ストーリー/【いなかパンと世界】

Last-modified: 2020-11-05 (木) 13:35:55

FFCC

ガーディが街道イベント『シェラの里のキャラバンと』にて、
アミダッティに世界のモデルケースと称したいなかパンを超高額で売りつけたことが発端。

以降、アミダッティは世界のモデルケースを観察し続け、最終的には世界の真理を悟るに至った。
「いなかパンあなどるべからず、だな」
から分かるように、実は最初からいなかパンと知った上で詐欺に乗っていたようだ。


中世ヨーロッパの思想(?)「チーズとうじ虫」に似てる気がする。結論は逆なんだけど。

その1

アミダッティが高値で手に入れた世界のモデルケースを自慢している。
勿論主人公は詐欺の一部始終を目撃しているので、「テキトーにあいづちをうつ」か「パンを食べる」。
何も言わずにしゃがんでパンをつまむ主人公と狼狽するシェラのキャラバンはシュールの一言に尽きる。
が、アミダッティの台詞は本人も気付かないうちに的を射ている。
 
一度しか発生しないイベントでありながら「男性のユーク」でこのイベントを見た場合に限り、彼から送られてくる手紙がある。

その2

いなかパンにカビが生えた。アミダッティいわく瘴気のモデル。
今回も主人公は「パンだろ……」との思いが拭えないようで、
選択肢は「そう、瘴気ですね」か「それは青カビですね」か「パンを食べる」。

驚愕すべきは主人公の根性で、その1と全く同じ様子でパンをつまみ、
アミダッティには「瘴気すら内包するか」とドン引きされる。
この場合、日記に「こちらもボケ通さねばと思い~」と書かれ、
主人公のお笑い芸人じみた一面を垣間見られる。

完結編

遂に虫にたかられ、持ち運びが困難になったのかキャラバンの前にパンは無い。
虫は魔物のモデルだと言い、モデルケースにはクリスタルに該当する物(防腐剤とか)が無かったための結末と結論付けた。

ここからがユークの本気である。
「瘴気=カビ」は「世界=パン」に元から存在していた物ではなく、外から来たと判明した。
また、セルキーの古文書より隕石の飛来も分かっている。つまり瘴気は隕石によってもたらされた。
これが彼らの持論である。

主人公は後に、隕石と共に飛来したメテオパラサイトが瘴気の直接的な原因であること、
また魔物が瘴気によって腐った世界にはびこる性質があること、
そしてそれら全てを食す者の存在を知ることになる。

当イベントに於いて「ラモエ=主人公」である。