撮影機器

Last-modified: 2025-10-21 (火) 07:02:41

Googleカー

Alok氏は、Googleカーに関する重要なヒントをまとめた地図を作成しました。拡大版はこちらでご覧いただける。
street-view-car-map_0.png
また、Winston Qin氏は、世界各国の詳細にわたるGoogleカーのドキュメントを作成しました。こちらでご覧いただける。
また、同氏は、それに加え、様々なカメラの輸送形態などについても記述したドキュメントを作成しました。こちらでご覧いただける。

ルーフラック

いくつかの国のGoogleカーには、ルーフラックが見えることがある。
ルーフラックの見える場所:グアテマラ、フェロー諸島、モンゴル、キルギス、セネガル、ガーナ、ケニア、オランダ、キュラソー、レユニオン、アメリカ領ヴァージン諸島、ドミニカ共和国、南アフリカの一部、ナイジェリアの一部、バングラデシュの一部、ラオスのビエンチャン以外

ルーフラックに黒の太い線が見える場合は、モンゴルまたはドミニカ共和国にいる。

ガーナ

荷台のバーの右側前方の端に黒いテープが巻かれている

レユニオン

荷台のバーの右側後方の端に黒いテープが巻かれている

モンゴル

荷台に何か巨大な荷物が載っている(テントのようなもの)

セネガル

先端は緑色で、通常のルーフラックが付いている。

ケニア

ケニアのルーフラックが付いたGoogleカーは、必ず前方にシュノーケルが見られる。

ナイジェリア

ナイジェリアでルーフラックがある場合、そのほとんどでルーフラックに黄色と黒のテープが貼られている。

車の色

Geoguessrをプレイしていると、車の一部が見えることがよくある。

北アメリカ

アメリカ領ヴァージン諸島では、ピックアップトラックが使われていて、北の2つの島では白色の、南の島では赤色の車が使われている。

南アメリカ

アルゼンチン、ウルグアイのGen3は、必ず黒いアンテナのない車。ペルーでは、必ずではないが、黒いアンテナのない車が見られる。
コロンビアでは、アンテナのあるGen3を見ることがある。黒と白の両方がある。
ボリビア、チリのGen3は、必ず白いアンテナのない車が見られる。ペルーでは、必ずではないが、白いアンテナのない車が見られる。

アフリカ

南アフリカ、レソト、ボツワナ、そしてエスワティニでは、白いアンテナのないGoogleカーが見られる。
ケニアのGen4では、白や銀のピックアップトラックが見られる。その内のある程度は、シュノーケルが存在する。
ルワンダでは、白か黒のピックアップトラックが見られる。先端にアンテナはなく、赤いランプが付いている。
ナイジェリアの車の荷台は、縁が黄色と黒で塗られている。
セネガルの古い写真では、白いピックアップトラックで荷台の部分にルーフラックが付いている。新しい写真では、白い車の代わりにシルバーの車がある。

ヨーロッパ

ウクライナでは、赤い車で、長いアンテナが付いている。
ロシアの車は、白が黒である。
ノルウェーとデンマークの車は、青色である。しかし、色が非常に薄いため、判別することは難しい。
東ヨーロッパのほとんどの国では、アンテナが見える。ただし、北マケドニアとセルビアでは、見えないことがある。ブルガリア、ハンガリー、スロバキア、ルーマニア、チェコでは、アンテナにテープが付いていて、なびいていることがある。

アジア

カタールの車は、セネガルの古い車に非常に似ている。違う点としては、セネガルは車の真ん中にアンテナがあるのに対し、カタールの場合は左端にある。
ヨルダンでは黒い車が、UAEでは白い車が見える。ヨルダンとUAEを見分けるのは難しいため、これはとても役立つ。
スリランカでは、車の色がフランス国旗のように見える。
フィリピンの車は、白い輪郭が見える。
イスラエルでは、非常に長いアンテナが見える。

車の部品

ケニア

車の前方にシュノーケルと呼ばれるパーツが付いている(新しい写真ではシュノーケルはなく、代わりにピックアップトラックの荷台のようなものが見える)

エクアドル

エクアドルでは、短いアンテナが付いているGoogleカーが見られる。

ウガンダ

サイドミラーとその周辺の車体が見えている

フランス

フランス中部では、長いアンテナに白の旗が付いていることがある。これは時々青色のこともある。
チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアで見られる灰色の旗と混同しないように。

