キャラクター/【ファブール王】

Last-modified: 2018-05-12 (土) 16:10:56

FF4

ファブールを治める王。若い頃は名うてのモンクであり、それを物語るかの様に風のクリスタル攻防戦でもFF4TAでも無事生き残っている。
なかなか心の広い人物で、船を提供してくれたりデスブリンガーを譲ってくれたり、さらにはエンディングでヤンを国王の座につける。
彼自身はヤンをちゃんと王として遇しているのだが、「先王様」と呼ばれ相変わらず尊敬を集めている。


心は広いし、暗黒騎士を信用するか悩んだりギルバートの言を聞き入れたり良識的な判断力は持ち合わせているようだが、デスブリンガーをくれるのが風のクリスタル攻防戦後だったり(時間が無かったのかもしれないけど)、ローザを前線に出さなかったり、戦略眼には若干の疑問を呈したくなってしまう。

  • ヤンにも言えることだが無知というわけでもなく良識派といえる王なのだが、こういった真の緊急時に対応できていない印象を受ける。兵もモンク僧しかいなさそうだし防衛戦の経験もなかったのではなかろうか。
  • 単純に出会ったばかりの元敵国の人間を簡単に信用できなかったではなかろうか。
    いくらバロンに裏切られた暗黒騎士&それを追ってきた白魔導師とはいえ、戦いの中で寝返る危険性もあったために。
    しかしセシルは弁明をする事もなく防衛戦で戦い信義を示したため、デスブリンガーを譲ってくれた(ローザがバロンにさらわれたという予定外の要素に対しての責任もあっただろうが)のだろう。

安全な王の間に避難していたはずなのに、いつの間にか怪我をしている。

  • 昔の血が騒いで前線に飛び出しちゃったんだろうか?だとしたらちと軽率だが。
    • この人がいたのは王の間ではなく、王の部屋では?*1王の部屋のある塔は避難場所にもなっていただろうし、そこに迷い込んだ魔物を追い払っていたと考えれば軽率でもなんでもない。

作中時点での王としては唯一存命であり、本人の意思で王位を継がされることができた人物である(ジオット王はFF4TAでも現役なので除く)。


セシル一行にベッドを無断使用されてしまう。

FF4TA

TAでも引き続き登場する。
TAではヤンに王位を譲るがヤンからは変わらず慕われている。
尚彼はヤン編冒頭でセシルが邪悪な者に取って代わられたと言っているがこれは言いえて妙である。


*1 王の間はクリスタルルームの真横なので安全ではない、隠し扉もあるがそこに隠れるのはリスクが高すぎる