放心
ほんの一瞬だけ動けなくなるバッドステータス。
放っておいてもすぐ解除されるが、1~2ターンが無駄になるので地味に苛立つ。
わざわざ魔法やアイテムを使って解除する意味はない。
なお、四魔天バークヘンムが与えてくる虚無はこれより強力な効果を持つ別物である。
「〇〇はわれにかえった!」と出た次のターンから行動可能となる。
睡眠
その場で眠ってしまい、一切動けなくなるバッドステータス。
はたき起こせばすぐに目覚めるが、放っておくとしばらく解除されない。
放置していてもそのうち目覚めるが、〈モーニングベル〉があれば全員をいっぺんに何度でも起こせるので重宝する。ただし敵までまとめて起こしてしまうので、墓穴を掘らないように気を付けたい。
毒
継続的にスリップダメージを与えるバッドステータス。
敵に与える分にはダメージが少なすぎてあまり意味はないが、こちらが食らうとかなり面倒な効果を持つ。
ダメージは決して少なくはなく、最大HPに比例して大きくなるためレベルが上がっても気が抜けない。
戦闘終了後も効果が残る点が地味にいやらしい。毒を食らったままにしておくといずれ確実に死亡するので、回復魔法を覚えていないうちは〈げどくそう〉を忘れずに用意しておくべき。
ちなみにボスは王属性を持つことが多いため、毒属性攻撃が非常に効く。バッドステータスの毒そのものには耐性を持っている場合が多いが、まれにいる毒耐性をもたないボスには少し多め(最大HPの7.5%)のダメージが入る。
なお、毒回復状態の時は毒で受けたダメージ分だけHPが回復するようになる。
火傷
継続ダメージと弱化を同時に与えるバッドステータス。
これによる弱化はオリジナルフォースでは解除できず、回復魔法かアイテムを使用しなければ解除できない。
このバッドステータスの最大の特徴は敵側の解除手段が非常に限られていること。多くの敵は火傷の解除手段を持たないため、一度当たれば戦闘を大幅に有利に進めることができる。
一方、こちらが食らった場合は、ダメージよりどちらかというと弱化の方が深刻なので、可能な限り早めに解除したいところ。
なお、戦闘終了後も解除されないのは毒と同じだが、毒と違ってこちらはマップを歩いてもダメージはない。また、毒回復状態でも通常通りダメージを受ける。
麻痺
しばらく行動が不確実な精度で阻害されるバッドステータス。
確実性はないが、物理攻撃を高い確率で防ぐことができる。それでも当たる時は当たるので割り切りは必要。
また、この状態になった敵は戦闘から逃げることができなくなる。シルバーラビラビなど、逃げやすいが逃がしたくない敵がいる場合は与えておいて損はない。
もちろん逃げられなくなるのはこちらも同様で、パーティに麻痺状態のキャラが一人でもいる場合、戦闘から逃げようとしても必ず失敗する。
石化
遅延
足に木の根がまとわりついてすばやさをゼロにするバッドステータス。
すばやさの値にかかわらず行動順がほぼ確定で最後になる。例外は遅延状態のキャラが複数いる場合と、陣形のタイトサーペントかアイアンマンモスを採用している場合。そういったケースでは対象者はターンの最後にすばやさの順に行動する。
直接的なダメージはゼロなのでこちらは使いづらい一方、敵が使ってくる場合は割と深刻な被害をもたらしがち。最悪なのはタイトサーペントの先導役にかけられた時で、全員まとめてターン最後の行動となり、陣形の強みそのものがほぼ失われてしまう。
また、麻痺と同様、この状態のキャラは戦闘から逃げられなくなる。
即死
混乱
不運
沈黙
回復禁止
しばらくHPが回復しなくなるバッドステータス。
回復禁止中は回復魔法を唱えても効果がなく(MPは通常通り消費する)、アイテムも無駄に消費するだけの結果に終わる。
また、リラクゼーションやハイレジリアンスなどの持続回復効果も禁止中は無効化される。敵ボスのHP自動回復も阻止できるため、一部のボス戦では必須のバッドステータスとなる。
なお注意点として、自動蘇生予約魔法も回復禁止中は機能しない。せっかくすぐ復活できるようにリンカーネイションを唱えていたのに無駄になった、ということがないように気を付けたい。
時間停止
1ターンだけ身動きが取れなくなるバッドステータス。
効果そのものは微々たるものだが、その恐ろしさは「対象が全体である」ことと、「絶対に回避できない」こと。
使用すると丸ごと1ターン、こちらだけが動ける状況を作れる。逆に相手に使われた場合、1ターンの間、一方的に攻撃を受けることになる。
ただしターン終了と同時に効果が自動的に解除されるため、すばやさが遅いキャラが使用しても意味がない。
こちらが使用する場合はすばやさの高いキャラが使用するのが望ましい。逆に敵に使われた場合であっても、それより早く行動できるキャラにはなんの影響もない。
毒回復
毒によるダメージとHP回復魔法やスキルの効果が反転するバッドステータス。
バッドステータスの毒や毒属性攻撃で受けたダメージ分だけHPを回復できるようになるが、逆に通常の回復手段ではその分のダメージを受けるようになる。
毒属性の魔物が多い地域であれば被ダメージが激減するが、そうでなければ回復手段が限られるため不利になる。
魔物の中にはこの状態を見越してこちらに強力な回復魔法をかけてくる厄介な奴もいる。
なお戦闘中の解除にはミラクルフレイムが必須で、二回かけても反転して元に戻ったりはしない。
魔法・スキル使用禁止
四魔天ブランモーン戦専用のバッドステータス。
あらゆる魔法やスキルが一切使用できない。
戦闘中に解除する方法は存在しないため、「魔法やスキルが一切使えない戦闘」と割り切って戦う以外にない。
アイテムと物理攻撃を駆使して戦おう。
虚無
四魔天バークヘンムが使用するスキルによって引き起こされるバッドステータス。
放心に近いが、解除されない限り半永久的に身動きが取れない状態が続く。
運良く直後に物理攻撃を食らえばすぐ解除されることもあるが、苛烈なボス戦の最中で運よく解けるのを待ってはいられないので、魔法やアイテムで積極的に解除しよう。
〈フェイスゴム〉はこのために存在するアイテムであると言っても過言ではない。
ちなみに設定上バークヘンムの能力はこれよりずっと強力だが、作中でバークヘンムと対峙する時はフレイムドラゴンの信念の加護があるのでこの程度で済んでいる、ということになっている。