【HPバブル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:35:16

概要

DQMJ2以降のモンスターズシリーズに登場する能力変化型の特性。
デフォルトで持つ者は無く、スキル【ブオーン】を伸ばす事でのみ修得可。
ブオーンが一旦参戦を見送られたジョーカー3から【商人(スキル)】【破壊神シドー】でも習得できるようになった。

ジョーカー2・2プロ

戦闘中に【HP】を1.5倍にする代わりに、攻撃力と守備力が1になってしまう。
データの見た目上では変化せず戦闘中のみ効果があるので、変動分は配合には影響しない。
 
普通に使うと難しい特性だが、攻撃力が1になるのを逆に利用し、AI戦闘で【体技】を連発させる、
手動で【じごくの踊り】を使わせるなどの使い道がある。
特に前者はイオかベタンブレイクを持つモンスターなら、
基本的にブオーンのスキルについているがんせきおとししかしなくなるので、
確実に相手全体にダメージを与えてくれる上に、物理攻撃以外への耐久力が1.5倍になる。
その他、守備力が1になるのを利用して相手の通常攻撃を誘発してAIが予定していた行動をさせない、
という利用方法もある。
 
ちなみにこれを利用して【海王神】【HPアップSP】【守備力アップ2】【守備力アップ3】
【すばやさアップ3】とブオーンのスキルを持たせ、これらを全てマスターさせると、
最大HPを4357まで上げることができる。
 
なお、プロフェッショナル版では物理攻撃のダメージ上限が999になったので利用価値が上がった。
999ダメージを食らってしまう前提なら守備力が下がろうと関係なく、HPを上げた方が結果的に耐えられる確率は高い。
攻撃や守備が最初から低いモンスターなら問題なくつけられる。場合によってはHPSPより有用。
【勝ち抜きバトル】の敵が持っていた場合はダメージを受けないうえ攻撃が普通に通るためサービスモンスターといえる。そのためか一部のプレイヤーから「業を背負った特性」と呼ばれることもある。

テリワン3D

戦闘開始時に最大HPと残りHPを1.5倍にするが、攻撃力とすばやさが半分になる効果に変更されている。
また、武器や特性による増加分は半分にならない。
前作同様、ブオーンのスキルでのみ習得可能。
前作とほぼ同じ効果でデメリットが幾分和らいでいるが、
ブオーンのスキルでマイナス特性の【ウトウト】を習得してしまう為、若干使い辛くなっている。
攻撃力が半減するため、眠りがプラスに働く「ねがえり」持ちでも補えない。

イルルカ

効果は同じだが、デメリット特性の仕様変更によりウトウトを習得しなくなったため、使い勝手がよくなった。
相変わらずブオーンのスキル限定だが、モンスターを選べば使い勝手は非常にいい。
メタルゴッデスなんかはシャッフル持ちで行動順が運ゲーかつ攻撃力が死んでいるので問題なく付けられる。
とくにリバースでは素早さ半減がプラスに働くため、リバースパの呪文や体技アタッカーには全員につけてもいいぐらい。

イルルカSP

【紋晶】でSP化することによってHPがなんと2倍にまで伸び、攻撃力とすばやさが1/3になる。
【轟雷滅殺剣】という相性のいい技の追加やモントナーバグによる育成の緩和などによってリバースパが更に強くなった。
【メタルゴッデス】なんかはシャッフル特性を2つも持つのですばやさ低下があんまり気にならず、相手がスモボでない限りはデメリット無しでつけられる。

ジョーカー3

先述の通りブオーンの代わりに【商人】【破壊神シドー】で習得できる。
バイメリトやベホマズンを覚える後者が人気だが自動HP回復を習得させたくない場合は前者を選択することになる。
前者は【MPバブル】も同時に習得できるがさせたくなければHPバブルで割り振りを止めればOK。
 
【海のまもりガメ】を筆頭にHPバブルをつけろといわんばかりのモンスターが結構いるので今作でもこの特性はひっぱりだこである。
HP基準値が最高の2000のモンスターを超ギガボディにし、行動回数1回の状態でHPバブルを付与するとその数値は実に7500。ストーリーのラスボス級である。
 
こんなモンスターを出されては当然突破するのは極めて難しいため、2016/6/15のアップデートで仕様が変更され、上昇値が最大1000ポイントに抑えられた。
しかし、この上限は当然HP補正が掛かろうと一定なので、【ライトメタルボディ】と併用することでアップデート前の耐久力を少し取り戻せる。

ジョーカー3プロ

効果は残念ながらアップデート後の据え置きで、どれだけHPがあっても1000しか上がらない。
【超生配合・改】の登場で1枠でもこの影響を少なからず無視できなくなっている。
 
敵も味方も火力が大インフレした状況下でたった1000では焼け石に水と言うか、裏シナリオでも敵の攻撃1ターン分のHPを確保できるかが怪しく、対戦では1回分の攻撃を防げるかも怪しい。
一応合体モンスターで使用することで更にHPを水増しできるが、それでもAI5回以上の超火力攻撃が飛び交う環境では足りていないのが現実。
 
一方、1枠×4体で【スキップ】を使う等すれば高いHPを存分に活かせる。【星降りのサンバ】【アイアンゲイザー】【悪夢のよびごえ】主体の超GはHP3000×4のスキップパに有効打を与えにくく、かなりのプレッシャーになりうる。