ミニゲーム/【サウンドノベル】

Last-modified: 2019-11-18 (月) 12:09:02

チュンソフトが開拓したゲームジャンルの一つ。
弟切草やかまいたちの夜などが有名。


簡単に言えば選択分岐付きの小説(いわゆるゲームブック)をテレビゲーム化したもの。
なお、「サウンドノベル」という名称自体はチュンソフトの登録商標である。

FFT

儲け話の財宝として入手できる書物によってプレイできる。
本編とは全く関係がなく、クリアしても本編へのフィードバック(アイテムなど)もない。
本編に疲れたときの息抜きとしてどうぞ。

  • このゲームの本編自体がアラズラムが書いた「ブレイブストーリー」という歴史書を読んでいるという、劇中劇の設定である。
    その中で読むこれらの本は謂わば劇中劇中劇である。
    ブレイブストーリーの付録ページにでもついているのだろうか。
  • 息抜きどころか本編そっちのけでのめりこむ人も多数居るであろうミニゲーム。読み物としてはなかなか面白い。
  • 読み物としてはブレイブストーリーの仕事も音字ぐらい面白いとも思う。

以下の4種類。

チョコボの不思議なデータディスクには、
ゲーム開始時から全てを所持したデータも収録されている。


ゲルモニーク聖典も同様のフォーマットで読むことが出来る。
もちろん上記四冊のようなミニゲームではないが。


書物なのに読者の選択で展開が変化するとは、どういうことなのだろうか。
・・・・・・まさかゲームブック?

  • ゲームブックなのだとしたら、ラムザは作中のHPやときめき度(仮)を律儀にメモって読み進めているということに。
  • 「パブロを殺す→26ページへ」みたいのを読んでいるラムザも、深刻な歴史物語をゲームブック方式に書いている作者も、想像するとなかなか愉快である。
  • 「空想魔学小説」の戦闘シーンなど、ランダム要素も存在する。サイコロか何かを使っているのだろうか?
    • ランダム要素があったり、選択肢が直後だけでなく後々の展開に影響したりすることを考えると、選択肢を撰ぶと次の文章が表示される魔法がかかっている本なのかも。
    • サイコロを使っているのなら、ゲームブックというよりTRPG要素も含まれているのかも知れない。
  • 「ナナイ人生真書」に至っては時間制限まである。実際に時間を計りながら読み進めているのか時間経過でページが進むような魔法でもかかっているのだろうか。

PSの英語版では、どれもプレイできない。財宝として入手できるだけ。


エナビア記=少女漫画
ウイユヴェール=レディコミ
ナナイ人生真書=青年誌
空想魔学小説=少年誌
ってニュアンスかも。


ちなみにこれらの本はいずれもかなりの年代物であり、財宝として入手した際には保存状態が悪かったらしく大半のページが判別不能になってしまっている。
サウンドノベルとして読める(遊べる)のは「その本のちゃんと読める一部分だけ」のようだ。
ラムザ(とプレイヤー)が完品の本を読む機会は残念ながら存在しない。