【地理・社会】/栄州

Last-modified: 2020-04-26 (日) 09:18:13

アルファベット表記：Sakae
読み：えいしゅう/サカエノクニ
発案者：tocoma110
【Tag: 地理社会文化圏栄州国家発案:tocoma110 】

概要

大陸東部に存在する陸の孤島。
地龍山脈、外海、大河川や、その他秘境によって他の地方と断絶されている。
加えて、大陸秘境開拓時代到来前の魔北侵攻に際して鎖国政策を取り、長らく門戸を閉ざしていた経歴がある。数える程度の貿易港を除いて外からの来訪は難しく、それ故に独自の文化・伝統を築くことが出来た。近しい華州・燦州の影響を受けつつも、他とは一風変わった個性的な国家へと発展を遂げた。

華州に似た中央集権の連合的国家であるが、その内実は複雑。
連合と語られる通り、栄州は元来一つの御旗の下に地方国家・領主が集った形態をとっている。
神事（精素に絡むあれこれ）をとりなす聖職階級の王＝『神皇』を盟主とし、その下に武民階級の頭領である『国主』たちが集っている。その神皇は華丹帝国成立以前より続く血統であり、極めて特別な存在として神聖視される。
だが、長きにわたる歴史の中でその地位は変質しており、大陸秘境開拓時代には半ば象徴的存在に成り果てている。
外界からの干渉が起こりにくい環境故、起こる事象はもっぱら国内由来であり、幾度とない戦乱や混乱の中で武民階級が幅を利かせている。