式神の種類・役割

Last-modified: 2020-05-19 (火) 16:11:59

決戦!平安京には数多くの式神がおり、それぞれが個性的なスキル・ステータスを持っています。
これらは特長ごとに、6つの定位(ジョブ)に分かれています。
試合に勝つには、5人のプレイヤーはこの中から各々勝手に好きなものを選べば良いというわけではなく、チーム内で式神のバランスが良くなるように選択しなければなりません。
このとき、誰がどのレーンに行くべきか、あるいはジャングルに行くべきなのか(ロール)も、式神の性能によって決まります。

式神の定位

各式神がどの定位に属するかは、式神画面で見られます。
中には2つの定位に属するものもあり、それらは以下に述べる特長を併せ持った中間的な性能を持っています。


  • 近距離で継続的に戦闘することに長けた式神です。ファイター、ウォーリアとも呼ばれます。
    火力はもちろん、バリアや回復である程度の攻撃に耐えられる式神が多く、1対1で相手を倒すのが得意です。
    一方器用貧乏な面もあり、集団に囲まれると力が発揮できないことがあります。

  • 中~遠距離からスキルによる範囲ダメージを出せる式神です。メイジとも呼ばれます。
    ミニオンを倒すのが速く、集団戦では機を見て敵全体に大ダメージを与えられます。
    しかしスキルへの依存度が高く、クールダウン中は無防備になりがちです。
    ちなみに巫は「ふ」または「かんなぎ」と読み、神道で性別を問わず呪術師全般を指す言葉です。

  • 機動力と短時間での爆発的ダメージが特長の式神です。アサシンとも呼ばれます。
    これを活かして、不意打ちなどの先制攻撃で敵式神に致命傷を与え、即座に撤退していく動きが強力です。
    ただし低耐久になりがちで、敵を討ち漏らすと一転窮地に陥るため、総じて扱いは難しいです。

  • 遠距離から通常攻撃などで持続的なダメージを出し続けられる式神です。マークスマン、ガンナーとも呼ばれます。
    装備が揃った終盤には驚異的なダメージを出し続けるチームの核となります。
    反面序盤は貧弱で自衛力にも乏しく、終盤でも低耐久には変わりないため、常に慎重に立ち回ることが要求されます。

  • 敵の攻撃を受け止め続ける高い耐久力を備えた式神です。タンクとも呼ばれます。
    味方の盾となるだけでなく、ほとんどが敵への妨害スキルを持っており、前線に立って相手を制御し戦闘を有利に運ぶ役割を持ちます。
    ですが自身の攻撃力はそれほど高くなく、自分一人で敵を倒すのは得意でないことが多いです。

  • 味方の支援能力に特化した式神です。サポートとも呼ばれます。
    単身での戦闘力は皆無に等しいですが、味方の回復・奇襲のケア・敵団体の制御・遠距離からの妨害などで活躍します。
    ちなみに祝(ほうり)は、神社における神職の一つです。

レーン別の役割、適正式神

各レーンの適正式神は、敵味方の他レーンとの行き来の頻度と、序盤に駆け引きの中心となる石距(大ダコ)との位置関係で決まります。
また、兵士や妖怪から得られる資源は付近の味方で分配されてしまうので、極力各レーンの人数は少なくし、レーナーが多くの資源を得られるようにします。

  • 上路(トップレーン)
    マップ上側の道です。
    石距から距離が遠く、ミッドレーナーやジャングラーの加勢があまり頻繁ではありません。
    このため1対1の状況が続きやすく、一度倒されると巻き返しが困難です。
    タイマンに強い侍式神や倒されにくい守式神が行くことが多いです。
    また忍式神の中でも兵士を迅速に処理できるものは、対面を積極的に倒して資源の差をつけ、早期決着を狙うためにトップレーナーとして起用されます。
  • 中路(ミッドレーン)
    マップ中央の道です。
    2つのレーンに隣接していて石距も近く、頻繁に各所の支援に行くことが要求されます。
    また双方のジャングラーが頻繁に接近するため、奇襲が多く発生します。
    従って他レーンに素早く加勢するための兵士処理能力と、敵ジャングラーからの自衛力を兼ね備えた式神が担当する必要があり、巫式神が適しています。
  • 下(ボットレーン)
    石距が近いため火力の出る式神が必要になりますが、隣接レーンは1つで支援に行く頻度は少なくて済みます。
    これによりレーンに留まって資源を稼ぎ続けられるので、射式神がここを進みます。
    ボットレーナー≒終盤の通常攻撃火力であるため、ボットレーナーのことをADC(アタックダメージキャリーの略)と呼びます。
  • 野良(ジャングル)
    レーンに挟まれた区域にはモンスターが現れるため、ここからのお金と経験値を回収するために1人を割きます。
    疑似的に全レーンに隣接する上、敵から現在地を把握されにくい*1ため、隙を見て各レーンに奇襲をかけるのが仕事になります。
    よってジャングルを素早く移動する機動力と、奇襲に効果を持たせる爆発的ダメージあるいは強力な状態異常(スタン、ぶっ飛び)を備えた忍式神と一部の侍式神に適性があります。
  • 補助(サポート)
    補助装備*2の効果を最大限生かすため、兵士の処理を担当しない人員を置きます。
    3つのレーンの内、ボットレーンはレーナーが奇襲に弱く、石距争奪戦で人数が要るので、基本的にはこの付近でボットレーナーの護衛をします。
    このロールは経験値を稼ぎにくく、スキルレベルが低くても戦える必要があるため、この要件を満たしつつ味方を守るスキルを持つ、祝式神や一部の守式神が担当します。
    ロールの存在の前提であるため、必ず補助装備を買い、兵士の処理はADCに任せるようにしましょう。

式神選択ではこれらの適性を満たす式神でポジションを埋めつつ、終盤の集団戦でのバランス(火力は足りるか・壁役はいるか等)を考えて選ぶようにしましょう。


*1 ミニマップには味方式神の他、味方の兵士の周囲が映ります。そのためレーナーは兵士を処理する時に敵に位置を知られますが、野良妖怪を狩っているジャングラーは敵から見えません。
*2 財運符(通称サイコロ)とその上位装備。特定条件で無からお金を生む効果と、自分が敵にトドメを刺してしまったとき味方にお金を譲る効果をもつ。