キャラクター/【シド・ファブール9世】

Last-modified: 2020-08-11 (火) 15:46:57

FF9

FF9のシド。霧機関を利用した飛空艇の設計技師であると同時にリンドブルム公国の第11代大公。
通称シド大公。1780年に大公として即位。見た目は老けているが、実は35歳。
妻帯者であり、ヒルダガルデ・ファブールを妻に持つ。
父親は飛空艇革命により平和をもたらした前大公シド・ファブール8世。
リンドブルム内に大公が設計した飛空艇ヒルダガルデ号を建造しているドックが存在する事から、過去作同様飛空艇に関わる。
政治より機械に興味があり、政治は基本的に文臣オルベルタに一任。


嫉妬により激怒した妻の魔法でブリ虫の姿に変えられ、さらに最新鋭の飛空艇ヒルダガルデ1号で家出されてしまうトホホな大公殿下。
情けない事件のため、国民や臣下には賊の魔法で姿を変えられてしまったと説明している。
尤も嫉妬といっても見とれていた程度であり、基本的に本人は愛妻家である。ヒルダの被害妄想であろう。
この魔法はトットの薬でも完治できないくらい強力な魔法で、最初の治療の際にカエルの姿になってしまう。

  • トットの治療は「おもしろおかしく書かれていた本」を参考にしたものであり、治ればラッキー程度の
    治療だったようだ。情報の出所も使う薬もあんまりなもんで、カエルになったのは納得の範囲かと。
  • 特徴的すぎるヒゲは人外化しても変わらない。
    このヒゲのせいで「シドはシドでもシド・ミードだろ」とか言われる。

ブラネの夫とは隣国の付き合いがあった。そのためガーネットとも顔見知りであり、その関係でガーネットを護衛するジタン達を飛空艇などにより度々支援している。
イーファの樹から記憶の場所に突入する時にもジタン達の代わりに、飛空艇団を率いて大量の銀竜と戦った。
ヒルダとの間に実子はいないようであり、永遠の闇を倒した後は、エーコを養女に迎える。

  • 見た目は老けているがと書いてあるが、本当にその通りで外見からこの人の年齢を
    当てる事ができる人はまずいないんじゃないだろうか。なにせ立派な銀髪(…もしくは白髪)に
    立派なカイゼル髭(姿は変わってもこのヒゲは健在だったりする)と、どう見ても50代である。
    若くして大公になったので威厳を出すためなのか…元から老けているのだろうか。
  • 見た目やギャグっぽい描写からネタキャラ扱いされがちなFF9シドだが、
    それでも捕らわれた仲間たちを救ったりと劇中ではかなりの活躍を見せている。

今度浮気した場合は、ヘッジホッグパイにされるらしい。
ちなみにヒルダの魔法は口付けで解ける。

  • これが本当の乙女…のキッスなのだろうか?
    • いや、流石に夫婦生活位あるだろ
  • ヒルダは27歳だし、年齢的には乙女に入れてもいいんじゃないかと。
  • 後のLoVRe:3のエーコのカード裏のフレーバーテキストで大王ヤドカリにされていることが判明。この男、やっぱり直らなかった…。
    • 恐らくまた酒場の女性に目を奪われてしまったのだろう…ヒルダの鬼嫁っぷりを考えれば二度とそんな気は起こさないはずなのでやはり懲りていなかったのだろう。

クアッドミストも得意で、ファブール出版のカードコレクター8号では強いカードと弱いカードの見分け方について伝授している。

  • エリンに代わりにエントリーさせていたが、トレノのカード大会のチャンピオンでもある。

シドが見とれていた女性は、酒場にいるリリアン。
後にジタンが彼女を口説いている。

  • ジタンの場合はミニマムで小人にされてしまうのだろうか…。
    • いや、ダガーにアークで消し炭にされてしまうだろう、これみたいに。
    • ジタンが浮気をする度に召喚獣が呼び出されてたら
      アレクサンドリア壊滅しかねないぞw
      それならガーネット「ベアトリクス、ジタンが消し炭になるまでショックで痛め付けなさい。」
      ベアトリクス「ガーネット様消し炭にするならショックより雷鳴剣の方が良いかと。」か

何気に歴代で初めて人ならざる姿で登場したシドである。まぁ、結局人間に戻るのだが。


王族の身でありながら自ら城下町へ出向き崩壊後の自国の民の声を聞き入れたり、アレクサンドリアに自国を占拠された後は「あったまきたブリ!!」と怒りを込めて地下トロッコを動かし仇敵の女兵たちの足止めをしたりと、かなりアクティブな王様である。
それに反し、アレクサンドリアの侵略計画の矛先を向けられ最後まで抵抗したため自国を破壊されたブルメシア王と違い、民の危機を感じ取って降伏を宣言したりと引き際の良さを持ち合わせている。籠城を余儀なくされたシド大公は悲しみの混乱状態にある民にリンドブルム士官を通し「今日生きて、明日戦え」と伝え、アレクサンドリアに反抗し今落とすべきではない命を守ることに徹した。
その結果、生き残った民たちの工業力により街は目覚ましい速度で再興していった。それだけでなく工業区の生存者たちは続々とヒルダガルデ3号の建造に志願していったようで、文臣オルベルタも「みな大公殿下を信じているのです この国の民であることを誇りに思っております」「心の底に信じるものがあるかぎり、街がどんなに破壊されようと負けませぬ」と語るほど大公と民の間に熱い信頼関係が敷かれていることが見て取れる。
同様に、密偵として盗賊団タンタラスを雇ったり、その頭領バクーと対等に情報交換をするなど、強かで食えない王様の一面を持っている。(ちなみにバクーは以前よりシド8世に心服していたらしい)