【宿屋】

Last-modified: 2024-02-28 (水) 05:20:09

概要

全作品に登場する施設で、冒険の旅に必要な休憩所。
一泊あたりの料金は「一人分の料金×パーティの人数」で計算され、場所や状況によって変化する。
【やどやにとまると きずが かいふくするだろう。】と言う人がいるほど冒険の基本であり、泊まるとパーティ全員の【HP】【MP】が全回復する。
ただし、【毒】【呪い】などの状態変化までは回復しない。
そのため全身に毒が回っているのに、何故か体力や魔力は全快するなどという不可思議な現象も起きる。
なお、当然ながら【死亡】しているキャラクターが生き返ることもないが、DQ3以降とリメイクでは死者の分に関しては宿代を請求されることもなくなった。
DQ4・DQ5・DQ6・DQ11と3DS版DQ8とDQ10オフラインでは一部例外を除いて、スタンバイメンバーも一緒に泊まるということになっており、彼らのHP・MPも同時に全回復する。
また作品によってはイベント後に宿屋で目が覚める場合もあり、この場合はタダで泊まれることが多い。
 
宿に泊まった時の演出は、画面が一旦真っ暗になって専用のMEが鳴り、鳴り終わると元の画面に戻るというもの。
グラフィックがチープなFC時代から「夜が明けた」ことを簡単に表現できる方法であるが、グラフィックがリアル化した近年の作品でもこの表現方法は現役である。
ただし音楽はDQ1とDQ2以降では全く異なっている。
DQ2で使われている音楽はそれ以降ずっと使われ、外伝作品などでも使用されている。
また、【昼と夜】のシステムが導入されている作品ではDQ10オンラインを除いて泊まるとちゃんと朝になる。
DQ8・DQ9・DQ11・DQ10オフラインでは【休む】を選択することで夜にすることも可能。この場合もHP・MPは全回復する。
 
グラフィック上の制限が大きかった初期の作品では、簡素な表現の宿屋が多かったが、シリーズが進むごとに、沢山のベッドが登場したり、きちんといくつかの客室にわかれていたり、客室に箪笥や風呂があったりと、グラフィックの進化にともない宿屋の中身もリアルで充実したものになっていっている。
 
店の外に掛かっている看板はDQ9までは【INN】【武器屋】は剣、【酒場】はビールのジョッキといった具合に、看板には店を象徴する絵が描かれているが、宿屋だけなぜか単語である。DS版以降のリメイク作品やDQ10以降では、看板がベッドの絵になった。宿屋単体の営業だけでなく、酒場などが併設されていることもある。
 
客室のタンス等の中にあるものは宿泊客用の備品であるため自由に持って行ってかまわない、と語る従業員が登場したこともある。しかし、多くのプレイヤー達が一般家庭にある物すら無言で持ってゆくことは言うまでもない。
 
ほとんどの町や村に備わっているほか、フィールド上に小さな宿屋があることもある。そのような場所では教会の神父・シスターや旅の商人がいる場合もあり、【ルーラ】で来れれば行動拠点にもなる。
 
【宿屋の娘】【宿屋の息子】という肩書きをもつ人物も登場する。

料金等について

基本的にDQの世界では武具や道具などの価格は世界中で同じ価格に統一されているが、宿屋の利用料金だけは上記の通り一定ではない。
料金は冒険が進むにつれて高くなる傾向があり、一人あたりの値段はピンキリ。
武器や防具は、ゲームが進むにつれて販売品がより強力なものへと変わることで販売価格も上がっていくが、宿屋はそうはなりえないのが理由だろう。
序盤の宿では一人8Gなどの超低価格で泊まれることも多いが、後半では数倍の値段になるのも当たり前。
一番高い宿屋は後述のすごろく場の特殊なものを除外すると、SFC版DQ6の【デスコッド】で、一人につき300G(8人で2400G)とかなり高額。
なお、これだけ料金に差があっても、基本的に受けられるサービスや効果に差はない。
 
各地の町や村でほぼ間違いなく経営しているが、人里離れたほこらや教会、果ては【ダンジョン】の中で経営していることもある。
主人公たちにとっては行く先々でなくては困る施設なため、DQ4の【山奥の村】やDQ9の【ナザム村】のようなよそ者を受け入れないような村にも普通に登場し、場所にもよるが利用することもできる。
普通に考えればそんな方針の村でまともな営業は望めなさそうなものだが、経営が成り立っているのかについては不明。
また、危険なところほど経営が難しく、利用者の足元を見られる(=高額にできる)と思うのだが、そういうリアリティは無い。
 
