【歴史】/大陸歴

Last-modified: 2022-07-31 (日) 01:17:41

アルファベット表記:Grand Allince Era/GE
読み:たいりくれき
分類:暦
該当地方:エルネセトア大陸
発案者:tocoma110
Tag: 歴史 発案:tocoma110


概要

エルネセトア大陸大陸同盟加盟国で教養で用いられる、一般的かつ汎用的な暦。
国別の暦とは別に、時系列を共有するために制定されたもので、大陸同盟結成の年を大陸歴1年としている。


一般的な略記は「GE」。

 

沿革

大陸同盟設立後、情報共有・管理の必要性から国の枠を超えての基準が必要とされ、設立された。
厳密な設立は大陸同盟制定から4年後であり、成立までには様々な記録を基にした計算が行われたという。

  • ただし、実際に各国で広く定着するには遠大な時間を要した。
    第二次魔北大戦の戦禍を経て、大陸秘境開拓時代へ至る間の空白期間で固まっていったとする説が主流。

 

特徴

基本的な計測と分類は太陽周期を基準とし、それのずれを考慮たものとなる。
つまり、365の小単位(「日」)をさらに12分割(「月」)し、4年に一度周期修正(閏)を行なう形となる。

  • これらの特徴は太陽の周期を基準に算出される方式を選んだためである。
    エルネセトアでは各地に光の国信仰の信者が存在し、天体観測において太陽観測が盛んだった。
    その情報が活用しやすく、また太陽が最も観測しやすい天体であったこともあり、利用された。

月と日の割り当ては30・31が交互に来る形となっている。
閏に関しては12月にあてこまれ、調整される形となる。

  •  1月 30日
  •  2月 31日
  •  3月 30日
  •  4月 31日
  •  5月 30日
  •  6月 31日
  •  7月 30日
  •  8月 31日
  •  9月 30日
  • 10月 31日
  • 11月 30日
  • 12月 29日/30

 
なお、月については特定文化の贔屓を避けるため、数字のみで記録される。
が、各国で普及して以降は適応に伴い、旧暦出の表記を当て込み使用するケースも存在する。*1


エルネセトア一般での季節との連動は様々だが、春・暖期の到来が開明であるとする文化傾向が強い。
そのため、大まかな四季での当てはめは以下のような形になる。

  • 春季: 1月~ 3月
  • 夏季: 4月~ 6月
  • 秋季: 7月~ 9月
  • 冬季:10月~12月

なお、こうした形にした理由としては「冬眠する文明種も存在する」ことが理由となっている。

 

評価

第二次魔北大戦までは大陸同盟内のみでの利用が主だったが、以降は各国の政治機関でもこれを必ず利用するようになる。
わかりやすく情報を共有出来ることから商人間での利用頻度も高くなり、大陸歴1600年代には一般でも用いられる機会が増えていく。

  • 一方、旧来の暦が廃れたわけでもなく、国によっては両方使われていることも珍しくない。
    特に長い歴史を誇る国ほどその傾向が強く、華丹帝国栄州はその筆頭と言える。

 

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相談コメント欄


*1 グレゴリオ暦でいうと「1月」を「睦月」「January」と呼ぶような感じ。