電話番号/日本

Last-modified: 2023-11-16 (木) 03:51:04

概要

このページでは、日本の市外局番についてまとめる。

基本

基本的に市外局番は北から南に向かって番号が増加する。一番小さいものが札幌市の011、一番大きいものが鹿児島県の099である。これを基準として、市外局番を見ることでだいたい日本列島のどのあたりかを判断することができる。
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傾向

すべて覚えるのが大変という人も多くいると思う。そこで、かなり大まかな地域ごとの番号を示す。これだけでも覚えればかなり有用である。
01:北海道と東北の北側
02:東北の南側と関東の北側、新潟と長野、その他少し
03:東京都心
04:関東の南側、その他少し
05:中部の南側
06:大阪市
07:北陸と近畿(大阪市以外の大阪を含む)
08:中国と四国
09:九州と沖縄

頻出

このセクションでは、よく見かける市外局番をまとめる。
011:札幌
03:東京23区
042:東京の23区以外
044:川崎
045:横浜
052:名古屋
053:浜松
06:大阪
092:北九州
098:宮崎、沖縄

一覧

011、012:北海道中央部
013→函館周辺
014→室蘭周辺
015→北海道東部
016→北海道北部
017→青森県
018→秋田県
019→岩手県
022→宮城県
023→山形県
024→福島県
025→新潟県
026→長野県
027→群馬県
028→栃木県
029→茨城県
03→東京23区
042→東京23区以外
043、047→千葉県
044、045、046→神奈川県
048、049→埼玉県、東京都の離島
052、056→愛知県
053、054→静岡県、一部愛知県
055→山梨県、一部静岡県
057、058→岐阜県、一部愛知県
059→三重県
06、072→大阪府
073→和歌山県
074→奈良県、一部滋賀県
076→石川県、富山県
075、077→京都府、福井県、滋賀県
078、079→兵庫県
082→広島県西部、一部山口県
083→山口県
084→広島県東部
085→島根県、鳥取県
086→岡山県
087→香川県
088→徳島県、高知県
089→愛媛県
092、093、094→福岡県幹線
095→佐賀県、長崎県
096→熊本県
097→大分県
098→宮崎県、一部沖縄県
099→鹿児島県

備考

市外局番の省略

市外局番が省略され、市内局番以降のみが表記されている看板も多いため、なかなかうまくいかないことも多い。
ただし、市内局番が4桁ならかなり絞り込みが利く。
電話番号は市外局番+市内局番で6桁と決まっているため、市内局番が4桁なら市外局番は2桁ということになる。
市外局番が2桁なのは03の東京23区、06の大阪市周辺、04の所沢・鴨川・柏のいずれかになる。
市内局番が3桁=市外局番も3桁の場合は、ざっくり県庁所在地とその周辺のことが多いが、あくまでも参考程度にとどめておくのがよい。

市外局番を推理に使う際の注意

市外局番は基本的に3桁まで覚えて都道府県の決定をする程度に留めることを推奨する。市外局番を4桁まで覚えるのは、規模の大きい都市に絞らない限りメリットが少ない。
その理由としては、市外局番4桁が単純に多くて覚えがたいというのもあるし、市内局番以降のみが表記されている看板が多いため、活かせる機会が意外と少ない点がある。
上記の市内局番の桁数を使った推理も、市内局番の桁数は2000年以降になっても多く変更がなされており、個人商店の看板などでは変更が反映されていないこともあることには注意。
それまで0470だった千葉県鴨川市の市外局番が04になったのは2005年だし、現042区域もほとんどは1997年よりも後に4桁から3桁へと変更されていった地域である。

参考サイト

日本の市外局番 - Wikipedia
地理人氏のブログ記事(市外局番地図あり)