多くの作品では武具屋が昼のみ、酒場が夜のみと営業時間が限定されているのに対し、宿屋はその性質上ほぼすべての店舗が24時間営業である。
 
他の旅人の話を聞ける場所でもあり、世界が平和になっても安定した収入がある職種であろう。
主人公たちも頻繁に利用することが多いのだが、世の中には無料で回復できる【タダ宿】なる場所も存在するため、それらが利用可能になってくると必然的にあまり利用されなくなっていく。
また、作品によってはシナリオに絡んでくるなど、単なる回復施設にとどまらない重要な役割を持つ場合もある。

DQ1

シリーズ初作品から登場。
【ゆうべは おたのしみでしたね。】という名言も登場している。
DQ1にはMPを回復するアイテムは無いが、「【ひかり あれ!】」の言葉とともにMPを全回復してくれる【ラダトーム城の老人】がおり、この老人と回復呪文を併用すれば宿屋要らずとなる。
そのためDQ1の宿屋と言えばもはや「おたのしみ」のための施設という印象も根強い。
しかしルーラの行き先がラダトーム固定という仕様もあるので、ラダトームから離れた町村周辺で稼ぐのを続けたい場合には、宿屋を活用するのも悪くないだろう。
 
リメイク版では、竜王の誘いに乗ってしまうと、【リムルダール】の宿屋で目を覚ますことになる。
俗に言う「夢オチ」である。

DQ2

パーティシステムの導入により、仲間が増えると宿屋料金も割増しになった。
なぜか棺桶でも宿泊料金を取られるので、教会で生き返らせてから泊まろう。
前作では何もない殺風景だった部屋に、白い長方形でベッドが描かれるようになった(時々何もないこともある)。誰かが棺桶だと赤いベッドに。
最初の仲間である【サマルトリアの王子】と出会うのも宿屋である。
 
MPの回復手段には【いのりのゆびわ】が登場したほか、ラダトームのMP回復老人も前作から健在。
だが前者は貴重品であり、後者についてはラダトーム以外からゲームを再開でき、ルーラの行先が直近の再開場所に固定されている関係でわざわざ行くのが面倒であるため、やはり宿屋の存在感は大きい。
この辺りの事情も、MP回復の手段が増えてくる今後もあまり変わることはない。

リメイク版

棺桶の代金を取られなくなり、現在も使われている料金設定になった。
【ベラヌール】の宿屋に初めて泊まると、サマルトリアの王子が【ハーゴンの呪い】で一時離脱してしまうイベントが追加されている。
前述の加入イベントと言い、サマルは何かと宿屋と縁の深いキャラだったりする。

DQ3

棺桶メンバー分の料金は請求されなくなった。
一方で教会で生き返らせたメンバーはHP・MPが全快するようになった。
つまり前作とは逆に、生き返らせる前に宿に泊まるほうがお得になったのである。
前作に慣れたプレイヤーは知らず知らずのうちに損をしていたと思われる。
 
ちゃんとしたベッドのグラフィックが登場し、多くの宿屋に置かれるようになった。
また全部平屋建てだった前作までの宿屋に対して、今作からは2階建ての宿屋が多く登場した。
時間システムの登場によって、夜には宿泊客が「ぐうぐう」「すやすや」などと眠っている姿も見られるようになった。
【ナジミの塔】ではシリーズ初となるダンジョン内の宿屋が登場。宿屋のあるほこらも初登場した。
 
【テドン】の宿屋は夜のみ営業。夜に村を訪れ、宿で夜を明かすと、不気味な光景が広がる。

リメイク版

FC版で「ダーマ東のほこら」と記載されていた場所が【旅人の宿屋】という宿屋を冠した地名になった。
【おおごえ】の特技を使うことで、移動中にも旅の宿屋を呼び出すことができる。
 
SFC・GBC版DQ3およびリメイク版DQ5では【すごろく場】のマスとしても登場しているが、そこではちゃんと(?)こちらの足元を見るかのような高額設定(200~1000G、当然1人分)となっている。
とはいえお金をケチってやられては元も子もないので、必要ならば大人しく回復させてもらおう。

