イギリス/地域別

Last-modified: 2023-11-28 (火) 11:33:09

地方行政区分

イギリスには、ご存じのようにイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国がある。ここでは、それらの各国の旗を示す。
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言語

ウェールズ語

ウェールズでは、ウェールズ語が話されている。そのため、この地域の道路標識は英語とウェールズ語併記。ことが多い。
ウェールズ語でもっとも覚えやすい単語は、「ARAF」。これは、SLOWと併記されることが多い。
ヒント:ARAFはあくまで一例であるため、英語と他の言語が併記されている場合、ウェールズにピンを指すことを検討するのをお勧めする。

ゲール語

スコットランドで使用されるゲール語は、アイルランドで使用されるケルト語と似ている。アクセント記号を多用するほか、bh、dh、fh、mh、ai、ea、eo、uiなどの綴りも多く使用する。
道路標識では、スコットランド高地周辺でもっとも一般的に見られ、グラスゴー以北でのみ使用されている。
ヒント:ゲール語は、道路標識で、緑または黄色の文字で表示されるためほかのウェールズ語やアイルランド語と区別できる。

道路

イギリスのもっとも主要な道路。A道路は、番号に規則があり、最初のケタによって、地域が異なる。その地図を示す。
uk_road_layout_transparent.png

ボラード

スコットランドでは、反射板が、ボラードを一周している。前面は同じく赤、後面は白。ボラードの形状も基本的には同じ。ただし、このボラードをスコットランド以外で見かけることもまれにある。
ヒント:このボラードはフランスのものに似ているが、いくつかの違いがある。例えば、上部は、スコットランドのものは丸くなっている。

街灯

北アイルランドの街灯柱には、黒いステッカーに黄色い数字が書かれている場合がある。

バス停

イギリスには、地域特有のバス停の標識などがいくつかある。

イングランドのバス停メタ

イングランドのノーサンバーランドには、黄色と赤の縞模様の旗が書かれたバス停の標識がある。
イングランドのタイン・アンド・ウィアには、Bと大きく書かれてその隣にBUSESと書かれた文字と、nexusと呼ばれるバス会社?の名前が特徴である。
イングランドの西ヨークシャーには、上部と下部が青くなった看板と、それが付いている赤のポールが特徴的なバス停の標識がある。
イングランドのマージ―サイドには、薄い黄色の標識とMまたはMerseysideと書かれたロゴのようなものがある。
イングランドの南ヨークシャーには、Travelと書かれた文字とTという紺色または青色のロゴがある。
イングランドのダービーシャーには、上部が紫という特徴がある。
イングランドのウスターシャーには、Bus stopの下に紫色の帯、分割された白の四角、その下にある青の帯、その青の帯の下にある紫の帯が特徴としてある。
イングランドの西ミッドランドには、ダイヤモンドが六つ並んで真ん中だけ赤のロゴが書かれているものか、二つの円があってその中にnと書かれたもののどちらかがある。
イングランドのリンカーンシャーには、全体的に白で下部にLincolnshireと書かれたバス停の標識がある。
イングランドのスタフォードシャーには、一番上に黄色の帯がありその下に水色の帯があるバス停の標識がある。
イングランドのグレーターマンチェスターには、曲線的なMが書かれたバス停の標識がある。
イングランドのコーンウォールには、ポーランドの旗のような(つまり上半分が白で下半分が赤)配色の標識と下部にTransport for Cornwallと書かれている。
イングランドのエセックスには、真ん中らへんに黒の帯があり、その下に赤の帯がある。
イングランドのハートフォードシャーには、真ん中らへんに黄色の帯がありその下に緑の帯がある。
イングランドのヒアフォードシャーには、真ん中らへんに黄色の帯があり、その下に白の帯を挟んで緑の帯がある。
イングランドのグローセスターシャ―には、真ん中に黒の帯があり、その下に黄色の帯がある。
イングランドのグレーターロンドンとロンドン市には、赤と白でOに横線が入ったロゴのようなものが書かれたバス停の標識がある。
イングランドのイーストライディングヨークシャーには、East riding of Yorkshireと書かれており、真ん中には黄色い部分もある(そこにはMY NEXT BUSと書かれている)。
イングランドのサマーセットには、緑色で丸っこいバス停の標識がある。
イングランドのチェシャ―では二種類のバス停標識がある。西側では、青とオレンジの帯が付いてCheshire west and Chesterと書かれたバス停標識を使用しており、東側では上部が緑色のCheshire east councilと書かれたバス停の標識を使用している。
イングランドのワイト島では、黄緑色で角が丸い(サマーセットほどではない)バス停標識を使用している。
元資料

