【願いの丘】

Last-modified: 2022-03-13 (日) 21:49:09

DQ8

【アスカンタ】城の喪を明けさせるために登ることになるダンジョン。
内部の洞窟と外観を出たり入ったりするタイプのダンジョンである。
 
【キラ】の祖母が語る眉唾なおとぎ話を信じて行くことになる。
もっとも祖母の話を聞かなくてもキラに頼まれた時点で頂上に到達すればイベントは発生する。
 
初見では入り口を見つけるのが少し難しい。
位置的には【川沿いの民家】の裏手から川辺に降り、道に沿って南下したところに存在する。この情報は川沿いの民家で聞ける。
丘に向かって森を抜けても行き止まりなので話はきちんと聞くこと。
 
大して長いダンジョンでもなくボスもいない。
最短距離を採った場合、ダンジョンの入り口から頂上までよりも、出発地点の川沿いの民家から入り口までの方が倍近く長いくらい。
ただ構造がわかりにくいので地図がないと迷ってしまうかもしれない。
アイテムは少ないが、【騎士団の盾】【まどうしのつえ】は忘れずに回収しておこう。
 
登場するモンスターは外周と内部で大きく異なる。
外周はアスカンタのモンスターが出現し、特に【サイコロン】【かまいたちLv6】には要注意。溜めもなく60ものダメージが飛ぶのでHPは高めにキープしておくこと。
内部は【ゾンビ系】モンスターの巣窟で、【くさったしたい】【ミイラおとこ】が大群で現れる。
どちらもこの時点での攻撃力は低く、大きなダメージを与えてくる特技もないもの、ゾンビ系なので【ダメージ軽減能力】があり、加えてHPがむやみに高く、とどめにこちらのテンションを下げてくる攻撃を集団で行う。
こちらに被害が出るとかそういうことはほとんどないが、とにかく倒しにくく時間がかかるので別の意味で厄介。
ゲームのキャラクターよりプレイヤー自身のメンタルにかかる負担のほうが大きいかもしれない。面倒だと思ったなら逃げてしまおう。
 
時間の強制経過があるダンジョンで、突入時の時刻に関係なく、地下から地上に出たときは必ず夕方にかわり、以後時間が経過しない。
頂上に上ると今度は夜に強制経過する。
イベントの都合上こうした措置が取られているのだとは思うが、すこし不思議なのはイベントクリア後もこの強制経過が有効であるということ。
イベントにシステムが連動してないだけかと思いきや、夕方→夜と変化したクリア前と異なり、クリア後は地下から地上に抜けた時点で必ず朝(明け方)になり、頂上へ行くと昼になる、となぜか時間経過の設定自体が異なる。
一度クリアした後は特に再訪する理由はなく、わざわざこんなシステムを組んだ理由は不明。
仮に夕方変更のまま残されていたとしたら、【宿屋】では指定できない時間帯なので利用できたかもしれない。
まぁアクセスは悪いしそもそも「夕方にしたい」という機会があるかどうかは疑問だが。
 
頂上には建物の跡があり、かろうじて残っている窓枠と壁によって月影の窓が映し出される。
それを開けることで不思議な男の住む異世界へといざなわれることになる。
 
なおイベントを終えた後で再び訪れると建物が欠片も残らず無くなっている。
トロデーン城の時のように窓枠が崩れてもう窓が使えないといった様子ではなく、文字通りの更地である。
人の子が月影の窓に叶えてもらえる願いは一度きりとは言うが、本当に頂上での風景が一度限りの幻だったようにさえ思えてくる。
またストーリー終盤、ここに寄り道をするとククールに激しく馬鹿にされる
 
ちなみに【公式ガイドブック】内のここでのゼシカとククールのやりとりは指折りの面白さなので必見である。

3DS版

ここの東の小島に【ちいさなメダル】が追加されている。