植生

Last-modified: 2025-08-24 (日) 15:26:38

全般

火山性=地震の多発する国では、土壌が黒いことがよくある。

北半球

マツの木やモミの木は北半球で一般的である。中でも、モミの木は寒い地域と山岳地帯でよく見られる。そのため、森林がモミの木のみで構成されている場合、北極圏またはその周辺地域にいる可能性が高くなる。一方、森林にモミの木と他の木が混ざっている場合、北極圏よりも南にいる可能性が高い。

南半球

ナンヨウスギ科の樹木は南半球で一般的で、形状が特徴的である。

熱帯地域

世界中のすべての熱帯地域では、ヤシの木が一般的である。

アジア

東南アジア(特にインドネシア、マレーシア、タイの南部)では、油やしを見かける。

ヨーロッパ

北欧やバルト三国では、シラカバの木がよく見られる。そのため、ヨーロッパにいてシラカバの木を見たら、北欧またはバルト三国にいる可能性が高い。フィンランドは、他の北欧諸国に比べシラカバの木の量が多い。また、シラカバは北に行くほど木の密度が上昇する。なお、シラカバの木はアメリカ北部やカナダでも見ることができるため注意が必要である。
南欧では、トウモロコシ畑がよく見られる。以下に、ヨーロッパのトウモロコシ畑の分布を示す(出典:EUROSTAT)。
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地中海地域

地中海の沿岸では、オリーブが栽培されている。代表的な国として、イタリア、チュニジアなどがある。

アフリカ

サバンナにいて、アカシアの木が見られた場合、アフリカのどこかにいるということがわかる。なお、アカシアの木の特徴は、とげとげしていて葉ぶりがテーブルの様に平たいことである。
東アフリカでは、チュウテンカクと呼ばれるユニークな形の木が見られる。特に、ウガンダのクイーンエリザベス国立公園でよく見られる。
アフリカの中央地域では、赤い土壌が見られる(例:ガーナ、ケニア、ウガンダなど)。

アイスランド

アイスランドの土壌は黒っぽく、アスファルトのようで特徴的である。
全体的に山も黒い。この二つの条件で、アイスランドを判別することさえできる。
そもそも木がほとんど生えていない。

アイルランド

道のわきに生け垣がよく見られる。
低い石垣がよく見られる。(イギリス本土にもあるが)

アメリカ

アメリカ北部ではシラカバの木が見られる。
アメリカでは、トウモロコシ畑が一般的である。以下に、アメリカのトウモロコシ畑の分布を示す(出典:米国農務省)。
corn-america-map.png

イギリス

イングランドでは、道のわきに生け垣がよく見られる。

ウガンダ

先述のように、ウガンダのクイーンエリザベス国立公園では、チュウテンカクと呼ばれるユニークな木が多く生えている。

エクアドル

エクアドルでは、Ceiba Trichistandraと呼ばれる幹や枝が黄緑色の特徴的な木が見られる。

オーストラリア

オーストラリアでは、ユーカリの木を(たとえ街中でも)見つけることができる。ユーカリは樹皮がはがれやすいため、樹皮がはがれた後の白い表面が特徴である。
ノーザンテリトリー州では、山火事が多発しているため、木の幹の根元が黒っぽいことが多い。
オーストラリア西部、特にパース近郊は土壌が非常に赤い。

カナダ

カナダではシラカバの木が一般的である。
カナダのプリンスエドワード島や周辺の地域では、土壌が赤い。

タイ

タイの北部では、土壌が赤い地域がある。
タイの北西部には山岳が多い。

チュニジア

チュニジアの土壌は一般に白い。

チリ

チリの国土のうち温帯の地域では、細長いユーカリのような木が多く生えている。

フィンランド

フィンランドは、他の北欧諸国に比べシラカバの木が多い。

ブラジル

ナンヨウスギ科の樹木の中でもパラナスギは特に形状がユニークで、ブラジルのパラナ州でよく見られる。
ブラジルの西部と最南部では、土壌が赤い。

ペルー

葉の少ないアカシアのような木は、ペルーでよく見られる。

ラトビア

ラトビアの土壌は真っ白で砂質である。ラトビアは、たいていの場合これだけで判別できる。

ロシア

ロシアの東部では、幹の細いマツ(正式名称:シベリアカラマツ)を見ることがある。寒さのため葉は少ない。

資料

こちらでは、世界の植生の特徴を地図と共に確認することができる。