剣士

概略

金属の剣を片手に敵と対峙し、激しく斬り結ぶ物理戦闘職。
物理攻撃力と素早さが高く、先手を打って相手を叩く物理アタッカーとして活躍する。適性のある片手剣には多彩なスキルが揃っているため、どんな敵を相手にしても十分に役割を果たすことができる。
また、防御力の高い金属鎧や盾をペナルティなく装備できるため、物理防御力にも秀でる。
反面、魔法については使う方も受ける方も不得手で、自らの身体能力の底上げに役立つ支援魔法にやや適性があるのみ。魔法防御もそう高くはないが、そこそこ高いHPのおかげで全く耐えられないわけではない。
ポジションとしては耐久力を買われて攻撃のできる前衛として配置されることが多い。他に前衛担当がいる場合は中衛につくこともある。

男剣士（ストロングソード）：ジーン

アールフォット王国南部の辺境の村トーポ出身の新米剣士。剣士として名を上げるために故郷を飛び出し、期待に胸を膨らませながら王都にやってきたが、いきなり初心者の洗礼を浴びてすっかり困り果てていた。自分を助けてくれた主人公を気に入り、旅の仲間に志願する。
鎧を着ているというより鎧に着られている感が拭えない初心者剣士。元気なツンツン頭がトレードマークで、喜怒哀楽が激しい直情的な人物。いつも楽観的に物事を考え、嘘にはコロッと騙されるなど純朴すぎるところもあるが、熱意と義侠心と勇敢さは人一倍強い。表情がころころ変わる。
故郷でそれなりに鍛えてはいたものの、我流の訓練ばかりだったため剣の腕は未知数。剣士としてのクラスは威力重視のストロングソード。ダメージ出力の高い技を使いこなす反面、技の種類や器用さにはやや欠ける。

女剣士（ステップフェンサー）：リスティス

アールフォット王国の王城に勤務する女騎士。クランキンの中級貴族の息女だったが、社交界が肌に合わず、鍛錬の末にエリーゼ姫付きの騎士となった脳筋令嬢。コエドアの森の異変を解決するため主人公に協力し、王都襲撃後はそのまま主人公の旅をサポートするようエリーゼ姫に命じられて仲間に加わる。
細い糸のように繊細なブロンドヘアをシニヨンに編みこんだ妙齢の女性。律儀かつ生真面目かつ融通の利かない性格で、任務中は常に臨戦態勢にあるべしと考え、決して鎧を脱ごうとしない。固い男言葉で話す。本人はひた隠しにしているつもりだが、スイーツ類に目がなく、エサにされると簡単に釣られてしまう。
突出した才はないが真面目に鍛錬を積んできたため、最初からそれなりに戦える。剣士としてのクラスは速度重視のステップフェンサー。比較的素早く、多彩な技を駆使するものの、威力は一歩劣る。

パラメータ・戦闘スタイル

• こうげき、HP、すばやさが適度な高さでまとまっている物理アタッカー型。
• 最初から最後まで順調に成長するため、常にメインの戦力になれる。
• ぼうぎょのパラメータ自体は中の上といったレベルだが、防御力の高い金属鎧や金属兜、盾を装備できるのでトータルでは優秀な盾役になる。
• まりょくは低く、攻撃魔法や回復魔法は苦手。
• せいしんは並程度。魔法攻撃を食らっても高いHPがあるので簡単には落ちないが、決して油断はできない。
• ストロングソードのジーンはこうげきがやや高く、すばやさがやや低い。ステップフェンサーのリスティスはその逆にすばやさがやや高くこうげきがやや低い。

装備適性

• 片手剣と盾に強い適性がある。多彩なスキルを覚えるため、よほどのこだわりがない限り剣＆盾のセットを装備することを推奨。
• 両手剣や槍も使えるが、片手剣のメリットに比べるとどうしても見劣りする。
• 防具は金属鎧と金属兜に適性があり、重戦士に次ぐ頑強な前衛として活躍できる。
• 重装鎧はせっかくのスピードにペナルティがつくため装備非推奨。

魔法習得補正

• 支援魔法に少し適性があるのみ。
• 物理アタッカーとしての強固な役どころがあり、魔法の出番は基本的にない。そのため適性がなくても特に問題はない。
• 支援魔法を使うとしても、手が足りない時自分対象に使う程度でいい。攻撃を放り出してまで他メンバーを強化する意味はないだろう。

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