ストーリー/【もし……】

Last-modified: 2021-11-12 (金) 22:15:09

FF零式

零式を2周クリアし、かつ夏服を一つでもいいので入手している人に贈られる、
零式…いやFF史上最大のネタムービー。
条件クリアで解放されたムービーは、朱の目録・歴史ノ記録No.292を選択すれば見る事ができる。
DISC1でのみ閲覧可能なため、DISC2攻略中に見たくなったら入れ替えてタイトルの歴史から見よう。


その名の通り、「クラスゼロその他の面々が普通の学園生活を送っていたら?」というムービーだが、
本編のシリアスな雰囲気とは大きく異なり、キャラ崩壊のオンパレードとなっている。

  • 閲覧条件が条件だけに、製品版だけ買ってプレイした人涙目。
    体験版はタダなので損はさせないよ! ってところか。
    いいじゃないか、タダだし
  • 夏服はメンバーズサイトに行けばゲットできる。ユーザーのみんな、頑張って!!
  • 流れている曲は『カラフルフォーリンラブ』という曲で、
    零式のオリジナルサウンドトラックのDisc3の最後に収録されている。

具体的に言うと…(以下ドラッグ)
ナインはエミナ先生に恋をしているものの、当のエミナ先生は副担任のイザナと絶賛交際中、失恋で槍投げ11投目。
マキナは将来の進学のことをエースに突っ込まれて(∩゚д゚)アーアーアーキコエマセーン、当のエースもムツキと付き合っている噂あり。
エイトは気持ち悪いを通り越して気味が悪いレベルに。
サイスはクラサメにラブレターを渡そうとするものの、なぜかセブンの登場により状況が泥沼化。
キングとジャックとトレイはバンドを組んでいるが、キングとトレイのサボろう発言にジャックが突っ込み側に。
デュースとクイーンとシンクはガールズトークに話を弾ませる普通の年頃の女の子。
 
…orz


どうしてこういった隠し映像を創ることになったかと言うと、
「イメージを大胆に変える事で、本編世界と切り離した救いのあるものを」
野村氏が提案したことが発端らしい。
当初はシナリオライターの千葉氏が「エンディングの少しあとの時間を見せたい」と言っていたそうだが、
蛇足になりえるのではということで却下され、幾つかの映像を見ることになり、
学校の文化祭で生徒達が楽しく騒いでいるシーンを見た時、野村氏が「これじゃない?」と提案。
田畑氏も「そうだ、これだ!」と思い、
戦争のない平和な世界での0組の学校生活を描いたifの映像にしようと決めたそうだ。
結果ぶっ飛んだ映像となったが、その分インパクトも大きく、正規EDに負けないほどの衝撃を与えた。

  • ボイスの収録も、声優さん達に本編のキャラとは大幅に違った演技をしてもらったとのこと。
    サイスとかキングとかエイトとかが分かり易いか。というか皆ぶっ飛んでるけど。
  • 杉田さんは完全に銀さんモード。

本編とはかけ離れた映像だが、その全てが完璧に別物というわけではないようだ。
キングが面倒臭がりなのは昔の日記にて書かれていることであり、
エイトがケイトに対してなにかしらの感情を持っていたこともケイトの日記から推測できる。
隠しムービーがパラレル物と言う事で、この物語が描かれる世界も存在したかもしれない。


因みにこの世界を題材にしたアドベンチャーゲームも展開案としてスタッフは考えており、
エースやクラサメと実際に会話しながらゲームを進めるというイメージがあるらしい。


原作で季節感が無いものでもゲーム版では、季節感のある行事をプレイできる場合がある。


このように本編とはかなりかけ離れたぶっ飛んだ内容となっているため、
本編をプレイしたユーザーからは非常に強い好評を得ている。
できればシドとかのサブキャラも出してほしかったという声もちらほら。


本編が戦争や死者の記憶を題材にしている重苦しい内容であったせいか、
このはっちゃけたEDは零式プレイヤーの心にとても温かい風を吹き込んでくれるとてもいい内容であったと思う。

  • これくらいギャグをかましてくれないと、本編の悲壮感に打ち勝つことはできなかったであろう。
    それだけ本編が衝撃的であったということでもあるのだが。
    そういった意味も含めて、この隠しムービーの内容は成功していたと思う。
  • 俺もそう思った。1周目は悲しいEDでかなりショック受けたけど、
    2周目クリアした時に突然この映像が出現して恐る恐る見てみたときのあの衝撃と喜びといったらもう…。
  • このネタで元気になった後の「ルシになる」はかなりやりたくない。
    これ見る前と後じゃ印象や感情移入のレベルが格段に変わる。みんな死なないでってなる。

個人的には、ED後の復興した世界でレムが見ていた夢だと思ってる。

コミカライズ版

なんと氷剣の死神5巻に同じタイトルで同じくギャグに走っているものが収録されている。
またFFアギトの宣伝も兼ねているのかアギトのキャラも登場している。

DFFOO

0組の全員が記憶を取り戻す2部9章を締めくくるイベントとして「『もし』ではない『もし』」で一部のネタが拾われている。
とはいえ、あくまで「元の世界でできなかったがしたいと思っていたこと」という体でなのでギャグ調ではなく、
ケイトは旅行をしたいと本編エンディングでの発言を元した願望を口にしていた。