追われる身の エマ

• 能力値はいずれも初期値。最大Braveは全キャラクター共通で100。
• 各キャラクター固有のアビリティセット（セット名がそのキャラの名前）は、下表では「個人」とする。
  実際は下表の固定セット2つに加え、ランダムなアビリティセット1つが冒険開始時に用意される。
• 緑字のアビリティはクイック型コマンドアビリティ。ターンを経過させずに使用できる。
  青字のアビリティは常時または条件発動型のパッシブアビリティ。
  茶色字のアビリティはフィールドアビリティ。戦闘時ではなくフィールド画面で「スキル」を選んで使う。
  紫字のアビリティは使い魔アビリティ。フィールド画面で「使い魔」を選び、使い魔を消費して使う。
• 状態変化の略字は1T：1ターン、1A：1行動、1D：1日、Br-:消費Brave。
  CD：クールダウン（再使用可能までのターン数。フィールドアビリティの場合は日数）。
  Powは基本威力。ちなみに通常攻撃はPow20。

詳細
前衛（左側）が常に先制するのでライフガーディアンのクールダウンを毎回リセットできるようにデリシャスミールを使う。デリシャスミールの集めかたはライフセーバーRank1アビリティ「警戒域」で全てのエリアの集落を出現させて旅人Rank2アビリティ「パッシブ　料理上手」を取得してから集落を解放する。だいたい全部で４５個手に入る（エマも旅人の料理上手を取得していれば９０個は手に入る）。

バグなのか意図的な抜け穴なのか製作者からの告知はないがライフガーディアンの無敵付与の対象はパートナーが戦闘不能になれば使用者に変更される。これを利用する為にエマもライフガーディアンを取得する。後は邪眼と無敵を付与し続けておくだけで一部の敵を除いて全ての敵は倒せる。
エマのライフガーディアンのクールダウンはあるだけで無駄なので熱情を付与しておくとはずーっと使えて便利。
エマ（キャラ）Rank4アビリティ「パッシブ　情熱と想い出」を取得しておく事でBrave切れも防げる。
唯一の不安点はパートナーが無敵の効果ターン内に戦闘不能にならずにエマに無敵を付与しなおせなかった時や極く稀にクールダウン＋のデバフを無敵が通してしまって無敵や邪眼を付与できなくなること。
無限回廊の6Fのボスのポセイドンを倒して起源（防具）をエマに装備させておくと無敵と邪眼の効果ターンが倍に延びるので非常に安定する。

ハデス、神竜クリカラ、シーズンボスの「〇〇回撃破」ミッションは、戦闘勝利やダンジョン進行ではなく、戦闘で敵を倒した回数がカウントされるため、敵と味方が全滅しても撃破ミッションは達成扱いになる。（魔王とライバルの「〇〇を倒す」は達成はできない。これらは攻略完了が達成条件になっている模様。）
この時、煉獄の鍵(助命石)の効果で逃げることができるとｹﾞｰﾑｵｰﾊﾞｰにもならずprogressも進行しないため、同じ敵と再び戦うことが出来る。
これを繰り返して、本来であれば１ゲームの間に撃破数を稼げる回数が限られているシーズンイベントのラスボスや無限回廊のハデス／クリカラの撃破数を一度の冒険で何十回分も稼いでしまおうというビルドである。

撃破数を１稼ぐのに2day消費するので、効率よく準備を整えたい。命綱を用意できるのであれば消費日数を抑えることは可能。

敵味方の全滅は「目には目を」や反射ダメージでも可能ではあるが、エマの「邪眼の開眼」による石化＋１００％オーバーによる相打ちが最も簡単。
石化＋１００％以上にしての相打ちを達成するにはＨＰ２５％以下の時にのみ効果を発揮する傭兵のRank2アビリティ「パッシブ　窮鼠」の取得と邪眼の開眼に瞬間を付与すると楽。
ダーヴィンをセットしない場合はお祈りが必要になるがライフガーディアンや隠匿（防具／外套）の透明化などでエマに無敵を付与して、無敵が残り１ターンの時に邪眼を付与して、相打ち狙いの棒立ちするターン以降は邪眼を付与し続けて合計で１００％オーバーを保つといい。

勿論、スキルレベルの上昇による効果の連続発動を狙ってもいい。やり方は割愛するが極意書などと軍師（武器／扇）の理解力を組み合わせると簡単にスキルレベルは＋９９にできる

