陰陽術は、装備とは別に試合開始時から式神を強化できる要素です。
戦闘準備の陰陽術タグから編集できます。
画面説明
戦闘準備から陰陽術タブを選ぶと、次のような編集画面に移ります。
- 初級陰陽術(攻撃系)
攻撃性能に関するステータス強化をセットできます。
- 初級陰陽術(生存系)
耐久や移動速度など、生存力を強化することができます。
- 初級陰陽術(機能系)
CDと敵味方の防御に関するステータスを強化します。
- 中級陰陽術
特殊なパッシブ効果を式神に付与することができます。
上段と下段ではセットできる選択肢が違います。
- 上級陰陽術
中級よりも強力なパッシブ効果を付与できます。
- ページタイトル
現在の陰陽術ページのタイトルです。改名ボタンで変えられます。
タイトルをタップすると、保存済みの全陰陽術ページの一覧が出てきます。
ここから他のページを編集できます。
目のボタンをタップすれば、そのページの陰陽術のステータスが見られます。
- リセット
現在の陰陽術ページを白紙にします。
- 推奨配置
式神ごとに、上級プレイヤーがどのような陰陽術を使っているか見ることができます。
保存ボタンで現在の陰陽術ページにコピーできます。
この画面で編集した陰陽術は、ピック画面の図のボタンから式神に装備します。
保存済みの全陰陽術ページが現れるので、装備したい陰陽術をタップしましょう。
同時に右下に出る「プロ級陰陽術」ボタンからは、上級プレイヤーの使う陰陽術をコピーし自分の陰陽術ページに上書きできます。
陰陽術解説
初級
初級陰陽術は、式神のステータス強化となっています。
攻撃系
- 物理攻撃は汎用性が高い分、数値が低くなっています。
物理式神はスキル主体ならこれを選び、それ以外は会心か攻撃速度を選ぶと良いでしょう。
会心ダメージは装備が揃わないと真価が発揮できませんが、終盤には非常に強力です。
また攻撃速度はジャングラーの序盤のモンスター討伐や、サポート装備の効果発動にも役立ちます。
妖術式神は基本的に妖術貫通が良いでしょう。固定貫通は装備だと足具でしか賄えないパラメータです。
妖術攻撃力は、これに依存する回復やバリアを持つ式神に適しています。
生存系
- 通常攻撃はスキルより連発がきくため、攻撃吸血より妖術吸血が大きい値になっています。
火力職はロームの必要性と相談し、移動速度かこれらを選びましょう。
なお、移動速度は2つセットして20ポイント強、靴の半分ほどの移動速度になります。
耐久力を上げるなら、基本的には汎用性の高いHPを積みます。
防御・妖術防御は相手を選びますが、対応する相手には高効率です。
機能系
- 何といっても5%のCD減少が魅力的です。
スキルが強力な巫式神や祝式神は、これをセットすれば序盤の火力が上がり、またビルドの幅も広がります。
一方、最終的に装備で40%のCD減少が賄える、あるいはそもそもスキルを乱発しない式神ならば、火力職は貫通、他は耐久を上げましょう。
中級
様々なパッシブ効果を式神に持たせる陰陽術です。
自身に影響を与えるものが多く、各式神の役割を安定させることができます。
上段
- 一部のファイターなど、合理的なビルドを組んだ末にCD減少が上限の40%を超えてしまうことがあります。
この余分なCD減少を火力に転化してくれる陰陽術です。
物理攻撃と妖術攻撃力のどちらに転化されるかは、予め式神ごとに決まっています。
- 序盤のレーン戦でMPのやり繰りに追われる、巫式神や守式神、スキル主体の射式神のための陰陽術です。
「敵」には兵士も含まれるので、後半の効果もかなり発動します。ただしCSを取る必要があります。
- オロチや年獣にも適用されますが、ほぼ麒麟のバフが重要なジャングラーのための陰陽術です。
ただし必須ではなく、バフ管理がきっちりできるなら純粋に火力が上がる雀羽の印や影狩りを積んだ方がいいこともあります。
