補助の立ち回り

Last-modified: 2019-04-23 (火) 13:49:08

補助ってどんなロール?

試合の中で式神を強化するためのリソース(銭貨・経験値)は敵兵士と野良妖怪から得られます。
しかし兵士は30秒に1ウェーブ、野良妖怪も再出現まで時間があり、時間当たりに得られるリソースは限られています。
これらを5人で分担するのではなく、リソース依存度の低い式神を一人用意し4人で分担すると、成長の効率がかなり上がります。
このとき、リソースを分担しない式神ができるのはスキルによる支援と妨害です(レベルも装備も整わないので火力や耐久は見込めません)。
この役割(ロール)を補助と呼び、これができる式神は他のロールより限られます。

  1. 特殊なスキル
    バフやデバフ、制御(CC)を与えるスキルは解放するだけで意義があり、スキルレベル上昇が重要ではありません(たいていCDの減少や付属するダメージの上昇)。
    このようなスキルを主体とする式神は経験値があまり必要なく、火力は不要なため銭貨も要らないので、補助に向いています。
  2. 素の生存力
    1.ほど重要ではありませんが、レベルが低いと耐久も低くなるので、それを誤魔化せるスキルがあると有効です。
    具体的にはダメージ減少や回復での耐久力、加速などによる機動力、CCでの足止め性能などです。
    ただし、あくまで他4人を成長させるのが目的のロールなので、「味方を生かしつつ生き残る」生存力である必要があります。
    耐久力なら肉盾になる、機動力なら味方も一緒に加速する、といった性能が求められます。

これらを持った式神が補助に向いています。
基本的には祝式神ですが、一部の守式神にも適正があります。
必然的にレーン戦期においても味方を守る力が強いものになるので、脆弱なボットレーナーに付き従って護衛するのが主な仕事となります。
また集団戦で真価を発揮するので、石距争奪戦にはいるべき人材であるため、中盤までは下路周りで行動します。
この際、adcと共に兵士の処理をすると、CSを取ってしまうことがあります。
これによりadcのリソースが減ってしまうのを防ぐため、CSによる銭貨を味方に渡す効果をもつ補助装備(財運符とその上位)を買いましょう。
ただし理想的には近くにいることによる経験値の分散も避けたいので、周囲が安全そうならadcから距離を取るのも有効です。
その場合でも、補助装備には敵式神を攻撃することで追加で銭貨を得られる効果があるため、持っておくとよいでしょう。

補助の仕事

  • adcの護衛・支援
    adcは育たなければ貧弱ですが、育つと集団戦での主火力となります。
    これをつつがなく育たせるため、様々な手段でレーン戦を支援します。
    • ポーク
      遠距離からの牽制のことです。
      減速などは持続時間が長いと相手にとってかなりのプレッシャーになるので、これによって敵adcを下がらせ、安全圏から味方adcにファームさせることができます。
    • サステイン
      回復や持続的なバリアでadcをハラスから守ることです。
      体力が減って引き気味になる状況を避け、前に出てファームができる状況を作り出すことができます。
    • イニシエート
      ガンクや集団戦の端緒となるCCを入れることで、ここでは特に敵adcの動きを封じてジャングラーとadcにキルを取らせるプレイングを言います。
      上手いイニシエートは合図の役目も持ち、adcとジャングラーがタイミングを合わせて火力を出すことで簡単にキルが取れます。
      逆に言えばそのようなCCは相手も食らいたくないので、イニシエートができる補助はその場にいるだけで敵の行動を縛れます。
    • ピール
      加速やバリアの付与、小回りの利くCCなどで味方を逃がすことです。
      これができる補助がいれば、adcはある程度ガンクを恐れず前に出てファームができます。
  • ブッシュの確認
    下路上側の野外へと続く茂みは、ジャングラーがガンクを狙ってしばしば潜伏します。
    また対面のadcや補助が消えたとき、下側の茂みで隙を伺っていることがあります。
    これらに不用意に突っ込むと集中砲火を受けるので、範囲スキルがあればそれらを撃ち込んで様子を見ましょう。
  • ローム
    下路が安全であれば、adc一人に兵士を処理させ、中路や野外に支援に行きましょう。
    ただし相手ジャングラーの居場所が分からないなど少しでも不安要素があれば、下路にいた方が良いでしょう。

立ち回り

序盤

戦場に出たらまずジャングラーの動きを見ましょう。
下路側のジャングルに行くようなら、付いていき麒麟の討伐を手伝います。
麒麟のHPを半分くらい削ったら下路に向かいましょう。以降は基本的にadcと足並みを揃えて動きます。
立ち位置は下側のブッシュチェック以外、上側にいることを意識すれば、野外からの奇襲を察知できます。
ポーク系・イニシエート系の補助を使う場合、スキルの射程で敵を威圧するので少し前寄りを動きましょう。

中盤以降

どちらかの下路の防御塔が破壊された時点で、adcの基本位置は中路になります。
これ以降はadcや巫式神など、遠距離火力職に追随してそれらを助けましょう。
特に祝式神の場合、単独でできることはほぼないので、常に味方のそばにいるようにしましょう。

注意点

敵ジャングラーの把握

adcの一番の脅威はジャングラーです。
常にミニマップを見て、敵ジャングラーがどこかに顔を出さないか監視しましょう。
上路にいれば少し強気に前進する、長時間見えなければ警戒して後退する、などの行動が取れます。

補助装備からの収入

補助装備には、一定時間ごとに敵式神を攻撃することで銭貨がに入る効果があります。
この「攻撃」にはスキルも含まれるので、ポーク系サポートでなくとも隙あらばこれを狙いましょう。