敵味方の全滅が大事であるが、パートナーが生き残って戦闘勝利してしまう事があるので、パートナーを戦闘不能にする工夫が必要。以下のような方法がある。
①前項のエマ後衛配置パターンを使い、エマの無敵中にパートナーが戦闘不能になるのを期待する。無限回廊のprogress6/30のボスのポセイドンを撃破して起源（防具）を獲得してエマに装備させておくとやりやすい。無敵は隔絶とは異なり敵の直接ダメージによって敵に石化が付与されて倒してしまう可能性があるので注意。
②「呪われた埋葬品」をパートナーに装備させてエマの戦闘不能と同時に戦闘不能になるようにする。この方法はドロップするまでゲーム開始時から最短日数で王家の墓の攻略を繰り返してエンシェントキング狩りをする必要がある。
③エマの専用装備の「存在感」を増やしてエマの装備に付与する。太陽の代言者ラームをセットしているのであれば聖騎士と司祭の指南書を買えるのでこれを利用して存在感と敵対心を取得してヘイトコントロールをしてもよい。
この方法はボスから受けるダメージが少ないとパートナーが戦闘不能にならず失敗しやすいが、準備は簡単。神竜クリカラの撃破数を稼ぐには無限回廊をprogress29/30まで進めなくてはならないので有力な選択肢。
④「瘴気」による敵ターン開始時の割合ダメージを利用する。微量のダメージなので予め戦闘に負けて逃げてＨＰを１に調整しておく必要がある。
⑤「遠当て」による後衛狙いを利用する。戦闘不能にしたいパートナーを後衛に置くだけで戦闘不能にしやすくなる。

ビルド詳細

※潜在能力についている場合は、外しておくこと。
※上記が付与された装備も付けないこと。装備はすべてイオナに渡し、イオナに持たせてはいけない能力の装備は放棄する。例外は別記する。

• まずダーヴィンかラームのいる地方の街道に進み、魔法の地図を買う。（最終的に地図はダーヴィン＆ラームから14枚買う。）
  • 繰り返しになるが、以降、拾った装備は例外（ガッツ、HP回復／日）を除いて全てイオナに渡す。やむを得ない場合は放棄し、エマには一切装備を渡さないこと。
• 初日の移動先が中央南部（シュタイム地方）でなかった場合は、地図で中央南部に進む。
  • 特に、難易度ミシックの場合は、2日目までに必ずシュタイムに行くこと。
• 3日かけて、蛇女の巣を攻略する。
  • 雑魚敵はレベル+5が出現した場合を含め、通常攻撃で倒せる。
  • ラミアクイーンはエマの毒牙を使えば苦戦しない。
• 地図で街道を開放しながらサポーターに会いつつ、祠かルフリー（集落or輸送）を探す。見付け次第、最優先でアビリティポイント（AP）を入手し、警戒域を取得して直ちに使用する。
  • 全ての街道を開放する。
  • 地図の最低販売数はダーヴィン＆ラームの14枚。最初の街道と合わせてちょうど15個すべての街道が開く。

※この時点で取得APゼロなら諦める。

• 発見した集落を開放しながら、8AP溜まるまで、発見した祠を訪ねていく。
  • 最初に載せたアビリティ取得順を守れば、縄張りの拡大は取得しているはず。
  • 「蛇女の巣の攻略」と「今夜はしっとりを習得し使用する」ことで、集落開放の日数が経過しない「夜の闊歩」が発動する。
  • 途中でダーヴィンから隠密の指南書を買う。5APくらいで、2人に尾行を取得させる。
  • 早めに4APが溜まれば、アルバイトを取得して収支黒字にすることも可能だが、これは運が絡む。オマケと考えよう。
  • 最低限必要なサポーターRankはルフリー3、ダーヴィン4、ラーム5だが、できれば保険としてルフリー5は欲しい。
• 尾行を2人とも持っていることを確認して、ゲヘナの暗躍のひとつを使い魔でクリアする。
  • 市街炎上を優先してクリアする。それ以外の8つの妨害は本ビルドに影響しない。
  • イベントFind4が発生するので「皆、やるべきことがある」を選択して煉獄の鍵を手に入れる。
• 残りの必要なアビリティを取得する。
  • 8APに足りない場合は、ルフリーから1AP買うか、7AP溜まっているなら魔族の指南書を買って、イオナが禁じられた契約を使う。
  • それでも足りない場合は、調査に基づいてランダムイベント巡りをする。ダンジョンを中心に訪問すると良い。
• ダーヴィンから瞬間MODを買い、邪眼の開眼に使う。
• ラームから熱望MODを買い、ライフガードに使う。
• 無限回廊に行き、通常攻撃を繰り返して全滅する。

