FFCCシリーズにおける種族の一つ。己を第一と考えることを美徳とする「我」の民。
その身軽さを生かして盗賊稼業をする者が多い。
- 名前の由来はスコットランド辺りの同名の妖精か。
アザラシの皮を被ったりするが、そういう要素は無い。- 服が毛皮製みたいだから、そこからのイメージかも。
- 名前の中に「・」が入る人が多い。
FFCC
多くはライナリー島のルダの村にて暮らしている。
武器はラケット。オーラショット、ラケットキック等の必殺技を使える。
クラヴァットと同じく、物理・魔法共に扱えるバランス型だが、魔法寄りのクラヴァットに対してこちらは物理、特に必殺技の扱いに秀でる。
物理型のリルティとの違いは必殺技のチャージ速度と対応力。
特に必殺技のチャージの短さは顕著で専用アクセサリーも合わせるとほぼノンタイム。
また必殺技の種類も遠近共に2連撃が揃っている唯一の種族であり、中距離から相手に合わせた必殺技を用いて戦うのが得意。
基本は離れた場所から安全に戦えるダブルショットがメイン。
相手が魔法など自機狙いの攻撃を行なってくる場合はラケットキックで魔法範囲から逃げつつ一気に接近して削るなど対応力は高い。
メテオシュートは火力そこそこの広範囲攻撃でチャージ速度も相まって強力だが、代償としてHPを0.5ずつ消耗するので事故死が起きやすく回復の手間が増える。
また単発なので上記の多段系必殺技と比べると火力は低く、ボス相手には相性が悪いので雑魚処理用。
「まもる」はバック宙による回避で、唯一能動的に回避行動を取れる種族でもある。
敵の攻撃範囲から逃げる手間を減らしてギリギリまで攻撃出来るのでアクション性が高い。
ただし、ユークのそれと違い無敵時間には限りがあるので持続の長い攻撃などには引っかかってしまうし、無敵判定が独特で見た目より早めの回避が必要なので慣れが必要となる。
「たたかう」のモーションが独特で少々扱い辛く、魔法が必須なゲームバランスである事から魔法が苦手寄りなのも向かい風。
同じくバランス型のクラヴァットと比べると苦しい戦いを強いられる事も多い。
リマスター版では追加武器によってヘイスガ・クリアガの効果を持つぶっ壊れ必殺技を習得。
これによりただでさえ早かった必殺技のチャージはもはやノンタイム、魔法が苦手という欠点も解消されクラヴァット同様にバランスの良いキャラになった。
マルチでもヘイスガ一つで移動から戦闘まで快適度が段違いなのでセルキーの有無は非常に大きい。
しかしゲームの仕様上プレイヤー全員にヘイスト配りは余りにも強すぎてバランスが崩壊する為、嫌われやすい面も否めない。
クリアガは悪性だけでなく良性状態異常も消してしまうので自身が配ったヘイスガも消してしまうという事や、耐性防具の装備が基本となる本作ではほぼ使われない。
また、他のプレイヤーや種族には抜群の相性の良さを誇るが、肝心のセルキー自身にとっては余り相性が良いとは言い難いのも難点。
元々チャージが早い種族なので必殺技のチャージ短縮効果をそこまで大きな恩恵は得られない事や、魔法詠唱も早くはなるが威力が上がる訳では無いので本職のユークの様にはいかない。
特に必殺技が強い種族なのに、その武器を装備していると必殺技では戦えないという大きなジレンマを抱える事に。
武器を変えれば良い話だが、武器持ち替えはそこそこ隙が大きく毎度毎度持ち替えるのは手間がかかるので殴りかかった方が早かったり、ヘイスガによる短縮効果により魔法を充分に扱える様になったのでそもそも必殺技で戦う必要性も失われた。
強いのは間違いないが、必殺技による物理戦闘を得意としていた筈の種族が、周りをサポートしつつ魔法を放つ、というコンセプト迷子状態の種族になってしまった。
