ヒーラー(恩恵)

Last-modified: 2023-10-27 (金) 01:04:28

はじめに

Ver3.3時点のバランスではエスター、フィオナの2人がほぼ必須になっています。
エスターは恒常落ちしましたが、フィオナは限定で入手時期が限られるため注意が必要です。

ヒーラー(恩恵)ビルドの目的

ヒーラー(恩恵)はソロとマルチで組む目的が変わってきます。

ソロ

ソロにおいては耐久力を高める目的で組まれます。

武器共鳴(恩恵)により回復力+100%の補正がかかるため、
普段なら回復が追い付かない状況でも余裕を持って戦うことができるようになります。

特にネームド、ワールドボス等を相手取る時は重宝します。

ただしあくまで自分が生き残るためのビルドであるため、
ソロ用の恩恵ビルドのままマルチに行ってもあまり歓迎されません。

マルチ

マルチにおけるヒーラーの目的は「味方を死なせない」ことです。主に2つの方法があります。

  • にシールドを付与する(エスター、ゼロなど)
  • HPを回復する(フィオナ、ネメシスなど)

余裕があればシールドブレイクに加勢したり、バッファーで火力支援したりします。

装備構成について

攻撃力特化か、耐久特化の2択になります。

  • 攻撃力特化
    • 回復力は攻撃力依存なので、攻撃力が高いほど支援能力も上がります
      • フィオナ主軸の場合は、異能攻撃=一番高い属性攻撃なので普段の火力装備を流用できます
      • ネメシス主軸の場合は、雷特化の装備が必要になります
    • デメリットとして耐久面が低くなるため、敵の攻撃に巻き込まれて即死しやすくなります
      • またエスターとフィオナorネメシスが必須になる関係で、元素共鳴が物理/異能/雷に縛られます
  • 耐久力特化
    • ヒーラーの死=パーティの死であるため、死なないことを重視するなら耐久メインにします
      • シールドは割合で付与されるため、HPを高めるほどシールドも強化され死ににくくなります
      • 普段なら即死するような攻撃にも耐えられるので、敵のそばでバフをかける等多少の無茶もできます
      • 無理に元素共鳴を起こす必要がないので、編成も自由になります
    • デメリットとして回復力が控えめになります

編成

編成は「シールド役」「回復役」「それ以外のサポート」の3つで構成します。

シールド役

アタッカーである強攻、均衡は火力を重視するため耐久が疎かになりがちです。
回避に失敗すると大抵即死するため、それを防ぐためにシールドを付与します。

ただし味方全体にシールドを付与する手段は少なく、結論から言えばエスターしか選択肢はありません。
性能自体は高く0凸から仕事ができ、5凸になれば即死耐性付与で更に味方を支援できます。

キャラ(武器)凸数説明
エスター
(夕べの祈り)
0HP最大時に余剰回復した分、シールドを付与する(上限は最大HPの25%分)
これはパーティ全体に効果があり、フィオナやネメシスによる全体回復が事実上のシールド付与になる。持続時間がなく敵の攻撃で破られない限りは永続的に効果が続く。エスター単体で最大HP25%分なので、ゼロ等、他の武器と併用すれば二重にシールドを張ることも可能。
3(恩恵共鳴時)最大HPの15%分を回復するたびに味方全体に【赦し守護】を付与する。さらに任意の武器でスキル/連携発動時、【赦し守護】が付与されている味方に最終ダメージ+15%のバフを与える(10秒持続)
フィオナやネメシスを使っていれば前提となる条件は自然に満たせるので、実質スキル/連携発動のたびに味方全体にバフを与えることができる。
5(恩恵共鳴時)任意の武器のスキル/連携発動時、【共鳴】が1回発動する。【共鳴】が5回発動すると味方全体に致命的ダメージを1回防止するバフを与える。
上に同じくスキル/連携を5回使うたびに味方全体に即死耐性を与えることができる。
6任意の武器スキル/連携発動時、守護数×1.6%の最終ダメージ/回復効果のバフを自分が得る。恩恵共鳴の場合、味方1人につき1【赦し守護】なので4人PTの場合は+4.8、6人以上の場合は+8%のバフとなる。

回復役

マルチではタンク(剛毅)が敵の集中攻撃を受けます。
タンク自身も死なないよう努めますが、一人では無理があるのでヒーラーが手助けします。
(ついでに巻き込みや回避ミスで削られたアタッカーも助けます)

ただVer3.3時点では、ココリッタやペペの持続回復ではどうやっても追い付きません。
また性質上タンクは敵の目の前から動けないので、ヒーラーから近づく必要があります。
範囲の狭い回復しか使えないと、この時に攻撃に巻き込まれて事故死することがあります。

よって敵に近づかず、尚且つ全体回復できる手段が必要です。
Ver3.3時点でそれを満たせるのはフィオナ、ネメシスの2名になります。
フィオナは限定ですが0凸時点で完成されているキャラなので、無課金でも石を貯めておけば入手は容易です。