フォローカー

フォローカーは、一部の国で後ろまたは前についている、護衛のこと。
フォローカーのいる地域:チュニジア、ケニアの大部分、ナイジェリアの一部、アラスカの一部

ナイジェリア

ナイジェリアのフォローカーは基本的に四輪駆動。シルバーの車の場合はラゴス周辺にいる。白い車の場合は、ラゴス以外の地域にいる。また、ベニンシティとログバラを含む4つの地域では、黒い車。

チュニジア

チュニジアのフォローカーは基本的に深緑。車種はマツダまたはトヨタ。トヨタの場合はチュニス周辺にいる。

ケニア

ケニアのフォローカーは様々。パトカーやSUVが、100m程度後ろにいることが多い。

アラスカ

アラスカは少し特殊。100メートルほど後方に、高架カメラを載せた別の車が付いてきている。

Googleカメラ

以下の地図で、どの地域でどの世代のカメラが使用されているか確認できる。拡大版はここにある。(出典:Alok氏)
google-street-view-camera-generation-map.png

カメラの画質など

ここでは、様々な種類のカメラの画質を紹介する。地図がある場合、その地図は赤色が存在する国で、青色はトレッカーで存在している国である。
地図は、基本的に色が濃いほど4段階で確率が高くなっていく。
トレッカーカバレッジは、合っていない可能性もある。
また、例外的にShitcamとsmallcamはあるかないかの2種類のみ。

地図の引用元:白地図専門店

Gen1カメラ

非常に画質の粗い、ストリートビュー初期に使用されたカメラ。今も一部の地域で表示されることがある。
基本的にオーストラリアとアメリカ、ニュージーランドにしか存在しない。
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※日本では、Gen1のカバレッジは無くなりました。

Gen2カメラ

やや昔に撮影され画質が少し粗い、第2世代カメラ。
下を向くと確認できる大きな車の円形のぼかしと、空に表示されるハローのようなゆがみが特徴。
一部の国にしか存在せず新たに追加されることもおそらくないため、国の特定に利用しやすい。
使用されている国:メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、地中海地域のヨーロッパ諸国、南アフリカ、ルクセンブルク、モナコ、サンマリノ、マン島、マカオ、ジャージーの大部分 カナダ、ノルウェー、フィンランドの一部
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Gen3カメラ

Gen3カメラは、ストリートビューでGen4と並び最も使用されているカメラである。
画質は良いとは言えないが、悪いとも言えない微妙な感じ。
空の雲を見ると分かりやすい。
使用されている国:ヨーロッパ、アジア、米大陸の大部分、アフリカの一部など
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Gen4カメラ

Gen4カメラは現時点で最も新しいカメラで、画質も非常に良い。Gen3カメラに比べても画質が良い。また、このカメラを使用している地域では、下を向くと青い車のようなものが見えることがある。
使用されている国:ヨーロッパの大部分、北米、ボリビア・ウルグアイ除く南米、アフリカの一部など
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Shitcam

Shitcamは、翻訳すると「クソほど画質が悪いカメラ」で、一般的にかなり嫌われている。*1
太陽の光が強く映り、カメラが全体的に茶色くなっている。
また、多くの場合カーメタが有効で、特にインドやネパールなどではカーメタで位置が絞れることもしばしばある。
フィンランドなどではわかりにくいShitcamもある。
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smallcam

Genとは違い、カメラの特徴の一つである。
カメラの位置が後述のLowcamのように低く、ぼかし、特に前方が明らかに大きい。
Genとは違うと言ったが必ずGen4である。現状、最も新しいカメラはGen4でsmallcamのカメラということになる。
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Lowcam

Genとは違い、カメラの特徴の一つである。
カメラの高さが低く、ぼかしが大きい。
また、低くなる関係上標識や建物が高く見える。
基本的には、ぼかしの大きさを見比べて判断する。
使用されている国:日本、スイス、リヒテンシュタイン、スリランカ
Gen3の場合、日本では車が映っていることが多い。スイスでは車が見えない。
スリランカでは、Gen4のみLowcamである。
台湾では、まれにLowcamのようにぼかしが大きいGoogleカーが見られる。


*1 この名称自体は一般的に使われている。