概略
非常に重い全身鎧をがっちり着こなし、最前列で敵の攻撃を受け止める盾職。
動きは鈍いが防御力は全職業中でも最高で、よほどの能力差がない限り、どんな攻撃を受けても一撃で沈むことはない。盾職として全幅の信頼を寄せることができる。
反面、攻撃面はそこまで優秀ではない。両手剣に適性があるので威力だけは高いが、命中率が悪いため、ダメージソースとしての安定性はない。
また魔法についてもほとんど期待できない。MPが低く、多少のバフやデバフはできるものの、それ以外の役割を与えることは難しいだろう。
ポジションとしては前衛以外に考えられない。前衛のいない陣形をメインにしている場合は、外すことも考慮に入れた方がいいだろう。
男重戦士(シールドウォーリア):ライアス
女重戦士(アイアンバウンサー):グレイシア
オーズアック王国ネイチョス村出身の女戦士。熱都カラムートのコロシアムに出場していたところ、決勝戦において主人公との一対一の戦いに負け、主人公に興味を抱く。その後、コロシアムの控室で話しかけると多額の報酬と引き換えに仲間になる(報酬は「すべて終わった後の出来高一括払い」なのでゲーム中で請求されることはない。本当に払ったかどうかも不明)。
ゴツい鎧に身を包み、鍛え上げた肉体で最前線に立つパワーファイターの女傭兵。損得勘定には非常にシビアだが面倒見はよく、毎晩酒場で浴びるように酒を飲んではバカ騒ぎをする荒くれタイプ。内心では万年水不足で貧しい故郷をなんとかしたいという強い思いがあり、稼いだ金は大半がそこにつぎ込まれているが、その本心を知る者は少ない。
対人戦のスペシャリストであり魔物との交戦経験も豊富。重戦士としてのクラスは攻防を高いレベルでまとめたアイアンバウンサー。攻撃は力任せの大雑把なものばかりなので命中率は低いが、自動HP回復スキル込みの持ち前の耐久力に任せて当たるまで続ける強引な戦い方が得意。動きが遅く、状態異常にも耐性がないのが欠点。
パラメータ・戦闘スタイル
ライアス
レベル | HP | MP | こうげき | ぼうぎょ | まりょく | せいしん | すばやさ | こううん |
1 | ||||||||
20 | ||||||||
40 | ||||||||
60 | ||||||||
80 | ||||||||
99 |
グレイシア
レベル | HP | MP | こうげき | ぼうぎょ | まりょく | せいしん | すばやさ | こううん |
1 | ||||||||
20 | ||||||||
40 | ||||||||
60 | ||||||||
80 | ||||||||
99 |
- HP、ぼうぎょ、せいしんが非常に高い。特にぼうぎょは全職業中最高であり、盤石の耐久力を誇る。ついでにレベルが上がるとHP自動回復スキルを習得するため、ますます耐久力に磨きがかかっていく。
- 反面、MPとすばやさは全職業中最低。まりょくも非常に厳しい。
- パラメータの偏りが極端すぎるため、盾役以外の仕事をこなすのは困難。
- シールドウォーリアのライアスはぼうぎょがやや高く、こうげきがやや低い。逆にアイアンバウンサーのグレイシアはこうげきがやや高い代わりにぼうぎょがやや低い。
装備適性
片手剣 | 両手剣 | 槍 | 弓 | 篭手 | 杖 | 打撃武器 | ナイフ | 盾 |
〇 | ◎ | △ | × | △ | × | 〇 | × | ◎ |
普通服 | 革鎧 | 金属鎧 | 重装鎧 | ローブ | 聖衣 | 帽子 | 革兜 | 金属兜 |
〇 | 〇 | ◎ | ◎ | × | × | 〇 | 〇 | ◎ |
- 両手剣と盾に適性あり。片手剣と打撃武器はまずまず、槍と篭手はやや苦手、他はからきし。
- 強力な両手剣をまともに使える唯一のクラスだが、必然的に盾を手放すことになるため悩ましいところ。片手剣&盾の盤石スタイルか、両手剣のみの攻撃重視スタイルかは好みとパーティ編成による。
- 防具は最高の防御力を持つ重装鎧と金属兜のセットが鉄板。
- 概して値の張る重装鎧が手に入らないうちは普通の金属鎧で代用することもできる。
魔法習得補正
攻撃魔法 | 回復魔法 | 支援魔法 | 妨害魔法 | 非戦闘魔法 |
×1 | ×1 | ×1.1 | ×1.1 | ×1 |
- 支援魔法と妨害魔法にわずかな適性あり。
- 主にセルフ強化&敵弱化によって持久力を高めるための適性と思われる。
- 剣士と違ってアタッカーとしての役割はあまり期待されていないため、命中率の悪い攻撃を繰り出すくらいならバフやデバフに専念するのも十分にアリ。
- ただしMPもまりょくも非常に低いので、手持ち無沙汰だからといって回復性能には期待しないこと。
- 攻撃魔法は威力が低すぎて使うだけ無駄。バステ付与にワンチャン賭けるならアリだが、そのために貴重なMPを使うのはあまりおすすめできない。