FF9
アレクサンドリア王国の男性兵団。スタイナー隊長を筆頭に、以下隊員8人の計9名からなる。
スタイナーが23歳の頃、御前試合にて何かの間違いでベアトリクスに勝ってしまい、
その褒章として彼の希望で設立された。
名前は過去に活躍した同名の隊から取られている。
- アレクサンドリア市街に「プルート隊三騎士」の像が立っている。女性が強いアレクサンドリアでは男性たちの英雄であり憧れのようだ。
- 三騎士の像をよく見ると、チビ・デブ・ノッポの三人組であることがわかる。
- つまりはメーガス三姉妹のオマージュか。>チビ・デブ・ノッポの三人組
- 三騎士の像をよく見ると、チビ・デブ・ノッポの三人組であることがわかる。
女性上位の同国にあって、唯一まともに活躍する男の中のエリート…
であるはずなのだが、実際はただのうだつの上がらない男性の集まり。
隊員達のそのあまりにやる気のない様子は見ていて笑える。
大丈夫かこの国は。
- 上司の気分次第で給与が上下するガルバディア軍とは別の意味で心配な部隊である。
- 一応こんな部隊だが、城下町にはライアンというプルート隊への入隊希望の若者もいる。
あとアレクサンドリア崩壊の際には彼らの働きのおかげで人的被害は少なかったらしい。
彼らは決して無能なわけではなく、揃いも揃って不適材不適所なだけ。
- しかも、全員が一芸に長けている共通点がある。
- それもあるだろうけど、個性が強すぎるんだろうなw
アレクサンドリア襲撃時にプルート隊員に様々な命令をするミニゲーム的なイベントがあるが、
そこで各員の能力に応じて適切な配置を行えば、各々が見事な働きを見せてくれる。
- 軍人に向いてるヤツがほとんどいねェー。
最初の人選に問題があったんじゃないかスタイナーさん…。 - 専門外の任務を命令されると、「ちょっと自信がありませんが頑張ってみます~!」みたいなことを言って走りだしていく。
なんと頼りない…。
プルート隊命令時にもらえるアイテムは以下の通り。組み合わせ上、的確な命令数3にはならない。
命令の内容は「情報収集」「城下へ向かい国民を救助」「シドに文書で援軍を要請」「大砲の準備」。
スタイナーを除く計8人の隊員に対し、各任務に配置する人数は2名ずつ。
「情報収集」は、当然ながらそれを専門分野にしている者達が適任。
「城下での国民救助」のための避難誘導をスムーズに行うには、現場の地理の知識が不可欠。
また、避難者の確認を行う為に住民の名前を把握できている者がいればなおよい。
「書状による援軍要請」には正式かつ明朗な書状を書ける者と、
それを急いで隣国まで運ぶためには普段から足腰を鍛え段差や悪路をものともしない健脚の持ち主が必要。
迎撃のための「大砲の準備」には、大砲とそれに込める砲弾の扱いに精通した者達を……と考えていけば、適切な組み合わせを導き出せる。
……問題はそれらの情報(次項を参照)を得られるのが、アレクサンドリアを出てもいない序盤も序盤というところである。覚えちゃいない。
初プレイでヤマ勘なしに完全正解できた人はいるのだろうか。
- 正解は「情報収集」をプルツェンとコッヘル、「城下へ向かい国民を救助」をワイマールとハーゲン、「シドに文書で援軍を要請」をラウダとバイロイト、「大砲の準備」をトジェボンとメルゲントハイムに命令する。
問題は正解して天使のイヤリングをゲットしてもスタイナー&ベアトリクスの霧の魔獣連戦で全滅するとパーになることだ。
隊員は以下の9名。
- No.1 - スタイナー
- No.2 - ブルツェン:情報収集が得意
- No.3 - コッヘル:情報収集が得意
- No.4 - ラウダ:心を打つ文章を書かせたら当代一
- No.5 - トジェボン:三国一の大砲の名手
- No.6 - バイロイト(欧米版ではブレレヒト):隊の結成当時から居るヨボヨボの老人
- No.7 - ワイマール:町の女の子の名はすべて知っている
- No.8 - ハーゲン:城下町の地理に明るい
- No.9 - メルゲントハイム:昨年の砲弾運びレースで優勝
冒頭のガーネット姫捜索イベントの際に、サボッている隊員たちにスタイナーが命令を下すミニゲームがあるが、
こともあろうにその矢先にラウダが、執筆業に専念したいからプルート隊を脱退させてほしいと願い出る。
選択肢によっては脱退を認めることはできるのだが、状況的にそれどころではなく、
どちらの選択肢を選んだにせよその時点での脱退は認められない。
叱責されたラウダが「うえ~~~~ん」と泣きながらガーネット姫捜索のために走り出す様子は、どこか哀愁を誘う。
ちなみにバハムートのアレクサンドリア強襲の際には、もはや諦めたのか、メンバーの中にラウダもきちんと入っている。
ベアトリクス配下の女兵のモブが
「もはやスタイナーの率いるプルート隊なんて目じゃないですね!!」
と発言している。
対抗意識自体はあるみたいだ。
- しかし、状況が状況だっただけにベアトリクスには
「無駄口をたたくのはよしなさい!」と言い返されてしまう。
"元々相手にするまでもない"というニュアンスも含まれていたのだろうか?
ガーネット姫捜索イベントで、命令される前から走り回ってるのはトジェボンだけ。
そのトジェボンも限られた範囲しか走り回ってない。
いいのかそれで。
- しかもスタイナーが近付くとあからさまに逃げる。
隊員の名前は、ドイツの都市などが元ネタになっているらしい。
「Breireicht(バイロイト)」=「Bayreuth」
「Kohel(コッヘル)」=「Kochel」
「Haagen(ハーゲン)」=「Hagen」 といった感じに。
プルートは太陽系の元第9惑星であり、隊の人数と一致しているが、由来なのか?