※煉獄の鍵で復活する。イオナは腐肉の保全の日毎ダメージで直ちに戦闘不能になる。
これで準備ＯＫ。

寄り道してライバル撃破をこなす場合は、進攻を使い魔でひとつ完了させておく（ゲヘナを発見できる）。あとは戦闘1回毎に暗躍を使い魔でクリアすれば良い。ライバル自体との決戦はまだ行わない。
　
本格的に無限回廊の攻略を開始する。
通常戦

• 勝利する場合は、邪眼の開眼（瞬間）、ライフガードの順に使う。窮鼠の効果で、石化50％が付与される。無敵中に2回ダメージを受ければ敵が倒れる。
  • たまに無敵切れで失敗するが、全滅しても2日経過するだけである。
  • いずれかのスキルにCDを付与されてしまった場合、全滅を繰り返すか、ランダムイベント巡りをする。CD10が付与されたら休息か集落に行ってから再全滅という手もあるが、CD6なら単に全滅を繰り返しても期間は変わらない。
• 無限回廊progress3/30のヴィエラのドロップ装備効果「天の助け」を、熔晶石で剥がして入手し、エマの空装備のどれかに付けておく。
• 無限回廊progress6/30のポセイドンのドロップ装備効果「生命の神秘」を、熔晶石で剥がして入手し、エマの空装備のどれかに付けておく。
  • ライバル撃破する場合は、このタイミングで倒すと良い。なお、ライバルは攻略完了しないとミッション達成にならないため、相討ち無用。
  • さらに寄り道して魔王を倒す場合は、このタイミングで魔王城を2回進行させておく。ちなみに魔王も相討ち無用。
  • 煉獄の塔でも、それなりに戦える。両キャラに救済の糸を持たせたチームを相手にすると負けることがあるが、負けても逃走扱いになる。

VSハデス
単にクロノシャードを稼ぐ場合、世界が滅ぶまでハデスと相討ちする。クリカラまで行くと15日余計に必要になる。
瘴気は狼の仲間のシールドが防いでくれる。

• 相討ちする場合、邪眼の開眼（瞬間）を2回使う。1回殴られればＯＫ。
• クリカラまで進む場合は、勝ってしまえば良い。勝利する場合は、道中同様に、邪眼の開眼（瞬間）、ライフガードの順に使う。
  • これも道中同様、特殊な条件で単に全滅するが、珍しいものを見たと思って気にしないこと。
  • 繰り返しミッションだけでなく、ウィークリーの「5回撃破」も達成可能。

VSクリカラ
クリカラ関連ミッションも、ハデス同様に相討ちで達成可能。ちなみに他の無限回廊ボスも報酬が低いだけで、相討ちでミッション達成は可能である。

• 相討ちする場合、邪眼の開眼（瞬間）を2回使う。
• 勝つ場合は、道中同様に、邪眼の開眼（瞬間）、ライフガード。なお、クリカラ戦は失敗する条件が無い。
  • 魔王を倒す場合は、残り1日でクリカラを倒し、残り0日で魔王を倒す。うっかり魔王城の進行を忘れないようにしよう。相討ちは1回毎に2日経過するので、クリカラとは残り日数が奇数となるように戦えばよい。
    • 偶数だった場合、ランダムイベントを1個踏んで報酬に期待すると良い。

VS魔王

• 魔王関連のミッションは戦闘に勝利が必要。よって手順は邪眼の開眼（瞬間）、ライフガード。魔王戦は失敗する条件が無い。散々待たせたエコをそろそろ安心させてあげよう。

補足編（途中）
効率について

• 安定性を重視しているが、なるべく赤字を出したくない等、主目的と関係ないこだわりも含まれているので、改善点はあると思う。

勝利と相討ちの制御

• 助命石（煉獄の鍵）で全滅逃走すると前衛後衛ともにHP1で復活する。これを利用してエマに自動回復を持たせずにHPを1に保って、イオナは腐肉の保全の日毎ダメージで戦闘不能にすることで、窮鼠で邪眼の威力を倍にしつつ、エマしか殴られない状態を作っている。
• 瞬間MODを使った邪眼＝邪眼で石化100％にするか、邪眼＝ライフガードで石化50％＆無敵の2択にすることで、勝利と相討ちを制御しているわけである。
• 勝利パターンの場合、2発の被弾が必要になるため、たまに無敵制限に引っかかって負ける。気になるなら邪眼のスキルレベルを上げると良い。筆者は潜在能力でエマに理解力と叡智、両名に研究を持たせたうえで極意書等は一切購入しない。