キャラ(武器)凸数説明
フィオナ
(月星の環)
0(恩恵共鳴時)連携発動時に味方全体のHPを回復する。さらにスキル1がトレンドフォースの場合、連携命中時にトレンドフォースのCDをリセットする。
トレンドフォースには毎秒武器エナジー値を回復する効果があるので、連携>トレンド>別武器でエナジー溜め>連携...のループが成立し、かなり高頻度で全体回復を撃つことができる。Ver3.2時点ではこの全体回復が恩恵の要となっている。
5任意の武器のスキル/連携/散流スキル発動時、元素結晶を1つ獲得する。元素結晶は20秒ごと1消費で、致命的ダメージを受けると結晶を3消費して死亡を回避する(CD25秒)
ネメシス
(明けの明星)
0ステップ(回避)時に回復連鎖を発動し、自分と周囲の味方を回復する。ステップのたびに1スタックされ、スタック数に応じて回復量も上がる(最大5スタック)
この時点では回復量は乏しいが、1凸の電極と合わせることで本領を発揮する。
1スキル/連携発動時に電極を設置し、回復連鎖を5スタック得ると共に自分と周囲の味方を回復する。br;0凸のステップによる回復連鎖も依然可能なので、スキル>ステップ3回と繋げば相当な回復量となる。さらにネメシスのアバター特性(4,000)を発動している場合、電極設置時に味方全体のHPを追加で回復する。
恒常武器の中では最も回復に特化しており、フィオナ不在でヒーラーをするなら(1凸以上の)ネメシスを主軸に組むことになる。
5電極設置時、攻撃力最大+10%(6凸は最大+15%)のバフを得る。回復力は攻撃力に依存するため事実上の回復力強化となる。
6

サポート役

3枠目が余るので、相手に応じて回復以外のサポート役を採用します。

  • 状態異常対策:ペペ、ココリッタ
  • ブレイク支援:シロ
  • バッファー :ココリッタ、ゼロ
  • デバッファー:クロウ(雷)、イーネ(氷)、グノノ(重傷)、バイリン(重傷)
  • ネメシス支援:凛夜、篁
キャラ(武器)凸数説明
ペペ
(聖痕の杖)
0連携発動時、杖をセットして周囲の味方のデバフを解消し続ける(7秒持続)。状態異常が鬱陶しいシチュエーションで持っていくと喜ばれる。
ほか回避スキル発動時に武器エナジー値+75Ptされるので、ロボットアームCD中の武器エナジー回復手段として有用。
6連携で味方の行動制限(感電、凍結等)を解消すると、スキルで展開したエナジーシールド内にいる味方の被ダメージ-60%。
ココリッタ
(零度の指針)
0連携発動時、杖をセットして周囲の味方のデバフを解消し続ける(7秒持続)。ペペと同じだがココリッタは3凸以上だと火力支援ができるので、ダメージを重視するなら(3凸以上の)ココリッタの方がいい。
3スキル発動時または連携で味方のデバフ解消時、周囲の味方にブレイク率/ダメージ+20%のバフを与える。
6回避発動時、その場に治療ミツバチを設置。治療ミツバチの周囲にいる味方全員にダメージ/回復効果+15%のバフを与える。
シロ
(海の戦輪)
1ブレイク要員。討伐作戦等でブレイクが間に合わないようなら、恩恵もシロを担いで加勢する。ボスがシールドを張るのが見えたら、近くでスキル発動後に回避スキルを連打する。
ゼロ
(ネガティブキューブ)
0スキル発動時、味方全体にシールドを付与する(10秒持続、CD60秒)。シールドは生成キューブの数に応じて強化され、キューブは空中ステップ1回につき1個、連携発動で5個生成される。空中ステップ連打/連携発動>スキルと繋げば、最大強化のシールドを付与できる。
CDに対して持続が短すぎるため正直かなり使いづらいが、エスターで張ったシールドをさらに強化する手段としては有用。ブレイク失敗時など、敵の大技が来る前に展開すれば二重シールドで味方の即死を防げる。
3スキルCDが30秒に短縮される。より気軽に使えるようになる。
5攻撃命中時、敵の周囲にダメージエナジー球をばら撒き、拾った味方にダメージ/回復効果+2%のバフを与える(30秒持続、最大10スタック)。ソロだとかなり使いづらいが、マルチなら接近戦主体の味方が拾ってくれるので火力支援としては中々。
恩恵の弱点である「火力が出せない」という点を、味方の火力を引き上げるという形で解消できるため強力。ココリッタでも火力支援はできるが、こちらは効果範囲の概念がないため位置取りを気にしなくていいのが強み。
6スキル発動時、ダメージエナジー球によるバフを生成キューブの数×1スタック分、味方全体に付与する。0凸と同じく空中ステップ連打/連携発動>スキルと繋ぐことで、シールドとバフを同時に付与できる。球を拾いにいけない遠距離主体の味方にもバフを与えられる。
クロウ
(迅雷の双刃)
6スキル発動時、敵に雷被ダメージ+20%のデバフ(20秒持続、CD45秒)
アタッカーが2人とも雷パの時に。連携による状態異常付与で火力支援もできる。
イーネ
(初動重撃)
6連携命中時、敵に氷被ダメ+10%、被ダメ+10%のデバフ(25秒持続)
こちらはアタッカーが氷パの時に。他武器>イーネへの変更時にダメージ無効化1回が付与されるので、いざという時の回避手段にもなる。
グノノ
(プチハリケーン)
0地上の通常攻撃長押しで敵に重傷(被ダメ+20%)を付与する(7秒持続)
属性を問わないが重傷の敵に物理攻撃を与えると追加ダメージが発生するので、アタッカーが物理パの時に向いている。エスターがいれば物理共鳴により物理攻撃力+15%されるので、フィオナ主軸で物理攻撃特化の構成にしている場合は回復力強化も図れる。またグノノ自身がアタッカーなので、直接攻撃で武器エナジーを溜めつつ火力貢献が可能。
バイリン
(夜雀の羽根)
5回避スキルで敵に重傷(被ダメ+20%)を付与する(7秒持続)
同上。グノノと違い遠距離から付与できるので巻き込まれにくい。
凛夜
(シャドーウィーブ)
0(雷共鳴時)スキル発動時、周囲に「雷・映月の鏡」を展開する(15秒持続)
スキル範囲内にいると攻撃力+15%、さらに65%の確率で回避回数を消費しなくなる。ネメシスでステップを連打できる回数が増えるので、攻撃力バフと合わせて回復力強化となる。ただし雷共鳴必須なため、編成が凛夜+ネメシス+ペペに縛られてしまう。