ゲームブック

1つしか部屋が空いておらず、男女同部屋で寝なければならないことを【魔法使い】のマニィが恥ずかしがる様子が描かれている。

DQ4

酒場を併設する宿屋が登場し、【エンドール】に至っては【カジノ】まである。
また温泉の町【アネイル】には珍しいことに宿屋が2軒ある。
第三章では、フィールドを移動中に、モンスターにエンカウントするのと同様の要領で【旅の商人】の宿屋に出会うことがある。
 
何かと宿屋とストーリーとの関わりが強くなった作品でもある。
第一章では【宿屋の息子】のププルとその友達が誘拐され、それを助けるストーリー。
第二章ではニセ姫の誘拐事件が【フレノール】の宿屋で発生。
第五章冒頭では【山奥の村】で宿屋の主人が「よそ者を集落に入れてはならない」という掟を破ったことが、村が滅び主人公が旅に出るきっかけにもなる。
また【イムル】の宿屋に泊まると、ストーリー上の鍵となるシーンを夢として見ることができる。
 
宿屋に関連する仲間キャラとして【砂漠の宿屋】の息子【ホフマン】も登場。
NPCとして旅をした後、【ミントス】【ヒルタン】が経営するひときわ豪華な宿屋で働くことになる。

DQ5

序盤から登場する【アルカパ】の町の宿屋が、ストーリー進行上重要な役割を果たす。
主人公の幼なじみである【ビアンカ】が当初、父親【ダンカン】の経営するこの宿屋で暮らしており、幼年時代の【レヌール城】のお化け退治イベントではこの宿屋が拠点となる。
青年時代にはダンカン一家の転居により宿屋の経営者が交代しているため、ビアンカはここにはいないが、序盤ではここに泊まることで【ヘンリー】との話が進むほか、ビアンカと結婚後に一緒にこの宿に泊まると、イベントが発生する。
この宿屋は、宿屋単体での営業ながら、町の面積の半分近くを占めるうえ三階建て+庭付きという、シリーズでもトップクラスの大きさを誇る。
 
幼年時代ではレヌール城の内部にある宿屋を利用すると、ちょっとした恐怖体験が待っている。
【ポートセルミ】では、大きな建物の中の一階が踊り子のステージおよび酒場、二階が宿屋の客室という、大型複合施設的な形態の宿屋が登場。二階から踊り子さんを見るのも定番である。さらにリメイク版では、【福引き】所も併設されている。
【グランバニア】では、特定の条件を満たした状態で宿屋に泊まる際、「これは○○○○王さま!うちの宿に泊まっていただけるんですか!」と言われる。
また、【ピピン】はここの宿屋の息子である。
他には、宿屋を冠した地名として【ネッドの宿屋】が存在するほか、リメイク版では【あんみんまくら】【ネッドのペナント】など、特定の宿屋限定の名産品も登場している。

DQ6

初の「宿屋を備えた乗り物」が登場する。
乗り物のひとつ(船の一種)である【ひょうたん島】に宿屋が備わっており、移動中に画面を切り替えることで利用できる。ひょうたん島の世話になる期間はさほど長くはないものの、宿代も安く、海で【レベル上げ】を行う際などには重宝する。
また今作では何故か【海底】にも宿屋が存在する。
リメイク版DQ3にも登場する「おおごえ」は、こちらが初登場。
 
【モンストル】の町では、宿屋に泊まると前代未聞の勝ちバトルのボス戦が発生し、この戦闘を終えると【アモス】の秘密が明かされる。
また、中盤のボス【ジャミラス】との戦いに敗れると、教会ではなく【砂漠の抜け道】内部の宿屋で目が覚めて再スタートとなる。リメイク版DQ1で登場した「夢オチ」が、再び登場である。
 
宿屋を冠した地名としては【海底の宿屋】【森の宿屋】が存在する。

DQ7

この作品では、宿屋に泊まることによってシナリオが先に進むという場面が非常に多い。
とりわけ【リートルード】のシナリオでは、宿屋に泊まることこそが、大陸封印の原因をつきとめるための、また封印から解放されたことを確認するための重要な手段となる。
ハーメリア周辺では【フズ】【ハーメリア】の町で宿屋(【アボン】は村長の家)に宿泊することでイベントが進む。
このことは事前に分かりにくいため、アボンからフズに移動する時に戦闘で傷ついたから休もうとするとイベント進行、となる恐れがある。
フズでやらかしてもハーメリアの施設が利用できるが、ハーメリアでやらかすとイベント上施設が機能しなくなるので詰む恐れすらある(PS版)。
リメイク版では現代へ戻って準備、ということができる。
 
