スキル解説

Last-modified: 2019-08-07 (水) 15:25:06

このゲームに登場する式神たちは、それぞれ個性的なスキルを持っています。
また、装備陰陽術霊呪で外付けされるスキルも存在します。

アクティブとパッシブ

スキルには大きく分けて、アクティブスキルとパッシブスキル(効果)が存在します。

アクティブスキル
画面上にスキルに対応するボタンが表示され、タップすることで発動するスキルです。
他者に影響するスキルの場合、単に押すだけ(所謂ポチ押し)だと自動で対象を選びますが、スキルボタンのドラッグによって手動で選ぶこともできます(後述)。
発動の度にCD(クールダウン)に入り、再使用できるまで時間がかかります。
パッシブスキル
効果を発揮するためにマニュアル操作が必要ないスキルです。
常時発動し続けるものと、特定条件で誘発するものの2つに大別されます。
後者の場合、多くは一旦発動した後はCDがあり、連続で発動しなくなっています。

式神は独自のスキルを5つ持っており、その内訳は、

  • 天生パッシブ
    式神が生まれつき持っているパッシブスキルです。
    スキルレベルの割り振りはできませんが、序盤から終盤までコンスタントに有用な効果だったり、式神自身のレベルやステータスに応じて効果が上がるものが多いです。
  • スキル1,2,3
    多くの式神ではスキル1がパッシブ、2,3がアクティブスキルになっています。
    一部の式神は3つともアクティブスキルになっており、手数が多いぶん操作は難しくなっています。
    また、アクティブスキルはパッシブ効果を伴っていることもあります。
    式神のレベルアップに伴いスキルレベルを割り振っていくことで、順次スキルを解放・強化できます。
  • 究極スキル
    スキル4のことで、「ultimate(アルティメット)」を略して「ult(ウルト)」と呼ばれます。
    式神の必殺技となっているアクティブスキルで、強力な代わりにCDも長いことが多いです。
    スキル1,2,3とスキルレベルの割り振りが共通ですが、式神が特定レベルになるまでは解放・強化できない縛りがあります。

となっています。

装備の多くはステータス強化以外のパッシブ効果を持っています。
また、一部にはアクティブスキルを搭載した装備もあります。

陰陽術は装備させることで式神にパッシブスキルを追加します。
中級陰陽術の予兆の星影のみ、「アクティブスキルを搭載した装備を自動獲得する」という形でアクティブスキルを追加します。

霊呪は式神に2つまで持たせられる汎用アクティブスキルです。

アクティブスキルの種類

式神の持つアクティブスキルはどれも個性的なものですが、使われ方からある程度の分類ができます。

  • 範囲火力
    ある程度の範囲に高いダメージを与えるスキルです。
    集団戦でも強力ですが、兵士の処理に大きな効果があります。
    中路のレーナーに強く求められるスキルです。
    上路・下路でも需要は高いです。
  • 単体火力
    敵単体、または狭い範囲に大きなダメージを与えるスキルです。
    タイマン以外に、ジャングルでのファームに有効です。
    特にジャングラーにとって大事なスキルです。
  • 移動
    指定した方向や地点に高速/一瞬で移動するスキルです。逃走にも追撃にも使えます。
    特に壁を無視して移動できるものはブリンクとも呼ばれ、効果が高いです。
    死なないことが特に重要な上路・下路ではかなり効果的です。
    またジャングラーにとっては追撃性能に直結するので、火力の次に優先すべきスキルになります。
    ただしいずれの場合も、CDがレベルによって変わらないならば、強化の必要性は薄くなります。
  • 加速
    移動と異なり、純粋に移動速度を上昇させるスキルです。
    瞬間的に距離を取る・詰める力は移動スキルに劣りますが、長距離の移動に便利なので、ローム*1や帰還後の戦線復帰が主な使い道になります。
    ロームが重要な中路・補助や戦線維持が大事な下路で重宝しますが、強化の優先度は低めです。
  • 強化・回復
    自身のステータス強化やバリアの展開、回復を行うスキルです。
    タイマンでの戦闘に強くなるので、上路での有用性がかなり高いです。
    下路の式神(adc)が終盤に火力を出す要因も強化スキルが多いですが、序盤の必要性は薄めです。
  • 支援
    味方に強化・回復効果を与えるスキルです。
    量がスキルレベルに大きく依存していることが多く、補助では優先的に強化の対象になります。
    回復効果が大きい場合は解放も高い優先度になりますが、レベル1では制御スキルを優先すべき式神が多いです。
  • 制御・妨害
    敵に負の状態異常を与えるスキルです。
    補助以外にも、中路で奇襲をいなすため・上路でダメージトレードに勝つため・ジャングラーが敵を確実に仕留めるためなどに有効です。
    ただし、いずれにしても内容より当てることが重要なため、強化の優先順位は低めになります。
    CDがレベルに応じて減少するなら、補助の場合は強化順位も高くなります。

