概略
聖なる力をその身に秘め、癒しを振りまく回復支援職。
回復魔法特化のスペシャリストであり、パーティに一人いると生存率が劇的に上昇する。豊富なMPを駆使して支援魔法や妨害魔法をばらまくこともできる。攻撃魔法も習得さえできればそれなりに使いこなせる。
また、攻撃性能は低いが防御性能はそれなりにあり、金属鎧を装備できるため擬似的な盾役として前衛に起用することもできなくはない。ただしその場合は聖衣の優秀な補助を受けられなくなるので、回復役としての能力は落ちてしまう。
ポジションは聖衣を装備させて後衛に置くか、金属鎧を装備させて前衛に置くかの二択。とはいえ、シュレインは重装備で前衛に置き、シーラは後衛で回復と補助に専念させる運用でほぼ確定である。
男神官(ホワイトナイト):シュレイン
ガナ大聖堂の巡礼騎士団見習いの中でも期待のホープ。来歴がはっきりしない記憶喪失の少年で、修行に自身のルーツを探る目的も兼ねてサーシャから預けられる。
記憶喪失が影響しているのか我欲が弱く、非常に素直で生真面目な性格。仲間内でも何気に最年少で体格も年相応の小ささだが、幼いころから騎士団の特訓を受け続けてきたため大人と混じっても遜色なく戦える立派な戦力となる。あまり表情が変わらないが感受性は人並みにあり、単に内心が表に出にくいだけである。好きなものは激辛料理、苦手なものは大人のお姉さん。
正規の騎士としての鍛錬を積んできたため、教科書通りのまっとうな騎士の動きを基本とする。神官としてのクラスは直接戦力と回復役を兼任するホワイトナイト。回復力ではシーラに比べて一枚落ちるが、自ら正面に出て戦える点が強み。特に中盤以降パッシブスキルが充実してからは、すわ前衛戦闘職かと思うほど派手に活躍してくれる。
女神官(セイントプリースト):シーラ
ガナ大聖堂の大司教サーシャの孫にして、聖女と呼ばれる才気に溢れた期待の神官。現場修行として訪れていた王都クランキン西居住区の教会において、困っているところを主人公に助けられた縁でパーティについてくる。のちサーシャの許諾も得て正式に同行者となる。
大切に育てられた箱入り娘のため、基本的に純真無垢かつ善意に溢れているが少々頑固で思い込みが激しい。外見・内面ともに聖女と呼ばれるに相応しい清楚な美少女だが、その代わり生活力や一般常識を完全に没収されているので、一人にすると何をやらかすかわからないトラブルメーカーの一面もある。
とにかく回復力に突出しており、直接戦闘力は無に等しい完全な後衛タイプ。神官としてのクラスは最高の回復力を誇るセイントプリースト。豊富なMPやまりょくを活かして攻撃魔法を覚えさせてもいいが、殴り合いはほかのメンバーに任せて積極的に後ろに引きこもろう。
パラメータ・戦闘スタイル
シュレイン
レベル | HP | MP | こうげき | ぼうぎょ | まりょく | せいしん | すばやさ | こううん |
1 | ||||||||
20 | ||||||||
40 | ||||||||
60 | ||||||||
80 | ||||||||
99 |
シーラ
レベル | HP | MP | こうげき | ぼうぎょ | まりょく | せいしん | すばやさ | こううん |
1 | ||||||||
20 | ||||||||
40 | ||||||||
60 | ||||||||
80 | ||||||||
99 |
- MPとまりょくが高い。魔術師や祈祷師ほどではないものの、魔法職としての面目は十分に立つ。
- 次に優れているのはせいしん。ぼうぎょも決して低くはない。装備次第では剣士に匹敵する防御性能を得ることもできる。
- すばやさは並程度。とりたてて行動が速いわけではない。回復は速ければ速いほど使いやすくなるため、何らかの形で強化しておきたい。
- こうげきはお察し。
- ホワイトナイトのシュレインはぼうぎょがやや高くまりょくがやや低い。一方、セイントプリ―ストのシーラはぼうぎょがやや低い代わりにまりょくがやや高い。
装備適性
片手剣 | 両手剣 | 槍 | 弓 | 篭手 | 杖 | 打撃武器 | ナイフ | 盾 |
× | × | × | △ | △ | ◎ | ◎ | × | 〇 |
普通服 | 革鎧 | 金属鎧 | 重装鎧 | ローブ | 聖衣 | 帽子 | 革兜 | 金属兜 |
〇 | △ | 〇 | × | 〇 | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
- 杖と打撃武器に適性あり。盾も使える。
- 回復メイン後衛配置なら杖、盾職代わりの前衛配置なら打撃武器も考慮に入る。攻撃力は低いが、打撃武器を使った方がより多くのMPを敵から吸収できるので選択肢としてはアリ。
- 刃物がついた武器は基本的に全く使えないと思っていい。
- なお、パッシブスキルのインテューイションかコレクトアンサーを習得したシュレインに限っては完全に話が別。スキルの特性でどんな武器を装備しても命中率が下がらなくなるので、事実上あらゆる武器に適性がある状態になる。それまでとは全く別の運用が可能になるので、パーティに足りない部分を補う装備をするといいだろう。本来は命中率の低い両手剣をペナルティなしで振り回せるようになるので、さして高くない攻撃力を補う意味で両手剣を装備させるのがおすすめ。
- 防具は聖衣に高い適性があり、金属鎧や金属兜もペナルティなく装備できる。
- 防御力は劣るが便利な補正がつく聖衣か、補正はないが防御力は高い金属鎧か。運用によって使い分けよう。
魔法習得補正
攻撃魔法 | 回復魔法 | 支援魔法 | 妨害魔法 | 非戦闘魔法 |
×1 | ×1.5 | ×1.2 | ×1 | ×1.2 |
- 回復魔法に最高の適性がある。次いで支援魔法と非戦闘魔法にやや適性あり。
- 何も考えずにどんどん回復魔法を覚えていこう。余裕があれば支援魔法も。
- 攻撃魔法に適性はないが、覚えてさえしまえば高いまりょくで活用できる。