ウクライナ

Last-modified: 2024-03-28 (木) 05:58:15

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Flag_of_Ukraine.svg.pngウクライナ
ドメイン.ua
道路右側通行
カメラGen3 100%

国の特定

このセクションでは、ウクライナの一般的な「雰囲気」について解説する。具体的なTipsについては、以下にロシアとの異なる点、共通点を記載しているため、そちらを参照のこと。

風景

ウクライナの田舎には、いくつかの特徴がある。
・道路が劣化しており、亀裂などがある
・地形は通常平坦もしくは多少の丘陵があるくらい
・道路の横に茂みがあり、その外側に農地が広がっている
・周辺に建物や通行する車が少ない

ウクライナのカバレッジの撮影のほとんどは夏に行われたため植生は緑に富んでおり人々の多くは半そでである。5つの主要都市は秋のカバレッジもあり、植生は明確に秋っぽいが、詳細については地域の特定セクションを参照。

背の高いポプラの木は、ウクライナ全土で一般的である。

ヒント:これはロシアのごく一部の地域でも見られることがあるが、ほとんどの地域では見られない。

カバレッジ

ウクライナのカバレッジのほとんどは都市部と幹線道路に限られている。
にもかかわらず、超田舎のカバレッジが見られることがウクライナではよくある。

ロシアとの異なる点

ナンバープレート

ウクライナは長い白のナンバーを使用しており、左側には水色と黄色の帯(ウクライナ国旗の模様)がついている。ただし、この帯はぼかしの度合いと距離によっては判別できない場合があり、その場合は真っ白に見えてしまう。

ヒント:ロシアのナンバーは真っ白である。

道路標識

ウクライナの道路標識のポールは通常真っ白である。ウクライナ国旗の色で塗られていることもあるが、それだけである。真っ白なのは一見すると何のヒントにもならなそうだが、ロシアの道路標識のポールは下部に黒のペイントがあるため、ロシアと区別するのに役立つ。

町の名前の標識

ウクライナでは白の町の名前の標識を使用している。

ヒント:ロシアでは通常青いものを使用している。

道路

ウクライナは、一般的にヨーロッパで最低水準の道路を持っている。幹線道路を除く道路のほとんどには亀裂などがあり、かなり劣化している。この道路の質は、ロシアとはかなり異なる。

言語

ウクライナ語はキリル文字を使用している。
以下の文字は、ロシア語にはないウクライナ語固有のものである。
Є є Ґ ґ І і Ї ї

ヒント:キリル文字を使用するほかの言語には、ロシア語、ベラルーシ語、セルビア語、マケドニア語などがある。

追記:「І」の文字はカザフスタンで話されるカザフ語でも使うため、固有ではなくなった。が、ヨーロッパ内での判別には使用できる。

ウクライナ語で通りを表すのはвулицяで、略してвулと表記されることが多い。
ロシア語では通りはулицаであらわされ、улと略される。

撮影機器

ウクライナのすべてのカバレッジはGen3であり、そのほとんどが赤いGoogleカーを用いて撮影された。このようなGoogleカーはほぼほぼウクライナに固有である。アンテナはついている場合と、ついていない場合がある。ただし、Googleカーは常に見えているとは限らないことに注意する必要がある。少ない量ではあるが別の車で撮影されたカバレッジもあるので注意。

ヒント:この撮影機器のメタは、ロシアとウクライナを区別する最善の方法である。まず、ロシアにはGen3の赤のGoogleカーはない。また、ロシアにはGen4やGen2のカバレッジがあるが、ウクライナにはない。さらに、ロシアには必ず(長さは問わないが)アンテナがあるため、アンテナがない場合はウクライナを検討できる。
ベルギーのごく一部の地域では長いアンテナを持った赤のGoogleカーのカバレッジが見られることに注意。

ごく稀に、他の種類のGoogleカーを見ることがある。
・長いアンテナの黒いGoogleカー
・長いアンテナの白いGoogleカー
・短いアンテナの灰色のGoogleカー
ただし、このGoogleカーはロシアを含む他の国々でも見られるため、ウクライナでこのGoogleカーが見られる地域については地域の特定セクションを参照。

その他

ウクライナで見られる多くのオブジェクトは、ウクライナの旗の色=水色と黄色で塗られていることがよくある。もっとも一般的なのは、その色で塗られたフェンスである。

ロシアとの共通点

電柱

ウクライナには通常コンクリート製の正方形の電柱がある。電柱の上部は多様で、時折電柱の下部が白く塗られていることもある。このような電柱は、ロシアやリトアニアなどの他の旧ソ連諸国でも見られることがある。
また、電柱には斜めの支えが付いていることがよくある。
木製の電柱も見られることがあり、その場合は電柱の下部にコンクリートの支えがある。

