FF7
竜巻の迷宮並びにメテオ後のDisc2、Disc3でのフィールドBGM。曲名になっている大空洞では別の曲が流れる。
星の破滅が近いということを如実に感じさせる、とにかく陰鬱な曲である。
こんな曲を長々と聞くのは嫌だという方は、たまにハイウインド号に乗って曲を変えて、
気を紛らわせるのはいかが?
- 暗いだけでなく、曲の中盤あたりのメロディから迫り来るメテオに対する焦燥感が感じられる。
どっちにしろ気持ちの落ち着かない曲である。 - FF7が発売された当時(1997年1月31日)、日本国内では「1999年7月に空から恐怖の大王が降りて来て、人類が滅亡する」というノストラダムスの大予言がまことしやかに囁かれていた時期である(正確には1998~1999年の間)。
当時のノストラダムス現象がメテオとオーバーラップして、この曲が頭から離れず不安を感じた人もいるのではないのだろうか。
もっとも、結局のところこのノストラダムスの大予言は見事なガセだったわけだが…。
夢も希望も感じさせずとにかく暗~いこの曲と、逆にとてもポジティブな「空駆けるハイウインド」の関係は、
シチュエーションは違うが6の「死界」と「仲間を求めて」の関係に似ていると思う。
クラウド復帰までは飛空艇でもこれが流れる
また、旅の途中でが流れていたアンダージュノンもメテオ発動後はこの曲に変わる。
7以降のフィールドマップは、3~6の様に2つ以上存在しないが、途中のイベントで少しだけ風景が変わったりする。この音楽が流れる頃には、上空に巨大なメテオが映し出されている。
個人的に、「最期の日」と曲名が入れ替わっているのでは?と思ったりする。
- 一番上にある通り、この曲が最初に流れるのは竜巻の迷宮であり、竜巻の迷宮を含む地名のことを当初『北の大空洞』と呼んでいたためにこのBGMの名前は『北の大空洞』なのである。
そのため、タイトル的には間違ってない。
…ないのだが、その後アウトフィールド上で流れ出し、さらには当のラスダンのBGM名が『最後の日』となれば、入れ替わってるように感じるのは当然といえば当然か。
この作品限らず、大抵のゲームのループ曲は長くても2分以内であることがほとんどだが、
この曲は1ループ当たり3分近くある。ただでさえ陰鬱な曲なので、長時間聴くほど気が滅入ってくる。