セルキー♀は揺れる。とても揺れる。
開発陣がテストプレイ用に自キャラにしたのが分かるぐらい納得の揺れである。
プレイヤーキャラは、以下の2×4通り。
全体的に露出度が高い。
- 男性
- うるふへっど
狼の頭。
髪は水色のロング。
服は青。
セルキーの公式男キャラ。 - 「しゃーくあい」
鮫の目。
緑の短髪。
服は水色っぽい。 - 「べあふぃすと」
熊の拳。
頭に赤いバンダナを巻いている。 - 「らくんてーる」
アライグマの尻尾。
金髪ロング。
服は緑。
- うるふへっど
- 女性
- 「うるふれっぐ」
狼の脚。
うるふへっどをそのまま女性にした様な感じ。
セルキーの公式女キャラ。 - 「らくんてーる」
金髪。
服は水色中心。
白いレオタードにプリーツスカートと実にあざとい格好。 - 「しゃーくあい」
緑髪。
服は薄緑と黒。
胸元全体が覆われている。 - 「おうるねっく」
梟の首。
外ハネのショートヘア。
服はピンクっぽい。
- 「うるふれっぐ」
FFCCRoF
シングルモードではナッシュが該当。
前作とはうって変わって弓を使う遠距離攻撃系キャラになり、
レベルアップによって複数の矢を同時に放つ事が可能。
近距離で3WAY・5WAYを全弾当てれば威力が格段に上がる。
でもボス戦の場合は弱点部位を上から踏んづけた方がダメージが高い場合も……。
今回も色気要員らしく、装備の露出度が総じて高め。
なお、セルキーのキャラを操作している場合のみレベナ・テ・ラの動物の話がわかる。
- マルチでの漫才は必見。
画面には表示されないが、四種族の中で最もLUCが高い。
レベルが上がればクリティカルアップも覚えるため、火力の低さを多少カバーできる。
二段ジャンプを用いてダンジョンをショートカットできることが最大のウリだが、
マルチプレイでは攻撃力・防御力の低さに泣かされる。
攻撃が味方に当たってしまう恐れもあるため、戦闘で上手く立ち回るには少々慣れを要する。
またSPの成長率は非常に高いが、チャージやレイスアビリティによる消費が激しいので多用は禁物。
女性セルキーの髪型は前作のうるふれっぐと同じロングだが…
大半の装備で髪型が変わったり覆われたりしてしまうため、活かすには工夫が必要。
FFCCEoT
弓とラケットが得意武器となっている。デフォルトはラケット。
RoF同様2段ジャンプが可能なので、マップ攻略に向いている。
但し動物の話ができる、という設定は無くなっている。
相変わらず弓は弱いが、3wayショットを覚えれば本領発揮。
飛距離もあるので、遠くにいるモンスターに攻撃が可能となる。
ラケットはその場から動かずにコンボを続けられるので、ボス戦で使い勝手が良い。
何故か、槍の扱いが妙に巧い。思いっきりぶん回してる。
槍コンボ3を覚えたら、一度使ってみるといい。
今作ではラケットが復活した上に装備の縛りがなくなったので、
最初からプレイヤーキャラクターに選んでも火力不足で困ることはないだろう。
EoTで選択できるデフォルト名は以下の通り。
最大MPの成長率は非常に高くユーク以上。チャージアタックをどんどん使っていける。
反面、魔法を使用した時の燃費はリルティ以上に悪いため、魔法はあまり連発は望めない。
チャージブレイクも弓、ラケットどちらも強力なものの、やはり燃費は良くないため、使いどころは選びたい。
FFCCTCB
その気質故にリルティ社会への迎合を拒み、「セルキーズギルド」などの独自のコミュニティを形成。
その多くはコミュニティ内に篭っているが、クァイスやベルなど積極的に外の世界と関わる者も存在する。
また、リルティへの反抗意識から王国内で犯罪行為に勤しむ者も少なくない。