過去の【エンゴウ】のイベントではタイムアップになり火山が噴火した際、村の宿屋で目を覚まし、やっぱり夢だったことになる。
 
旅人に不信感を抱く現代の【レブレサック】では、【異変後】は村長命令で旅人を泊めてはくれなくなり、追い返される。
が、裏口から入って女将さんに話しかけると、こっそり2階に泊めてくれる。
しかも無料。ただし2階にはベッドがない。
 
宿屋を冠した地名としては【旅の宿】【沼地の宿屋】【旅の宿屋】が存在する。

DQ8

昼夜の概念が復活したことにより、【休む】のコマンドが初登場した。
 
今作では宿屋自体の本編ストーリーとの関わりは薄いが、ストーリ一後半では宿屋に泊まるとヒロインである馬姫こと【ミーティア】が元来の人間の姿で夢の中に現れ、主人公に語りかけてくることがある。
PS2版(日本版)では裏ダンジョンの入口を開くために宿屋に泊まる必要がある。
 
3DS版では一定条件を満たすと【リーザス村】の宿屋でイベントが発生し、これが新たな【エンディング】を見るためのフラグとなる。
 
宿屋を冠した地名として【湖畔の宿屋】が存在する。

DQ9

宿屋そのものに焦点を当てたシナリオが初めて登場し、【世界宿屋協会】なる団体も登場。
ストーリ一序盤では主人公の助けによって【リッカ】【セントシュタイン】城下町の宿屋を継ぐことになる。
以降、この宿屋は【リッカの宿屋】として、回復だけでなくパーティ編成や各種通信要素、アイテム錬金などの機能が集中する重要拠点となる。
またこの宿屋は【すれちがい通信】によって発展していくという要素も付いている。
クリア後には世界各地の宿屋の良さを競う「宿王グランプリ」というイベントが【ストーリークエスト】において開催され、リッカの宿屋はここでトップと認められることになる。
おそらく歴代DQの中では最大の規模を持ち、最もプレイヤーのお世話になり、そして最もストーリーに深く関わった宿屋であろう。
 
また宿屋に泊まることで受けられるクエストもある。

DQ10オフライン

引き続き世界宿屋協会があり、町の宿屋には【旅のコンシェルジュ】というサービス窓口がある。
 
【港町レンドア南】の宿屋には魔法使い職業クエストシリーズ【魔法使いに会いたい】で泊まることになる。
【風の町アズラン】の宿屋地下には【温泉】がある。

DQ10オンライン

オフラインにはない様々な要素があるため、利用頻度や宿屋を取り巻く状況が異なっている。
詳しくはDQ10大辞典:【宿屋】DQ10大辞典:【旅のコンシェルジュ】を参照。

DQ11

ほとんどの宿屋に【ゴールド銀行】が併設されている。
基本的に、従来のシリーズと変わらない形で登場しており、翌朝までの宿泊以外に「休む」こともできる。
PS4版では朝・昼・夕方・夜と好きな時間帯まで休める。3DS版では「夜まで休む」のみだが、夜から夜まで休むこともできる。
【ソルティコの町】には普通の宿と豪華リゾートホテルの2件の宿屋が揃っている。
 
しかし、新たに登場した【キャンプ】システムは、所謂タダ宿の恩恵にあずかれる上、セーブなどの【教会】のシステムも備え、時間調整や【ふしぎな鍛冶】も行うことが出来るという便利さで、しかもキャンプが出来るポイントは各地に多数存在している。
このことが、宿屋(および教会)の存在意義をかなり危ういものとしてしまっている。
PS4版では【ルーラ】でキャンプに飛べるため、アクセスのしやすさの面でもキャンプに軍配が上がる。
3DS版は【クレイモラン城下町】【始祖の森】以外のキャンプにルーラで行くことが出来ないものの、鍛冶場とタダ宿を備えた【ヨッチ村】があるので、やはり有料で泊まる必要性はほとんどない。
ただし、本作では宿屋に泊った回数が戦歴に残り、泊った回数により得られる称号があるため、それが欲しければ有料で宿泊を繰り返す必要がある。
他にもソルティコの町や【グロッタの町】【カジノ】を利用する際に、高確率【ジャックポット】を狙う際には宿で寝泊まりを繰り返したほうが手っ取り早いので、そういう時には利用される。
 