(孟章)
3雷武器のスキルCDを-20%する。ネメシスをメイン回復にする場合の選択肢で、雷共鳴で攻撃力(回復力)を底上げしつつ、スキルCDを24秒に短縮して取り回しを良くする。

アバター特性

キャラ説明備考
ネメシス電極設置時に味方全体のHPを回復する。
この効果は回復連鎖による回復分に上乗せされるため、実質スキル/連携による回復量が倍以上に跳ね上がる。ネメシスを主軸にするなら必須。
ツバサダメージを与えるたび【強撃】が1スタック(攻撃力+0.6%)、最大30スタックされる(攻撃力+18%)
ダメージ+のバフはヒーラーにはほぼ効果がないが、攻撃力+であれば回復力強化という形で恩恵を受けられる。普段のアタッカービルドでツバサのアバター効果を愛用しているなら、そのままヒーラービルドにも流用できる。
ココリッタ恩恵武器による回復/被回復効果+20%、さらに恩恵武器のスキル/連携発動で周囲の味方の攻撃力+15%(5秒持続)
回復力を強化しつつ、味方への火力バフという形で火力貢献できる。5秒という持続時間がネックになりそうだが、フィオナなら高速で連携とスキルを回せるので途切れる心配はほぼない。
エスター(恩恵共鳴時)味方全体の最大HP+10%、自分の最大HPはさらに+10%。不屈中またはHP50%以上の時にスキル発動で味方全員に不屈を付与する(8秒持続)
最大HP上昇によりパーティ全員が即死しにくくなり、またHPの割合が増加するので間接的にシールドも強化される。
フィオナ(恩恵共鳴時)アクア・シャックルによる拘束時間が5秒まで延長、拘束中の属性耐性デバフが-10%まで強化される。
アクア・シャックルはCD15秒なので、10秒おきに敵を拘束できることになる。デバフも事実上の火力支援なので強力。

アルケー

アルケー凸数説明
ロボットアーム2命中時、武器エナジー+300Pt。使用回数を2スタックできる(CD15秒)
回復に専念したいが、攻撃しないと武器エナジーが溜まらない問題を解決する神アルケー。+300Ptは1回の攻撃溜まるエナジーとしては破格で、それをCD15秒で連打できるので連携の回転率が目に見えて上がる。ただしトレンドフォースのあるフィオナだとアーム無しでも問題ないぐらいの速度で溜まるので、使うならトレンド不採用のフィオナかネメシスになる。
3最大使用回数が3回になり、より連携の回転率が上がる。
5命中時、敵に最終与ダメージ-30%のデバフを与える(7秒持続)
持続は短いが、味方全体を死なせないことが目的のヒーラーとは好相性。
時空の裂け目3範囲内の敵に被ダメージ+20%のデバフを与える(20秒持続、CD80秒)
火力支援のアルケーの中ではCDが短く効果も強力で使いやすい。予備動作もないのでスキル/連携のモーション中にも発動できる。裂け目は敵の位置に展開されるので、使用にあたって敵に近づく必要がない点も都合がいい。