ストーリー/【運命の輪】

Last-modified: 2018-06-16 (土) 21:41:27

FFCCRoF

死闘の末ガルデスを打ち倒したユーリィ達。
しかし、ガルデスはその因果律をも超える強大な力を使い、復活をしようとしていた。
コノチカラガアレバ、ナンドデモォッ!!
 
次の瞬間、ユーリィは不思議な空間に立っていた。その空間は、チェリンカが時を止めたクリスタルの記憶の中だった。
一人で力を使ったチェリンカにこんな事をしちゃだめだというユーリィ。しかし、時を止めるなんて簡単だというチェリンカ。
さらに、この力を使えばどんな世界でも創れるという。ユーリィが創った世界とは・・・
 
「コノチカラガアレバ、ナンドデモォッ!!」・・・・・・

「コノチカラガアレバ、ナンドデモォッ!!」・・・・・・
復活しようとした瞬間、また倒された瞬間に戻ってしまう。
「そう、何度でも繰り返す。」
「貴様・・・何をした!!」
「全ての道をここに繋げた。」
ユーリィは全ての世界から隔離された世界にガルデスを閉じ込めたのだ。
復活することも出来ない。滅ぶ事も出来ない。他の世界に移ることも出来ない。未来永劫同じ時を繰り返すしかない。
「タスケテクレ・・!!タス・・ケ・・・テ・・・!」
ガルデスを残し神殿を去り、街に着いたユーリィ。そこには仲間の姿がある・・・ハズだった。
仲間達は自分を忘れていた。いや、この世界では出会わなかったのだ。
誰もユーリィ達と接点を持たない世界に来てしまっていた。しかも、チェリンカにこれ以上魂を削らせるわけにはいかない。
しかし、コルカ王だけは覚えていた。
全ての世界の出来事を記憶し、そして全ての世界で妻子と共に幸せに暮らすことが出来ない。
それがクリスタルに選ばれた一族の宿命だと語るコルカ王。
共に暮らさないかという申し出を断り、村へ帰ったユーリィとチェリンカ。
しかしまた、ユーリィも命を削り過ぎていた。
死の近いユーリィを救うため、残った全ての魂を削ったチェリンカ。残ったのは、クリスタルだけだった。
とうとう独りになってしまったユーリィ。クリスタルを弄んでいると落としてしまった。
幼い頃の記憶が、クリスタルによって幻として映し出される・・・
 
「ユーリィに見せてくる!」
アルの家を飛び出した幼いチェリンカの手には、ピカピカの飾りをつけたクリスタルが握られている。
幼いユーリィの元に駆け出すチェリンカだったが、すぐに転んでしまいクリスタルが本物のユーリィの所まで飛んでくる。
ユーリィに笑われたチェリンカは怒った後クリスタルを探しに来た。
「そんなに怒らないでよ。だって小さい頃のチェリンカってすぐ転ぶんだもん・・・。大丈夫?ほら、ここにあるよ。」
そういってクリスタルを指すユーリィ。次の瞬間、ありえない事が起こった。
・・・思い出の中の幻であるはずのチェリンカがユーリィが落とした本物のクリスタルを拾ったのだ。
「・・・そんな事って。」
クリスタルが二つとも輝きだした。
「あなたが望めば、それが世界の真実となる。私たちは何を望むの?」
「僕は・・・僕たちは・・・!」
そして―――
 
 
RING OF FATES

  • 説明しにくいけど、どぉーもあまり気分の良くないエンディングだったな。ハッピーエンドなんだろうけど。
    • そんなに気分良くないか?自分的には、子供ながらにさまざまな苦しみに直面した双子が、最後に救われた感じで好印象だったが。
  • 今までの冒険がなかったことになったとしても
    やっぱり最高の幸せは何も失わないことなんだと思う。
    マルチプレイの世界につながったと考えれば、王様も救われているし
  • 某奇妙な冒険のボスのような末路を辿ったガルデスに合掌。