アルファベット表記:2nd I'gg d Laq Wars
読み:だいにじまほくたいせん
分類:戦争
年代:大陸歴1357年~1370年
該当地方:九大州全域
発案者:tocoma110
【Tag: 歴史 時代 魔北地方 魔北大戦 戦争 発案:tocoma110 】
概要
第一次魔北大戦から千年以上の年月を経て起きた、二度目の魔北地方との大戦争。
九大州の交流が薄くなり分断が進んでいった時期に、再び突然の侵略が起こり、そこから大陸全土に大きな災禍が広がっていった。
今回もまた大きな被害が出たが、同時により強固な九大州間の交流を作り出したほか、精術の民間研究が爆発的に進む要因ともなり、様々な需要を明るみに出すきっかけにもなっている。
- それにより、大陸秘境開拓時代が幕を開けることとなる。
沿革
※随時追加
- 大陸歴?1357年 春季
突如として九大州300近い国家に魔北軍が侵攻を仕掛ける。
第一次大戦時同様、九大州側は大苦戦するもどうにか撃退に成功する。- これ以降、各地で不規則な魔北軍出現と侵略が10年以上継続する。
- 大陸歴1360年
聖王庁の悲劇?が起こり、当時のイルヴァース聖王庁?本部が占拠・改造される。
また、魔王城の建築が始まる。 - 大陸歴1364年
突如として超巨大戦闘生物“黄金三頭”?が襲来し、魔北・九大州双方に被害が出る。
それに対し竜王・姫神・魔鳥?による共同戦線が発生、激突。- 魔北最大の戦闘生物が暴走したものと考える説が主流だが、真偽は不明。
記録されている他の戦闘生物とは形状・特性など差異が大きいほか、魔北種族にも大きな痛手が出ており、上記の説には矛盾が生じる。- これ以降、66年までの約2年間は魔北軍の活動が小康化し、人類同盟軍はある程度の立て直しの猶予を得る。
侵略行為がなかったわけではないがそれまでの苛烈さとは比較にならず、67年春季終わり頃までは大人しいとすら言えたほど。そのため、一般庶民の間ではこのまま終息、あるいは小規模化の希望が口に上っていた。
- これ以降、66年までの約2年間は魔北軍の活動が小康化し、人類同盟軍はある程度の立て直しの猶予を得る。
- 魔北最大の戦闘生物が暴走したものと考える説が主流だが、真偽は不明。
- 大陸歴1367年
春季末~夏季初頭に掛け、大規模な侵攻活動が再開され始める。 - 大陸歴1369年
華州から最新型龍武甲?を貸与された、大陸同盟による特別選抜戦隊──通称『伍連隊』が結成。
超古代文明の遺産による大型空中戦艦を利用し、各戦線へ出向、六魔将の撃破を重ね情勢を覆していく。- 特例として実験的な最終兵器まで導入したこの時期の戦いの記録・伝承は、後に栄州にて『超常戦隊シリーズ』という娯楽作品の原点となる。
- 大陸歴1370年 冬季
魔王城近郊にて“魔王”と伍連隊による最終決戦が起き、大陸同盟の勝利に伴い、人類側の勝利が限りなく確実となる。
それから数ヶ月の残党戦を経て、終戦へ至る。 - 大陸歴1370年~1390年代
復興時期。終戦の影響が大きかったものも、この中で精術の民間利用が拡大、精素結晶や精結含有物?の需要が拡大し、秘境への資源開拓の機運が高まる。高まる需要から大陸同盟は秘境開拓組合と協議を重ね、大規模な秘境開拓事業を公的に行なうことを決定する。
大陸秘境開拓時代の幕開けである。
特徴
第一次大戦以上に、種族・国家が連携を取っての作戦が増えている。
- その最たる例は華丹帝国が当時まだ秘蔵の製造品であった龍武甲?を各地に貸与させたことがあげられ、これが後の身型鎧の民間製造拡大にまでつながっていった。
- その他にも綴州による新型精術術式の開示、龍武隊・畏州騎士軍・燦州武芸者・退獣士・白銀の騎士団による混成チームなども動員されている。
最大の変化は精術理論の開示による、新規術式の量産。
いくつもの流派が力を合わせて研究を行なった努力の結晶が、各地で苦しい状況を打破し続けた。
- それらは後に民間での精術利用・精具普及に広く貢献することとなり、時代の転換点を作り出す直接的なきっかけとなっている。
また、戦いの規模もかつてよりはるかに大きくなっている。
銃火器・機構剣・波音剣と、かつてにはなかった様々な武装が大量に出現しており、それらが12年もの年月の間を人類が戦い抜けた理由となっている。
- 一方で魔北側も様々な新型武装や戦闘生物を導入、危険度等級A以上の怪物たちすら多数観測されており、決して人類側も楽な戦いでなかったことが知られている。
著名な戦いの一覧
以下は発生順。
また、「☆」がついているものは伍連隊関連のもの。
1360年
- 聖王庁陥落?
1364年
- 黄金三頭大戦
1365年
- ミルダー赤原の戦い☆
1369年
- ブラニア戦線☆
- ヴィダール帝都決戦☆
- チュダン城奪還作戦☆
- 獣ヶ原大戦☆
- 炎竜山の決戦☆
- マストゥーバ砦の決戦☆
1370年
- シーヴェア雪原の決戦☆
- 魔王城決戦☆
評価
間違いなく、九大州の歴史でも明確なターニングポイント。
大陸同盟の存在意義の再確認+体制再構築による国際交流の活性化。
復興に伴い精素研究・技術の民間へと普及していき、それに伴う精素結晶・精結含有物などの需要が増大する。
また、それ以外にも様々な資源・生息領域拡大など、様々な要因から人々の関心が秘境へと向かう流れを作る。
それにより、終戦よりおよそ30年後に大陸秘境開拓時代が幕を開けることとなる。
- 戦争の爪痕は大きく、その名残によって数多くの人々が苦しみ、いくつか失われた国家・文化も存在する。
だが、それを補うように各地が復興に向け前向きに活動をしたこともあり、良くも悪くも大陸の流れを大きく変えたことに変わりはない。
同時に、本大戦でも超古代文明の遺産を利用する機会があり、その効能・危険性が広く認知されることとなった。
- 各国はその獲得と管理・使用を望み、その需要を裏社会組織が埋めようと動き出す。
それらに対抗するため、大陸同盟から独立した秘境開拓組合が大きく動くこととなる。
隠された事実
※後ほど追加
この俺が復活するための、道具だ!
活躍した人物
大陸同盟軍側
- 【組織・職業】/伍連隊
魔王・六凱将討伐のため結成された特殊部隊。本戦争終結の英雄。 - ????
本戦争の裏で語られる秘密部隊。都市伝説とされる一方で、その目撃例は多い。 - 【住民】/“紅蓮帝”ファン・ディエ・アン・オウナ?
当時の華丹帝国の皇帝。伍連隊結成の立役者。
魔王軍側
- 【住民】/“魔王”?
本戦争の魔北側首魁。最強最悪の魔人。 - 【住民】/“総啓儀長”?
魔北軍の裏方の頭領とされる存在。 - 【組織・職業】/六凱将
魔北軍最強の六人の将軍ならびに率いる部隊。
その他勢力
- 【住民】/“黒き焔”アルダート
対魔北勢力だが大陸同盟側とも言えない存在。無数の魔北超兵器などと相対、撃退した。 - 【超常存在】/“黄金三頭”?
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