のうちはマァム達だけでなくミストバーンさえもそれがキルバーンだと信じていた様だったが、アバンが「キルバーンだけが使う呼び名」を失念してミストバーンのことを「ミスト」ではなく「ミストバーン」と呼んだ為にミストバーンに偽者である事を見破られて失敗した。
 
作中で見る限り、一度でも目にした存在なら目の前にいなくても化けることができ、また他人にもかけられる。
また、マァムに化けたザボエラが騙し討ち成功後に即座に元に戻ったことから、術者の任意のタイミングで解くことも可能らしい。
また、攻撃を受けた場合いずれも直後に変身は解けているが、きとうしの場合はそのまま絶命しており「死ぬ時には効果が切れる」原作と同じ、アバンの場合は仮面が割れて正体が完全にバレた以上変身を続ける意味がないため自ら解除したとも考えられるので、ダメージを受けると効果が切れるかは不明。
 
能力のコピーは実際にそれを生かす場面がなかったが、高位の魔法使いならできるとされている。
だとしたら、アバンやザボエラほどの術者がそこまでの効果を出していない点が疑問となるが、2人が使った時はあくまでも「相手を騙す」ことが目的であるため、彼らが使った状況で言えば、能力を真似る必要が無かっただけ、という可能性もある。
あるいは、変身する相手の能力が高いほど、コピーが難しくなるのか。
ザボエラが完全コピー出来るのなら【超魔生物】の研究をする意味がないため、それこそ【バーン】レベルの魔力が必要なのかもしれない。
 
アバンがキルバーンに化け、偽物とバレて攻撃を受けた時は仮面の下にはアバンの素顔があった。ザボエラは逆にマァムに化けた時、自身の毒素をポップに打ち込んでいる。このとき指先がザボエラの爪に変わっているので、一部分だけ戻し、本人の能力を使用するといった事もできるもよう。
仮に能力や肉体を完全にコピーできた場合、キルバーンの正体が爆弾付き操り人形であるとわかってしまうし、マァムも僧侶戦士ではなく武道家の姿になるはずなので、普通のモシャスは術者が知っている範囲で姿を模写する程度のようだ。
 
作中で言及されてはいないが、ロモス武術大会を主催していた【ザムザ】が魔族である正体を現した際もモシャスで人間に化けていたと思われる。

ロトの紋章

モシャス×2の合体呪文「モシャサス」が登場。
自分ではなく別の者を強制的に変身させる。複数の者や、生物以外の物体を変身させる事も可能。
ローラン城に乗り込む際に【ポロン】がモンスター相手に使用して、自分たちにそっくりな姿に化けさせ、本物と勘違いした別のモンスターと同士打ちさせた。
変身するのは姿だけで、能力まではコピーできない様だ。
しかも完全に真似るというより、微妙に偽物っぽい姿だったため。過去にあったことがある人物の前で本物と並べばすぐばれそうな気もする。
次のコマで【レムオル】を使用して姿を消した為、あえてイタズラでそうしただけかもしれない。

ロトの紋章 Returns

アステア編で、ラダトーム城攻略の際に竜兵団が使用。【アステア】に化けた。
そして、卑劣にも偽アステアを人質に取るという芝居をうって【アロイス】をだまし討ちした。

勇者ヨシヒコ

第二期7話でモンスターがヨシヒコ一行に変身して悪霊の鍵を入手する為に使用。