ストーリー/【リルムの悪夢】

Last-modified: 2021-10-30 (土) 22:49:50

FF6

FF6の崩壊後世界でシャドウが死亡している場合のみ、見ることができる夢。
獣ヶ原の洞窟で行き倒れているリルムを助けた後、サマサにある自宅に泊まるとこの夢を見る。
内容は、父親が突然家からいなくなったことで泣いている幼いリルムをストラゴスが宥めるもの。
この場面にインターセプターが登場していること、そしてシャドウの悪夢の場面と状況が一致することから、
シャドウとリルムが親子ではないかという推測はほぼ間違いないと言える。


余談だが、発売当初からFF6をプレイしていた者ほど、
必然的にこのイベントは経験してきているはずであろう。
初期プレイでシャドウを見捨てずに崩壊後の世界に辿り着けた者はごく少数派だったからである。
したがって攻略法が浸透している今日ほど、このイベントを知らない者が多い。
だが、普段は強気なリルムが妙にしおらしくなる貴重なイベントであり、
リルムファンは尚更のこと、そうでない人も絶対に見ておいて損はないシーンである。

  • シャドウの夢を一つも見られなくても、この夢だけ見ればインターセプターがリルムのパパを追うという描写から、一応パパ=シャドウという推測が成り立つようになっている。
    そして周回プレイをすることで確信を持てる。この見せ方は見事だと思った。
  • リルムとストラゴスが、インターセプターを見知っていたのなら、本編でティナ・ロック・シャドウの三人がサマサを訪れた時のインターセプターとのやり取りが明らかに初対面じみていて、
    ちょっと解せない……幼犬から成犬への成長とか、長い暗殺稼業で負った傷跡なんかで容貌が激変していたとか?
  • FF6が大人気だった頃、シャドウとシドのネタバレを聞かずにプレイするのは大変だった。人気作だから嫌でも耳に入ってくる。
    かえって、「昔の作品のひとつ」となった今の方が死なせてしまうケースが多いように感じる。
    • 自分の周りではシャドウを置き去りにしてしまう人がほとんどで、生存ルートを知っている人が驚かれていた。
      ネットが繋がっていない当時は地域により差が大きいと思われる。

【視聴覚室】