装備入手について

• 相討ちは、ダメージを受けた際に確実に倒れる必要があるため、それを阻害する能力は一切付けられない。
• HP回復／日は、腐肉の保全のダメージを超えなければ良いので（最大HPの5%？）ので1,2個なら大丈夫だが、駄目になってから調整もアレなので最初から避けたほうが簡単。救済の糸も駄目だが、このビルドではエマに付けている。
  • 蛇足だが、HP回復／日とHPダメージ／日は、すべてまとめて1回の回復もしくはダメージとして処理される。例えば、ガッツの判定は1回のみ。
• 瘴気対策を人狼のシールドで行っている一方、イオナは基本的に戦闘不能のままなのでレベルが上がらない。瘴気のダメージは受けるキャラクターの最大HPに依存するため、エマのレベルが上がると瘴気のダメージはどんどん増えていき、シールドで瘴気を防げる回数が減ってしまう。
  なので、イオナに装備をどんどん渡して、エマの装備は強化しないのがベター。とはいえパーツに気を付ければ、救済の糸と生命の神秘くらいは普通に装備ごと渡してしまっても大丈夫なことがほとんど。
• せっかくラームから熔晶石を貰っているので、ほかにも有用なパーツはくっつけて良い。韋駄天とか。

瘴気について

• HP／ターンを使わなかった理由は、ハデスにたどり着くまでに回復しすぎ、窮鼠が途中で切れて時間がかかるのにイラついたため。実はそれでも大した支障はない。
• 人狼のシールドが本人戦闘不能でも有効で、これがキャラ特性含めて警戒域＆縄張り＆夜の闊歩のコンボと合致したので、これはこれで整った形である。
• バニッシュが怖いものの、ベリーハード以上なら敵は2回行動するので、意外と失敗が少ない。
  • ちなみにクリカラと魔王は瘴気もバニッシュも持っていないので安心して戦える。筆者はハデスの瘴気を防ぐ方法を確立するまでは、クリカラで周回していた。

天の助けについて

• 無敵中でも瘴気でダメージは受けるが、倒れずに戦い続けられる。しかしHPゼロで戦闘終了してそのまま次の戦闘に行くと、直ちに全滅する。無限回廊の敵はボスキャラなので、瘴気もバニッシュも使う敵がいるため、これが起こりうる。
• これは通常は天の助けでも防げないが、何故か人狼でシールド付与した場合は発動判定が挟まるらしく、HP1で復活することが出来る。
• 天の助けはイオナに付与してはいけないので、本パターンではエマにパーツだけ付けるようにしている。

別パターン

• オラクルで使い魔を持ち込めば初日の街道の分、1日早くなり、さらにライバルの暗躍潰しで使い魔が足らなくなる事態は無くなる。そのためにオラクルを使うのは正直もったいないが。
• 蛇女の巣を叩かずにサポーターから20回買い物すれば3日節約になる。筆者は買い物の操作が手間と、確実に大赤字になるのを嫌って、ダンジョンを攻略しに行っている。
• ルフリーから魔族とAPをフルに買えば日数節約になり、出費は増える。また、ルフリーをカタリーナかアドリアンヌに入れ替えれば命綱が3使えるので、日数節約と同様の効果が得られるが、AP入手の確実性は下がる。
  • カタリーナはライフセーバーの指南書を持っているが、警戒域が欲しいタイミングと合わない可能性があるのが難点。
  • アドリアンヌはランク3イベントで金が手に入るが、ラームのランク3イベントは祠関係なので、APとの相談になる。
  • どちらに置き換えるにせよ、作業は複雑化する。
• ルフリーはルハインツに置き換え可能。AP入手は若干変則的だが、うまくいけば金の節約になる。
• ラームはザビーネに置き換え可能。ザビーネを先にチェストで引いているはずなので、そちらの方が準備は簡単である。熔晶石の入手がなくなるのは少し気になる。

その他

• 人狼イオナを使う理由は、瘴気持ちと相討ちするためと、夜の闊歩のため。
• つまり、ハデスと日数経過にこだわらなければ、人狼イオナ「だけ」別のキャラに置き換えても問題ない。例えばミシッククリアの実績を他キャラに与えたいときなどは、このビルドの後衛にそのままそのキャラを置けばよい。そういう意味では完成されたビルドと言えるだろう。

（以下、執筆中）

餌として捕まえた人間の男と恋に落ちた彼女は、巣から逃げ出し、仲間に命を狙われる立場となった。それでも、ふたりだけの世界で、幸せになれると信じていた。

しかしある夜、彼女は感情の昂ぶりに任せて男を尾で強く締めてしまい、窒息死させてしまう。悲しみに暮れながらも巣に帰る事もできず、彼女は喪に服しながら生き続けている。