アルファベット表記:Jet Wigns
読み:よくかふんしゃ
分類:ブレス器官
発案者:tocoma110
【Tag: 生物 器官 ブレス 発案:tocoma110 】
概要
一部の生物が保有する、火を噴き加速する能力を備えた翼あるいはそれと連結した部位、その能力の総称。
翼やそれに近しい箇所にある噴射孔から炎熱を伴う気流を噴射し、それを推進力として飛行するものとなる。
細かな原理は種によって異なる傾向にあるが、いずれにしても翼をはばたかせるよりもスピードが得られることから、大型種などでも獲得していることがある。
一方で、これを制御する構造は非常に繊細かつ強度が求められ、またエネルギー消耗も大きくなることから、保有する生物は大抵が強者として生き抜かざるを得なくなっている。
特徴
多くの場合、その飛行原理は外界への波音術ではなく内的な波音術ないし精合術、あるいは非精素現象である。
波音による重力・気流・力の制御よりも直接的かつ一定の方向への加速としては手早く行なえることが特徴で、また持続的な噴射も可能な点が差異と言える。
波音術のそれと比べると噴射量の調整で手早い調整がかけやすい分、慣性などの影響はストレートに受けてしまうため、そういった意味で急速旋回などにはいささか見劣りする面がある。しかし、体内で精製したエネルギーを放出する形であるため、波音利用型でも低レベルな無響状態でもその機能を利用しいやすいため、複数の秘境を渡り歩くような生物にとっては都合がいい。
特に竜に該当する種に保有者が多い。
翼火噴射の器官は実に様々である。
代表例であるドラグレアは翼の付け根に噴射孔がついており、そこから噴射する火炎で空を飛翔する。
このタイプはドラグレア以外に、ザルマンディアや、真竜類の“獄炎竜”?などの竜種に多く見られる。
それ以外では、七竜の“黒き焔”アルダートのような「翼から噴射する」タイプが知られる。
これは種によって形状・噴射構造が大きく異なるため、種によって全く異なる形で現れることが特徴と言える。
火山怪鳥バルドゥーア?のような複数噴射型から、単一噴射孔のみで構成されるタイプ、大口の中に複数の噴射孔があるもの、そもそも全体を通して一つしかないなど、多種多様。
- 飛行や加速以外の用途への進化という珍しい用法の種もいるという。
そうした場合はその炎熱を用いて何かを切断・熔解する用途が主だったものとして知られる。
またその能力特性上、火炎系統の噴射能力を持つ種が獲得しやすい。
そのため、この能力のみを単独で持っている例は非常に少なく、一般的に翼火噴射を使う=火炎系ブレスを吐き出せる、という図式が成り立っている。
- ただし、火炎系ブレスを使える生物=翼火噴射を使う生物ではない。
この点は専門家以外では混同されていることも多く、注意が必要である。
主な使用種
【竜種】
- 【生物】/ドラグレア
- 【生物】/ザルマンディア
- 【生物】/メテオラス?
- 【生物】/グランスティン?
【非竜種】
関連するもの
- 【住民】/“黒き焔”アルダート・【住民】/“獄炎竜”エルファイア?
共に翼火噴射機構を備えることが明確な真竜類の代表。 - 【生物】/竜
これを持つ種が多い。
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