ストーリー上で宿屋に泊まる必要があるケースや自動的に宿屋に泊まるケースも多く、この場合は一部を除いてタダ宿となる。
過ぎ去りし時を求めた後に【ホメロス】との戦いに敗れると、【聖地ラムダ】の宿屋で目が覚めるという夢オチがある。
 
宿屋を冠した地名としては【ネルセンの宿屋】があり、DQ4のイムルの宿屋同様、泊まると口惜しいと嘆く戦士の夢が見られるイベントが、世界に異変が起きた後と過ぎ去りし時を求めた後でそれぞれ発生する。

DQ11S

各モードの移植元の仕様に準拠する。
ふしぎな鍛冶がどこでもできるようになったことでキャンプやヨッチ村の優位性は薄れたが、3Dモードではやはりルーラで行けてすぐにタダで泊まれるキャンプが依然として有利。

DQMシリーズ

DQM1以外に登場している。
DQM2では各異世界の町や村などで経営している。
魔王の鍵の世界などという物騒な場所でもちゃんと存在する。
キャラバンハートではベースキャンプに無料の宿がある。
もちろん各地の町などでも経営している。
 
イルルカにおいては、異世界の宿屋は無料で宿泊or休むことができるだけでなく、
宿屋に神父や神官がいるため、宿泊or休むと力尽きた仲間モンスターも復活させてくれるようになった。
 
DQMJ1はGピット受付に行けば無料で全回復するので実質宿屋の代わりである。 
 
DQMJ3でも無料で宿泊or休むことが可能。

不思議のダンジョンシリーズ

同シリーズではダンジョンから戻ればHP・満腹度が自動回復するため、本編のような役割を担うことはないが、
宿自体は登場する。

トルネコ2

村の中に冒険者の宿があり、中に居る人々から様々な情報を得ることができる。

トルネコ3

世界各所に存在し、トルネコ達を無料で泊めてくれる。
とは言っても攻略上は大した意味は無く、ただ泊まった後の出発時に【パン】が1個貰えるだけ。
宿屋に話しかければ何度でも連泊できるが、一度ダンジョンに潜らないと再度同じ宿でパンを受け取ることはできない。
ダンジョンに潜るたびに各地の宿を巡ればタダでパンを集めることができる…が、別に貴重な訳でもなく売値も安いパンのために、いちいちそんな時間と手間を費やすのは割に合わない。
どちらかと言うと、幾多の町を巡る長旅の雰囲気付けのためにある施設だろう。

ビルダーズ1

ゴールドを支払って宿泊するという今までの作品に登場していたような宿屋は存在しないが、あかり、【宿屋のカベかけ】、ベッド×4を使って部屋を作ることで「~の宿屋」という名前になる。
ベッドが高級ベッドであれば【ベッドの宿屋】【わらベッド】であれば【わらの宿屋】、わらの宿屋に【女性の肖像画】を追加すれば【あらくれの宿屋】になる。
また、ベッドを2つ追加すると上位版の「~ホテル」に変わる。
効果は住民のHPが底上げされるというもので、上位の部屋ほど効果が上がる。

ビルダーズ2

宿屋を冠した部屋は激減、あらくれの宿屋と【ホテルあらくれ】ぐらいのものになった。また、寝室系の部屋のHP底上げ効果が撤廃されていたり、住民は寝室どころかベッドすらなくても寝るあたり、今作ではかなり冷遇されているように思える。
また、ムーンブルク島のある場所には宿屋の廃墟があるが、泊まれるわけでもないのに主人は勝手に宿泊後の台詞をしゃべる。世界の真実も併せてゾッとする演出の一つといえる。

ダイの大冒険

ロモス編で宿屋に泊まるシーンが存在する。3人+1匹で一晩15ゴールドとポップ曰く「けっこういい宿」にしては安価。
ちなみに宿代を支払っていたのはマァム。…別々に部屋を取らず相部屋、かつパンツとシャツ姿で男二人と泊まるマァムはいかがなものか。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。同パックで新登場したカード種、建物の1枚。僧侶専用のスーパーレア。

コスト2/耐久2
自分のターン終了時、耐久値-1し、隣接する全ての味方ユニットのHPを1回復
その後、このターン中HPを回復した味方ユニットがいるならカードを1枚引く

回復とドローで後に備える、まさに宿屋な効果(たった1回復かよとか言ってはいけない)。
同時展開でも十分ではあるが、なるべく事前にユニットを展開しておき、回復&ドローをフル活用できるようにしたい。
【決意の聖賢セーニャ】など、他に相性の良い回復シナジーも使ってみよう。