- HPがほぼ満タンの時に回復効果を受けても、無駄にせず一部をバリアとして得られるようになります。
回復手段の多い守式神はもちろん、回復効果には吸血も含まれるので、最大HPが少なく吸血分が溢れやすい射式神にとても適しています。
- この陰陽術を装備した式神は、試合開始時に図のアイテムが装備欄に入った状態になります。
これはアクティブスキル付きの装備と同じ扱いで、画面右に現れるボタンを押すと、説明にある回復効果が発揮されます。
3回使用すると装備欄から消滅するので、装備の枠を消費する心配はありません。
- ブッシュからの奇襲を強化する陰陽術です。
CDが短いので、ジャングラー以外にもレーン戦でのハラスに使えます。
下段
- 治癒や瞬歩をより多く使えるようになるので、初心者はこれを積むだけで生存力を上げられます。
- 集団戦やガンクへの寄りを早くする陰陽術です。
寄った直後にはさらに足が速くなるので、集団の中での位置取りまで迅速に行えます。
発動には1秒間ダメージを与えず、かつ受けないことが必要なので、離脱にはあまり適しません。
- 主にこれらの効果をもつサポート用の陰陽術です。
「治療とバリア」には自身を対象とするものも含まれるので、サステインの高い守式神が上路へ行く際にもよく使われます。
- 先制攻撃を強化する陰陽術です。
バーストが持ち味の忍式神や巫式神に持たせると良いでしょう。
- 瀕死狩りを強化する陰陽術です。
追い性能が持ち味の忍式神に積んだり、射式神に秘術・豹の目と合わせて積むと強力です。
- 壁役の耐久力を強化する陰陽術です。
スタンなどを受けると更に硬くなるので、なすすべなく倒される場面が減ります。
上級
陰陽術ページのサムネイルにもなる、強力なパッシブを与える陰陽術です。
総じて他者に影響する効果が多く、式神の役割を強化できます。
- 通常攻撃+スキル、あるいは別々のスキル2つで立て続けにダメージを与えた時、その敵式神の頭上に豹のマークが現れます。
この相手をさらに攻撃すれば、追加ダメージが発生します。
CDは長めですが、1回のダメージは(陰陽術中では)かなり大きくなっています。
スキルを交えたコンボが強力な式神に持たせましょう。
なお、マークを付けた時点でCDに入り、18秒間マークをつけることができません。追撃でマークを消費できたかどうかは無関係です。
- 対象になった敵式神には、瞳のマークが表示されます。
火力は上がりませんが追撃性能が大幅アップするので、素の機動力が低い火力特化の射式神などに適しています。
- 殴るか殴られるかして4秒間経つと、自身の頭上に水色の印が付き、その状態での通常攻撃に追加ダメージとバリアが付きます。
一度発動した後も、再び4秒経てば離脱を挟まず発動します。
また、兵士との戦闘でも印は付きますが、一定時間内に効果を発動しなければ印は消えます。
参照パラメータがHPなのも相俟って、継戦能力の高い守式神や侍式神向けです。
- 戦い続けるほどに火力が上がっていく陰陽術です。
特にマークなどは表示されず、自分のみが画面下のバフアイコンでスタック数を確認できます。
占いの印に対し、こちらはより火力寄りの侍式神や、射式神に積むと良いでしょう。
- スキルに範囲ダメージフィールドを付加します。
兵士に反応するのでその処理にも便利です。
また大きな円形のエフェクトが出るため、草むらにスキルを空撃ちし、エフェクトが出るかどうかで敵式神が隠れているのを見破るテクニックがあります。
迅速な兵士処理とハラス、アンブッシュ警戒の必要があるミッドレーナーに最適な陰陽術です。
- 究極スキルにバリアと加速を付与します。
これだけでかなりのピール性能が付くので、サポートとしての影響力を底上げできます。
化け狸などイニシエート役の式神が、究極スキルで敵に突っ込む際に死なないように装備することもあります。