道路標識

「PASSING PLACE」と書かれた看板はスコットランド特有。

通りの名前の標識

北アイルランドの標識メタ

緑の文字で書かれた標識は、主に北アイルランド西部で見られる。
赤の文字で書かれた標識は、主に北アイルランドの中部から東部で見られる。
左下と右下に何かが書かれている標識は、主に北アイルランド南東部で見られる。
下部中央に文字がある標識は、主に北アイルランド中央部で見られる。
青の文字で書かれた標識は、主に北アイルランド南部で見られ、まれに北部でも見られる。これを区別するには、フォントの違いを見る必要がある。北部のものは若干Serif体のフォントである。
ゲール語で書かれた標識は、北アイルランドの北部中央で見られる。
特徴のない標識は、西部を除く全域で見られる。
元資料

市外局番

残念ながら、イギリスの市外局番にこれといった規則性はない。ただし、主な都市と、一部の地域の市外局番は覚えておく価値がある。ここにその覚えておくべきものを示す。
ukphonecodea.png
これ以外の、すべてのイギリスの市外局番はここで見ることができる。

風景

スコットランド高地は、あまり植生がなく、山岳地帯のため、区別できる。
ヒント:この地域のカバレッジは、春に撮影されたものが多いため、植生が茶色または黄色に染まっていることが多い。
さらに、ウェールズとイングランド北部の山岳地帯の一部は、この地域に酷似している。

コーニッシュやしは、南西の海岸地域と、ジャージーで見ることができる。スコットランドでは見ることはまずない。

家屋

スコットランドでは、砂岩や花崗岩の類で建設された家屋が一般的。

Googleカー

マン島とジャージーは、Gen2のカバレッジしかない。

その他

マン島は、イギリスとアイルランドの間の島で、カントリーストリークではイギリスとしてカウントされる。
詳細は個別記事(マン島)を参照。

ジャージーは、フランスとイギリスの間のイギリス海峡の間にある島で、カントリーストリークではイギリスとしてカウントされる。
ジャージーの詳細については、個別記事(ジャージー)を参照。

ジブラルタルは、イベリア半島の南端に属し、スペインと国境を接するイギリスの海外領土である。カントリーストリークではイギリスとしてカウントされる。
詳細については個別記事(ジブラルタル)を参照。

また、バミューダフォークランド諸島サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島はすべてイギリスの海外領土であり、カントリーストリークではイギリスとしてカウントされる。
詳細は個別記事を参照。

これはイギリスに限らないが、都市部のごみ箱には、その都市名が書いてある場合がある。

ピンポイント情報

道路標識

ロンドンの道路標識は独特。黒文字で通りの名前を示し、そのあと赤い文字で郵便番号と地域名を示している。

風景

湖水地方は非常に丘陵地帯で、露出した岩がたくさんある。時々、スコットランド高地のように見えることもあるかもしれないが、スコットランドは、露出した岩が少ない。

Googleカー

ロンドンのGen4のカバレッジでは、撮影に白い電気自動車がつかわれたため、車の後部が白色に見えた。
ヒント:ダブリン、ハンブルク(Gen4カバレッジ)でも同様の車が使用されているため、車の後部だけでロンドンと決めつけないようにしたほうがよい。

その他

バーミンガムのポールと道標の大部分には、黄色いテープが巻かれているか、ペンキが塗られている。
さらに、街灯柱には、黄色いステッカーが貼られている。(先ほどの電柱のものとは異なる。)

練習用マップ

United Kingdom (Better Map)
公式とは別の、イギリスマップ。111794地点が登録。必ずしもピンポイント特定可能ではない。
IntersectionGuessr - United Kingdom
イギリス中の交差点を集めたマップ。100497地点が登録。ピンポイント特定が可能なことがほとんど。
Plonk It United Kingdom
Plonk Itのイギリスページに書いてある知識を実践するためのマップ。