横断歩道標識

ウクライナの横断歩道標識には3本の帯がある。ロシア、エストニア、リトアニアでも同じものを使用している。

シェブロン

ウクライナでは赤で白い矢印のシェブロンを使用している。ロシアとエストニアでも同じものを使用している。

ガードレール

ガードレールとその支柱は、白黒で塗られていることがよくある。これはロシアでもよく見られる。

建築

ウクライナでは、たびたび旧ソ連時代のアパートが見られる。多くの場合それはライトグレーのレンガ製で、劣化していることが多い。これはロシアでもよく見られる傾向にある。バルト三国でも見られる場合があるが、それらは基本的に手入れされているため劣化していることは少ない。

一方、一戸建て住宅は郊外で非常に一般的である。ただ、植生が多く、草に覆われているような家も少なくない。また、それらの地域のほとんどの道路は未舗装である。建物はレンガ製が多く、フェンスで囲まれているほか、波型の屋根が多い。

地域の特定

電話番号

ウクライナの市外局番は2桁である。各州に独自の市外局番があり、一桁目が2の場合は州都の市外局番である(通常は最大の都市である)。携帯電話の番号は50、63、66-68、73、91-99で始まる。これは地域を特定することはできない。
Area_codes.png

風景

カルパティア山脈はウクライナ西部の地域で、山岳が付近にある場合もある。そのため、国の他のどこよりも丘陵地帯である。森林が多く農地は少なく、マツの木がよく見られる。道路は曲がりくねっている傾向にある。
バルトマツが生えた森林は、主にベラルーシとの国境付近で見られる。これは通常背が高く、樹皮はオレンジと赤の中間である。一部の森林はバルトマツのみで構成されている場合もあるが、基本的には他の種類の広葉樹と混在している。

ヒント:カルパティア山脈も松林が多く見られることに注意する必要がある。ただし、カルパティア山脈は非常に丘陵地帯で、平坦なバルトマツ林の地域とは異なる。

南に行くにつれ気候は温暖になり、それに伴い植生は乾燥していく。南部では植生は稀であり、あっても低木、ほとんどの場合は開放的である。
ひまわりはウクライナ全土で見られる。ただし、撮影時期の違いから開花しているひまわりは国の南部から東部で見られることが多い。主にへルソン州、ミコライウ州、オデッサ州で一般的である。ノヴァカホフカへ向かうT0403番道路では特に多く見られる。
開花していないひまわりはウクライナ全土で見られるが、その畑は通常の農作物とほとんど区別できない。

カバレッジ

ウクライナのカバレッジは都市部とその年を結ぶ幹線道路に限定されている。南東部にはほとんどカバレッジがない(ドネツクを除く)。また、オデッサ以南のルーマニア付近の地域もカバレッジがほとんどない。カバレッジの詳細についてはこちらのサイトを参照。
Ukraine_Coverage_Map.png

かなり昔に主要5都市のみが撮影されたカバレッジがある。このカバレッジは秋に撮影され、キーウ、リビウ、ハルキウ、オデッサ、ドネツクの5都市がカバーされた。植生の色はオレンジ色っぽく秋の雰囲気があり、人々は厚着である。キーウ、リビウ、ハルキウのほとんどが新しい夏のカバレッジに置き換えられている一方で、オデッサとドネツクのほとんどのカバレッジはそのままである。ドネツクでは新しいカバレッジは完全にない。

撮影機器

上記の5都市の撮影は、赤のGoogleカーではなく黒または白のGoogleカーで撮影された。土の場合も長いアンテナ付きである。黒いGoogleカーはドネツクで使用された。ドネツクに新しいカバレッジがないことから、赤いGoogleカーを見つけてもドネツクに指してはいけないことが分かる。白いGoogleカーはキーウ、リビウ、ハルキウで使用されたが、ほとんどのカバレッジは既に上書きされているためこのGoogleカーを見ることは非常にまれである。

ピンポイント情報

ボラード

白に赤い帯が付いたポーランドのボラードはザカルパッチャ州でのみ見られることがある。このボラードはポーランドで主に使用されている。

言語

ハンガリーとの国境付近にはハンガリー人が多く住んでおり、したがってハンガリー語の看板等が見られる場合がある。多くはウクライナ語とのバイリンガルだが、時にハンガリー語単体のものもある。

建築

ハンガリーとの国境地帯の家屋はハンガリーのものに似ている。一戸建ては平屋が多く、ハンガリー、チェコ、スロバキアでよく見られるオレンジ色のタイル屋根やひし形のスレートタイルが見られる。

撮影機器

チェルノブイリに向かう道路の一部区間では、アンテナにオペルのロゴが描かれた黄色の旗のようなものが付いている。

その他

チェルノブイリ原発には特殊なトレッカーがある。これはイヴァンキフから廃墟となったプリピャチまでカバレッジがある。これらは立ち入り禁止区域であるが、それを認識することはなかなか難しい。一方で、建物は非常に荒廃している。