強化と弱化

強化・弱化とは

強化・弱化とは、パラメータの数値に掛け算の形で補正が加わる現象を指す。
対象となるパラメータは、こうげき・ぼうぎょ・まりょく・せいしん・すばやさ・こううんの6種類。

ドラトレにおけるステータスの強化と弱化は与ダメージ・被ダメージ・行動順等への影響が非常に大きく、戦闘における有利不利を決定付けるため、中盤以降は積極的に活用していきたい。

変動幅

パラメータの変動は全部で七段階が存在する。

強化を一段階行うたびに一段上に移行し、弱化を一段階行うたびに一段下に移行する。
つまり、強化と弱化は互いの効果を打ち消し合う関係にある。
端的に言うと、一段上の段階に行くたびに数値が1.3倍になる計算。
強化と弱化はそれぞれ最大で三段階まで重ねがけすることが可能で、最高で元のパラメータの倍以上（約220%）、最低で元のパラメータの半分以下（約46%）になる。
計算途中であっても、それ以上に上がったり、それ以下に下がったりすることはない。
なお、強化状態は無属性魔法のブーストキャンセルで、弱化状態は王属性魔法のオリジナルフォースでそれぞれ初期状態の100％に戻すことが可能。

変動要因

強化と弱化は、大別すると魔法、スキル、アイテム、バッドステータス、陣形効果、イベントによって計算が行われる。

魔法

支援魔法及び妨害魔法には、パラメータの強化や弱化を行うものがある。
初級魔法は一人ずつ、上級魔法は全体を対象にして一段階ずつ強化・弱化する効果がある。
一度覚えれば何度でも使えるが、覚えるまでが大変。特に上級魔法は必要な属性ポイントが多く、ストーリーをかなり進めなければ覚えることができない。
なお、初級魔法の習得は中盤に入る少し前、上級魔法の習得は終盤に差し掛かる頃になる。ちなみに上級魔法は初級魔法習得後でなければ習得できない。
詳しい内容は魔法一覧を参照。

スキル

味方の使用するスキルの一部にはパラメータの強化や弱化を行うものがある。
それらについてはスキル一覧を参照。
また、敵が使用するスキルにも弱化や強化を行うものがある。

アイテム

一部のアイテムには味方の強化や敵の弱化を行う効果がある。
使い捨てなので高いコストがかかるが、支援魔法や妨害魔法を覚えるまでのつなぎとして有効。
また、魔法やスキルが使用できないイベントでも重宝する。

バッドステータス

バッドステータスのうち、火傷・石化・不運の三種類はパラメータの弱化や強化を伴う。

なお、遅延はすばやさの弱化ではなく、すばやさの値に関わらず強制的に後手に回るバッドステータスなので注意。

陣形効果

仲間キャラとパーティを組んでいる場合、選択した陣形によってメンバーに強化や弱化の補正がかかる。
ただしこれらの強化や弱化は全員にかかるとは限らず、特定のポジションだけに適用されることが多い。
詳しい内容はポジションと陣形の陣形解説を参照。

イベント

ストーリー中で発生するイベントの一部では、パラメータに強化や弱化の補正がかかるものがある。
これらの補正は戦闘後も継続し、イベントをクリアするまで解除できない。
戦闘中に魔法やアイテムを使えば一時的に解除できるが、戦闘が終わると元に戻り、次の戦闘では再び魔法やアイテムで解除しなければならない。

計算順序

強化と弱化は、各要因を以下の順に加算することで計算している。

1. 支援魔法・妨害魔法・スキル・アイテムによる補正
2. イベントによる補正
3. ブーストキャンセルによる強化解除・オリジナルフォースによる弱化解除
4. バッドステータスによる補正
5. 陣形効果による補正

つまり、支援・妨害魔法やアイテムを何回使用したとしても、バッドステータス・陣形・イベントによる強化や弱化の影響を完全になかったことにすることはできない。
「陣形効果によってパラメータが大きく下がっているが、支援魔法を山ほどかけて打ち消すことで最大強化まで持っていく」ことは不可能なので注意が必要である。
支援魔法によって限界の200%まで強化していたとしても、最後にそこから陣形効果分が引かれるので、最大強化状態にすることはできない。

また、ブーストキャンセルやオリジナルフォースによる強化・弱化リセットは、陣形効果に影響を及ぼさない。