キャラクター/【シドルファス・テラモーン】

Last-modified: 2024-03-31 (日) 05:09:44

FF16

迫害を受ける者達や政治に翻弄されるドミナントや迫害されるベアラーを保護する組織の長。FF16のシド。CVは白熊寛嗣
自身も召喚獣ラムウのドミナントであり、大陸を蝕む黒の一帯の研究にも取り組むなど、多方面で活動している。

  • なかなか渋い顔のオジ様。近年では珍しい愛煙家。
  • 本編ではそこまで披露しなかったが、機工士としても一流だったらしい。
  • 英語版の音声においては恐しく声が低く渋い、一方でフランス語版では案外ひょうきんな喋り方をしていたりと各言語版で結構違いが大きいキャラクター。

ナンバリングにおいてはシド・ポレンディーナシド・ハイウインドに次いで、主人公の仲間に加わるシドとしては3人目である。
過去作にも同じ名前のシドが2人存在する。


元々はウォールードの雷の一族という一族の出身らしい。
ウォールードで騎士長を務めていたが、ベアラーへの不当な扱いから「誰もが人として死ねる場所」を作りたいと思うようになり、ウォールード国王への不信感もあり脱走する。
以降は協力者を募りながらベアラー保護の活動を始めるようになった。
現在では黒の一帯に隠された拠点「シドの隠れ家」で保護したベアラーや協力者とともに共同生活を営んでいる。

  • とはいえ、基本的にはじっとしてられない性分らしくあちこち飛び回ってるんだとか。
  • クライヴ不在の間の13年でたまたま拾ったトルガルを育てたのもシド。

ベネディクタのかつての上官であり恩人でもある。
関係は親密だったようで、「ベナ」という愛称で呼んでいた。


ウォールードとダルメギアの戦いでクライヴとジルを保護する。
かなり面倒見の良い人物であり、クライヴが道を踏み外さないよう上手く指導していく。
彼にもベアラーや世界の真実を伝えつつ、クライヴが精神的に成長した後は彼の「人が人として生きれる世界」に感銘を受け自身の後継者として見出していくようになる。
また、長年の調査で黒の一帯の広がりの原因をマザークリスタルによるエーテルの過剰消費と結論付けており、マザークリスタル破壊も行動に移すようになる。


プロローグにて早速登場し、序盤~中盤に仲間として同行する。
ラウムのドミナントとしての力を存分に振るい、強力な雷の魔法で戦ってくれる。
イベントでもラムウの力で半顕現し戦うほか、イフリートが暴走しそうになったときには顕現しイフリートを叩きのめすなど凄まじい実力を発揮する。
しかし、長年ドミナントとして戦い続けた弊害でその体はかなり石化が進んでいる。


マザークリスタル・ドレイクヘッドを破壊するも直後に謎の敵の攻撃を受けクライヴに自身の夢と力を託して死亡した。
クライヴは彼の意志を継ぎ、シドを名乗るようになる。


後に娘のミドがいたことが明らかにされる。
生前は手紙のやり取りをするのが楽しみだったんだとか。

  • 一応、シド生存時に発生するサブクエストの中で「シドはカンベルの大学に通っている娘と手紙のやり取りをしている」ということは明らかにされている。
    娘のミドの詳細についてはシド亡き後に判明する。

クライヴにとっては大恩人にして、ある意味ではもう1人の父親とも呼べる程の人物。


最終決戦時にクライヴにかける言葉は"Go on, lad!"(行け!若者よ)。


苗字の「テラモーン」はFF16に所縁深いFF14のユーザーには耳馴染みのある響きだろう。
バハムートの「テラフレア」と、バハムート含む竜族の技名によく使われる「モーン」のイメージが強い。
「テラ」の本来の意味は「兆」だが、FFシリーズにおいては「メガ」「ギガ」に続く「技の凄さ」を表している。
「モーン」はFF14作中の竜語で「死」を意味する為、合わせると「兆の死」、或いは「数多の死」と言った意味となる。
「人が人として死ねる場所」を目指すシドのキャラクター性に、多くの死を意味する苗字が付けられていると考えると…