式神がどこの役割に適しているかは、上に挙げた中でどのようなスキルを持っているかで決まります。
またスキル1,2,3についてはどれを最初に解放するか・優先的に強化するかの戦略(スキルオーダー)がありますが、基本的には自身の役割とスキルの種類でこれを決めます。

制御効果

スキルによっては、敵ユニットに負の状態異常を与える効果があります。
中でも直接に行動を阻害する効果は制御・CC(Cloud Controlの略)などと呼ばれ、以下の種類があります。

  • 減速
    移動速度が下がります。スローとも呼ばれます。
    スキルごとに減速させる割合が%単位で決まっています。
  • 金縛り
    移動ができなくなります。
    通常攻撃やスキル発動は可能ですが、移動スキルは使用不可になります。
  • 沈黙
    アクティブスキルの発動ができなくなります。
  • 変化
    式神の姿形が変わりますが、効果は発生源のスキルによって違います。
    • 山兎究極スキル:輪投げ遊び
      アクティブスキルの発動ができなくなり、移動速度も大きく下がります。
    • 煙々羅スキル1:食いしん坊鬼
      一切の行動ができなくなります。
  • スタン
    一切の行動ができなくなります。
  • ぶっ飛び
    一切の行動ができなくなります。
    基本的にはスタンと変わりませんが、強制移動を伴うものを含みます。
    伴わないものも、演出上は打ち上げられるなどの表現がなされます。
  • 凍結
    一切の行動ができなくなります。また式神が凍り付くエフェクトが出ます。
    基本的にはスタンと変わりませんが、雪童子のスキル1で参照されます。
  • 石化
    一切の行動ができなくなります。また式神が石化するエフェクトが出ます。
    スタンと変わりません。
  • 昏睡
    一切の行動ができなくなります。また式神が眠り込むエフェクトが出ます。
    基本的にはスタンと変わりませんが、夢喰いの究極スキルで参照されます。
  • 挑発
    操作の入力を無視し、発生源の式神に対し強制的に通常攻撃を行わせます。
  • 魅了
    操作の入力を無視し、指定位置に向けて強制的に低速で移動させます。
  • 恐怖
    操作の入力を無視し、直前に移動していた向きと逆向きに強制的に低速で移動させます。

この内、減速と金縛り以外は発動中の一部のスキルを中断させることができます。

スキルターゲットの指定

加速や強化・回復以外のスキルは、どこに・誰に撃つかがとても重要です。
デフォルト設定ではこれは完全に自動で判断されます。
しかし、移動スキルで敵の真っただ中に突っ込んでしまう恐れもあるため、必ず設定→スキル発動→スキル発動方式からこれを変更しましょう。
これを「補助ルーレット発動」に変えると、スキルボタン長押しでボタンの周りに円形領域が現れるようになります。
この円は画面上のスキルの射程円と対応しており、ドラッグ位置に応じてスキルの照準が決まります。
照準方式はスキルによって異なり、以下の4種類があります。

  • 位置指定
    Skills_PositionSet.gif
    ドラッグ位置に対応する位置にスキルを放ちます。
    円形の範囲スキルや指定位置への移動スキルが該当します。
  • 方向指定
    Skills_DirectionSet.gif
    ドラッグ方向に対応する方向にスキルを放ちます。
    長方形の範囲スキルや指定方向への移動スキルが該当します。
  • 対象指定
    Skills_TargetSet.gif
    スキルの対象にできるユニットの内、ドラッグ方向に最も近いものに対しスキルを発動します。
    ドラッグ中は対象になるユニットに赤いハイライトが表示されます。
    自分を対象にできる場合、誰もいない方向にドラッグすれば自分を選べます。
    単体火力や味方への支援スキルが該当します。
  • 無指定
    Skills_NoSet.gif
    照準を行わないスキルです。ドラッグ位置は関係しません。
    自己強化・回復や、範囲内の味方全員への支援スキルが該当します。

*1 レーナーや補助が担当レーンを離れて他所の支援に行くこと。